「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2008年02月

bon

有給休暇消化中の身だけに、
時間のゆとりがあります(断言)。
ちょくちょく会社には行ってるものの、
基本的にはフリー。
悠々自適とまでは言いませんが・・余裕があります。

そんな日々だけに、
ちょっとゆっくり昼ごはんに出かけたりしています。
以前行ったお店で、
今度またゆっくり来たいな・・
と思ってたところを再訪するチャンスなわけです。続きを読む
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そういえば、中山記念を最後に現役を引退する予定だったディアデラノビアが、
脚部不安を発症したため、このまま繁殖入りすることになったらしい。
鮮烈なデビュー2連勝から桜花賞TRの連闘、
4歳時には芸術的3着連発とエピソードには事欠かない名牝だった。

Dia de la Novia

最初はまったく意味のわからなかった馬名。
スペインには4月1週の日曜が「恋人の日」と呼ばれており、
男性が彼女に花をプレゼントする習慣があるという。
日本ではちょうど桜の咲く季節。
残念ながら桜花賞に出ることはできなかったけど、
シーザリオ・ラインクラフト・エアメサイア・・
名だたる同期生たちよりも長く現役でい続けられたのは誇るべきこと。続きを読む
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ちょうど4年前、うるう年の2月29日に行われた阪急杯。
高松宮記念へのステップレースという位置づけは今も変わらないが、
当時は本番と同じ1200mで行われていた。

短距離界の情勢を振り返っておくと、
女王ビリーヴが前年限りで引退。
スプリンターズSとマイルCSを連勝したデュランダルは、
ぶっつけで高松宮記念に向かうことが決まっていた。
もちろんショウナンカンプやアドマイヤコジーンはもう引退してます。続きを読む
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最近、北川景子様に関するエントリが皆無だったので、
自戒の念も込めて貼ってみました。
「Kanebo COFFRET D'OR」

つーか、よく回顧の記事を書くときに、
「レースを見てないので」的なことをよく言うけど、
たいがいのレースはYou Tubeにアップされてますわな。
これなら我が家のADSL環境下でも快適に再生されます。
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先日のフィールドルージュにしてもそうだが、
アスリートにとって故障というのは常につきまとう災い。
特に若い選手や、新天地での活躍を期待される中でのケガには、
「心中お察し申し上げます」としか言えなくなってしまう。
今季、ガンバから大分に移った家長昭博もそうだった・・

□左足首複雑骨折のダシルバが復帰を誓う

先週プレミアリーグの試合で、
厳しいタックルを浴びたアーセナルのエドゥアルド・ダシルバ
『やべっちFC』でその映像も見たが、
負傷した直後の様子たるやそれはもう凄惨なものだったらしい・・
活字にするのも嫌なくらい。

24歳にして選手生命の危機と戦うこととなったクロアチア代表FW。
「1日も早くピッチに戻れることに集中している。必ずこの負傷に打ち勝ってみせる」。
この気合いがある限り、きっと大丈夫だ。


□赤松左目眼窩底骨折以外異常なし

こちらは新井貴浩のFA移籍のアオリを受けて広島に移籍した元阪神・赤松真人
先日の練習試合でセーフティバントを試みた際、打球が顔面を直撃し負傷していた。
かつて同じ広島の江藤智も同箇所を傷め、約2ヶ月もの間、戦線を離れたことがあったが、
今回は5日後に練習を再開できるとか。

昨オフは勝手に「彼女います宣言」をぶちまけた直後に結婚。
さらにその直後に人的補償制度で電撃移籍と「ネタキャラ」化していたが、
移籍後はブラウン監督の高い期待に応え、開幕「1番センター」の有力候補となっていた。
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2月24日
◇京都12R 4歳上1000万下
1着・・タンティモール――――55四位洋文
2着・・ダイゴカムイ―――――57太宰啓介
3着△リリーハーバー――――57池添謙一
・・・・・・
4着△マイネルラファエロ――57佐藤哲三
5着△イリューシブネス―――57秋山真一郎
9着△アンクルストロング――57川島信二
11着◎マルサンテクニカル――57岡田祥嗣
12着・・トーホウカウンター――54北村友一
13着☆セレスダイナミック――57和田竜二
14着○ゼンノリヴァーサル――55藤岡康太
15着・・スズカエチュード―――55C.ルメール
16着▲メイショウイッテキ――57生野賢一
【投資:2,100円 回収:0円】

これといって傑出した馬がいない中、
タンティモールが鮮やかな追い込みを決め3勝目を挙げた。
敗れたのは休養前、1700mを使われた一戦だけで、通算4戦3勝。
最近この条件は、あまりこのクラスを使われていない馬がスカッと勝っていくなあ。
やっぱり惜敗を続けモタモタしている馬は何かが足りないということなのかも。続きを読む
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◇東京11R フェブラリーS
1着▲ヴァーミリアン――――57武豊
2着△ブルーコンコルド―――57幸英明
3着◎ワイルドワンダー―――57岩田康誠
・・・・・・
4着○ロングプライド――――57O.ペリエ
5着・・リミットレスビッド――57蛯名正義
6着・・クワイエットデイ―――57角田晃一
7着・・デアリングハート―――55藤田伸二
8着△メイショウトウコン――57武幸四郎
9着△ドラゴンファイヤー――57安藤勝己
10着・・アンパサンド―――――57戸崎圭太
11着・・メイショウバトラー――55福永祐一
12着・・フジノウェーブ――――57御神本訓史
13着・・ビッググラス―――――57今野忠成
14着・・ノボトゥルー―――――57田中勝春
15着・・ヴィクトリー―――――57後藤浩輝
中止☆フィールドルージュ――57横山典弘
【投資:3,200円 回収:0円】

「あれがドバイを狙う馬の脚なんだろう」。
岩田康誠もコメントしていたが・・脱帽です、はい。
◎ワイルドワンダーは予定通り中団から競馬を進め、
直線では馬体を併せて真っ向勝負を選んだ。
もちろん標的はただ一頭・・国内ダート最強馬ヴァーミリアン。
満を持しての鞍上のゴーサインに反応し、スパートを開始した。

だが、全く歯が立たなかった。
武豊が余裕を持って追い出しにかかると、一瞬のうちにリードを広げられ勝負あり。
最後は完全に脚が上がってしまい、
内からブルーコンコルドの強襲を許し3着に終わった。続きを読む
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◇京都11R 京都記念
1着○アドマイヤオーラ―――57安藤勝己
2着◎アドマイヤフジ――――57川田将雅
3着・・シルクフェイマス―――57福永祐一
・・・・・・
4着☆ドリームパスポート――57松岡正海
5着▲トウショウナイト―――57武士沢友治
6着△ウオッカ―――――――56四位洋文
8着△トウカイトリック―――57幸英明
9着・・トウカイエリート―――57池添謙一
11着△ダークメッセージ―――57武豊
12着・・サンバレンティン―――57佐藤哲三
13着・・ヴィータローザ――――57小牧太
15着・・フサイチホウオー―――56C.ルメール
16着・・アイポッパー―――――58藤田伸二
【投資:3,000円 回収:0円】

シルクフェイマスいつまでも元気すぎ!
長期休養明けのAJCCを叩かれ気配が一変。
行きっぷりよく先制すると馬群を引き離しての逃げに成功。
大きなリードを保って4角を回ってきた。
結果的に3着に終わったものの、見せ場たっぷりの内容で存在感を示した。
・・3連複ぶち壊してくれやがって(笑

2着馬アドマイヤフジも最後まで手を焼かされる中、
軽やかに抜け出してみせた○アドマイヤオーラは別格の雰囲気すら漂った。
不安だった折り合いも向こう正面でやや行きたがる面は見せながらもクリア。
追い出されてからの反応たるや、それは素晴らしいものがあった。
春の天皇賞は適性から見て出走の可能性が低いが、
中距離路線で今年エースになれるだけの器。続きを読む
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◇東京11R クイーンC
1着◎リトルアマポーラ―――54武幸四郎
2着・・ライムキャンディ―――54藤岡佑介
3着・・ラルケット――――――54後藤浩輝
・・・・・・
4着▲デヴェロッペ―――――54吉田豊
5着・・マイネウインク――――54田中博康
6着・・エフティマイア――――55蛯名正義
7着△スワンキーポーチ―――54横山典弘
9着△マルターズオリジン――54中舘英二
10着☆シャランジュ―――――54村田一誠
11着○カレイジャスミン―――54北村宏司
12着・・ルルパンブルー――――55吉田隼人
16着・・ラヴドシャンクシー――55石橋脩
【投資:2,000円 回収:0円】続きを読む
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フェブラリーSの回顧やらは週明けからボチボチと。
コメントやらソースも拾ってからにしたいし。
それにしてもヴァーミリアンには完敗。
ケンカを売ったのが大間違いでした。

フィールドルージュはハ行で済んだとか。
大事に至らなかったのが不幸中の幸いだが、
スタート直後に故障を発生したあたり、
本当に万全な状態でゲートインできていたのか疑問に残る。
[4]番から馬券を買っていた人は納得できんでしょうな。

・・・・・・
それより今日はガンバのパンパシ選手権優勝を喜びましょう!
別館も読んで下さいね。

■2005年12月3日
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■カジノドライヴとりあえず新馬戦は無事通過

ここまで色々と騒がせてくれたカジノドライヴだが、
とりあえずデビュー戦はスベることなく通過。
これでこそ「ベルモントSへ行くぞ」と大風呂敷も広げられるってもんです。
藤沢和雄師はじめ関係者も胸をなで下ろしているところでしょう。

鞍上の武豊がほぼ追うこともなく大差勝ち。
とはいえ新馬戦だけにそんなもの一笑に付したくなるところだが、
当日の古馬500万下よりも速い1:54.4を馬なりで叩き出すあたり、
それなりのレベルにある素材なんだということは認識させられた。
アメリカのGIを勝てるかどうかは全く別の話だけど。


■むしろサクセスブロッケンこそ海を渡るべき器?

