「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2007年03月

例によって土曜の夜は更新できそうにないので、
展望を交えつつ、日曜の2重賞を予想。
今週はGIの谷間ですが、
ドバイミーティングもあるし見どころは満載ですね。
うまく高松宮記念と日程がずれたことで、
日本のGIに武豊らトップジョッキーが乗れないということも回避できたし、
来年以降もこのスケジュールが守られれば。

とりあえず「Jpn1」をどうやって「ジーワン」と読むのか。続きを読む
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そういえば、そろそろセントラル・リーグも開幕ではないか。
今年はますますメジャーに注目を奪われそうで、
もはや「日本の野球には興味がない」と言いはばかるのが事情通のような、
そんな雰囲気さえ漂っている。
しかし日本の野球には、メジャー観戦にはない唯一絶対の面白さ・・
「ファン」としてゲームを観られる要素がある。
今年も、阪神タイガース。続きを読む
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◇中京11R 高松宮記念
1着△スズカフェニックス――57武豊
2着・・ペールギュント――――57上村洋行
3着○プリサイスマシーン――57安藤勝己
・・・・・・
4着・・ビーナスライン――――55秋山真一郎
5着◎オレハマッテルゼ―――57後藤浩輝
6着・・マイネルスケルツィ――57柴田善臣
7着▲エムオーウイナー―――57小牧太
8着・・シーイズトウショウ――55池添謙一
13着・・アンバージャック―――57横山典弘
14着☆サチノスイーティー――55吉田隼人続きを読む
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とうとうクワイエットデイが重賞を勝つとはね・・
長らく1000万下を勝ち上がれなかった詰めの甘さはどこへやら。
これで角田晃一とのコンビで仁川S→マーチSと2連勝である。
しかも前走は逃切り、
今回は最後方からのイン差しと自在の戦法で巧みに立ち回っている。
このへんの手腕の巧拙はともかく、
通算640勝で重賞33勝目とした鞍上の「勝負運の強さ」も味方したか。
これだけ賞金を加算すれば、交流重賞の出走権も回ってくるはず。
今後が楽しみだ。続きを読む
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◆中京11R 高松宮記念
◎オレハマッテルゼ
○プリサイスマシーン
▲エムオーウイナー
☆サチノスイーティー
△スズカフェニックス

昨年、このレースでスプリンターとして覚醒したオレハマッテルゼ
しかし、昨秋はまったくいいところがなかった。
たとえベストの条件でなかったにせよ、阪神C14着の凡走はいただけないが、
左回りの芝1200mで大逆襲をかけたい。

8歳にして充実著しいプリサイスマシーン
1200mへの対応に関しては問題ないだろうが、
道悪適性を裏付ける要素に欠けるのが難点ではある。
それでも、ソツなく先行できるセンスは多頭数の6F戦で大きな武器。
同じくエムオーウイナーも前に行けるタイプ。
このメンバーなら目下の勢いで通用してもおかしくない。

時計がかかればアイビスSD圧勝のサチノスイーティーが浮上。
スズカフェニックスは道悪自体はこなせそうだが、
前にいる顔触れがそれなりに強力ゆえに・・差してどこまで。
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最近、更新が滞り気味で申し訳ありません。
ちょっと週末に家にいないことが多いもので・・
ちなみに、今後こういうケースは増えます!(断言)
懲りずにお付き合いのほどをよろしくお願いします。

◆阪神12R 4歳上1000万下
◎カイテキネオ
○エアオーサム
▲ミスターケビン
☆エイシンイーデン
△テイエムノブシオー

ここ数戦は1400mを使われてきたカイテキネオだが、
4走前を除いてはゴール前でもうひと伸びを欠く内容が続いた。
元々1200mで安定したレースを続けていただけに、
若干ではあるが相手関係も楽になったここは前進を期待したい。

前走は流れが合わなかったエアオーサム
大外枠と川原正一起用で狙いが立つ。
ミスターケビンは内で揉まれた時がやや心配ではあるが、
現級で勝ち負け、関西圏でも3着に入った力がある。

