「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2008年04月

・・サイフを盗られました。

マンガ喫茶のトイレに放置してしまった私が悪いのです。

もう戻ってこない、いくつもの品たち・・

1万円札数枚、キャッシュカードにクレジットカード、

変な顔に映ってる免許証、ガンバ大阪ファンクラブ会員証、

宣伝会議コピーライター講座受講証、

マンガ喫茶の会員証、美容院の会員カード、

TSUTAYAの会員証、

JRA共通入場回数券、オッズカード50度数、

ラーメン屋さんの割引券、パスタ屋さんの割引券・・

こんなに情けない失くし方をした自分に腹が立ちます。

怒りと勢いに任せて、早速新しいサイフを購入しました。

お金は回り物です。

使うことによってこっちにやってくるのです。

新しいサイフとは、死ぬまで添い遂げたいと思います。
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◇京都11R オーストラリアT
1着△オーシャンエイプス――56武豊
2着○サクラメガワンダー――57福永祐一
3着◎トーホウアラン――――56藤田伸二
・・・・・・
4着・・マチカネオーラ――――56小牧太
5着△ニルヴァーナ―――――56藤岡佑介
10着☆キングトップガン―――56安藤勝己
11着▲レインダンス―――――54武幸四郎
14着△メテオバースト――――55岩田康誠
【投資:3,000円 回収:0円】

・・アストンマーチャンの弔い合戦もいいけどさ。

◎トーホウアランは完敗の3着。
どうっすかね、藤田さん。
さすがにサクラメガワンダーより前におらんと勝負にならんかったのでは・・
直線で追い出されてからもモタモタしているようにも見えたし。
うまく流れに乗れなかったなという印象。
次はエプソムCに行くらしいですが・・賞金不足の恐れが大。

・・・・・・
勝ったのは石坂正厩舎の△オーシャンエイプス
序盤はやや行きたがったものの、
それでも極端な待機策ではなく中団を追走。
下り坂ではトーホウアランにフタをされるような形(意図的だったのかな?)で動けなかったが、
4角で迷わず武豊がラチ沿いに導いてスパート開始。
外から脚を伸ばすサクラメガワンダーとのマッチレースをハナ差制し、
ついにオープン初勝利を挙げた。

勝因はとにかく経済コースを回ったことに尽きるが、
これまで愚直なまでの大外一気ばかりを繰り返してきただけに、
ああいった形でも競馬ができることがわかったのは収穫だろう。
この馬が目指す先がどのレベルなのかはわからないが、
こうして着実にステップアップできているのはいいことだ。

○サクラメガワンダーはあれで負けたら仕方ないといった感じ。
休み明けでも能力は発揮できたように思うが、
ベスト条件の1800m、オープン特別で勝てなかったのは痛恨。

・・・・・・
おおむね人気上位馬の順当な決着となったが、
▲レインダンスだけは大きく崩れて11着。
ちょっと昨年の鳴尾記念で負けてからリズムがチグハグ。
一応次はヴィクトリアマイルに行くらしいけど、
いきなり激変を求めるのは酷か。
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◇福島11R 福島牝馬S
1着◎マイネカンナ―――――54吉田隼人
2着・・ハロースピード――――54松岡正海
3着△ザレマ――――――――54柴田善臣
・・・・・・
4着▲ヤマニンメルベイユ――56柴山雄一
5着・・タイキマドレーヌ―――54北村友一
6着・・トウカイオスカー―――55後藤浩輝
10着☆ダンスオールナイト――54三浦皇成
11着△ヴィクトリアアイ―――54赤木高太郎
12着△ニシノナースコール――55田中博康
13着△アルコセニョーラ―――56中舘英二
15着○ピースオブラヴ――――54村田一誠
16着・・ショウナンタレント――55木幡初広
【投資:2,100円 回収:0円】

中山牝馬Sからのシンガリ一気2着と比べれば、
ややマイナーチェンジした雰囲気の◎マイネカンナの差し切り勝ち。
直線に入る前からムチが飛ぶなど冷や冷やさせる手応えだったが、
ジワジワと末脚を伸ばした。
中団イン追走から4角で外に持ち出す吉田隼人も好騎乗。
でもヴィクトリアマイルではニシノマナムスメに乗ってね。

ハロースピードは広いコースでこそ、と思ったのだが、
馬場の外を通って長くいい脚を使ってハナ差の2着まで迫った。
34.6秒の上がりを使っているし、
あまりペースが速くなりすぎなかったのがよかったのではなかろうか。

△ザレマは好位追走からしっかりと伸びており、
本命馬の責務は果たせたと思うのだが。最後に競り負けたのは中間に順調さを欠いた分か。

・・・・・・
ローカルに乗り込んだ関東の若手2人のワンツーフィニッシュ。
特に吉田隼人は前週のマイラーズC2着に続いて、重賞で結果を残した。
少し前までは正直「どんなもんやろう?」と思っていたのだが、
そろそろ本物になってきたかな。
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ガンバが負けると朝のテンションに悪影響を及ぼして困る。
えーさて、本日は563氏をはじめ様々なメンバーとの飲み会が控えており、
更新をしません。

火曜の夜には復帰する予定ですので、
そこから順に土曜・日曜のレース回顧をアップしていくでしょう。
また、今週末もトヨタスタジアムをはじめ名古屋地方に遊びに行くので、
どんなタイミングで更新していくかは微妙な感じです。
天皇賞の予想とかも金曜中に放り投げていくかも。

・・・・・・
天皇賞は何としても伏兵の本命馬を探し出して、
そこから「3れんぷく21」を仕掛けたいと思っています。
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このコーナーはネタがあったりなかったり。

■橘Sでスプリングソングが3連勝!
先日500万下を勝ちあがった際にも取り上げたスプリングソング
その勢いに乗ってオープン特別・橘Sも制し、
これでデビューから無傷の3連勝となった。
ゲートで立ち遅れ、序盤はやや仕掛けながらの追走だったが、
直線で外に持ち出すと前をきっちり捕らえ快勝。
内にモタれて他馬に迷惑をかけるシーンは見受けられたものの、
まずは力の違いを見せつける内容だった。

走りを見ていても、
決して1200m専用という感じはしない。
むしろマイル戦くらいのほうがスムーズに流れに乗れていいかもしれない。
となると、見てみたいのはNHKマイルCへの挑戦。
本日発表された登録馬に、しっかりその名は記されている。



■メイショウクオリアが芝で2勝目。次は日本ダービーを目指して!?
ダートの自己条件戦でコロナグラフに完敗を喫したメイショウクオリアが、
再び芝のムーニーバレーRC賞に参戦し、差し切り勝ちを収めた。
毎日杯3着の実績があるミダースタッチが後方のまま不発に終わるのを尻目に、
ラチ沿いから伸びて快勝。
京都新聞杯と非常に関連性の強いレースだけに、
かすかに日本ダービーへの出走が現実味を帯びてきたか。


■ルールプロスパーが京都に戻って一変。
ヴェルザンディの2着に粘った京都で、本来の能力を発揮した。
ダイタクリーヴァ産駒のルールプロスパーが逃切り。
ここ2戦はイレ込みがきつく大きく崩れていたが、
今回は落ち着きを取り戻しマイペースでの先行策に成功した。

なお、このレースにはスーパーホーネットの弟ブラストオフも出ていたが、
好位から失速し9着と大敗。
現状では500万になるとまだちょっと差があると感じさせられる一戦だった。
もっとも兄も、一足飛びにGI級まで出世したわけではない。
じっくりと実績を積み重ねていってくれれば。
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穴を狙っても、本命馬を買っても結果は同じです・・
さて。馬主席→ウィナーズサークルの流れにも「場慣れ」してきましたが、
今日は久々に気持ちが引き締まりました。
それもそのはず、勝ち馬の鞍上が武豊だったからです。

京都8Rをエイシンテンリューが勝利。
いつも通り「ありがとうございます」と声をかけるにも、
すごい近寄りがたいオーラがビシビシ出ていて参った!
他のジョッキーだったら色々と会話できるけど、
きょうは、

淀:「強かったですね」
武:「そうっすね」

・・以上、みたいな感じ(笑
ほんま、馴れ馴れしく話せる雰囲気じゃなかったもん。

それでもちゃんとゼッケンにサインはしていただきました。
ありがとうございます。
一緒に来てた従兄弟に持って帰ってもらったけど。
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マイネカンナが頑張ってくれた福島牝馬Sですが、
相手にわざわざハロースピードを外してしまう始末・・
ニシノナースコール残すならこっち買うべきよなあ。


◆東京11R フローラS
◎テイクバイストーム
○ユキチャン
▲カイゼリン
☆カレイジャスミン
△レッドアゲート
△キュートエンブレム
△マイネウインク
△シングライクバード

重賞好走馬もいるけれど、
どこからでも狙えそうな横一線のメンバー。

たとえそれがダートの未勝利を勝ったばかりのテイクバイストームであっても。
開幕週だし、ラチ沿いの好位を取れる馬を探してみたら発見した次第。
確かに芝の重賞でいきなり・・とは思うものの、
半姉ヒカルアモーレはダートの新馬勝ち直後にフィリーズレビュー4着。
この馬自身もデビューは芝を使われて、
クイーンC2着のライムキャンディと差のない競馬をしている。
つまり、芝砂兼用の下地は十分。
予告なしの大爆破を仕掛ける鞍上・勝浦正樹とともに一発を待つ。

・・・・・・
単はともかく連の馬券はあまり売れていないユキチャンだが、
例年好成績を収めているミモザ賞の勝ち馬だけに軽視は禁物。
「白毛」という訳のわからない要素はひとまず忘れて、純粋に実績を信頼する。