3歳ダート路線には毎年こういう馬が出てくるけど、
サクセスブロッケンは強い。
2年前のフラムドパシオン級といっても過言ではないかも。
前半の3FがフェブラリーSより0.8秒も速い(34.0秒)タフなラップを、
先行集団の一角に位置しながら追走。
横山典弘もあえて砂を被るような進路を取った。

直線で外に持ち出されると、
バテた他の先行勢を完膚なまでに叩きのめす圧勝劇。
序盤、待機策を取り末脚勝負に出た2着馬ダイワマックワンに4馬身差をつけた。

セフティーリードを奪ってからも鞍上は手綱を緩ませず、最後まで追った。
あらゆる面で「指導」を施されながらも他馬を寄せ付けない強さ。
砂でだけ強い馬はドバイでは出番がないかもしれないが、
何らかの形でその秀でた能力を示せないだろうか。


■ミゼリコルデが砂でまさかの復活

自然というのは恐ろしいもので、時に人の考えもつかないような事を起こす。
もっとも、それが必ずしも悪いことばかりではない。
昨夏、札幌で鮮やかにデビュー勝ちを収めながら、
その後はスランプに陥っていたミゼリコルデが復活の2勝目。
本来なら芝のマイル戦を使う予定だったのが、
京都競馬場は降雪のため日曜は全レースがダートに変更となり、
9Rこぶし賞もダート1400mに条件が変わった。

その勝ちっぷりの強かったこと。
抜群の手応えで直線に向くと、人気のオリジナルフェイトとの一騎打ちとなり、
最後は完全に競り落として3馬身の差をつけた。
時計も優秀で、直後に行われた古馬準オープン戦と同タイム。

砂適性もさることながら、デキが上向いていたのも勝利につながったのは言うまでもない。
この後は順調なら桜花賞トライアルへ駒を進めたいところだが、
そこで改めて真価が問われることになるだろう。
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◆京都12R 4歳上1000万下
◎マルサンテクニカル
○ゼンノリヴァーサル
▲メイショウイッテキ
☆セレスダイナミック

いわゆる「常連さん」が少なく、
1000mの500万下戦を勝ったばかりの昇級組が多い。
結論・・やってみないとわからん!

最も信用を置けるのは、
休養前に現級で0.3秒差4着の実績があるマルサンテクニカル
叩き3走目でそろそろ動ける頃だろう。
鞍上の岡田祥嗣騎手というのは全く馴染みがないのだが、
いきなり藤沢和雄厩舎から依頼を受けているくらいなのだから腕は確かなのだろう。

ゼンノリヴァーサルは2キロ減の藤岡康太が騎乗。
これなら外枠の同型を制してハナに立てるのではないだろうか。
行き切ってしまえば粘り込みも。まだ4歳で伸びしろもある。

先手争いが激しくなれば、伏兵差し馬の一発にも期待したくなる。
近走は芝での活躍が目立つメイショウイッテキだが、
ダートでも好走歴はある。直線にすべてをかけて。

セレスダイナミックはオープン特別の勝ち馬。
前走で芝をひと叩きされてダート戦に戻る。これも展開次第で。

8枠の先行馬3頭の出方が展開を大きく左右しそうだが、
イリューシブネスにせよリリーハーバーにせよ、
前走はかなり楽にハナに立てており今回は勝手が違う。
まして内枠にも速い馬がいるだけに・・
行くとしてもかなり苦労するはず。続きを読む
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◆東京11R フェブラリーS
◎ワイルドワンダー
○ロングプライド
▲ヴァーミリアン
☆フィールドルージュ
△ドラゴンファイヤー
△メイショウトウコン

ダート最強馬ヴァーミリアンにツケ入る隙があるのかどうか。
なければサクッと勝ってドバイへ行ってらっしゃい。それでいい。
恐らくコンディション面は問題なさそう。
川崎記念取消後もすぐに運動は再開されており、調整にはぬかりはない。

結局、気になるのは勝ち鞍のないマイル戦への適応。
主戦の武豊も「スタートが速いタイプではない」と語っており、
外枠スタートとはいえ、テンからスムーズに流れに乗るのは難しそう。
これがハイペースの時ならばまだしも、このメンバー構成から激流は想定しづらい。
「マイルは忙しい」。カネヒキリの時が思い出されるが、
あの馬は実際にユニコーンSでアグネスジェダイ以下を一蹴していた実績を持つ。

ツケ入る隙は、ある。

・・・・・・
昨年のJCダートでは1秒差をつけられての完敗だったが、
この距離ならワイルドワンダーの逆転は可能。
根岸Sは叩き台とはいえ格下を圧倒した。
気になるのはその反動。
もし馬体がガタッと減っているようなら黄信号かもしれないが、
そのへんは陣営も細心の注意を払って調整している。

昨年はハイアベレージで白星を量産する安藤勝己が勝利。
少し前には重賞を次々に射止める福永祐一メイショウボーラーが勝った年もあった。
言い換えればジョッキーの勢いが反映されるレース。
今年は岩田康誠の番。よもや異論はあるまい。続きを読む
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◆京都11R 京都記念
◎アドマイヤフジ
○アドマイヤオーラ
▲トウショウナイト
☆ドリームパスポート
△ダークメッセージ
△ウオッカ

この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば

世界の大空に輝いた満月。その威光はそう簡単に失せそうにない。
年度代表馬アドマイヤムーンの活躍の余韻に浸る間もなく、
08年の重賞戦線で大暴れのアドマイヤ軍団。
ここも隆盛の勢いそのままに、一翼を担う精鋭が上位を独占しそうな気配すら漂う。続きを読む
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◆東京11R クイーンC
◎リトルアマポーラ
○カレイジャスミン
▲デヴェロッペ
☆シャランジュ
△マルターズオリジン
△スワンキーポーチ

ゲイリーファンキーしかり、マイネヴィータしかり。
かつては阪神ジュベナイルF好走組を消す作業から始めればよかったレース。
昨年イクスキューズが勝ったことで、
その流れにも一石が投じられたようにも思うが。さて。

ここはリトルアマポーラが一枚上と見る。
デビュー2連勝の後、
わざわざ京成杯に使われ初の長距離輸送、2000mを経験。
しかも直線では進路が狭くなる不利もありながら、
勝ち馬から0.2秒差の4着にまとめた。

それで、この後は定石通りトライアルに行けばいいものを、
わざわざ再び長距離輸送へ経て東京へ。さてはドMか(笑
・・もとい、前走でもマイナス2キロに留めたように、
環境が変わっても動じないのは心強い限り。勝機到来だ。

阪神ジュベナイルFで一瞬だけ大激走の気配を漂わせたカレイジャスミン
4角に入ったときの手応えには実際ビビったし。
結局最後は止まったものの、あれは展開のアヤ。力があるところは見せた。
タヤスツヨシ×エリシオの血統からは想像もつかないが、瞬発力が武器。

初芝の菜の花賞を逃げ切ってしまったデヴェロッペは折り合いさえつけば府中でも。
「東京=逃げ馬受難」なんて凡そ前時代的な観念などいい加減捨ててしまわないと。
ただしこの馬がテンから飛ばすようだと、
往年の「差し馬天国クイーンC」が帰ってきてしまう。フューチャサンデー的な。

それに備えてシャランジュは要チェック。
ハマるかどうかは別にして、自分の武器はこれ!というモノを持ってる馬は強い。
どこかで出番があるからだ。

堅実駆け中舘英二にスイッチされたマルターズオリジンは前に行く暗黙のメッセージか。
逆にスワンキーポーチの横山典弘は、
「この馬の持ち味をもっと出せるようなレースを考える」らしい。

・・アレをやるのか?
だとしたら申し訳ないけど印は下げざるをえない。
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予想にいく前に、どうしてもこれだけは。

□テイオーの松元省師G1で最後飾る nikkansports.com

フェブラリーSにクワイエットデイを送り出す松元省一師は、
今週いっぱいをもって勇退。調教師の職を退くことが決まっている。
これまで通算571勝、GI馬3頭を送り出した名伯楽。
代表的な管理馬はトウカイテイオーで異論のないところだが、
やはり個人的には何と言っても「スティルインラブの松元先生」。
若手の頃から幸さんを重用し、
ついにGIのタイトルを獲ったどころか牝馬三冠まで達成してしまった。