前走から1F短縮のエイシンイーデンは同型との兼ね合いだけ。
渋った馬場は歓迎材料。
警戒したいのはダートで底を見せていないテイエムノブシオー続きを読む
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リーディング4位。
そろそろ居心地が悪くなってきたか。
年明けの騎乗停止処分明け以降、
思いのほか勝ち星が伸び悩んでいた武豊が、
日曜の阪神競馬で5勝の固め打ち。
メインの阪神大賞典をアイポッパーで制したほか、
6Rで単勝14.8倍の伏兵クリーンを勝利に導くなど、
質量ともに価値の高い勝利を積み重ねた。

興味深く行方を見守っていたのは9Rさわらび賞。
前走まで手綱を取っていたコンティネントを岩田康誠に明け渡し、
武豊がコンビを組んだのはスズカコーズウェイ。
前日の若葉Sにおける、
ヴィクトリーとナタラージャの構図とさも似たり、といったところ。
この時は勝利の女神にソッポを向かれる形になったが、
その雪辱を果たすようにインを突き差し切り勝ちを収めた。

今年の競馬もはや4分の1が終了。
ここから武豊も巻き返しに入ろうというところだが、
首位を行く安藤勝己が先週も7勝を挙げるなど、
勢いは衰えることを知らない。
リーディング奪回は容易ではなさそうだが、
これまで「争い」に縁のなかった武豊が、
ここからどう上昇カーブを描いていくか。
そして、今年のリーディングの行方がどうなるのか?

天才の予想外の出遅れが、例年にない楽しみを提供してくれた。
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きょう高知競馬場で黒船賞が行われたが、
メイショウバトラーは5着に敗れた。
主戦の佐藤哲三が戦線離脱中とあって、
武豊を鞍上に起用してきたが陣営の意気込みも実らなかった。
昨年末の兵庫ゴールドTでも、
完敗を喫したリミットレスビッドには敵わなかったのは仕方ないにしても、
2着のニホンピロサートからも0.6秒も離されての入線は、
さすがに衰えというものを察さざるを得ない。
屈腱炎を乗り越えて戦線に戻って、昨年はダートの重賞を3連勝。
年齢、まして牝馬ということを考えれば十分な活躍だったのではないだろうか。
それとも、さらにここから立ち直って再度の進撃があるのか!?続きを読む
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3月18日
◇阪神11R 阪神大賞典
1着○アイポッパー―――――58武豊
2着◎ドリームパスポート――57安藤勝己
3着・・トウカイトリック―――57池添謙一
・・・・・・
4着・・デルタブルース――――59岩田康誠

マイソールサウンドの作ったスローペースにじれた馬群が、
2周目1角で前に出て行き、ちょっと出入りの激しい競馬に。
中でも、人気の中心ドリームパスポートがしきりに折り合いを欠く素振りを見せ、
不穏なムードが漂いながらレースは3角を過ぎた。続きを読む
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ガンバ大阪3−0サンフレッチェ広島

こういう試合をNHKで放映してほしいよなあ・・
90分間をリアルで観られた人が本当にうらやましい。
今季のテーマのひとつである、中盤のキーマン2人の得点。
二川孝広が先制、遠藤保仁が追加点と理想的な流れでリードを広げ、
前線からの激しいプレスがサンフレッチェの強力2トップに仕事をさせない。
この時期にしてはベストといっていい内容だったのではないだろうか。
試合を見てないから何とも言えないけど。

ところでマグノアウベスの相方はバレーでいくのだろうか!?
開幕2戦ノーゴールの播戸竜二に代わってスタメン出場。
ガンバ公式サイトによると、バレーが放ったシュートは7本を数え、
ゴールへの強い意志を感じさせた(想像)。
開幕からの2戦はシュート数も少なかっただけに、
こういう姿勢は大いに評価すべきだろう。

とはいえ播戸についつい肩入れしてしまいたくなるのが正直な心情。
必ずチャンスは来る!力を必要とする時が来る!!