カイゼリンは中京で2連勝。
母ブロードアピールのイメージとはやや違って、好位差しで結果を残している。
時計も速いし、牡馬相手に勝っている点は評価したい。

クイーンC、フラワーCでも重い印を打ったカレイジャスミン
未だに「阪神JFの4角持ったまま」の幻影に悩まされている気もするが、あと一回だけ。
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◆京都11R アンタレスS
◎フィフティーワナー
○メイショウトウコン
▲ワンダースピード
☆ロングプライド
△マルブツリード
△ドラゴンファイヤー
△サンライズバッカス

前で勝負できるフィフティーワナーの優位は動かない。
マーチSは輸送でイレ込んだのが敗因。馬体も減っていた。
加えてマコトスパルビエロに絡まれる展開も厳しく、
マイペースでの先行が可能な今回は雪辱の要素が揃ったと言えるだろう。
やられるとすれば内枠スタートで先行に失敗し揉まれ込んだ時・・か。

メイショウトウコンは京都でもスローペースでもお構いなしに差してくる。
脚質が極端だけに、どこかで大不発があってもおかしくはないのだが・・
京都ダートは平安S勝ちを含む【2.1.1.0】。ここも有力と見るべき。

休み明けのワンダースピードは人気がもうひとつだが、
昨秋のオープン特別2勝がなかなかの好内容。
有力馬に差す馬が多いだけに、前を取れればチャンスが出てくる。

ロングプライドは発馬の不安が付きまとう中、
奇数枠、しかも内枠を引いてしまった。果たして流れに乗り切れるか・・

穴ならオープン入りしたばかりのマルブツリード
末脚を活かすイメージが強かったが、前走できれいな先行策で快勝。
前に行きたいところですね。
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「メルボルン」と聞くと過剰に反応するガンバサポの皆様こんばんは。
あすの京都競馬は名物・オーストラリアデーですね。

◆京都11R オーストラリアT
◎トーホウアラン
○サクラメガワンダー
▲レインダンス
☆キングトップガン
△メテオバースト
△オーシャンエイプス
△ニルヴァーナ


開幕週の京都1800m、ここで買わずにどこで買うのかトーホウアラン
鞍上に主戦・藤田伸二を迎えて中京記念9着からの巻き返しが濃厚。

サクラメガワンダーは休み明けだが、実績上位。
あまりじっくり構えると差し損ねの恐れもあるが、まず大崩れは考えにくい。
一方、秋華賞2着のレインダンスは中山牝馬S大敗からの一変に期待。
前走あれだけ負けたのは明らかに調整不足が原因だろう。
叩き2走目、広いコースなら。

昇級戦でも一角崩しを狙うのがキングトップガン
安藤勝己騎乗という点も含めて注意したい。
「こっちのマヤノトップガンか!」みたいなことにならんよう。

メテオバーストは脚質が定まらず買いづらいが、
場合によってはハナを取るかも。アテにはならないが念のため。

アテにならないのはオーシャンエイプスとて同じ。
恐らく後ろからの競馬になるだろうが、
前に付ける有力馬の持つ末脚から図って32秒台で上がらんと届きませんよ?

あとは、前に行ってまずまず速い脚を使えるニルヴァーナ

いずれにせよ、ある程度は前のポジションに付けて速い上がりを使えないと上位には来られない。
伏兵の台頭があるとすればラチ沿い強襲くらいか。

・・・・・・
そのメルボルンTはニホンピロシェリーが面白そう・・
と思いきやこのレース2000mなんですね。
外回り1800mならばと見ていただけにここはパス。
準オープンなら近いうちに勝てる馬ですよね、酒井学くん!
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◆福島11R 福島牝馬S
◎マイネカンナ
○ヤマニンメルベイユ
▲ピースオブラヴ
☆ダンスオールナイト
△アルコセニョーラ
△ザレマ
△ニシノナースコール
△ヴィクトリアアイ


全然わかりませんが!
とりあえずマイネカンナで「3れんぷく21」やります。
中山牝馬Sは一頭だけ脚色の違う追い込みを見せて2着。
あの開き直った戦法を今回も取れば、
傷んだ馬場を味方に外差しを決めてくれるのではなかろうか。

相手?全然わかりません。
よく見るまでもなく中山牝馬Sの1、2着に重い印を打つ安易な予想(笑
でもヤマニンメルベイユは福島得意ですし。
差し馬の決着だった昨年の福島記念でも渋太ーく3着に残ってる。

ダンスオールナイトは荒れ馬場が向きそう。
新人・三浦皇成に期待、とまでは言わないけれど。
産駒の成績が振るわない母によい知らせをお届けしたいですね。

あとは省略。
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そろそろ林威助のキレイなバッティングフォームが見たい頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
しばらく放ったらかしにしていたタイガースはまだまだお元気なようで。
前回エントリ以降の星取りはこんな感じ。


【開幕から8カード連続勝ち越しでストップ】
11(横):○
12(横):○
13(横):○
・・・
15(広):○
16(広):○
17(広):中止
・・・
18(ヤ):○
19(ヤ):●
20(ヤ):○
・・・
22(中):●
23(中):○
24(中):△

きょう24日の試合はけっこうグッと見続けましたが、
さすがにナゴヤドームのDT戦は「何かが起こる」舞台ですね。

神:100 100 000 000=2
中:000 002 000 000=2
【福原−渡辺−江草−久保田−藤川】

結果は12回規定により引き分け。
7回以降は両チームとも再三の勝ち越し機を活かせなかった。
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アストンマーチャンの件は非常に残念ですが、
今週からまたホームの京都コースで開催がございます。
天気がよければ外でのんびり・・も悪くないのですが。

開幕週はアンタレスS。毎年、軸馬を狙い間違える難儀なレースです。


■ゲイルバニヤン
このところ勢力拡大中の「バニヤン軍団」。
名前だけではちょっと見分けがつきませんが(笑
ダートは4戦3勝。
しかも500万下から3連勝中と、全く底を見せていないブライアンズタイム産駒。
いずれの勝ち方もワンサイドで、初重賞のここでもある程度の支持を集めそう。
ただ前走は展開ドンピシャ。真価を問う。


■サンライズバッカス
昨年のフェブラリーS馬がようやく今季初戦を迎える。
まだ6歳だが、ずいぶん老け込んだ気がするなあ・・
気難しいタイプでアテにできないが、
安藤勝己は確保していることだし軽視は禁物。


■ドラゴンファイヤー
平安S、フェブラリーSはともに出遅れと明確な敗因があったが、
前走のマーチSは五分に出たもののいいところなく完敗。
ちょっと疲れが出てるのかな・・?
巻き返しを期すものの、あまり強調材料は乏しい。


■ナナヨーヒマワリ
「関西条件馬の星」が重賞タイトルを引っ提げて凱旋。
最近は前残り京都でもズバズバ差してたが、
さすがにこの相手だと簡単には追い込めまい。
それでも、前走で負かしたフィフティーワナーより人気しないのはほぼ確実。
あくまで地味に生きる小原義之とのコンビが恐い。


■フィフティーワナー
単勝1.7倍のマーチSで3着と完敗。
前への圧力がきつい展開もあったが、
マイナス6キロの馬体重とパドックでのイレ込み具合に輸送の影響を感じさせた。
斤量は2キロ減って56kg。
時計が速くなって先行力の活かせる京都に替わって改めて期待したい。
・・て、もう「この馬から行きます」と言うてるようなもんや。


■メイショウトウコン
「平安Sは前有利」の格言にも聞く耳持たず、
外を回ってズバズバ差してくる恐ろしい馬。
ただ、昨年のこのレースは末脚不発で3着に終わった。
それでもコース相性を考えると重い印は要るのかな。


■ロングプライド
久々の武豊起用で発馬難が改善されれば。
派手にやらかした平安Sでも0.1秒差4着まで来ているし、
フェブラリーSで先着を許した相手も現役屈指の面々。
とりあえず、外でもいいから偶数枠が欲しいですね。


■ワンダースピード
この馬、地味で人気もしないでしょうけどまあまあ強い。
昨秋はオープン特別を2勝。
ただちょっとズブそうな印象があるだけに、
京都1800mで機動力を求められるとやや不安が。
押さえておくべきではあろうが。

・・・・・・
世間ではフローラSのユキチャンにも注目が集まりますが、
私はこういう男くさいダート重賞が好きです(笑
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□快速牝馬アストンマーチャンが急死 neiteiba.com

先月サンアディユを悲しい形で亡くしたばかりなのに・・
もちろん人為的なものではないだけに、
残念としか言いようがないのだが。

高松宮記念を回避した時、
すでに体調不良ということは明らかになっていたのだが、
「X大腸炎(エックス−だいちょうえん)」を発症していたとか。
あれだけの快速牝馬がこんな形で生涯に幕を閉じてしまうとは。

現役時は余りあるスピードを持つだけに、よく「速すぎる」と言われたものだが、
死んでしまうのもあまりに早すぎる。

安らかに。
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フサイチエアデール、ブルードアピールらとともに、
松田国英厩舎の創成期を支えた功労馬ハギノハイグレイド
まだ伊藤修二厩舎に属していたデビュー当時は芝も走っていたが、
2勝目以降はダートで積み重ねてきた。
同期の怪物テイエムオペラオーが無敗の古馬ロードを歩んだ2000年にオープン入り。
そして翌年の平安Sで2着と健闘し、
ここからダート路線の強豪として名を馳せていく。
決して先行力のあるタイプではなかったにもかかわらず、
特に湿った馬場に対する適性の高さは誰しも認めるところだった。