リンク先にはチューリップ賞の時のエピソードが紹介されていた。

スティルのチューリップ賞。
幸騎手が直線で行き場を失いロスしたことが響いて2着に敗退。
桜花賞での騎手を報道陣から問われた時「当然、幸だ。ダメか?」とにらんだ。


・・あかん、今でも泣きそうになる。
もう5年も前の事なのに、今なお感情が冷めない。
スティルインラブを素晴らしい名馬に育て上げ、
そして無事に牧場に帰してくれた師には陰ながら感謝の意を伝えたい。

・・・・・・
愛弟子・幸さんはジョッキーとして貴重な後ろ盾を失う事になる。
しかし今季はこれまで「心配はいりません!」とばかりに奮闘。
すでに11勝を挙げ、11日のシルクロードSをファイングレインとのコンビで制した。

松元省厩舎のラストウィークはオープン馬総動員。
クワイエットデイの他に、
土曜の京都記念にトウカイエリート&トウカイトリックの2頭出しを敢行する。
ウオッカをはじめとする強力メンバーを相手に回しては分が悪いが、
どうか悔いのない競馬を。

トウカイトリックの鞍上は幸さんです。
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ご心配をお掛けしました。
うちの安田理大が無事に生還しました。
そしてハワイではnot代表組がベッカム率いるL.A.ギャラクシーに勝利。
ガンバ人にとっては喜び一杯の一日でございました。
ぜひ別館で勝利の味を分かち合いましょう。続きを読む
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あの中国の悪質極まりないタックルを見ましたか・・
もうアウェーもホームも関係あらへんわ、あんなもん!
リアルに今、安田理大の容態が心配です。
どの程度の影響を及ぼすのか、
そもそも、どの程度のケガを覚悟しておかなければならないかさえわかりません。

あいつの事やから、
翌日にはケロッと治って韓国戦スタメンでGO!みたいなこともあるかもしれんし、
もしかしたらJリーグの開幕にも間に合わんくらいの大怪我かもしれん。

まともに腹を蹴られるなんて、普通にサッカーしてたら考えられん災難やもん。

リンク先にけっこう鮮明な写真が載ってます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080220-00000025-maiall-socc

・・別館だけじゃ感情が収まりつかんので、こっちにも書かせてもらいましたよ。
とにかく安田の無事を祈ります。
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そりゃGIともなれば、さすがに記憶に残るレースも多い。
フェブラリーSといえば、
ちょうど本格的に競馬を見るようになった年にGIに昇格。
それ以来、いろんな勝ち馬と巡り会ってきた。

地方馬初のJRA・GI勝ち馬となったメイセイオペラ、
「ミスター・オールマイティ」アグネスデジタル、
長期政権を築き上げたアドマイヤドン、
初ダートから3連勝、すべてワンサイドで圧倒したメイショウボーラー・・

・・・・・・
今回の主役は、00年の勝ち馬ウイングアロー
ちょうど高校2年の時です。
クラスでも密かに競馬が流行っていて、
ちょくちょく馬券を買・・いや何でもないです。続きを読む
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ダイワスカーレットのフェブラリーS回避が決定した今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は昨日、送別会で例によって帰宅をあきらめました。
それゆえ本日がレース回顧祭となってしまった次第です。

で、誰の送別会かというと・・
他ならぬ、私本人でございます。

昨日付けで、2年間勤めた会社を辞めることとなりました。
理由はいろいろあるのですが、
簡単に言うならば、
「自分の目指す方向性と、会社から期待される部分のズレ」
を改めて認識したからです。

広告会社の営業として勤務してきましたが、
元来もっとクリエイティブな要素、特にコピーライティングの分野で力を発揮することで、
個人的にもより自信を持って仕事ができるし、
あえて崇高な言葉を使うならば「社会貢献」ができると確信しています。

・・・・・・
4月からコピーライターの学校に通いつつ、
独立した「師匠」の手伝いをして、自分のスキルに磨きをかけていくことにしました。
つまりは無所属です(笑

自分が「これ!」と決めた業界に入った2年前。
そこで色々な経験を積み、出会ったのが「これ!」という職業。
自分の目指す着地点というものが、
徐々にではありますが確実に視野に入ってきた25歳。

楽しみでもあるし、もう逃げ場はないという不安もある。
胸を張って「コピーライター」という肩書きを名乗れるまでの時間が流れ始めた。

・・・・・・
と言いながらも、明日は残務のためにガッツリ出社するんですけどね。

しかしダイワスカーレット。
右目の負傷とのことだが、最悪の場合だと失明もありうる疾患らしくて・・これは心配だ。
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2月17日
◇京都12R 4歳上1000万下
1着△シャインウェーヴ―――57武豊
2着◎プライベートプラン――57福永祐一
3着・・コパノカチドキ――――57田中剛
・・・・・・
4着・・マイネルガリレイ―――54浜中俊
5着▲ヘラクレスバイオ―――54船曳文士
6着○ウインプレミアム―――57川原正一
10着☆ローランラムズ――――57O.ペリエ
11着△イグザクトリー――――57池添謙一
【投資:2,000円 回収:3,980円馬連△◎1990円×200

しょぼい馬券だけど、久々に取れてホッとしましたよ・・
と同時に、重点強化カテゴリである1000万下のダート短距離で。

メンバーを見渡す限り、そんなにレベルは高くないかな。
非当選となったナムラアトランテスは歯がゆい思いをしてることだろう(笑続きを読む
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◇京都11R すばるS
1着・・ゼンノパルテノン―――54幸英明
2着○トーセンブライト―――57岩田康誠
3着◎マイネルスケルツィ――57池添謙一
・・・・・・
4着・・タイキエニグマ――――57川田将雅
5着・・ダンディズム―――――54上村洋行
6着・・ウォーターオーレ―――53藤岡佑介
8着・・エアアドニス―――――54福永祐一
11着・・ドンクール――――――57安藤勝己
13着▲レキシントンシチー――55武豊
【投資:2,000円 回収:0円】

余裕綽々・・といった感じだった。
前走で準オープンを勝ち昇級初戦となったゼンノパルテノンが、
中団の外を追走から直線で抜け出し3馬身差をつけ圧勝。
確かに他の上位陣とは3キロの斤量差があったとはいえ、
この内容ならば同斤でもいい勝負ができていただろう。

前週メーンジャックの幸さんがまたも存在感を放つ一撃。
これできさらぎ賞@レッツゴーキリシマにも弾みがついたのだが・・
結果はご存知の通り。

・・・・・・
○トーセンブライトは内で折り合って好機をうかがう完璧なレース内容。
当面の相手だったマイネルスケルツィはしっかり捕らえているのだが、
この日は勝ち馬が強すぎた。
1400mに絞って使われているせいもあってか、
本当にコンスタントに結果を残せるようになっている。
使い減りもしなくなってきたみたいだし。

1番人気に推された◎マイネルスケルツィは、
芝の時と同じく決め手のある馬にやられてしまった。
直線に向いたときはまだお釣りがありそうだったが、
追い比べになると簡単に交わされてしまい3着。

・・・・・・
約1年ぶりタイキエニグマが4着。
休み明けで予想時はほぼ無視していたのだが、
この馬も57kgを背負わされていたことに気づいた。
それを考えれば合格点と言えるだろう。

昇級戦ウォーターオーレは内からスルスルっとハナを奪う形に。
完敗の6着ではあったが、これがいい経験になれば。馬体も増えていたし。

▲レキシントンシチーはダッシュがつかず、中途半端な位置取りになってしまった。
嫌というほど砂を被され4角手前からもうズルズルと後退。
オープンでのキャリアの浅さを露呈する結果となった。
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◇東京11R ダイヤモンドS
1着△アドマイヤモナーク――57.5安藤勝己
2着・・コンラッド――――――55田中勝春
3着・・レーザーズエッジ―――50大野拓弥
・・・・・・
4着◎エーシンダードマン――53松岡正海
5着☆マンハッタンスカイ――53柴田善臣
6着・・テイエムプリキュア――50酒井学
7着▲エフティイカロス―――53蛯名正義
10着・・ブラックアルタイル――55吉田隼人
11着△トウカイワイルド―――55内田博幸
12着○ラムタラプリンス―――51丹内祐次
14着・・ミストラルクルーズ――53横山典弘
【投資:2,000円 回収:0円】

2年連続で単勝1番人気馬が勝利。ダイヤモンドSらしくないなあ・・
それにしても△アドマイヤモナークの勝ちっぷりは堂々たるものだった。
主戦の安藤勝己が常に折り合いを気にしたコメントを出すように、
引っ掛からないかが心配されたが中団でしっかりと脚を溜めて、
直線で他馬を圧倒するワンサイドゲーム。

目下の充実ぶりなら天皇賞でも有力候補として挙げられそう。
今後は「オーナーが同じようなタイプの馬を持っているので」(松田博資師)とのことから、
アドマイヤフジ、アドマイヤジュピタと使い分けられながら本番へ向かうことになりそうだ。