===
ところでフロンターレが6点取っちゃったみたいですね・・
4月7日、万博に観に行く予定なんですけど。
相変わらずよう点取りますわ。

しかしエスパルスがレイソル相手に敗れるとは意外や意外。
決勝ゴールを挙げたのは、五輪予選代表の李忠成!
もっともエスパルスも、何度かあった決定機を活かせなかっただけで、
チャンスはたくさん作っていた。対戦が楽しみ。
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◆阪神11R 阪神大賞典
◎ドリームパスポート
○アイポッパー
▲トウカイトリック

高いレベルで常に安定した戦いを続けているドリームパスポート
ジャパンC、有馬記念で後塵を拝したディープインパクトが引退した今、
古馬中長距離戦線を引っ張っていく役割が期待される。
まずは春の天皇賞を目指して、万全の滑り出しと行こうか。

ステイヤーズSで念願の重賞タイトルを手にしたアイポッパー
裂蹄で有馬記念は回避したが、3ヶ月の休養で立て直された。
良馬場の長丁場での強さは、
そのステイヤーズSでトウカイトリックを相手にしなかった内容からもうかがえる。
もし状態が整っていないようなら、
トウカイトリックにもチャンスは出てくる。
末脚比べでは分が悪いだけに、積極的なレースをしたいところ。続きを読む
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競馬ダイジェスト3月17日

■ベッラレイア怒りの豪脚!シンガリ一気であざみ賞を制す
除外続きの鬱憤を晴らすにはまだ足りないかもしれない。
それでも、その末脚が除外を悔やむのに相応しいものであることはまざまざと見せ付けた。
中京の500万下特別あざみ賞に出走したベッラレイアが、
4角シンガリから大外をブン回して差し切り勝ち。
改めてその決め脚が非凡なものであることを証明した。

それにしてもえげつない勝ち方だった・・
秋山真一郎はまるで愛馬の能力を誇示するかのように、
悠然と最後方からレースを進め4角でもロスを承知で大外を回した。
メインの芝1200m戦がタニノローゼの逃げ切りで決まったように、
まだ外有利な馬場というわけでもない。
まして、レースの上がり3Fが11.9−11.9−11.4秒と、
ラスト1Fでラップが上がっているのにもかかわらず2馬身近く突き抜けたのだから、
額面通り評価したくなる末脚だった。

桜花賞の出走は絶望的だが、
阪神の新しいマイル戦が脚質的には不向きであることを考えれば、
むしろ出なくて正解かも。
目指すはオークスでの打倒ウオッカ。中京で高らかに狼煙が上がった。続きを読む
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最近、最終レースが好調なのは、
要するに1000万下のダート短距離界がちゃんと把握できてるから、
という自己分析の結果が出た。
ならば、こんなものが作れてもおかしくないはず。続きを読む
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カワカミプリンセスの鞍上が武幸四郎に決まったようですね。
本田優の引退で、新しいパートナーが誰になるのか注目されていたが、
「意外な人選」というのが正直な反応ではないだろうか。
例えば安藤勝己や、それこそ武豊などのビッグネームとコンビを組んでも、
何の違和感もないスーパーホース。
決め手は何だったのだろうか?

武幸といえばソングオブウインドなど大舞台での一発が印象深いが、
陣営がむしろ重視したのは「カワカミプリンセスへの扱い」。
つまり、優先的にこちらに乗ってくれるかどうかが、
新パートナーを選ぶ最優先事項だったのだ。
「これだけの馬だから、乗り役をコロコロ代えるわけにはいかない」
という西浦勝一師。
確かに仮に武豊に頼んでも、
「ヴィクトリアマイルは乗りますが宝塚記念はアドマイヤムーンがいるので・・
でも海外に行く時はぜひ声を掛けてくださいね」
的な扱いを受けるのは想像に難くない。
ダイワメジャー、ドリームパスポートらをお手馬に抱える安藤勝もまた然り。

依頼を受けた武幸は「びっくりしました」。
任された大役を全うできるよう頑張ってほしい。
まずは5月のヴィクトリアマイル。
これまでのGI勝ちはすべて伏兵とのコンビによるものだったが、
今度は堂々、主役としてのGI制覇を目指す。
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ドリームパスポートの新しい勝負服は何とかならんのか!