2002年のアンタレスSも、朝からの強い雨にさらされたダートでの戦いだった。
水の浮く戦場、発表は「不良」まで悪化。
時計が速くなれば当然ながら先行有利とばかりに、
前走コーラルSでオープン初勝利を挙げたばかりのスターリングローズが1番人気に推され、
タガノフォーティ、スマートボーイといったムラ馬たちが立ちはだかった。

それらを相手に、問答無用の差し切り勝ち。
3角過ぎから徐々にポジションを上げ、
直線で外に持ち出すとあっと言う間に先頭に躍り立った。
まさにワンサイドゲーム。
「雨が降ったらハギノハイグレイド」の面目躍如だった。

・・・・・・
鞍上には武豊。
2月の落馬負傷からわずか2ヶ月での戦線復帰を果たしたばかりながら、
さっそく重賞制覇で復活をアピール。
それどころか他の特別戦2鞍も、
白川特別@タニノエタニティ、橘S@サニングデールで制しハットトリック達成。

そうそう、この日は香港にエイシンプレストンが遠征してて、
それでサニングデールの手綱も回ってきたんだったな。

天才の復帰戦を飾るハギノハイグレイド雨中の快走。
競馬場で見ていたからだろうが、なぜか強く印象に残っている。

■2002年4月21日 京都11RアンタレスS
1着ハギノハイグレイド――58武豊
2着アルアラン――――――53本田優
3着ワンモアマイライン――53石橋守
・・・・・・
4着リージェントブラフ――58.5吉田豊
5着スターリングローズ――57松永幹夫
12着タガノフォーティ―――56河内洋
15着スマートボーイ――――58伊藤直人
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先ほどメルボルン撃破の任務を終え、帰宅中です。

今日の勝因はディフェンスラインに尽きるね!

メルボルンの生命線・ロングボールをことごとくオフサイドに引っかけ、

ゴール前のクロスもきっちり跳ね返した。

そして、ヤマザキ!

2ゴールでやっと本当の意味でガンバの一員になれたな!!

今から祝杯を上げて帰ります。
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早くも今年の3分の1が終わろうとしている中、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は依然としてゆとりある暮らしを送っておりますが、
そろそろ勤労意欲がふつふつと沸いてきている気がします。
さて。

≪騎手リーディング@関西 2回阪神/3回中山終了時点≫
1位:武豊【48.33.21.126】△10
2位:岩田康誠【37.33.24.164】△11
3位:安藤勝己【33.25.25.77】△9
4位:藤田伸二【26.25.20.149】△7
5位:藤岡佑介【26.15.25.164】△5
6位:福永祐一【25.25.24.177】△3
7位:浜中俊【24.19.20.186】△6
8位:小牧太【20.16.17.166】△6
9位:幸英明【17.17.20.217】△2
10位:川田将雅【17.16.18.158】△4

今開催にはドバイミーティングの週も含まれており、
武豊・安藤勝己・藤田伸二の3名は1週間国内での騎乗をパス。
それでいて、他の上位勢と比べても優秀な数字を残しており、
さすがドバイまで行くジョッキーは違うなと安易な感心をしてみたり。
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ビアンカか、それともフローラか。

日本中を悩ませた究極の二者択一。
懐かしの名作・ドラゴンクエスト5がSFCで発売されて、もう15年になる。

忘れもしない、1992年9月27日。
10歳の誕生日を間近に控えたその日に、
待ち遠しかった発売日はやってきた。
近所のゲームショップで予約を済ませて1年。
相次ぐ発売日の延期に肩を落としながら、
来るべき日を待っていた。

「モンスターが仲間になる」。
当時、何よりも衝撃的かつ期待を抱かせてくれたのが、
今までのドラクエシリーズでは考えもつかなかった「仲間モンスター」。
何て素晴らしいことなんだと思いつつ、
開発中の「なんとスライムがおきあがり なかまになりたそうにこちらをみている!」
の画面を食い入るように見つめたことか。
ほら、よく「ジャンプ」の袋とじとかにそういうの載ってたじゃないですか。

最初はけっこうやり込んだなあ。
グレイトドラゴンとかはぐれメタルとか、けっこうレアな魔物も仲間になったし、
主人公やらは大方レベル99まで成長させたはず。

それでも、「親子三代が織り成す壮大なるドラマ」については特に何も感じず。
ただ淡々とイベント→中ボス→イベント・・の繰り返しを楽しんでいた。

※以下ネタバレ注意。念のため、ですが。
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◇中山11R 皐月賞
1着・・キャプテントゥーレ――57川田将雅
2着・・タケミカヅチ―――――57柴田善臣
3着△マイネルチャールズ――57松岡正海
・・・・・・
4着☆レインボーペガサス――57安藤勝己
5着・・レッツゴーキリシマ――57幸英明
6着▲ブラックシェル――――57武豊
7着・・ノットアローン――――57藤岡佑介
8着◎フサイチアソート―――57横山典弘
9着・・スマイルジャック―――57小牧太
10着・・サブジェクト―――――57岩田康誠
11着・・フローテーション―――57内田博幸
12着・・ダンツウィニング―――57池添謙一
13着・・ベンチャーナイン―――57武士沢友治
14着○ショウナンアルバ―――57蛯名正義
15着・・ドリームシグナル―――57吉田隼人
16着・・オリエンタルロック――57武幸四郎
17着・・スズジュピター――――57後藤浩輝
18着・・スマートファルコン――57福永祐一
【投資:2,000円 回収:0円】

かつては絶大な人気を誇った、
サッカー日本代表の不人気ぶりが叫ばれて久しい。
スター選手ならびに目新しい戦力の不在、
日程の絡みが伴って満足に召集できない「海外組」と、
不明瞭な「国内組」の選出基準。

当然のことながらチームのパフォーマンスは低下し、
マスコミが煽るだけの結果はついてこない。
さらには選手が過密日程でコンディションを崩し、
最悪の場合ケガをすることもある。
そうなれば当然のことながら、
選手を抱える各クラブの関係者は「代表」での選手の扱いを非難。
クラブサポの視点からすれば、
「もう代表なんてなくなってもいいのに」とさえ思えてしまうほどだ。
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まさか皐月賞がデイリー杯2歳Sのワンツーで決まるなんて。
当時の回顧記事を引っ張り出してみましたけど、
まあ何ともやる気のないエントリ(笑

■キャプテントゥーレが示したセンス。[デイリー杯2歳Sほか回顧]

あーこの2頭は皐月賞でも要注意、なんて全く書いてないわ。
そうそう、この時はタケミカヅチ本命にしてたんだっけ。

で、社台RHさんのワンツーでございますか。
高松宮記念、桜花賞に続いて3連勝。さすがにちょっとやり過ぎです!
やっぱりクラシックともなると「社台>>>マイネル」ってことなのかな。
とはいえ、きょうのレースは到底「GIの重み」みたいなものとは無縁でしたけどね。

・・・・・・
それはさておき、今日は結婚式の二次会の打合せに行ってきましたよ。
一応言うときますが、私のじゃないです(笑
二次会の司会進行を任命されましてですね、
その段取りなんかを相談していたわけです。

出席者は70〜80人ほどで、
全校生徒の前で話す校長に比べればマシなもんですが、
それでも緊張すると思うんですよね。
きちっと前を向いて、声を張るのをまず心がけよう。

先週「やべっちFC」でFC東京の羽生直剛さんがしゃべってたんですけど、
けっこう目が泳いでるのが気になったんですよね。
やっぱり目がデカいとああなる・・

気をつけよう。
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◇阪神11R マイラーズC
1着☆カンパニー――――――58横山典弘
2着◎ニシノマナムスメ―――55吉田隼人
3着▲エイシンドーバー―――58福永祐一
・・・・・・
4着○ハイアーゲーム――――57藤岡佑介
5着・・キングストレイル―――57安藤勝己
6着△マイネルポライト―――57池添謙一
7着△コンゴウリキシオー――58藤田伸二
9着△オースミグラスワン――57川田将雅
14着△ドリームジャーニー――58武豊
【投資:2,100円 回収:4,030円3連複☆◎▲4030円×100

☆カンパニーを叱咤激励し続けて久しいが、
ここまで安定感というか、ドッシリした雰囲気を醸し出しているのは初めてだ。
前走の中山記念でモデルチェンジに成功した先行策で、重賞連勝。
積み重ねた重賞タイトルもとうとう5つになった。

余談ながら、
「馬なり1ハロン劇場」で、ミラクルアドマイヤが「唯一の」代表産駒をPRする話がある。
孝行息子の活躍で今年の2歳から産駒が激増する予定。
なかなか微笑ましいお話です。

さて、いよいよ安田記念に有力馬として駒を進めることになるが、
東京のGIでは昨秋の天皇賞3着が最高。
最近ではG3東京新聞杯でも遅れを取り4着と、あまりいいイメージはない。
それも、前に行ける新生カンパニーなら負の歴史も変えられるかも。
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◇阪神10R 陽春S
1着○ナムラアトランテス――54秋山真一郎
2着△セイウンプレジャー――56武豊
3着△ガブリン―――――――57小牧太
・・・・・・
4着・・ミスターモナルコス――56佐藤哲三
5着・・アグネスマクシマム――55福永祐一
6着☆セフティーステージ――55藤岡佑介
8着◎プリュネル――――――54池添謙一
9着▲スマートギルド――――54石橋守
10着△スナークユーチャン――56鮫島良太
14着△マルブツバンダリー――54藤田伸二
【投資:2,100円 回収:0円】