・・・・・・
◎エーシンダードマンも中団に構えたが、
大外に持ち出してからの脚がジリジリ・・といった感じで4着まで。
53kgでこの内容では、残念ながら完敗というしかない。
しかし1000万下では当然ながら3000m級のレースなんてないし、
今後はどうやってクラスを上げていけばいいのだろうか(笑

やはり長距離経験というのは不可欠なのだろう。
AJCC3着と本格化の兆しを見せていたブラックアルタイルだったが、
直線で完全に失速し10着に敗れた。

ダイヤモンドSらしき面とらしからぬ面の両方が見られたが、
思えば昨年の1、2着が天皇賞でも2、3着と健闘した「隠れステップレース」。
特にアドマイヤモナークの圧勝劇はメイショウサムソンら休養組にもインパクト十分に映ったことだろう。
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◇京都11R きさらぎ賞
1着・・レインボーペガサス――56O.ペリエ
2着☆スマイルジャック―――56小牧太
3着・・ヤマニンキングリー――56藤田伸二
・・・・・・
4着◎レッツゴーキリシマ――57幸英明
5着・・ダイシンプラン――――56岩田康誠
6着○アルカザン――――――56池添謙一
7着・・ブラックシェル――――56武豊
8着△ナムラクレセント―――56川田将雅
10着▲メイショウクオリア――56藤岡佑介
【投資:2,200円 回収:0円】

ダイジェストを録画しようと思っていたら、
京都市長選挙開票速報のせいでKBSのオンエア時間が大幅に繰り上げられてた・・
というわけで、現場で見ていた感覚と断片的な記憶を頼りに回顧します。

とりあえずブラックシェルですよ。
プラス10キロの馬体重ではあったが、
パドックの映像を見る限りではボリューム感満点、非常に迫力のある馬体。
さすが陣営がキングカメハメハを引き合いに出すだけはあるな、と・・

ただ、2回開催に入ってから京都コースの芝はなかなか差し馬が末脚を伸ばせず、
どちらかと言えば好位抜け出しを図る馬にとって有利なコンディションが続いていた。
福寿草特別の決め手を例に出すまでもなく、
武豊が後方待機策を選択することは明らかだったが・・
出遅れてシンガリから行ってしまうとさすがに不発もやむなし。
大外を回りながら最速の脚を使っているし、
馬自身の能力が過大評価されていたわけではないが、
結果的にこの条件下で実力を発揮するのは難しかった。

鞍上も、ぼちぼちこのへんでスポットを浴びるのかなと思いつつ、
なぜか特別競走になると人気馬とのコンビでやたらと凡走が目立つ傾向に歯止めがかからない。
土曜もイースター@飛鳥S、レキシントンシチー@すばるSでチャンスを活かせず。
これでは今週のヴァーミリアンも安心して買ってられん。
ただでさえ臨戦過程に狂いが生じてるというのに。続きを読む
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500db0e9.jpg淀ジャンプS勝利記念ゼッケンです。

特別競走は黒色。

ちょっと重厚感があります。

次はいよいよ重賞に挑戦。

また「11番」が引ければそれは吉兆。
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2月16日
◇京都8R 淀ジャンプS
1着エイシンニーザン―――60西谷誠
2着チャクラ―――――――60田中剛
3着ゴールデンシャイン――59熊沢重文

最近はもはや当たり前のように「エイシン軍団」一味として競馬場に行ってるのですが、
土曜には先月、入障初戦を快勝したエイシンニーザンが返す刀でオープン特別も連勝。
ハードル界の新星として名乗りを挙げました。

2戦とも口取りに居合わせられるとはほんまにラッキーですね。

顔見知りになって、前よりちょっと堂々と西谷誠騎手に話しかけてみたら、
「あれーもう手応えなくなったのかな、と思って仕掛けてみたらビューン!って伸びてった」と、
えらい興奮気味。それもそのはず。
後の勝利騎手インタビューで「何年に一頭、それくらいの馬」とまで評してたのだから・・

え、そんなに強いんですか!?

・・・・・・
恐らく次は阪神スプリングJに行くはず。
もう3月15日の予定は空けておくように言われました。
勝てば重賞の表彰式・・今から緊張してくるわ!!

□淀ジャンプS レース後のコメント ラジオNIKKEI
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◆京都11R きさらぎ賞
◎レッツゴーキリシマ
○アルカザン
▲メイショウクオリア
☆スマイルジャック
△ブラックシェル

走れども、走れども人気にならず。
朝日杯FS2着馬レッツゴーキリシマは今回も4番人気くらいか。
初の1800mで他より1キロ重い57kgと、不安材料もある。
しかし、先行してのしぶとさはこのメンバー構成で大きな武器となる。
イメージは05年のコンゴウリキシオーですね。

しっかりした末脚で京都2歳Sを勝ったアルカザン
ジュウクリュウシンとともに昆貢厩舎の二本柱としてクラシックへ向かいたい。

メイショウクオリアは初芝のラジオNIKKEI杯2歳Sで3着。非凡な素質を見せつけた。
ただ、負かされた2頭が共同通信杯で揃って完敗。
「あの2頭はもうちょっと頑張ってほしかった」という陣営のコメントは本音だろう。

相手なりにスマイルジャックはペースが緩んでこそ切れるタイプか。
小牧太と手が合うとは思えないが、平坦コースで要警戒。

ブラックシェルは乗り替わりが決まった段階でちょっと不安がよぎった。
テン乗りの武豊、恐らくタメるだけタメてくるだろうが、
どこまで悠然と構えてくるのか・・動くタイミングが見えてこない。
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◆東京11R ダイヤモンドS
◎エーシンダードマン
○ラムタラプリンス
▲エフティイカロス
☆マンハッタンスカイ

今の好調さ加減を見る限り、
アドマイヤモナークブラックアルタイルが有力なのは間違いない。
だが、ダイヤモンドSという特殊な舞台は、
積み重ねてきたステップなど全く無視されてしまう恐ろしいレース。

自己条件戦で思うように動けず敗れたエーシンダードマンの巻き返しに期待する。
持久力勝負となった菊花賞で4着とスタミナの裏づけは十分。
極端な追込み策では厳しいが、早めに押し上げていければ最後まで末脚は鈍らない。

相手は正直訳がわからないが、
7歳の1000万下条件馬ラムタラプリンスが長距離戦で覚醒・・とか。
母系がしっかりしているエフティイカロスの本格化だったりとか、
あれよあれよマンハッタンスカイの先行押し切りだったりとか。

・・・・・・
少なくとも人気2頭やコンラッドあたりを買うよりはよっぽど楽しみがある。
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◆京都11R すばるS
◎マイネルスケルツィ
○トーセンブライト
▲レキシントンシチー
☆ウォーターオーレ

安易かもしれないが、マイネルスケルツィの前々走を見直す。
初ダートでハイペースにも戸惑うことなく好位を追走し、
楽な手応えのまま直線で抜け出し快勝。
1:22.4の好時計も含めて、ダート適性の高さを証明するレースだった。
根岸Sの大敗は、ひと息入って重めが残っていたためだろう。叩かれての上積みは必至。

トーセンブライトも高いレベルで安定している。
これまで好結果の出なかった関西圏のレースだが、
前々走の門松Sで3着と初めて馬券に絡んだ。
当時から1キロ減ったハンデ57kgは恵まれたと見ていい数字。
これまで戦ってきた相手に比べれば、メンバーも楽に。

◎がギャラクシーSくらい走ったとして、
勝てるとすれば○のような決め手を持った馬か、先行してそのまま押し切れる馬か。
レキシントンシチーにはその可能性が秘められている。
昇級初戦になるが、恐らく自分の形には持ち込めそう。
やがてはオープンで活躍できる素材。それが初戦からであっても何ら不思議はない。

・・・・・・
一発があるとすれば、同じ昇級組でも苦戦が予想されているウォーターオーレ
前走の勝ちっぷりは鮮やかだったし、同じ京都ダ1400mならば。

好調ゼンノパルテノンや、堅実差しのエアアドニスも気にはなるが、
どちらも自分でレースを作っていけるタイプではないだけに今回は印を入れなかった。
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「このレースは追い込みでは勝てませんから」。
02年ダイヤモンドSをキングザファクトで制した後藤浩輝はこう振り返った。
人気のアドマイヤロード武豊が待機策を敷いたのに対し、
早めのスパートから押し切りに成功した後藤のコメントは誇らしげに見えた。

記憶はさらに2年前に遡る。
00年のダイヤモンドSを勝ったのは、8歳の古豪ユーセイトップラン
もはや古豪と呼ぶのにも抵抗を感じるほど低迷期を迎えていた。
7戦連続2ケタ着順の泥沼から彼を救ったのも後藤だった。
いや、無理やりに引きずり出したという表現のほうがしっくり来るか。

道中の通過順位は「14-13-5-1」。
3200m(当時)で掟破りのバックストレッチ・スパート。
奇策はドンピシャで当たり、
98年アルゼンチン共和国杯以来の勝利をもたらした。