◆阪神9R 伊丹特別
◎タイセイアトム
○レキシントンシチー
▲シルクアルボーレ
☆タマモドン
△メイショウディオ

タイセイアトムがメンバー的に勝機を迎えた。
切れる脚がないだけに、じっくり構えるより先手を打って持ち味が出るタイプ。
恐らくコクシムソウの2番手という絶好位を取れそう。55kgなら押し切れる。

前走で◎に先着しているレキシントンブルーはこれからが楽しみな器。
ひと叩きされて期待が膨らむ。恐いのは二走ボケだけ。
シルクアルボーレは前走、
湿ったダートとはいえ上がり35.1秒でスナークタイガーに追いすがった。
完全に現級にメドの立つ内容。
ただ今回のトップハンデ57kgはちょっと見込まれたかなという印象。
何度もこのクラスで勝ち負けしているタマモドンが55kgだったりするのと比較したら、
1キロは余計だったのではないだろうか。

タマモドンメイショウディオあたりは展開次第。
ただ先行争いがあっさり決着しそうなだけに、今回は追い込んで3着までか。続きを読む
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スプリングSが11頭立てって珍しいよなあ・・
と思って過去の頭数を調べてみたら、ここ10年では最少。
弥生賞が10頭前後で落ち着いて、
やや距離に不安のあるマイラーたちが、
果敢に挑むのが例年のスプリングSなのだが。
たとえタニノギムレットのような抜けた存在がいても、
フルゲートになるのが例年のスプリングS。
その理由を考えてみたが・・ちょっとよくわからない。
ただ、今年の3歳重賞は全体的に少頭数。

≪2007年 3歳重賞 出走頭数一覧≫
シンザン記念――10頭
京成杯―――――12頭
共同通信杯―――9頭
きさらぎ賞―――8頭
弥生賞―――――14頭
※牝馬限定戦は除く

他に、今週の若葉Sも9頭立てだったりする。
意外にも弥生賞が一番にぎわっていたことが判明。
一方、牝馬限定戦はベッラレイアが除外に泣かされ続けたりで、
多頭数で行われ続けている。

結局これがどういう傾向を示しているのかはわからないので、
残念ながら何らかの結論を出すこともできない。
ただ何となく気になっただけなのだが・・
もうちょっと考えたらわかるのかな。
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春の天皇賞へ、最有力候補が始動する。
ドリームパスポートが阪神大賞典に出走。
昨年は惜しくも手の届かなかったGIタイトル獲得へ、
初戦から手応えをつかみたいところだ。

春のクラシックではメイショウサムソンの、
そして秋のGI戦線ではディープインパクトの引き立て役に終わってしまった。
それでも、三冠で2→3→2着、
さらにジャパンC、有馬記念でも2→4着の健闘に対し、
「シルバーコレクター」とネガティブイメージな異名を与えるのには抵抗がある。

むしろ、どんな距離・展開でも自分の力を余すところなく発揮し、
前哨戦はしっかりと勝利する姿は賞賛に値する。
ディープインパクトが引退したとはいえ「現役最強」を宣言するのは時期尚早だが、
世代の、そして古馬戦線のエースとしての責任を全うするドリームパスポートこそ、
「現役最優秀馬」の名に相応しい。

===
これからタイトルを積み重ね、やがて「現役最強」の称号も手中に収める。
未来に広がる壮大な夢を叶えるためにも、
4歳初戦のステップは大事にしたい。
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7歳牝馬たちの動向。
どうやらマイネサマンサはこれで引退するらしい。
元々ラフィアンの規定で牝馬は6歳春までのところを、
昨年にヴィクトリアマイルが新設されたため延期されていたとか。
じゃあしょうがないな。お疲れ様でした。
この馬のデビュー戦で浩大は初騎乗初勝利を達成。
さらには500万下も連勝した思い出がある。
と同時に、折り合いの難しさから勝てるレースを落とした苦い経験も。
彼にとって最初の先生のような馬だった。