○ナムラアトランテスが完全に軌道に乗った。
昇級戦を制し、これで1000万下→準オープンと2連勝。
あれだけ惜敗を繰り返していたのがウソのようだ。

一時はダッシュ力が鈍くなり、序盤の位置取りが悪くなるケースが多かったが、
今はテンの行きっぷりがいい。
好位の外をスムーズに追走し、直線に入ると早めに抜け出した。
もう、全くスキのないレース内容。
湿った馬場とはいえ1:22.5はオープン級。上での活躍も楽しみにしたい。

発馬に難のある△セイウンプレジャー
それだけに中団につけられれば、この馬にとっては十分な位置取りと言える。
流れに乗って末脚を伸ばし2着を確保。ただし・・続かない。

△ガブリンが内に入り込んでどうかと思いきや、
ラチ沿いから脚を伸ばして3着。崩れそうな条件でよく踏ん張った。

単騎逃げが見込めた◎プリュネルだが、
内枠の伏兵にハナを叩かれて中途半端な位置取り。
早めに勝ち馬に来られて、そこからはズルズルと失速した。

・・・・・・
このレースとは直接関係ないが、
土曜最終の1000万下(ダート1200m)をマイネルラファエロが勝った。
ずっと掲示板にも載れていなかったのが、
3走前から4着が続き徐々に成績を上げてきていた。
現級で足掛け20戦目。ついに勝ち抜けを決めた。
グダグダだった時期も知っているだけに、よくぞここまで持ち直したなと。

いや、やっぱり条件戦は楽しいわ!
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エイシンニーザンの事とか、ニシノマナムスメの事とか、
ナムラアトランテスの事とかいろいろ言わせてもらいたいけど・・
とりあえず今日は皐月賞の予想だけで。

余談ですが私は居酒屋系で料理を注文し終わるとき、
ほぼ必ず「とりあえずそれだけで」と言います。
あたかも後で何か追加するかのようなニュアンスを込めつつ・・


◆中山11R 皐月賞
◎フサイチアソート
○ショウナンアルバ
▲ブラックシェル
☆レインボーペガサス
△マイネルチャールズ

大外枠に強力な先行馬がおり、1番人気馬も積極策で持ち味を活かすタイプ。
前が残るか差しが決まるかは別にして、
ある程度は消耗戦にカテゴライズされるレースになるであろう。
ということが前提条件で、これが破綻したらもうアウト。

鞍上の勢いそのままに、というのは安易でもフサイチアソートから。
休み明けで弥生賞にのこのこ出てきた時は、
イラ立ちすら含めて思い切り無印にしてやった。
とはいえ、1戦1勝で臨んだ東スポ杯2歳Sの勝ち時計1:47.4というのは、
実は共同通信杯@ショウナンアルバより0.2秒速い。これを評価したいなと。

前走は陣営の思惑通りかはさておき、完全に試走。
上がり勝負で活きてくるタイプではないだけに、
4角12番手からの追込みを求めるのは酷だった。
道悪適性を過剰に強調する気はないが、馬場が渋るのもマイナスにはなるまい。

激走の裏付けはまずまず取った。あとは気楽に見守るだけ。
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条件戦の予想してる時のほうがアドレナリンが出ますね。

◆阪神10R 陽春S
◎プリュネル
○ナムラアトランテス
▲スマートギルド
☆セフティーステージ
△ガブリン
△マルブツバンダリー
△セイウンプレジャー
△スナークユーチャン

ダート1400mで外枠を狙い続ければ、きっといいことがあるはず。
前走、最内枠で伸びずバテずだったプリュネルが大外枠をゲット。
これなら同型を外から制してハナに立てるはずだ。
前走の4着が初めての着外だったというほど、阪神1400mとは相性がいい。
脚抜きのいい馬場も手伝って、そのまま押し切る。

個人的には昇級初戦ナムラアトランテスがどれだけ頑張れるかも注目。
ハンデ54kgは魅力的だし、外めの枠も引けた。
逆にこの条件で走れないとなるとしばらく苦戦は覚悟すべきかも。

同じく昇級戦になるスマートギルド
前走の勝ちは○を大外から一気にブチ抜く鮮やかな追い込みだった。
そうそうハマるものでもないが、外枠ゲットで楽しみな▲進呈。

前走シンガリから連闘セフティーステージは人気ガタ落ち。
恐らく1400mが嫌われてのことと思うが、3走前が6着とはいえ見せ場のある内容だった。

・・・・・・
ガブリンは堅実そうな顔をしてるけど、
近走は外枠ばかりで揉まれたときの対処が不安視される。
この枠でも行き切ってしまえばそのままの可能性もあるが。

セイウンプレジャーは流れに乗れるかどうか、そこが焦点。
武豊には先週やられた苦い思い出があるので印は回したけど不発希望。
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◆阪神11R マイラーズC
◎ニシノマナムスメ
○ハイアーゲーム
▲エイシンドーバー
☆カンパニー
△マイネルポライト
△オースミグラスワン
△コンゴウリキシオー
△ドリームジャーニー

ニシノマナムスメを気楽に狙ってみる。
強力牡馬が相手、さらに武豊はドリームジャーニーに騎乗と、
人気が急落する要素は揃っている。しかも、わかりやすい。
だが、この「相手が強い、強い言われながら健闘を続けてきた姿」が、
昨秋のアグネスアークを思い出してならない。
河内洋厩舎のアグネスタキオン産駒。
てことはまた惜敗止まりか?

切れ味比べであれば見劣りしない素材。
コンゴウリキシオーがどんなラップを刻むか次第だが、
道中で緩めば最後のひと伸びが望めそうだ。
もし息の入らない展開になったらギブアップ。
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皐月賞の枠順が発表されました。
先週と同じく5枠に人気2頭が入ったことを、
私たちはどのように解釈すればいいのでしょうか(笑

ちなみに主要トライアルの2レースの回顧記事を掘り出してますので、
リンク先もよろしければご参照ください。
うーん、弥生賞直後とかこんな風に思ってたんですね。

■とりあえず主軸は決まった。[弥生賞回顧]

■徐々に見えてきた皐月賞戦線。しかしフローテーション・・[スプリングS回顧]
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そうそう、今週はもうひとつ楽しみなレースがあります。
エイシンニーザンが出走する中山グランドジャンプ。
未勝利から3連勝で阪神スプリングJを制した勢いで、
一気にハードル界の頂点を極められるか・・というところ。

前走まで手綱を取った西谷誠(今回はマルカラスカルに騎乗)が、
「この馬は十年に一頭、と思えるくらい」と絶賛する高性能。
平地オープン勝ちの脚力も活かして、
女傑コウエイトライ以下を圧倒してきた。

しかし、中山の障害コースはまさに山あり谷ありの超難関コース。
スピードだけではとても乗り切れないタフな条件になっている。
初コースで斤量もこれまでよりはるかに重い63.5kg、
鞍上も初めてでさらに道悪が残りそうな空模様となれば・・
障害界の厳しい「洗礼」を浴びても不思議はない。

対戦が楽しみとされていたカラジが無念の引退。
当面の相手は国内の実績馬たちということになる。
特にマルカラスカル。
06年の中山大障害の勝ち馬で、騎乗するのは主戦・西谷。
この馬を巡る瀬戸口勉師との深い絆を考えれば、
今回エイシンニーザンに乗らずこちらを選択するのも当然だろう。

あとは前年の中山大障害を勝ったメルシーエイタイム。
どちらも中山コースの経験があるのが強み。

人気は五分以上に集めるかもしれないエイシンニーザン。
しかし今回は強豪たちの胸を借りるくらいのつもりで臨んでもらえれば。

そしてくれぐれも故障のないよう、無事に帰ってきてほしい。
私は関西にとどまり、陰ながら応援します。
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なぜこのタイミングで?と思われるかもしれないけれど、
今年のドバイミーティングは残念な結果に終わりましたね。
デューティフリーのウオッカはかなり夢見させてくれたけど。
それにしてもウオッカは負けても美しい。
常に気高い挑戦があるから。
だからヴィクトリアマイルなんて出なくていいって。
安田記念のほうが折り合えるって。

ヴァーミリアンの40馬身差大敗はショックではありますが、
ワールドカップってこういうレースだと思う。
ちょっとでも歯車の狂ってしまえば、
もうすべてがバラバラになってしまうような・・

ただ、一連の結果を受けて「世界の壁は厚い」と締めくくるのは安易ですよね。
実際に勝ち鬨を上げた馬もこれまでたくさんいるんですから、
「世界もまだまだ手強い」くらいにしておけばどうでしょう。

それに、特にワールドカップに関しては悲観すべきではないと思う。
なぜなら、あのナドアルシバの特異なダート2000mという条件が、
日本競馬の掲げる頂点とは明らかにブレがありますから。
「いや、そこは目指してるところと違うので」と胸を張って言えばいい。
その代わり、デューティフリーやシーマクラシックではコンスタントに結果を出したいけど。

という話を書こうとしてるうちに、武豊騎手のスポニチコラムでスクープが(笑
2010年のワールドカップが芝に替わるらしい?
って書いたらサッカーみたいになったが。
他にも開催競馬場が今の3倍・・!?とかになるらしく、
2009年の有馬記念勝ち馬は翌年の初戦をドバイワールドカップに設定するかもしれん、と。
まあローテ的にはシーマクラシックと一緒になりますけど、
これでますます春の天皇賞がないがしろにされてしまうかも。