・・・・・・
ユーセイトップランを管理するのは音無秀孝師。
今でこそリーディング争いの常連にまで格を上げたが、
当時は「新進気鋭」という言葉が似合う、「これから」のトレーナーだった。
そんな厩舎の看板的存在だったエガオヲミセテを、
山元トレセンの火災で失ったばかりだった。

そして鞍上の後藤は、暴行事件で前年夏から4ヶ月にわたり戦線を離脱。
不祥事で表舞台から消えた男は、この1勝を皮切りにリーディング上位へ返り咲く。

今をときめくリーディングジョッキーとトレーナーが織り成す、奇跡の物語。
その真ん中にいたユーセイトップランの名もまた、
懐かしさとともに時折思い出されるのだろう。

特に、こんな寒い冬の季節には。

■2000年2月13日 東京11R ダイヤモンドS
1着ユーセイトップラン――55後藤浩輝
2着ジョーヤマト―――――51田中勝春
3着スエヒロコマンダー――57.5岡部幸雄
・・・・・・
4着タヤスメドウ―――――55M.デムーロ
5着メジロロンザン――――53吉田豊
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エルフィンSはポルトフィーノが楽勝。
8ヶ月前のデビュー戦と同じく、
ハナを奪ってそのまま速い上がりで押し切るワンサイド勝ちだった。

相手も極端に弱かったわけではないし、
個人的にはだいぶこの馬を見直す契機になった。
たとえ早くからここに照準を合わせていたとはいえ、
新馬戦以来8ヶ月ぶりのレースでオープン特別を楽勝するのだから、
非凡なものを持っているに違いない。
それにこの先行力。これが桜花賞で大きな武器となるはず。

・・・・・・
この勝利で武豊はようやく今年2つ目の特別戦勝利。
雪の土曜京都で朝イチから連勝を決めていたのが象徴的で、
今年はここまでほとんどの勝ち鞍を午前中に挙げる「大先生状態」だったが、
これで初日のレキシントンシチー@初夢Sに続く特別2勝目となった。

とはいえまだ重賞は勝てていない。
次週はきさらぎ賞でブラックシェルに騎乗予定。
福寿草特別で豪快な末脚を見せてくれた期待馬である。
ただ、その後キングスエンブレムもファリダットも詰めの甘さを見せており・・
真価が問われる一戦となる。
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土曜東京11R白富士Sでトーホウアランが帰ってきた。
06年の中日新聞杯以来、1年2ヶ月ぶりの実戦。
好位追走から伸び切れなかったあたりに、
いかにもブランク明けの厳しさを感じさせられたが、
先行した3頭がそのまま粘り込む特殊な展開の影響もあったか。

叩かれた上積みはもちろん見込めそうだし、
これでやっとこさキャリアは8戦目。
順調に使うことさえできれば・・というところですかね。
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◇東京11R 共同通信杯
1着・・ショウナンアルバ―――56蛯名正義
2着・・タケミカヅチ―――――56柴田善臣
3着○マイネルスターリー――56津村明秀
・・・・・・
4着・・シングンリターンズ――56柴山雄一
5着・・サダムイダテン――――56安藤勝己
6着・・ホッカイカンティ―――56石橋脩
7着◎スマートファルコン――56横山典弘
9着△サブジェクト―――――57O.ペリエ
10着☆ノットアローン――――56上村洋行
11着▲ニシノシュテルン―――56後藤浩輝
13着・・イイデケンシン――――57藤田伸二
【投資:2,400円 回収:0円】

初めに結論から言うと、クラシック路線はますます混迷を極めることになった。
せめてここでサダムイダテンやサブジェクトが勝ち名乗りを挙げれば、
主役候補として3月を迎えることもできたのだが・・

単勝の最終オッズは1.5倍となったサダムイダテンは5着。
素質に惚れ込んでいる様子の安藤勝己は、この結果にひどく落胆。
たぶん次もそう人気は落とさないだろうし、場合によってはカモになるかも。

一方の△サブジェクトは重賞ウィナーにもかかわらず単勝11.6倍と完全に伏兵扱い。
その低評価を覆すこともできず、中団のまま9着に敗れた。

ラジオNIKKEI杯組、大ピンチ。

・・・・・・
そうは言っても、ショウナンアルバが勢力図を塗り替えたわけではない。
そもそも、このレースのラップが奇妙すぎる。

12.5-10.6-10.8-11.9-12.7-13.0-12.2-11.5-12.4

テンの先行争いが激しくなり、勝ち馬のその渦中に。
3角〜4角にかけてはドップリ緩んで直線は坂の部分で11.5秒とペースアップし最後は我慢比べ。
先行馬のほとんどが失速、
大敗を喫していることを思えばこの乱ペースを乗り切った勝ち馬は強かったのかも。
しかも、暴走寸前の精神状態で・・
前走を勝った際も蛯名正義が「抑えが利かない。力で勝っただけ」と辛口のジャッジを下していたが、
同じような状態で重賞まで勝ってしまうとは。

これでウォーエンブレム産駒はJRA重賞初制覇。
ショウナンさんは確か昨年の勝ち上がった4頭のうち1頭も所有していたように記憶しているが、
この血統と浅からぬ縁があるみたい。

・・・・・・
2着のタケミカヅチはシンザン記念4着で「終わった」と思っていた。
太かった馬体も完全には絞れていなかったようだし、
東京の1800mはちょっと厳しい条件ではなかろうかと。
うまいこと内をすくって賞金加算に成功。

もう一頭のゴールドアリュール産駒◎スマートファルコンは「ノリスペ」発動。
普段見てる時はどうってことないけど、
いざ実際に自分の本命馬であれやられると気が気でない。
豪快に不発に終わるも、上がりの脚でも他馬に劣っているだけに完全に力負け。
2番人気というのも売れ過ぎだとは思っていたが・・
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◇京都11R シルクロードS
1着▲ファイングレイン―――56幸英明
2着・・コパノフウジン――――54藤岡佑介
3着◎ステキシンスケクン――56岩田康誠
・・・・・・
4着☆リキアイタイカン―――54池添謙一
5着・・サイキョウワールド――54四位洋文
6着・・プリンセスルシータ――52川田将雅
7着・・テイエムアクション――55橋本美純
9着△ペールギュント――――57.5C.ルメール
10着△アストンマーチャン――56武豊
11着○クールシャローン―――53長谷川浩大
13着・・アグネスラズベリ―――54角田晃一
15着△アイルラヴァゲイン――57松岡正海
【投資:2,500円 回収:0円】

スプリント女王△アストンマーチャンが、
どことなく危うい雰囲気を漂わせながら登場。
単勝2.5倍という微妙な数字が、
信用を置ききれないというジャッジを現していた。

相変わらずパドックでもチャカつき気味で、このあたりはいかにも久々。
スポニチ紙上コラムで「ボクはこの馬で逃げたことがない」とうそぶいた武豊も、
渋々といった感じで単騎先行策を選んだ。選ぶしかなかった。
その結果、息を入れられず直線はあっさり失速。
番手につけた好位勢が軒並み大敗したことを見てもスピードは相当なものがあるのだが、
いかんせんそれを有効に使うのが難しすぎる。
スプリンターズSの時のように歯車がガチッとかみ合えば、素晴らしいレースができるんだけど。

・・・・・・
前に行った馬にとって厳しいレースとなっておかげで、
▲ファイングレインの末脚がフルに威力を発揮した。
ゲートでは約1馬身出遅れたが、待機策を取るには問題ない程度の後手。
3角では後方2番手にいたが、
外に持ち出して追い出されると、内回りの短い直線もお構いなしに差し切った。

久々の重賞制覇となった幸さん。
もっとも、この人の場合は勝つ度に「久々」なのだが・・さて。
高松宮記念が見えてきた的な発言があったけど、
時計がかかれば面白いかもね。
この2戦とも勝ち時計がぴったり1:09.1で同じ。
1分7秒台の決着になったりすると、追込みは難しくなりそう。

2着コパノフウジンは実にいいポジションで流れに乗っていた。
激流をやり過ごしつつ、極端に外を回さなくてもいい位置。
勝ち馬とは脚色が違っていたものの、馬場の真ん中から脚を伸ばし波乱を演出した。
ハンデ54kgとはいえ、状態が上向いていないとこの結果は出せまい。
そして鞍上に好調・藤岡佑介がいたことも強調しておくべきだろう。

・・・・・・
◎ステキシンスケクンは外枠発進ということもあり、
序盤はハイペースについて行けずに中団やや後方から。
岩田康誠の騎乗姿勢がちょっと不恰好で、大敗も覚悟したもんだが・・
4角でうまく内に潜り込み、直線ではバテた先行馬を捌いて伸びてきた。
だが、経済コースを通った割にもうひと押しがなく3着まで。
うまく乗られたとは思うが、だからこそ物足りない結果と言える。

・・・・・・
ゴール前で☆リキアイタイカンが突っ込んできた時は一瞬、
「リキアイ来たーっ!!」と色めきたったものだが・・時すでに遅し。
4着から馬券圏内に飛び込むまでの壁がまた厚かったりするんだけど、
よく頑張る10歳馬です。