一方シーイズトウショウも高松宮記念がラストランの予定。
得意の中京で最後の最後に大輪の花を咲かせるか。
スプリント重賞を5勝。
嫁入り道具はもう十分な気もするが、どうせならGIを獲ってターフを去りたい。続きを読む
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◇阪神11R フィリーズレビュー
1着◎アストンマーチャン――54武豊
2着・・アマノチェリーラン――54池添謙一
3着・・ハギノルチェーレ―――54武幸四郎
・・・・・・
4着・・ヒカルアモーレ――――54岩田康誠
5着・・クーヴェルチュール――54福永祐一
6着・・シュガーヴァイン―――54長谷川浩大
7着○ルミナスハーバー―――54小牧太
8着・・ニシノマナムスメ―――54安藤勝己

単勝110円の圧倒的人気には、
「こんなところで負けるなよ」のメッセージも込められていたか。
桜花賞で打倒ウオッカを目指す◎アストンマーチャンが、
期待に応えて圧勝。
余裕たっぷりの手応えで直線に向くと、早め先頭から押し切った。
鞍上の武豊もほぼ何もすることなく、まさに楽勝。
課題は序盤に少し行きたがったことくらいか。
本番で待ち受ける相手は少しのロスも見逃してくれない強敵だけに、
ひと叩きで程よく落ち着きが出てくれば。続きを読む
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マイネサマンサが中山牝馬Sを勝った。
休み明けの京都牝馬Sで大敗を喫したことで人気を落としていたが、
きょうは中団の内ラチ沿いでガッチリと折り合い待機。
前々走のオーロCと同じようなポジション取りだった。
直線では他馬が次々に失速していく中、
ジワジワと末脚を伸ばしてクビ差突き抜けた。

いまだ勢力衰えぬ7歳牝馬。03年クラシック世代である。
当時はスティルインラブ、アドマイヤグルーヴらの影に隠れた存在だったが、
その後は条件戦を着実に勝ち上がり、
昨年の京都牝馬Sで初めての重賞タイトルを手にした。

それにしても、この世代の牝馬はいつまでも元気だ。
5歳時にはヘヴンリーロマンスが牡馬をねじ伏せ天皇賞制覇。
ダート交流重賞路線では「レマグラ」こと、
レマーズガールとグラッブユアハートが長きにわたって主力を務めた。
そして、今もなお一線級で活躍しているのがシーイズトウショウとメイショウバトラーである。
シーイズトウショウは再来週の高松宮記念で悲願のGI獲りを狙う。
そしてメイショウバトラーは武豊騎乗で黒船賞に参戦予定。

実はシーイズトウショウがCBC賞を圧勝した時にも同じようなことは書いたのだが、
あれから半年が経っても状況は変わっていない。
7歳世代の重賞勝ち牝馬3頭。
「スティル世代」の誇りとして、いつまでも輝きを放ち続けてほしい。
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ガンバ大阪1−0鹿島アントラーズ

先週に引き続きフラストレーションの溜まる内容ではあったが、
「鬼門」のカシマスタジアムで勝ち点3を獲得。
苦しみながらも勝てる力、
すなわち天皇杯決勝戦で課題となった「強さ」が、
チームに身に付いてきていることを実感していいのかもしれない。

前半19分、左サイドを突破された安田理大がファウルを犯し、
2枚目のイエローを受けて退場。
一方アントラーズDFファボンもオフザボールの場面で一発レッドを食らい、
10対10で試合は進んだ。
このあたりは主審の判断もちょっとうやむや。
時間がもったいないなあと思いながら試合を見ていた。

バタバタした後はアントラーズの時間帯。
守護神・松代直樹が体を張ったセーブを連発し、
前半はどうにかこうにかスコアレスを維持して折り返した。続きを読む
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ライオンズは裏金問題のせいで、
せっかく作ったテレビCMも放映自粛になってしまったとか。
あーあ、もったいない。
確かOAは10日からの予定だったはず。