・・・・・・
日本馬の海外遠征は続く。
次は今月末の香港。そう、マツリダゴッホのQE2世Cです。
香港といえば漢字。果たしてどんな変換がなされるのか!?
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近年は毎年のように単勝2ケタ人気の伏兵が連対を果たし、
皐月賞の波乱の歴史にますます磨きがかけられている。
その先駆者ノーリーズンが単勝119倍で圧勝したのが02年。
ダイワメジャーの「KY」な勝利、
ディープインパクトの背後から影の如く2着に割り込んだシックスセンス、
高田潤とのコンビが嫌われたドリームパスポート、

そしてサンツェッペリンが信じられないような粘りを見せた昨年・・
もはや「荒れて当たり前」の皐月賞になりつつある。
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◇阪神11R 桜花賞
1着△レジネッタ――――――55小牧太
2着・・エフティマイア――――55蛯名正義
3着・・ソーマジック―――――55後藤浩輝
・・・・・・
4着・・ハートオブクィーン――55幸英明
5着▲リトルアマポーラ―――55武幸四郎
6着・・マイネレーツェル―――55内田博幸
7着☆エイムアットビップ――55福永祐一
8着○トールポピー―――――55池添謙一
9着・・エアパスカル―――――55藤岡佑介
10着△ブラックエンブレム――55松岡正海
11着・・ベストオブミー――――55岩田康誠
12着◎オディール――――――55安藤勝己
13着・・シャランジュ―――――55村田一誠
14着・・ルルパンブルー――――55吉田隼人
15着・・デヴェロッペ―――――55吉田豊
16着・・マダムルコント――――55角田晃一
17着・・エーソングフォー―――55四位洋文
取消・・ポルトフィーノ――――55武豊
【投資:4,500円 回収:0円】

2日遅れて回顧を書くぐらいなんだから、
「○○が何着、○○は案外伸びなかった」の羅列じゃしょうがないよなあ・・
折角、現地で見たレースでもあるのでちょっと頑張るか。

戦前は一応「3強」ムード。
単勝1番人気は2歳女王の看板も後押ししてトールポピー。
クイーンCを勝った4戦3勝のリトルアマポーラ、
昨年のファンタジーS勝ち馬で、安定した成績を残すオディールが続いた。

それぞれのオッズは以下の通り。
・トールポピー:3.8倍
・リトルアマポーラ:3.8倍
・オディール:4.9倍
・・・・・・
・ブラックエンブレム:10.8倍

4番人気ブラックエンブレムとは大きな隔たりがあり、
上位3頭の組合せの3連複[5][9][10]が10倍ちょうどで、
例えば[9][10][16]になると27倍近くまで跳ね上がる、そんな状況。
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えー、桜花賞の回顧は未だに1行も書いてません(笑
トールポピーの敗因が「マイナス10キロが堪えた」で済まされようとしてますけど、
果たしてそれだけが答えで正しいのかな・・とか考えたり。
あるいは、時には理路整然と説明のできないことが起こるのが競馬なのかとも思うのです。
毎回、勝った負けたにその都度何らかの理由を求めてしまいますが、
「何かよくわからんけど負けた」みたいなことがたまにはあるのでは?
相手は物言わぬ馬ですから。
そこで、ああだこうだと想像を巡らすのもまた競馬ファンの楽しみではあるのですが。

ゴチャゴチャ言う暇があるなら早く回顧アップしろよ、と。。
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◇阪神11R 阪神牝馬S
1着▲エイジアンウインズ――55鮫島良太
2着◎ブルーメンブラット――55後藤浩輝
3着・・パーフェクトジョイ――55秋山真一郎
・・・・・・
4着☆キストゥヘヴン――――56幸英明
5着○ジョリーダンス――――56岩田康誠
6着△ローブデコルテ――――57福永祐一
8着△カタマチボタン――――55小牧太
14着・・ピンクカメオ―――――55池添謙一
【投資:3,500円 回収:0円】

ここにも書いた通り、
藤原英昭厩舎に2月で引退したデアリングハートの後継馬が誕生した。
内から好スタートを決めた▲エイジアンウインズがそのまま逃切り。
JRAのホームページには3角と4角それぞれの通過順を載せているが、
一頭たりとも入れ替わっていないのも、淡々とした流れを象徴しているように思う。

これで賞金を加算し、ヴィクトリアマイルへの挑戦権を得たことになる。
もちろんダイワスカーレットやウオッカとは実績で見劣るが、
昨年も「3ナンバー」を軽自動車がやっつける結果になったし、
ヴィクトリアマイルというレース自体がそういう特性を持っているのだとしたら、
非常に期待の持てる一頭だと言える。

・・・・・・
クビ差の2着に◎ブルーメンブラット
こちらも勝たないとヴィクトリアマイルは厳しそうだっただけに、無念の敗戦。
またも重賞制覇はお預けとなった。
坂を上がって、ほぼセーフティリードを築いていた勝ち馬に猛然と迫った脚は見応えがあったが・・
敗因はポジショニングに尽きるだろう。
ペースが落ち着いて馬群が一団となって、直線まで出てこられなかった。
うーん、もったいない。

3着に割り込んできたのはパーフェクトジョイ
阪神コースとは好相性を誇り、軽視はできないなとは思っていたが、
内回り1400mへの適性で劣ると見てしまった。
ジョリーダンスに乗れなかった秋山真一郎の一発。
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◇中山11R ニュージーランドT
1着△サトノプログレス―――56横山典弘
2着☆エーシンフォワード――56和田竜二
3着◎アサクサダンディ―――56安藤勝己
・・・・・・
4着・・ホッカイカンティ―――56石橋脩
5着・・レオマイスター――――56北村宏司
6着▲ロードバリオス――――56蛯名正義
7着△ダノンゴーゴー――――56武豊
8着○ダンツキッスイ――――56藤田伸二
12着△ゴスホークケン――――56内田博幸
【投資:2,100円 回収:8,080円3連複△☆◎8080円×100

予想エントリでは「アサクサダンディの単複で」とか言うてましたが、
そんな買い方じゃ意味ないだろうと思い直し、半ばヤケっぱちの3連複1頭軸を選択。
これが決まりました。よかったよかった。
連敗の話も持ち出してみるもんですね。早速、止まりましたよ(笑
中山マイルに棲む魔物さん、ありがとう。

・・・・・・
12.5-11.0-11.0-11.4-11.8-12.0-12.4-12.9

ラップタイムだけ見ればものすごい消耗戦のように思えますが、
ダンツキッスイが大逃げをかっ飛ばした事は忘れずに。

先行集団の一角を占めていた△サトノプログレスが、
早めのスパートから抜け出し、後続の追い上げをしのいで勝利。
恐るべし、若竹賞組!
横山典弘&国枝栄厩舎のコンビは、
サイレントプライドのダービー卿CTに続き2週連続の重賞勝ちとなった。
何となくですけど、この勝ちっぷりが03年のエイシンツルギザンの時に似てた気がする。

2着には☆エーシンフォワード
朝日杯FS大敗で株を下げたけど、
アーリントンCに次ぐ重賞2着と完全に持ち直した。
余談ながら「エイシン軍団」はこの馬がアーリントンCで2着に入ってから、
エイシンドーバー@中山記念、エイシンデピュティ@大阪杯と重賞で高配当を演出中。

◎アサクサダンディは恐ろしい競馬。よく3着まで来れたもんだ。
序盤から後方インに押し込まれ、直線に向いた時点でもシンガリに近い位置。
そこからラチ沿いをどうにかこうにか伸びてきて、
最後はほとんど鞍上も追えないまま、
それでも脚は余っていたのだろう前の馬を交わしてゴール。
安藤勝己もちょっと折り合いに苦労する部分があって、
それで道中も馬群に入れたみたい。
結果的にNHKマイルCの優先出走権を取れてよかった。
本番で上積みというか、変わり身を見せられるのはこの馬だと思う。
もちろん若竹賞組でもあるし、引き続き期待しておきたい。

・・・・・・
勝ち馬から12着までが1秒以内の差しかなく、
各馬の上がり3Fの脚にも大きく違いはない。
いわゆる「もう一回レースをしたら全然違う結果になったであろうレース」。
それでも△ゴスホークケンはサッパリ走らなかった。
年明け初戦でプラス10kg、もちろん余裕残しの仕上げではあっただろうが、
ワンサイドで朝日杯FSを逃げ切ったポテンシャルの高さに期待は集まった。
結果は12着と大敗。
序盤やや行きたがり、テン乗りの内田博幸が手綱を引くシーンも見られたが、
4角を回ってからはもう全く余力が残っていなかった。

皐月賞路線をパスしてまで、
満を持して実績あるマイル戦に出てきたというのに・・
陣営にとってはショックの残る一戦だっただろう。
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桜花賞の特大万馬券は諦められるけど、
こういう外し方はなかなか諦められない。

◇阪神12R 赤穂特別
1着・・マイプリティワン―――57武豊
2着△サンマルチーフ――――57岩田康誠
3着◎ジェットバニヤン―――57吉田隼人
・・・・・・
4着△ジャドール――――――55池添謙一
5着▲メガリス―――――――57岡部誠
5着・・サンエムウラノス―――57植野貴也(※同着)
7着○ランヘランバ―――――57藤岡佑介
9着△トウカイインパクト――57石橋守
10着・・ゼンノグッドウッド――57武幸四郎
12着△テンエイヤシャオー――57蛯名正義
13着☆エヴァシャイン――――57福永祐一
14着・・オグリスペシャル―――57内田博幸
15着・・アレクシオス―――――57和田竜二
【投資:2,100円 回収:0円】

今年になってからよくやる「3連複1頭軸21点買い」。
軸馬を4〜8番人気くらいの伏兵から選べば、
組み合わせの半分くらいは万馬券になる。
それだけに一頭だけ抜けたりすると堪えるのだが・・続きを読む
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◇阪神11R 桜花賞
1着△レジネッタ――――――55小牧太
2着・・エフティマイア――――55蛯名正義
3着・・ソーマジック―――――55後藤浩輝
・・・・・・
4着・・ハートオブクィーン――55幸英明
5着▲リトルアマポーラ―――55武幸四郎

・・何じゃこりゃ!!