休み明けプラス24キロだったテイエムアクション。これは叩いて良くなるはず。

トップハンデ57.5kgを背負った△ペールギュントは中団から伸びきれず。
これは馬場の影響が大きかった。
○クールシャローンはアストンマーチャンを深追いする形になり失速。

ところで△アイルラヴァゲインはどこにおった?
相変わらずパドックからイレ込み気味ではあったが、
好位追走からあっさり後退。
何かドリームパスポートで負けてから松岡正海が負のオーラを発している気がしてならない。
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3e4a084a.jpg2週連続の変則開催お疲れ様でした。
さて連休最終日のきょうは日頃の感謝を込めて、
我がパソコンの清掃に励みました。
普段からお世話になってるからねえ。
ということで、
キーボードの一つひとつのボタンも全部はずして、
隙間にたまっていた埃や食べカス(笑)を除去。
これで明日以降も、
高いモチベーションを保って働いてくれるはず。

ところが・・

ボタンがうまいことハマらん(笑
大抵のところは元と遜色ない感じでフィットしてるんだけど、
右側の「SHIFT」とかはもう全然あかん。
いつもみたいなソフトタッチじゃ反応してくれん。
「グーッ」とクリックして初めて機能する、そんな感じ。
たぶん外したときに部品の一部が欠損してしまったんでしょう。

いらん事したなあ・・
普通に拭き掃除だけしとけばよかったのに。
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◇東京10R 立川特別
1着○ナックルパート――――57後藤浩輝
2着・・スリーセブンスピン――57江田照男
3着◎プロセッション――――57柴田善臣
・・・・・・
4着・・カネスラファール―――57北村宏司
5着△テンザンモビール―――57内田博幸
6着▲エイシンハンコック――57岩田康誠
7着☆セトノヒット―――――57田中勝春
【投資:2,200円 回収:0円】

「二回続けて◎を打てば一回は来るはず」。
目算どおり◎プロセッションはしっかり伸びてきた。
直線で外に持ち出されると、前を行く2頭にグイグイと迫る。
しかし・・先行した2頭にはわずかに届かず。

マイナス8キロと絞れていたナックルパート
好スタートを切ってハナに立つと、
一度はスリーセブンスピンに前を譲るも怒涛の粘り腰で差し返した。
鞍上の後藤浩輝も「何年かぶりにこんな差し返すレースをした」とか。

2着スリーセブンスピンも思い切って負かしに行く強気の競馬。
休み明けでこれだけ走られるとはねえ・・これは誤算でした。

・・・・・・
それにしてもこのレースを取れなかったのは痛かった。
どうせプロセッションも次はもうしっかり人気するだろうし、妙味ナシ。
「プロセッション計画」は頓挫に終わった。
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◇小倉11R 小倉大賞典
1着○アサカディフィート――57.5中舘英二
2着△マルカシェンク――――57福永祐一
3着△シルクネクサス――――56上村洋行
・・・・・・
4着◎ワンダースティーヴ――53安藤光彰
5着△ニルヴァーナ―――――55藤岡佑介
6着△マイネルフォーグ―――54藤岡康太
7着▲フィールドベアー―――55秋山真一郎
10着△ディアデラノビア―――56.5C.ルメール
15着☆オースミダイドウ―――55和田竜二
【投資:3,000円 回収:0円】

小倉で空を飛ぶ10歳馬。
○アサカディフィートが素晴らしい末脚で連覇達成。
スローではないけれど、決して前が崩れるような展開ではなかった。
それを3角から大外をグルッと回って差し切り勝ち。

これには△マルカシェンクの福永祐一も、
「あれで負けたら仕方ない」と脱帽。
確かに、いい手応えで4角では先頭に並びかける勢いだったが、
勝ち馬には並ぶ間もなく交わされていってしまった。

◎ワンダースティーヴが3着に粘っていれば3連複を取れたんだけど、
惜しくもゴール前で交わされてしまった。
ハナは取れなかったが2番手で折り合い4角先頭。
手応えは一杯になりながらもしぶとく食い下がっていたのだが・・

3着に食い込んだのは△シルクネクサス
瞬発力勝負にならない戦況ならこれくらいは走る馬だし、
今年も中京記念では一発を警戒しておくべきかも。

昨年の小倉記念に続く重賞挑戦となった△ニルヴァーナだが、伸び切れず5着まで。
レースが上手なタイプだけに大崩れはしないが、
現状ではこれが精一杯なのかも。

▲フィールドベアーには厚めの印を打ったが、
ここで狙うのもちょっとベタだったかもしれない。
まだこの馬は距離やコースを含めベストの条件というのがつかめていない。

△ディアデラノビアは前走に続いて馬群から出てこられず完敗。
最後は鞍上もほとんど追えていなかった。
C.ルメールいわく反応が良くなかったせいで前にどんどん入られてしまったとか。
引退前でもあるし、ここらへんでレースを使うのは切り上げてもいいかもしれない。
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サダムイダテン単勝1.4倍ってのはさすがにやりすぎでしょう・・
わずか2戦のキャリア、初めて経験する長距離輸送・・
このフルゲート16頭の厳しいレースで「鉄板」と判断できる要素はどこにもない。
せめてこれが単勝だけ売れてるとかならまだしも、
連複系の馬券も全部[10]絡みが人気に。

ちょっとこういう馬は買えませんね。


◆東京11R 共同通信杯
◎スマートファルコン
○マイネルスターリー
▲ニシノシュテルン
☆ノットアローン
△サブジェクト

ただしサダムイダテンが評判通りに強かった場合を想定して、ワイドで。
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◇京都11R シルクロードS
1着▲ファイングレイン―――56幸英明
2着・・コパノフウジン――――54藤岡佑介
3着◎ステキシンスケクン――56岩田康誠
・・・・・・
4着☆リキアイタイカン―――54池添謙一
5着・・サイキョウワールド――54四位洋文

また3連複が・・1頭違い・・
▲◎☆なら730倍・・
ここで藤岡佑介・・買い目に入れても6点増えただけ・・
買っておけば・・抑えておけば・・
たらればたられば・・・・

・・・・・・
最終はもう戦意喪失。あした頑張りましょう。
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日曜の東京競馬もあっさりと?中止に。
これで明日は普通に京都/東京の競馬が楽しめる月曜日。
ちょっと得した気分。

それにしても昨日はすごい雪でした。
大阪まで用があったんだけど、車で行ったのが大間違い。
3時間かかった・・

◆京都12R 4歳上1000万下
◎フォルテピアノ
○バトルサクヤビメ
▲フェザーウイング
☆ホウショウルビー

精力的に取り組みながら、まだ一度も馬券になっていない「1000万下ダート短距離戦」。
土曜東京の立川特別も悔しすぎる1着3着だった。

きょうの京都は8Rにもダート1400mの牝馬限定戦が組まれているが、
6Fベストのフォルテピアノが混合戦でもこちらを選んだのは妥当。
前走ほど激しい先行争いにはならなさそうだし、今回はハナを取れそう。
道悪のダートならそう簡単には捕まらない。

バトルサクヤビメの前走は2着。
ショウナンアクトの決め手には屈したものの、
中団から脚を伸ばして◎には3馬身半差をつけた。
しかしこの馬、普段から人気を集めないキャラなのに、
今回は1番人気が濃厚。
こういう時にコロッと負けてしまいそうな予感が・・

割って入るなら昇級2戦目のフェザーウイングと、
叩かれて上向き加減の大型牝馬ホウショウルビー

・・・・・・
◎○の馬連が約4倍。これでは手は出しづらいが・・
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小倉大賞典のワンダースティーヴは惜しかったなあ・・
早めにマルカシェンクに交わされてからも、
ギリギリまで3着争いに踏みとどまっていた。
あれで残っていれば3連複200倍が入ったのに!

引き続き、エロい◎を打てるよう頑張るしかないですね。


◆京都11R シルクロードS
◎ステキシンスケクン
○クールシャローン
▲ファイングレイン
☆リキアイタイカン
△ペールギュント
△アイルラヴァゲイン
△アストンマーチャン

ちょっと中途半端かなとも思いつつ、ステキシンスケクンから。
本格的に1200mに矛先を向けてから、2戦続けて3位入線(尾張Sは降着)。
以前のようにハナには行けていないが、安定感のあるレースが続いている。

だが、このままでは勝てない。

スパイスとなるのはアストンマーチャンが演出するハイペース。
持久力を求められる展開になれば、
決め手で劣る部分を補えるのではないだろうか。
同じ1200mでも戦局が変われば、結果も変わる。

・・・・・・
クールシャローンはこれで4戦続けて京都の1200m戦。
差す競馬をするにせよ、ハナに立つ競馬をするにせよ、
前後半3Fずつのラップタイムがほぼ均等という、いわばワンペースの馬。
これでは相手が強くなった今回はどうかと思ったが、
かといって強烈な決め手を持った馬もいない。引き続き圏内だ。

淀短距離Sで6F戦に覚醒したファイングレイン
鮮やかな末脚ではあったが、ロスなく内を突けたのが最大の勝因でもあった。
いわば今回は試金石。順調さと勢いで重賞獲りをもくろむ。