◆中山11R 中山牝馬S
◎サンレイジャスパー
○アサヒライジング
▲ウイングレット
☆ピアチェボーレ
△キストゥヘヴン
△アクロスザヘイブン
△ジョースマイル

京都牝馬Sで差し損ねた馬は、
よほどの事がない限り中山牝馬Sで巻き返し可能。
昨年のヤマニンシュクル−ディアデラノビア決着で得た教訓を、
サンレイジャスパーで生かそうと思う。
高橋成忠師のコメント通り、前走はまさに適性の差。
素軽いスピードが求められる条件下では持ち味を発揮しきれなかった。
今回は1800mに距離延長。
ある程度、先行馬も揃って息の長い末脚が活きる条件が整った。
牡馬を相手に再三、好勝負を演じてきた経験がここで実を結ぶ。続きを読む
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「現在ジョッキーの中でターボエンジンがついているような活躍は、
リーディング首位の安藤勝己さん。(中略)
安藤さんに比べてボクは勝ち鞍でモタついており、
アカン、アカン・・こんなペースに慣れたらアカン、
と自分自身に戒めています」。

(スポニチの武豊コラムより)

なかなかエンジンのかからない自身に関して、ついに武豊が自ら言及。
長く続く安藤勝の確変が強力ゆえにリーディング奪回は容易ではないが、
関西4位に甘んじている現状は正直ありえない。
果たして、いつ天才のエンジンはかかるのか。
今週は土曜に中京でダノンムロー、日曜は阪神でアストンマーチャンと、
楽しみなパートナーとのコンビで重賞を狙う。続きを読む
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家に帰ったらちょうど『すぽると!』の時間。
きょうはライオンズのテレビCMの特集をやっていた。
いわゆる「松坂マネー」のファンへの還元の試みの一環として、
今回、製作に踏み切ったとのことだ。

その製作過程の様子なんかは興味深く見ていたんだが、
肝心の仕上がり具合が・・個人的には「サッパリ」のひと言。
ファンの象徴的キャラである少年が投げたボールを、
ライオンズの各選手が打ったり、投げたり、捌いたり・・
つまり選手とファンのつながりを表現した内容なわけだが、
映像が「やらせ」というか不自然極まりない。

中島裕之が打ったり、涌井秀章が投げたりと、
それくらいのレベルならまだ耐えられる。
「おかわり」中村剛也のグラブ捌きなんかもなかなか。
だけど、ボールの軌道は青いグラフィックで表現されてるし、
どことなく空想ワールドの雰囲気が強い。
一番引っ掛かったのは、
銀二朗(炭谷の登録名、今年変わったんですね)が、
マスクを取ってからボールを受けて投げるシーン。
実際にはそんな動きありえんよな!?

===
もし自分がこの製作を担当できたとして、
かつファンとの距離を縮めるというコンセプトなら、
各選手の昨年の晴れ舞台・・
(もちろんテロップで詳細も説明、「4月14日 涌井 完封勝利」みたいな)
をハイライトで次々に登場させる。
で、「今年も いいとこ 見せます」みたいな方向性でどうだろう。
もちろん「完封って何〜?」っていうくらいのライトファンには不適だが、
そこまでのライトファンがCMを見ただけで球場に行くと思うか?
ライトファンを連れてくるのは、ある程度コアなファン。
コアなファンを大事にしないで、
新規マーケットの開拓は不可能ではないだろうか。

ちなみにこのCMは関東地方で近日オンエアされる。

□西武ライオンズ 球団初CMが完成
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自分は9月生まれなので、
誕生日が同じサラブレッドはいない、というのが基本だった。
少なくとも日本産馬は2〜6月に生まれるのが通例だし。

ところが、南半球産馬が徐々に輸入されはじめ、
キンシャサノキセキやコスモシンドラー、
ガブリンにヴリルと活躍馬も続々と登場。
今後ますます「秋生まれ」の日本馬も増えるだろうと思っていたら・・
ついに現れました。

9月29日生まれの馬が。

いや、正式にはついに見つけましたと言うべきかもしれないけれど。
その名はロックドゥカンブ
今週の『週刊競馬ブック』の注目新馬コーナーで取り上げられてるのを、
たまたま発見。
見慣れた日付についつい反応してしまいました。
レッドランサム産駒のニュージーランド産。
青鹿毛というのが個人的にはポイントが高い。
しかも所属しているのは南半球の先輩キンシャサノキセキと同じ、
美浦の堀宣行厩舎。
今週の日曜日、中山6Rの芝1800mでデビューを予定している。