歴代でも屈指のインパクトを残す波乱劇。
トールポピーは?オディールは??
いやもうゴール直後は苦笑いするしかありませんでした・・

あと、一応調べてみました。
もし3着がハートオブクィーンだった場合の3連単のオッズを。
・・189975倍。えーっと、2千万円近い払戻しだったってこと?すげえな。

・・・・・・
まあこれだけ荒れたならもう諦めるしかないや。
「やべっちFC」見て「虎バン」見て寝よ。
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◆阪神11R 桜花賞
◎オディール
○トールポピー
▲リトルアマポーラ
☆ブラックエンブレム

「ノースヒルズの桜は5年周期で咲くらしい」。
98年ファレノプシス、03年スティルインラブ・・
その系譜を今年、オディールが引き継ぐ。

前走はチューリップ賞。しかもワケありの敗戦を喫するのも「礼儀」らしい。
過去の2頭は鞍上の失敗で1番人気に応えられず。
敗戦を踏まえた上で、一方は稀代の名手・武豊に手綱を委ね、
もう一方は主戦騎手を続投。ジョッキーはプレッシャーに打ち勝った。

もっともオディールの場合、主戦は百戦錬磨のベテラン安藤勝己。
鞍上を巡る紆余曲折など無縁。
スローな流れにおいて絶望的なポジションから、
これまで見たことのない鋭い脚を見せるという収穫たっぷりの敗戦だった。

好位に付けてよし、控えて末脚を活かしてもよし。
1番人気に推された昨年の阪神JFは自ら動かざるをえない立場だったが、今回は違う。
今度は自分のタイミングで動く。その先に「三度目の満開」が待っているはずだ。

4月13日はスティルインラブが桜花賞を勝った日でもある。
あとはラッキー馬番「9」を引ければもうパーフェクトだったんだけどね。

・・・・・・
昨年ほどではないにせよ、上位人気の馬にはスキがない。
◎からすればトールポピーには、僅差とはいえ二度走ってともに先着を許している。
チューリップ賞でスローペースに対応。
課題はこれといってなくなったと言っていい。
パートナーを信用した時の池添謙一の騎乗も見ていて気持ちがいい。

リトルアマポーラは結局のところ実績の乏しい臨戦過程が気に掛かった。
クイーンCからの直行組が総じて不振。
中には04年のダイワエルシエーロのような有力馬もいたのだが・・
だが逆に、忌まわしき過去のジンクスを塗り替えるならこの馬かもしれない。

あとは優良ステップ・フラワーC勝ち馬ブラックエンブレム
早め栗東入りまではよかったものの、直前追い切りをパスするとはこれいかに。
もちろんそれが吉と出る可能性はあるものの・・?
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◇阪神11R 阪神牝馬S
1着▲エイジアンウインズ――55鮫島良太
2着◎ブルーメンブラット――55後藤浩輝
3着・・パーフェクトジョイ――55秋山真一郎
・・・・・・
4着☆キストゥヘヴン――――56幸英明
5着○ジョリーダンス――――56岩田康誠

うわー、やっぱりスローでエイジアンウインズにやられたか・・
最後は凄い脚で迫ってるんやけどなあ、ブルーメンブラット
重賞勝ちへ大チャンスだっただけに、これは悔やまれる。
馬券は大接戦の3着争い、
パーフェクトジョイでさえなければ3連複持ってたのに・・
これは悔やまれる。

それにしてもエイジアンウインズ、
ちょっと緩んだ流れで先行して速い上がりを使う・・
これは陣営の言う通り、まさに「デアリングハートの後継馬」ですね。
個人的にも、この馬の勝負服がかなり好きなので重賞の舞台での活躍は嬉しい限り。
たぶん大田美實氏の重賞制覇はロイヤルタッチ以来では?
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◆阪神11R 阪神牝馬S
◎ブルーメンブラット
○ジョリーダンス
▲エイジアンウインズ
☆キストゥヘヴン
△ローブデコルテ

京都牝馬Sで重賞制覇の挑戦を退けられたブルーメンブラット
しかし何もあきらめることはない。
前走はマイル戦でスローペース。
ダラダラっと脚を使ってしまったことからも、
一貫して引き締まった流れになる1400mへのチェンジは強調材料と見たい。
白秋S、オーロCと連勝し、
阪神カップで3着にまで突っ込んだ実績が何よりの距離適性の証。

たぶん今回は後方待機策では難しそう。
当面の相手となるジョリーダンス、ローブデコルテより前で競馬ができれば。

・・・・・・
前年の勝ち馬ジョリーダンスも1400mがベスト。
牡馬顔負けのタフな末脚は坂のあるコースでますます映える。
56kgとテン乗りが課題となるが、そう大きな問題ではあるまい。

オープンでの実績は乏しいが、勢いでひっくり返すとしたらエイジアンウインズ
タメて味のあるタイプではあるが、
ここは内枠スタートからの好位付けが一発への近道。
前走でややゲートを失敗しただけに、そこが心配ではあるが。

復調キストゥヘヴンもびっくりするほど切れるタイプではないだけに、
ワンペースの1400mは向くはず。というかこの馬の激変はかなり恐い。

ラチ沿いを通りながら完敗の阪急杯で満足してるローブデコルテよりもよほど恐い。
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◆中山11R ニュージーランドT
◎アサクサダンディ
○ダンツキッスイ
▲ロードバリオス
☆エーシンフォワード
△サトノプログレス
△ダノンゴーゴー
△ゴスホークケン

中山金杯を◎アドマイヤフジで取ってから、重賞予想37連敗中です・・!
馬連を買えども、単複を買えども当たらないものは当たらないのです。
・・当たらないのです。

ここは2歳王者ゴスホークケンがいるだけでも引き締まったメンバーなのに、
ファルコンSをブチ抜いたダノンゴーゴーやら、
アーリントンCで大逃げを決めたダンツキッスイやら、
何だかしっかりした顔ぶれ。

それでも影の実績馬アサクサダンディを見逃すわけにはいかない。
スプリングSはスローペースを外から差す形になり届かず4着。
皐月賞の出走権を目指す一戦だっただけに、実にもったいなかった。
やむを得ず、改めて矛先を向けるNHKマイルC路線。
ハイレベルの「若竹賞組」出身。能力はここでも互角以上だろう。

「災い転じて福となす」という諺があります。

・・・・・・
○以下も印は打ったが、
人気馬が並んでいる割に「この馬買いたい」っていうのがない。
それに訳のわからん伏兵がガシガシ突っ込んでくる重賞でもあるので、
ここは無難に単複で勝負するか・・
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阪神ファンにとって、きょう4月11日は特別な日です。
覚えているだろうか、2003年の「あの試合」のことを・・
後にペナントレースをぶっちぎって優勝する阪神・星野仙一監督をして、
「やっぱりあの試合が大きかった」と言わしめる死闘。

当時のランスコを探し回ってみて、何とか見つけました。

■2003年4月11日 対読売1回戦@東京ドーム
神:000 110 023 001=8
巨:000 001 006 001=8
【伊良部−ウィリアムス−ポート−吉野−藤川−谷中】
※12回規定により引分け

9回オモテを終わって7−1と大量リードしながら、
その裏に中継ぎ陣が打ち込まれまさかの同点に。
12回、一度は勝ち越したものの直後に追いつかれる展開。
まさに「野球は何が起こるかわからない」の生きた教科書となる試合だった。
それが慣れない優勝争いにおいて大きな教訓となったのは言うまでもない。

この試合、サークルのミーティング帰りに車のラジオで聞いてたのを覚えてる。
楽勝ムードの間、途中どこかでご飯を食べて車に戻ってきたら驚きの展開。
なつかしいっす。
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桜花賞の本命をリトルアマポーラにしようと思ったのが月曜日。
トールポピーにしようと思ったのが火曜日。
水曜にはポルトフィーノにしようと思った。

そして枠順発表。

1番:デヴェロッペ―――――55吉田豊
2番:エーソングフォー―――55四位洋文
3番△エイムアットビップ――55福永祐一
4番:マイネレーツェル―――55内田博幸
5番▲オディール――――――55安藤勝己
6番:マダムルコント――――55角田晃一
7番△ポルトフィーノ――――55武豊
8番:ハートオブクィーン――55幸英明
9番◎リトルアマポーラ―――55武幸四郎
10番○トールポピー―――――55池添謙一
11番:エアパスカル―――――55藤岡佑介
12番:ベストオブミー――――55岩田康誠
13番:ソーマジック―――――55後藤浩輝
14番:ルルパンブルー――――55吉田隼人
15番:レジネッタ――――――55小牧太
16番☆ブラックエンブレム――55松岡正海
17番:シャランジュ―――――55村田一誠
18番:エフティマイア――――55蛯名正義
※印は先行予想です、あくまでも。