どさくさ紛れにリキアイタイカンに印を入れてみた。
土曜の小倉大賞典を同期のアサカディフィートが制したからではないが、
展開がハマれば見せ場くらいは作れる可能性はゼロじゃない。

・・・・・・
実績上位3頭は押さえに回した。
ペールギュントはトップハンデもさることながら馬場が心配。
それほど人気にもならなさそうだけど。
アイルラヴァゲインは結局、中山専用機なんじゃないのか。
パワーを求められるコースで押し切りを図るのが勝ちパターンといえる。
ならば今の京都は向くかもしれないけど。

ここから始動するアストンマーチャンはまだ仕上がり途上か。
順調に使ってきている組との比較では印を落とさざるを得ない。
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◆東京11R 共同通信杯
◎スマートファルコン
○サダムイダテン
▲マイネルスターリー
☆ノットアローン
△ニシノシュテルン
△ショウナンアルバ
△サブジェクト
△ホッカイカンティ

ラジオNIKKEI杯2歳Sの上位2頭が揃って参戦。
本来なら「2強」としてクローズアップされてもおかしくないが、
位置づけはあくまで「有力馬の一頭」。
抜けた存在ではないということは、
他馬陣営が臆することなくぶつけてきた結果のフルゲート16頭という事実が物語っている。

スマートファルコンの末脚は重賞でも十分に通用する。
初芝のジュニアCで後方一気の追込みを決めたが、
この時の上がり3Fが34.4秒。
もちろん額面的にも評価できる数値ではあるが、
2番目に速い脚を使っていたのがシンガリを追走していたサンライトポリニア(10着)で、
その数字が35.6秒。つまり他馬より1秒以上速い上がりをただ一頭使っていたことになる。
クラシック戦線に名乗りを挙げる資格のある、決め脚だった。

・・・・・・
サダムイダテンは正直まだどの程度の器なのかわからない。
だが、荒削りながらも雰囲気を感じさせる馬だし、
こういう逸材が期待通りに開花するのを見るのも悪くはない。
現実的な面で言うなら、馬場が渋るのもよさそう。

連闘をかけてきたマイネルスターリー
印象的だったのは前々走・萩Sでレースが終わったころに吹っ飛んできたあの脚。
タイミングひとつで出番があってもおかしくない。

ノットアローンは先行脚質を活かしての粘り込みを図る。
タメて切れるタイプでないことは判明しつつあるだけに、前に行ってナンボということで。

サブジェクトもG3ならトントンと勝っていっていい馬だが、
朝日杯大敗→「ラジたん」で即巻き返し→共同通信杯というリズムがラガーレグルスと同じで、
ちょっと気になってしまったりするのだ。
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◆東京10R 立川特別
◎プロセッション
○ナックルパート
▲エイシンハンコック
☆セトノヒット
△テンザンモビール

この前に◎を打った際にも、
仮にダメだったとしてもう一度狙うと決めていたプロセッションから。
前走は直線が壁になってしまい、追えずじまいで参考外。
ちょうどいいひと叩きになったことだろう。

使われて変わり身を期待したいのはナックルパートも同じく。
2走前は実にしぶとい競馬をしていた。

エイシンハンコックは休み明けになるが、まだ底を見せていないのが魅力的。
多少でも馬場が渋ればますます期待は高まる。

前崩れになったらセトノヒットもしくはテンザンモビールの出番。

2番手以下の4頭はぜんぶ関西馬になってしまったが、恐らく間違った選択ではあるまい。
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◆小倉11R 小倉大賞典
◎ワンダースティーヴ
○アサカディフィート
▲フィールドベアー
☆オースミダイドウ
△マルカシェンク
△ディアデラノビア
△マイネルフォーグ
△シルクネクサス

冬の小倉最終週。馬場がある程度荒れるのは仕方ない。
事実、先週の芝コースはだいぶ外差しが決まる傾向が強く、
12Rでは8枠3頭ワンツースリーみたいな結果も。

となれば、上がりのかかる展開でしぶとく脚を伸ばす、
8枠の差し馬2頭あたりを軸に据えたくなるところだが・・そこでひと捻り。

昇級でもワンダースティーヴの勢いを買う。
まずは先行できることで、展開面での意外性を引き起こせる可能性がある。
「差し馬場」という意識が浸透しているであろうだけに、前への意識は薄らぐ。
先週51.3秒で坂路を上がったように調教内容も良くなっている。
同型オースミダイドウとの兼ね合いさえスムーズにつけば、
後続が外を回している間にラチ沿いを粘り込む・・そんなシーンが。

上がりがかかる展開になれば、アサカディフィートの決め手が恐い。
もしかしたら雨で馬場が渋るかもしれず、過度な期待は禁物。
それでもこういう時に一発が用意されているから、10歳になった今季も現役を続けられるのだろう。

フィールドベアーはちょっと「見え見えの狙い馬」のようにも思う。
京都金杯5着で重賞戦線でのメドもついた。
水曜までの本命はこの馬だった。

木曜の時点ではオースミダイドウに乗り換える予定だった。
休み明け京都金杯を叩かれてからの上積みは大きく、
小回りの1800mなら折り合い次第で十分に克服できる。

・・・・・・
タフなコンディションだけに、
マルカシェンクディアデラノビアの印を落としてしまうのはしょうがない。
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共同通信杯といえば、クラシックへ直結する大事な大事な登竜門。
古くはナリタブライアンやエルコンドルパサー、
近年でもジャングルポケットやアドマイヤムーンが勝ち馬として名を連ねている。

その一方で、ここを勝ってクラシック戦線の主役に名乗りを挙げながら、
よもやの失脚に追い込まれる若駒たちもいた。
昨年のフサイチホウオーなんかはその最たる例。
デビュー4連勝を飾りながら、皐月賞3着後は地獄に落とされたような惨状に直面している。

05年の勝ち馬ストーミーカフェも、そんな一頭。

この年のクラシックはなかなか輪郭の見えない状態が続いていた。
朝日杯FSはマイネルレコルトが勝ち、
関西ではペールギュント、ローゼンクロイツ、ヴァーミリアンなど、
「サンデーレーシング軍団」が気勢を上げるも、
圧倒的な存在感を示す馬は現れなかった。

年明けの淀で、一頭の怪物が空を飛ぶまでは・・

ディープインパクトが若駒Sを驚異的パフォーマンスで圧勝。
たちまち3歳の重賞戦線は「ディープの対抗勢力探し」に主眼が置かれることとなった。

そんな中、ストーミーカフェに寄せられる期待は小さなものではなかった。
ハイペースを自分から動いて2着に粘った朝日杯FS。
まだ気性面で粗さが残っているのが、かえって伸びしろがあるように感じさせた。
そして、ディープインパクトとは対照的な先行脚質。
少なくとも皐月賞ではひと泡吹かせられるのでは・・と見ていた。

・・・・・・
その「決意表明」とも位置づけられた共同通信杯。
圧勝だった。
懸念された折り合いも極めてスムーズで、
自ら引き締まったラップを刻み後続に圧力をかけ、直線で突き放す。
誰もどうすることもできないワンサイドゲーム。
しかも58kgを背負ってのものだっただけに、
そのパフォーマンスは出色だった。

ところが、皐月賞を目指しての調教中に骨折が判明。
半年の休養後、神戸新聞杯でディープインパクトとの初対戦を迎えるも8着と完敗。
以後、一度も馬券に絡めることもなく6歳を迎えた。

あの共同通信杯から3年が経った。
ストーミーカフェの潜在能力は間違いなく高かったが、
それを解き放つことの難しさを改めて思い知らされた。
あるいはこの先、一発大逆転の「覚醒」が待っているのか。
フサイチホウオーとともに、再起を目指す。

■2005年2月6日 東京11R 共同通信杯
1着ストーミーカフェ―――58四位洋文
2着ダイワアプセット―――56柴田善臣
3着マルカジーク―――――56O.ペリエ
・・・・・・
4着ニシノドコマデモ―――56横山典弘
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◇東京11R 根岸S
1着○ワイルドワンダー―――57岩田康誠
2着△タイセイアトム――――57吉田豊
3着◎アドマイヤスバル―――56村田一誠
・・・・・・
4着☆トーセンブライト―――56柴田善臣
5着・・カフェオリンポス―――58勝浦正樹
6着・・メイショウバトラー――55武豊
9着△マイネルスケルツィ――57松岡正海
10着・・レオエンペラー――――56江田照男
11着・・シンボリグラン――――57北村宏司
12着・・エイシンロンバード――57横山典弘
13着▲リミットレスビッド――58蛯名正義
14着・・ビッググラス―――――57戸崎圭太
15着・・シルヴァーゼット―――56御神本訓史
中止△トウショウギア――――56吉田隼人
【投資:2,000円 回収:0円】