===
ちなみに9月29日生まれの有名人には、
元ジャイアンツのクロマティ、
大魔神佐々木主浩の奥様・榎本加奈子、
ウクライナ代表のスーパーエース・シェフチェンコらがいます。

ちなみにクロマティと榎本加奈子は左利きです。
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◇中京11R 中京記念
1着▲ローゼンクロイツ―――57藤岡佑介
2着・・シルクネクサス――――55幸英明
3着△フォルテベリーニ―――54中舘英二
・・・・・・
4着○ワンモアチャッター――57A.スボリッチ
5着△マチカネオーラ――――56柴山雄一
6着・・トウショウパワーズ――54池添謙一
8着・・サンバレンティン―――57赤木高太郎
9着☆トリリオンカット―――56和田竜二
12着◎コンゴウリキシオー――58.5熊沢重文

さっさと沈んでいくコンゴウリキシオーを買ってる人間からすれば、
たまったもんじゃなかったが客観的に見るとなかなかいいレースだった。
1000m通過が57.3秒というハイペースを、
幸さんのシルクネクサスが早めにつぶしにかかり、
さらに人気のトウショウパワーズが外から襲い掛かる目まぐるしい戦況。
ケリをつけたのは藤岡佑介の▲ローゼンクロイツだった。続きを読む
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もはや誰もウオッカには敵わないのか・・
チューリップ賞でダイワスカーレットがあっさりと退けられ、
桜戦線はすでに絶対女王誕生ムードが漂っている。
クイーンCで重賞初制覇を成し遂げたイクスキューズや、
菜の花賞を勝ったピンクカメオ、
そして紅梅Sを勝っているローブデコルテあたりは、
すべて阪神ジュベナイルFほかで完膚なまでに叩きのめした相手。
勝負付けはもう済んでしまっている印象が強い。続きを読む
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◇中山11R 弥生賞
1着アドマイヤオーラ―――56武豊
2着ココナッツパンチ―――56吉田豊
3着ドリームジャーニー――56蛯名正義
・・・・・・
4着メイショウレガーロ――56武幸四郎
5着サムライタイガース――56後藤浩輝
7着タスカータソルテ―――56岩田康誠
10着モチ―――――――――56川田将雅続きを読む
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昨日の夜はやたら眠くて・・いつの間にか寝てしまいました。
何であんなことになったのか。
回転寿司食べたけど、密かに何か盛られてたのかな(笑

◇阪神11R チューリップ賞
1着ウオッカ―――――――54四位洋文
2着ダイワスカーレット――54安藤勝己
3着レインダンス―――――54武幸四郎
・・・・・・
4着アロープラネット―――54池添謙一
5着ローブデコルテ――――54武豊
8着タガノグラマラス―――54岩田康誠
13着バクシンヒロイン―――54藤岡佑介続きを読む
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ガンバ大阪1−0大宮アルディージャ

苦しみぬいての勝ち点「3」ゲットだ。
ドロー濃厚となった後半43分、
途中出場バレーのゴールで、
粘るアルディージャを何とか振り切った。

運動量を惜しまず、人数をかけてディフェンスを続ける相手に、
なかなか決定的なチャンスを作ることすらできなかった。
中盤の底からの組み立てがなかなかうまくいかず、
マグノアウベスが楔となってパスを回すお家芸もほとんど見られずじまい。
最後のバレーのゴールも、
当たり損ないのシュートが絶好のバウンドを描いて、
運よくマウスに吸い込まれたものだった。
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きょうは弥生賞のはずなのに、
空気はもう皐月賞の時ぐらい優しくなってる。
本来、競馬が味わわせてくれる季節感も、
異常気象によって狂わされてしまってるなあ。

◆中京11R 中京記念
◎コンゴウリキシオー
○ワンモアチャッター
▲ローゼンクロイツ
☆トリリオンカット
△フォルテベリーニ
△マチカネオーラ

同型との兼ね合いが心配されるコンゴウリキシオーだが、
実際に鈴をつけに来るとすればテイエムプリキュアくらいか。
外から様子をうかがいながら先手を取れば無駄な競り合いにはならないはずだし、
自分のペースは守れるはず。ならば58.5kgでも。続きを読む
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競馬ダイジェスト3月3日