それでは何頭か書いてみましょうか。
今回は五十音順ではなく、枠順に沿って。

■エイムアットビップ
フィリーズレビューは1番人気も、熱発の影響は隠せず大敗。
阪神JFの3着馬が、これで人気が下がれば恐い存在となる。
ただマイルの距離はいかにもギリギリ。
折り合いをつけるという意味では、2枠3番は絶好と言えるのでは。


■オディール
チューリップ賞は予想外の追込み策となったが、最速の上がりで3着。
やはり世代上位の力があることを示した。
阪神JFは4着と遅れをとったが、
当時とは違い気楽にレースを進められる立場。久々馬体減からの回復があればなおさら。


■ポルトフィーノ
無傷の3連勝を夢見たアーリントンCで、気性面での課題を露呈。
スタートからまともに引っ掛かり8着に敗れた。
内容は酷いものだったが、着差は0.6秒とイメージほど負けていない。
折り合いが飛躍的に改善されるとは思わないが、歯車がガチッと噛み合えば不気味。


■リトルアマポーラ
クイーンCを勝ったときにも書いたが、
武幸四郎が手塩にかけて育てているプロセスに好感が持てる。
それだけ手応えを感じているということだろう。
英才教育がここで開花する可能性は十分。


■トールポピー
スローのチューリップ賞を先行して2着したように、
脚質に自在性が出てきたのが何よりの収穫だろう。
消耗戦にでもなれば、阪神JFで見せた息の長い末脚が再点火。
1番人気に応えられるだけの能力があるのは間違いない。


■エアパスカル
チューリップ賞を逃げ切って出走権を獲得。
自在に立ち回れる器用さが武器となるだけに、
相手が強くなるGIではいかにもワンパンチ足りなさそう。
前走で先着した2頭もここでは黙ってはいまい。


■ブラックエンブレム
関東馬ならこの馬。
圧倒的人気に応えてフラワーCを逃げ切った。
早め栗東入りは近年のセオリーにもなりつつあるが、
最終追い切りを「やらない」とは大胆な。
これが吉と出るかはやってみないとわからない。
生き物相手の話ですからね・・

・・・・・・
こんなもんかな。
フィリーズレビューの上位組とかまったくスルーしてますけど(笑

リトルアマポーラ、牡馬との厳しいレースを経験した後、
「勝ち」を計算したクイーンCできっちり結果を残せるあたりに非凡なものを感じます。
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「見て下さい、このガッツポーズ!!」

02年の桜花賞。ゴール直後に実況の馬場鉄志さんはこう叫んだ。
ガッツポーズの主は池添謙一。
単勝13番人気のアローキャリーを勝利に導き、
自身も初めてのGI制覇を成し遂げた瞬間だった。
その後、スイープトウショウやデュランダルの背でカッコつけまくる池添が、
「素」の状態で感情を爆発させた。ものすごいガッツポーズ。

だけど、この年の桜花賞は「池添のガッツポーズ」くらいしか頭に残っていない。

そもそも、戦前から大混戦の様相を呈していた。
前年の阪神JFを制したタムロチェリーは前哨戦のチューリップ賞で大敗。
安定した成績を残していたキタサンヒボタンは直前で戦線を離脱。
チューリップ賞はヘルスウォール、
フィリーズレビューはサクセスビューティとそれぞれ伏兵が勝ち、
どの馬が1番人気に支持されるかも不明瞭だった。

単勝人気は最終的にこうなった。
・シャイニンルビー:4.8倍
・オースミコスモ:5.0倍
・サクセスビューティ:8.0倍
・スマイルトゥモロー:8.8倍
・チャペルコンサート:10.1倍
・タムロチェリー:12.2倍

クイーンCを勝った藤沢和雄&岡部幸雄タッグのシャイニンルビーが1番人気。
2勝馬ながら阪神JF3着と好走していた「元・常石勝義の恋人」オースミコスモが2番人気。
・・こりゃ荒れるわ(笑
ちなみにアローキャリーは単勝42.9倍の13番人気だった。
前年の阪神JF2着馬が、トライアル・アネモネS大敗の1戦だけで評価を大きく落としていた。

結果は前述の通りアローキャリーが好位追走から押し切って優勝。
2着にはブルーリッジリバーが突っ込み、シャイニンルビーが3着。
結果的に岡部騎手はこれが最後の桜花賞騎乗となるのだが、
当時は誰もそんなことは考えもつかなかったことだろう。

・・・・・・
この年の牝馬は翌年以降GIでの目立った活躍がなかったため、
けっこう色々な馬のことを忘れていた。
例えばユウキャラットとか。忘れな草賞を勝ってオークス3着。
この時の鞍上は、アローキャリーが出なかったから池添だった。そうそう。
でもって、このオークスではもう一回シャイニンルビーが1番人気だった。

そんな彼女たち春の実績馬も、秋は一頭の天才少女に圧倒されることになる。
桜舞う頃は、まだヴェールに包まれたままの1勝馬。
前年暮れの阪神で、衝撃的デビューを飾っていたことを思い出すのは夏になってからだった。

ファインモーションのことを思い出すのは。

■2002年4月7日 阪神11R桜花賞
1着アローキャリー――――56池添謙一
2着ブルーリッジリバー――55四位洋文
3着シャイニンルビー―――55岡部幸雄
・・・・・・
4着カネトシディザイア――55河内洋
5着ヘルスウォール――――55M.デムーロ
6着スマイルトゥモロー――55吉田豊
7着チャペルコンサート――55熊沢重文
8着キョウワノコイビト――55松永幹夫
11着オースミコスモ――――55後藤浩輝
12着タムロチェリー――――55蛯名正義
16着サクセスビューティ――55藤田伸二

今回は絶対スティルインラブだろという予想を裏切ってみた(笑
このレースを選んだのは、
絶対的信用を置ける馬がいない混戦模様が今年と被ったから。
今年も前哨戦大敗で人気を落としてる馬がいますよね・・
そして1番人気になるであろうトールポピーに乗るのが池添。

さて、どうなることやら。
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メルボルン3−4ガンバ大阪

これでこそガンバ!
守備的布陣など似合わん、
やっぱり4−3はええなあ!
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桜花賞ウィークの土曜重賞に組まれて3年。
阪神牝馬Sもなかなか味のある重賞になった。
もちろん年末に行われていた時代も、
牝馬路線の1年総決算的な役割を果たしていたが、
経験を重ねた名牝たちが桜舞う阪神競馬場で一堂に会すというのはまた格別。

条件変更初年度はラインクラフト−エアメサイアの決着。
桜花賞をはじめ、前年の牝馬三冠路線で何度も対戦したライバルが変わらぬ強さを見せた。
その一方、昨年はジョリーダンス−アグネスラズベリと遅咲きの2頭が活躍。
3歳時には桜花賞などまるで縁がなかったのが、
時を経て6歳、ようやく重賞で勝ち負けできるようにまで成長したというのも、
なかなか美しい話。
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◇阪神11R 大阪杯
1着▲ダイワスカーレット――56安藤勝己
2着・・エイシンデピュティ――57岩田康誠
3着・・アサクサキングス―――59四位洋文
・・・・・・
4着☆ドリームパスポート――57松岡正海
5着・・ブライトトゥモロー――57小牧太
6着○メイショウサムソン――59武豊
7着◎インティライミ――――58佐藤哲三
8着・・アドマイヤメイン―――57川田将雅
9着・・ヴィクトリー―――――59藤岡佑介
10着△サンライズマックス――57池添謙一
11着・・ダイナミックグロウ――57幸英明
【投資:2,700円 回収:0円】

「スローペースの女王」こと▲ダイワスカーレットが古馬初戦を勝利で飾った。
上がり3Fが11.5−11.6−11.7=34.8秒と11秒台が続いてはいるが、
決して道中も息が入るような楽な流れではなかった。
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◇中山11R ダービー卿チャレンジT
1着・・サイレントプライド――57横山典弘
2着・・ドラゴンウェルズ―――56蛯名正義
3着・・ダンスフォーウィン――54柴田善臣
・・・・・・
4着△リザーブカード――――55吉田隼人
5着▲カンファーベスト―――57江田照男
7着・・オーシャンエイプス――56後藤浩輝
8着◎マルカシェンク――――57福永祐一
10着△ナスノストローク―――55吉田豊
11着☆キングストレイル―――58田中勝春
12着・・シンボリグラン――――57柴山雄一
14着○ピンクカメオ―――――54内田博幸
15着・・チョウサン――――――58藤田伸二
【投資:2,200円 回収:0円】

中山のマイル戦には魔物が棲んでいる・・
そう思いたくなる土日の波乱劇だった。
土曜10Rの隅田川特別ではベルジュールが発馬直後から全くレースに参加せず、
2コーナーのあたりをヨロヨロしただけで競走を中止するアクシデント。
そしてこのダービー卿チャレンジTでも、
単勝1番人気に支持されていた◎マルカシェンクが大きく出遅れ。
とてもリカバーの利くようなダメージではなく、
最後方から追い上げたものの8着と期待を裏切る結果となった。

鞍上の福永祐一は先週の高松宮記念@スズカフェニックスに続くスタートでの災難。
「競馬は何が起こるかわからない」とよく言うけれど、
さすがにここまで色々と続くと参ります。

・・・・・・
レースは2角で大きく乱れてしまったように思います。
マルカシェンク以外にも出遅れた馬が何頭かおり、
さらに外枠から先行策志望の馬がラチ沿いに押し寄せたため、
内枠の馬は外から圧迫される格好となり手綱を引っ張るジョッキーもいた。