初めに断っておくが、
△トウショウギアの故障についてはまずこのように感じた。
「あれでアドマイヤスバルが不利を受けて3着になった」と。
これが偽らざる本音です。
もちろん、優秀な競走馬がレース中の故障を原因に命を絶つのは悲しいことだが、
我々もリスクを冒して馬券を買っている以上、
その成功・失敗は何事にも変えられないほど尊いものであるはずだ。
逆に、それくらいの覚悟もなく大事なお金を使うわけにはいかない。続きを読む
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◇京都11R 京都牝馬S
1着・・アドマイヤキッス―――56安藤勝己
2着・・ザレマ――――――――54和田竜二
3着・・キストゥヘヴン――――55幸英明
・・・・・・
4着◎ブルーメンブラット――55C.ルメール
5着・・ローブデコルテ――――58福永祐一
7着・・コスモマーベラス―――57四位洋文
8着・・ランペイア――――――54藤岡佑介
10着・・アンブロワーズ――――56秋山真一郎
11着・・カタマチボタン――――54藤田伸二
13着・・シェルズレイ―――――55川田将雅
【投資:2,500円 回収:0円】

まだまだ修行が足りないのかな。
◎ブルーメンブラットは阪神カップ3着の健闘を買われ1番人気に推されたが、
馬券圏内にも入れず4着に敗れた。

決して力不足という印象は受けなかった。
ただ、展開その他のエクスキューズの介在をはね退けて勝てるほど、
圧倒的な存在でなかったのも事実。
前走と同じく後方待機策からの追い込みを狙ったが、
脚色が際だって見えるシーンはなく、じわじわ伸びて差を詰めたまで。
強力牡馬が作る引き締まったペース、緩急のつきにくい距離、直線の坂‥
前走とは違う要素がこれだけありながら、
同じ乗り方に拘ってしまったのが結果的に敗因となった。
もちろん前に行ったら勝てたかというと、それはまた別問題だが。
C.ルメールが控えるであろうことは想像できた。
こうしてスタイルを確立していくことが、
やがてどこかで実を結べばそれでいいか。続きを読む
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書けたやつから順番にアップしていくしかない!

2月3日
◇京都12R 4歳上1000万下
1着○メイショウカルド―――57藤岡佑介
2着・・アルヴィス――――――55川田将雅
3着・・コンゴウダイオー―――57角田晃一
・・・・・・
4着・・イチライタッチ――――54大下智
5着・・ユーセイハヤトオー――54田村太雅
6着◎スティリスタ―――――57和田竜二
7着・・ビッグポパイ―――――57吉田稔
9着△ゴービハインド――――57福永祐一
10着▲ブライトロジック―――57安藤勝己
12着☆ワールドドン―――――57C.ルメール
13着・・ヴィクトリーラン―――57石橋守
【投資:2,800円 回収:0円】

スタートで完全に歯車が狂ってしまった。
1番人気の◎スティリスタは、
ゲートが開く直前から枠内でガタガタ・・
スターターがタイミングを見計らって開けてくれたおかげで出遅れは免れたが、
それでもちょっと躓いたような体勢で出る形に。
いつものようにスムーズに好位を取りきれず、
さらには外からコンゴウダイオー、セレスブルックが早めに被せてきたおかげで、
中団まで下がってしまった。
これでは気分よく追走することもできず、4角手前から早々とムチが飛ぶ始末。
流れ込むだけの6着に終わったが、
あの手応えではもっとズルズル沈んでしまってもおかしくなかった。

ちょっと予期せぬ形での敗戦。
一回こういうことがあると、また次から手を出しづらくなってしまう。続きを読む
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◇東京11R 東京新聞杯
1着◎ローレルゲレイロ―――57藤田伸二
2着・・リキッドノーツ――――56田中勝春
3着・・タマモサポート――――56津村明秀
・・・・・・
4着△カンパニー――――――58福永祐一
5着△ハイアーゲーム――――56藤岡佑介
6着☆ジョリーダンス――――55O.ペリエ
7着○エイシンデピュティ――58岩田康誠
8着△サイレントプライド――56横山典弘
9着▲カネトシツヨシオー――56秋山真一郎
10着△コイウタ―――――――54松岡正海
【投資:3,400円 回収:0円】

ここでリキッドノーツかよ・・
重賞でやれるには、せめて京都金杯でもうちょっと走っておいてくれないと。
せめて東京でも中山くらい高い連対率を持っててくれないと。
さすがに拾える要素がなさすぎる。
何だか調教はやたらよかったみたいですけど。

壮絶な2着争いに食い下がっていたのがタマモサポート
どちらも買ってなかったから、ただ呆然と叩き合いを眺めてました。
まあ、まだこっちのほうが買えるのはわかる。
距離短縮、最内枠で折り合いがつけば・・
という上積みを見込める要素があっただけに。

せっかく◎ローレルゲレイロが強い内容で押し切ってくれたのに、
相手が4〜10着にキレイに並ぶようではどうしようもない。
とはいえ勝ち馬のレースは見ていてなかなか気持ちよかった。
ロケットスタートを決め、早々と単騎逃げに持ち込むと、
3角を過ぎたあたりから絡んできたアポロノサトリを直線でまず競り落とし、
坂を登っても粘り腰は衰えず、後続を抑えてゴールイン。

今の時点で安田記念云々を言うのは難しいけど、
とりあえず次は阪急杯へ行こう。開幕週ならまた狙える。

・・・・・・
△カンパニーは最速33.6秒の末脚で4着。
だが、休み前のマイルCS同様、ゲートの出が鈍かったせいで差し損ねた。
主戦の福永祐一いわく、「馬が手を抜くのを覚えてしまってる」とか・・
天皇賞でも3着しているし、今は2000mくらいのほうがいいのかも。

引き締まった流れは☆ジョリーダンスに向くかに思われたが、
うまく馬群を捌くことができずに6着に終わった。
カンパニーとは同タイムだけに大きく負けてはいないのだが。

堅実派○エイシンデピュティが意外な失速。
ここ2戦、後継ラップで好走してきたところで、
戦局がガラッと変わってしまったのが敗因といえるだろう。
そんな中で背負う58kgというのも泣き所だった。

▲カネトシツヨシオーは今の充実ぶりが目立つだけに、
もうちょっと頑張ってもらいたかった。
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雪の順延などもあり、おかげ様でネタはたまってます。
ただしアップが追いつけてません。


■アグネスタキオン×桜花賞馬 アグネスファストが新馬勝ち
土曜の京都では芝2000mの新馬戦が行われた。
注目は00年オークス馬シルクプリマドンナの仔フサイチフェイマスに集まったが、
これがゲートに失敗し最後方からの競馬。
超スローに捕まり、差を詰めるものの7着と完敗を喫した。

それを尻目に逃げ切り勝ちを収めたのがアグネスファスト
手応えたっぷりのまま追い出されると、二の脚を使って後続を突き放し4馬身差の圧勝。
こういう「逃げ馬が二の脚使って突き放す」レース内容は見ていてインパクトがある。

アグネスタキオン×ファイトガリバーという、
血統を見渡す限り桜花賞馬、オークス馬、皐月賞馬、ダービー馬がゴロゴロという良血。
母の産駒はこれまで、いわゆる「クズは出さない」ものの大物は不在という現状だけに、
未来のリーディングサイヤーの活力を注入された新星の登場に今後の期待は高まる。


■またしてもファリダット3着(笑
トーンダウンもやむなし。
だがファリダットは長い目で見ていきたい原石だと思う。
つばき賞、また断然の1番人気に支持されたが、
いざ追い出されてからの脚がジリジリ・・といった感じで、いかにも歯がゆい。
折り合いにもまだ改善すべき余地が残っているので、
ここで無理にクラシックロードに乗せる強行ローテを組むよりは、
ジックリと育成していかれるべきではないかと。


■シルクビッグタイムはタメても切れる!
注目の3歳ダート戦・バイオレットS。
アドマイヤロザが出走を取り消したため、
事実上シルクビッグタイムナンヨーヒルトップの一騎打ちに。
レース展開は意外にもシルクビッグタイムが中団に控える形になったが、
常にナンヨーヒルトップを射程圏に入れて直線へ。
スパートに入ると楽に前を捕らえ、2馬身差の快勝。
上がり3Fは35.5秒の決め脚を使っており、
時計も道中スローで流れたにもかかわらず同日12Rの古馬1000万下をしのぐ好タイムだった。

デビュー戦から「走る」という印象を与えていたが、実際にこれで無傷の3連勝。
芝挑戦のタイミングが難しいが、現状ではダート界の世代トップに君臨したといえよう。


■マゼランが航路を東に取って連勝
マゼランが日本ダービーを見据えて東上。
2:25.7の高速時計で2勝目を挙げた。
レースを見てないので何とも言えないけど、
この距離でこの上がりの脚を使えるということは、
クロフネ産駒特有の「鈍さ」みたいなもんとは無縁ということでいいのかな。
フサイチリシャールもそうだけど、
時計の速い、緩急のつかないペースが向きそう。

余談ながら、「マゼラン海峡」ってどこのことか思い出せずいろいろ調べてしまった。
なるほど南米大陸の先っちょですか。
そうかそうか、「クロフネ」っていう発想だけでなく、
母親がアルゼンチン産っていうのもちゃんと加味されたネーミングなんですね。

・・・・・・
まだ先週の重賞回顧がぜんぜん書けてない・・
リキッドノーツがどうこう、くらいしか。
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