■あきれるほどの強さ・・ウオッカの行く手を阻む者はなし−チューリップ賞
予想通りのマッチレース。
人気を分け合ったウオッカとダイワスカーレットによる、
後続を大きく引き離しての叩き合いはウオッカに軍配が上がった。
着差はクビ。結果を額面的に捉えれば接戦だったが、
内容はウオッカのワンサイドと表現しても差し支えはなかったのでは。
序盤から馬群を引っ張ったダイワスカーレットを標的に、
4角手前から徐々に進出。
四位洋文は手綱を抑えたまま、前との差を詰めていく。
ほぼ馬なりの手応えで先頭に並びかけたところで勝敗は決した。
先頭に出てからは相手との併走を保つかのような余裕さえ感じられたほど。
ウオッカを止められる最後の刺客と目されていた相手を退けたことで、
桜の女王にも当確ランプが点灯したか。続きを読む
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◆阪神11R チューリップ賞
◎ウオッカ
○ダイワスカーレット
▲バクシンヒロイン
☆ローブデコルテ

ウオッカダイワスカーレットの一騎打ち。
それでも、GI勝ちの実績とエルフィンSの圧勝を評価して、現状はウオッカが上か。
決め脚があるにもかかわらず、
位置取りが極端に後ろになることもなく展開に左右されない。
ちょうど先週のトーセンキャプテンについても触れたことだけど。

ダイワスカーレットの松田国英師は、
「ここで負けたら本番の楽しみがなくなる」と必勝宣言。
いずれにせよ、2歳女王を意識したレース運びになるはず。

===
以下、2頭に印を打ったが気持ちは1点勝負で固まっている。
意外に前に行く馬が多そうで、
ハマればバクシンヒロインの追い込みが届くか。
ローブデコルテの武豊は、
ここで脇役に甘んじざるを得ないのが歯がゆい限りだろう。
回ってきたのが安藤勝己のお下がりでは・・意地の「マジック」を見せるか。続きを読む
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昨年の阪神ジュベナイルF、鳴尾記念。
そして先週のアーリントンC。
新装阪神の外回りコースで行われた3つの重賞のゴールシーンを、
頭の中に思い浮かべてほしい。
するとある共通点が・・
ウオッカとアストンマーチャン、
サクラメガワンダーとマルカシェンク、
トーセンキャプテンとローレルゲレイロ。
そう、どのレースもいわゆる「マッチレース」が展開されていた。続きを読む
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きょうも豪華に二本立て。
どこにそんな余力があるのか自分で謎です。
さてさて・・

来日から2週間で早くも8勝。
現役で5人しかいない日本ダービージョッキーのひとり、
M.デムーロが絶好調だ。
ここ数年はC.ルメールやK.デザーモらに比べ、
確実に影が薄くなっていたが、
この調子ならネオユニヴァースやダイワメジャーで勲章を射止めた頃の、
「怪童」らしい豪快なプレーがたくさん見られそうだ。
といっても、もう今年で27歳になったわけだが。続きを読む
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きょう仕事で行ったJR高槻駅で、
ガンバのPR用リーフレットが配られていた。
そう、いよいよ今週末・・Jリーグ開幕です。
押しも押されぬ優勝候補のガンバは、
「超攻撃」を合言葉に王座奪回を目指します。

===
先週、行われたゼロックス杯では天敵レッズを4−0で圧勝。
コンディションの差は明らかだったが、
昨季一度も勝てなかった相手を一蹴したことで、
リーグ戦に向けて最高のスタートを切れた。
もちろん浦和をはじめとする優勝候補のクラブを相手に、
圧倒的に優っているというわけではないが、
並居る強豪の中でも「最有力」の異名を取ってもいい。
それが今のガンバだろう。
V争いで当面の相手となるであろうレッズとフロンターレが、
昨年ガンバ自身が苦しんだACLとの両立を強いられる日程面を考えると、
ますますその状況は揺るぎないものである。続きを読む
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