そんな中、大外枠からいつの間にかハナを奪っていたサイレントプライドが逃切り。
ゴチャゴチャした戦況の中、非常にスムーズなレース運びができた。
ここ2走は、得意とはいえない瞬発力勝負で遅れを取ってきたが、
先手を奪ってしまったことで一変。
横山典弘もこの馬とのコンビでは好結果を残せていなかっただけに、
面目躍如の重賞勝ちといったところか。

2着は好位追走ドラゴンウェルズが粘り込み。
道中やや頭を上げる素振りがあったものの、
その後は何とか平常心で流れに乗れたのがひと踏ん張りを生んだ。
折り合いには気を遣うタイプだが、能力が高いことは改めて証明。

・・・・・・
展開が展開だけに、なかなか評価が難しいレース。
▲カンファーベストあたりは5着と頑張っているが、
鞍上によると「2角でハナに立ったときに物見をしてしまった」とか。
あそこでもし主導権を握れていたならまた違った結果になっていたかもしれない。

あとはオーシャンエイプス
マクりにチャレンジ→失速とだいぶ乱暴な競馬になってしまった。
やはりもっと伸び伸び走れるコースの方が向く。

そんなもんかな。
○ピンクカメオも外から圧力をかけられて位置取りが悪くなってしまった。
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阪神が調子いいと、ついエントリ量も増えてしまいます。
日曜のゲームは1−9と見事な大敗でしたが、
そう毎日いいゲームができるわけでもないですし、
3連戦をトータルで考えれば満足すべきでしょう。
・・きょうレフトスタンドへ駆けつけた人を除いては。

この3連戦、最も比重を置いて考えていたのは2戦目でした。
理由はいわずもがな。グライシンガーと当たるからです。
開幕して6試合。横浜・広島との対戦において、
ぶつかった先発投手は失礼ながら、
せいぜい寺原隼人がいたくらいであとは力が落ちる顔ぶればかり。
ネームバリューのある先発投手と当たったときに、
「今年は活気がある」と好評の打線が攻略できるのか否か。
そこが今季の阪神を占う上で重要なバロメータになると判断しました。

結果は以下の通りです。
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マーガレットSの予想エントリを消してしまいたい・・(笑
それにしても圧勝でしたね。
1400mでも序盤行きたがってたときはどうなることやらと思いましたが。
さて。


■3歳500万下で好素材が続々と勝ち上がり!
今週、阪神で組まれた3歳500万下の3鞍はいずれも見どころ十分だった。
まず土曜7R(芝1600m)を勝ったのは1番人気のスプリングソング
母がスプリングチケットということで鶴留明雄厩舎ゆかりの血統の主。
兄ヴィヴァルディも期待されてたんだけど・・残念ながら故障のためわずか2戦で引退した。

新馬戦で2勝馬サワヤカラスカルを負かしていたことから、
通用する要素は十分だったが距離適性が微妙といえば微妙だった。
それでも先行策から押し切ってマイル戦にもメドは立てた。
この後もどうか無事で。

・・・・・・
続く8R(ダート1400m)は、
1月のデビュー戦以来となったリーガルスキームが6馬身差の圧勝。
今週のダート戦は総じて時計が速かったとはいえ、1:24.3は優秀と言える。
ダート短距離のオープン特別がないため、
今後は芝もしくは距離延長に挑むことになると思うが、
仮にそこで結果が出なかったとしても、
適条件に戻ってきた際にはまた期待できそうだ。

・・・・・・
日曜6R(芝2400m)は日本ダービーへ向けてまさに「確勝を期して」といったところ。
平場をチョイスしたモンテクリスエスが待望の2勝目を挙げた。
若葉Sで大出遅れをカマしたためゲートは心配されたが今回は五分に。
ソツなく好位を取って、
2着ミッキーチアフルをしっかりと捕らえ切った。

ここを勝って青葉賞で権利獲り、が陣営の青写真だった模様。
そういえば父シンボリクリスエスも武豊で青葉賞を勝って大舞台にたどり着いた。
ちょっとエンジンの掛かりが遅い巨漢だけに、
東京コースに替わっての上積みは期待できそうだ。


■伏竜S、期待のコロナグラフは2着に終わる
3歳ダート戦線の重要な一戦となる伏竜S。
関西から参戦したコロナグラフは2着に終わった。
伏兵ナンヨーリバーの逃げ切りを許す結果にはなったものの、
これは展開のアヤもあったし人気のユビキタスをノーマークにするわけにもいかず。
オープンにもメドが立ったし、収穫のある一戦だったと言えるだろう。

それにしても勝ち馬は客観的に見て人気なかったなあ・・
前走で負かしていたシュリクンを物差しにすれば、
むしろユビキタス以上と考えることもできたのに。
あくまで客観的に見て、ですけどね。

・・・・・・
ラジオNIKKEIのホームページは一刻も早く各ニュースごとにURLを振り分けなさい!
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◆阪神10R マーガレットS
◎ビーチアイドル
○チェレブリタ
▲シゲルハスラット

距離短縮でビリーヴの仔ファリダットが再び断然人気。
しかし、この馬のここまでの敗因は距離だけじゃない気がする。
母同様、素質が開花されるのはもっと先のはず。
現時点での完成度を考えると、まだ結果を求めるのは早い。

という都合のいい理由づけで、嫌う。

ここはいわば「残念桜花賞」。
惜しくも優先出走権を逃した牝馬に華を持たせてあげたい。

ビーチアイドルは差し決着となったフィリーズレビューで、
先行し前を捕らえにかかった内容が優秀。
減っていた馬体さえキープできれば。

チューリップ賞除外でアネモネSに回り4着だったチェレブリタ
しかし紅梅Sで◎に先着、エアパスカルとも僅差の競馬をしており能力的には互角。
こちらも輸送で減った体がどれだけ戻っているかがポイントになる。

・・・・・・
Bコース替わりの阪神芝がどんな状態か、という話をしてきたが、
土曜の競馬を見たところけっこう差し馬のゴール前の脚勢が目立つ。
ここはそこそこ前も速くなりそう。

ということであと一頭はシゲルハスラット
中団から脚を伸ばして差し切った雪割草特別が大人びた内容だった。
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◆中山11R ダービー卿チャレンジT
◎マルカシェンク
○ピンクカメオ
▲カンファーベスト
☆キングストレイル
△リザーブカード
△ナスノストローク

アグネスアーク、ニシノマナムスメ、ヤマニンキングリー・・
重賞制覇へあと一歩のところで涙を呑んできた河内洋厩舎の悲願は、
マルカシェンクが叶える。
休養明け逃切り勝ちのニューイヤーSが同じ中山のマイル戦。
平均ペースを好位付けから押し切る。

NHKマイルCの勝ち馬ピンクカメオ
近走は精彩を欠いているが、いずれも敗因は明確で気にする必要はない。
今回、最も強調したいのが内田博幸とのコンビ復活。
JRA移籍後はテン乗りの重賞参戦ばかりだったのが、
「お手馬」で挑める今回は鞍上も気分が違うだろう。54kgは恵まれた。

カンファーベストは中山マイル戦が上手。
9歳馬でも衰えを感じさせる要素はないし、休み明けが嫌われるのであれば。

トップハンデ58kgのキングストレイルもこのコースの番人みたいなもん。
この馬とウインラディウスはキャラがかぶって仕方がないが、
「先代」はこのレース勝ってたっけ?柴田善臣で一回人気を裏切った記憶があるけど。

あとは良質ステップレース東風Sからリザーブカード

ナスノストロークは最近けっこう調子がいい。
どうせいつも通り人気はないようだし、軽く押さえておく。
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万博で声を枯らして帰ってきたら、
ベルジュール@中山10Rがゲートを出ずに競走中止だとか。
たまに見かける現象ですが、
実際に自分が買ってる馬が膠着に陥ったのは初めて。
もっとも印をつけた他の馬も総じて圏外だったので影響はなかったといえばなかったのですが。


◆阪神11R 大阪杯
◎インティライミ
○メイショウサムソン
▲ダイワスカーレット
☆ドリームパスポート
△サンライズマックス

出脚の鈍いアドマイヤメインが注文をつけてハナに行こうとするところ、
すぐ内のダイワスカーレットが過敏に反応して地獄の道連れ・・
みたいなことになれば00年テイエムオペラオー陥落の再現もありそうだが。
こればかりはやってみないとわからん。

・・・・・・
さて。このレースは馬券など買わず大人しくしているべきかもしれないが、
せっかくなので人気のないインティライミを狙うことにした。
能力的には全然足りるし、ヨーイドンになっても見劣らない末脚は昨秋に見せてくれた。
単勝20倍弱・・いいね、佐藤哲三怒りの一撃とか見てみたい。

1番人気はダイワスカーレットに譲ることになりそうだが、
ことレース内容の安定感においてはメイショウサムソンに一日の長がある。
秋の連戦の疲れは有馬記念の凡走とその後の休養でリフレッシュ。
ぼちぼち暖かくなってきたし、この馬の季節がやってきた感じだ。

そのダイワスカーレットはまだ折り合いが恐い。
さっき、展開面でのあらぬ想像を書いてしまったが、
ガツンと行きたがってしまう可能性はまだ否定しきれない・・
いつになったらこの馬に厚い印を打てるようになるのかな。

ドリームパスポートはもうちょっと時間がかかりそう。
苦労した上での復活のほうが見ていて感動する。まだおいしい思いをするのは早い。

もしサンライズマックスの大外一気とかが見られればもうおなか一杯。
今年の飛躍を期待している一頭。胸を借りるつもりでズドンと一発狙って来い。

・・・・・・
ダービー卿チャレンジTの予想は朝になってからアップします!
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