「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2006年12月

久々にこんな時間まで起きてます。
年末年始くらいはこういうペースで生きていきたいなあ。

◆7月
アイビスSD
1着☆サチノスイーティー
2着◎マリンフェスタ
3着・・レイズアンドコール
馬連☆◎5560円×500続きを読む
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ついに2000mの壁もブチ破った。
統一GI3勝のブルーコンコルドが暮れの大一番、
東京大賞典を制し1年間の戦いを締めくくった。
マイル戦を連勝して挑んだJCダートでは、
直線でマトモに前が詰まって9着と大敗。
距離が保つのか、の疑問も解消されないままに終わった。

それでも陣営は新しいカテゴリへの開拓をあきらめなかった。
リベンジの舞台に選んだのは、
実績のある距離ではなくミドルディスタンスへの再挑戦。
必ず2000mも走れる、という信念のものと決断だった。

結果は4馬身差の圧勝。
距離云々言われていたことを忘れてしまうかのような内容だった。
「たら、れば」は禁物だが、
これならJCダートだって勝てていたんじゃないかと思わされた。
鞍上の幸さんにとってもうれしい勝利。
JCダートで前が詰まったのは少なからず判断ミスもあったはず。
その悔しさを晴らすために臨んだこの一戦でつかんだ勝利の味は格別のはず。
24日の追い切りは、競馬開催日にもかかわらず栗東で自ら手綱を取った。
その強い意気込みも報われた。

===
さあ、次の目標は07年のフェブラリーS。
昨年は直線で伸びを欠いたが、今なら東京のマイル戦も楽にクリアできるだろう。
気がかりなのはこの3ヶ月でGIを3つ勝った疲れがないかだけ。
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現在の日本サッカー界を引っ張るビッグクラブ両巨頭が、
元日決戦の舞台で再び激突することとなった。
29日に行われた天皇杯準決勝で、
ガンバ大阪と浦和レッズが勝利。
それぞれ決勝に駒を進めることとなった。

ガンバにとってはリーグ戦の雪辱を果たす最高のステージが用意された形に。
12月2日の決戦当時とはチーム事情も違う。
最も大きいのは司令塔・遠藤保仁の復調。
攻撃の要となるパサーが試合を操れば、自ずとガンバのペースになるはずだ。
一方のレッズも、頼れる男が上昇カーブを描いている。
リーグ戦では不完全燃焼に終わった小野伸二が、
準決勝でも1ゴール1アシストを挙げて輝きを取り戻しつつある。
この2人のどちらが、より存在感を高められるか・・
それが勝負の行方を左右することになりそうだ。

===
もちろんガンバにとっては宮本恒靖のラストゲームを飾る、
というモチベーションも高い。
闘莉王、ワシントンを欠き必ずしも万全とはいえないレッズを相手に、
ここでも苦杯を舐めるようなら07年の覇権奪回も厳しいかもしれない。

初夢は国立で叶えたい。
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明日は地方競馬の締めくくり、東京大賞典。
シーキングザダイヤの主戦・武豊は騎乗停止期間に入ったため乗り替わり。
久々に横山典弘とのコンビを組むこととなった。
さて、以前も触れた武豊の騎乗停止問題だが、
有馬記念翌日のスポニチに興味深い記事があったので紹介しておく。

6日、香港で行われたレースで騎乗停止処分が言い渡された武豊。
以下は現地の裁決委員とユタカのやり取りである。
・・・・・・
委:「今後のスケジュールは?」
豊:「有馬記念がある。日本のスーパーホースに乗るんだ」
委:「スーパーホース?」
豊:「ディープインパクトという馬だ」

この答えに裁決委員はうなずいたという。
「ディープの名前で裁決委員の表情が変わった。理解してくれたよ」
とは後の武豊のコメントである。
つまり香港主催者側が理解を示し、
騎乗停止期間を25日からに設けてくれたからこそ、
ラストランでの乗り替わりという悲劇は免れることができた。
これが事実であるようだ。

ということは、逆に香港主催者が断じて聞く耳を持たず、
通例どおりの処分を課していたとしたら、有馬記念には乗れなかったということ。
25日からの処分、というのは現地のルールに則ったものではなかった。
終わった今だからこそ逸話として振り返られるが、
最悪のケースも存在しえたということは、
ディープインパクト物語を振り返る上で欠かせないエピソードとなった。

===
とはいえ、何度も言うが年明けの競馬に武豊がいないのはつまらない。
重賞の手駒だけでもスズカフェニックス、ジョイフルハート、
アドマイヤオーラと豪華ラインナップが待っていたのに。

■武豊、騎乗停止!有馬記念への騎乗は・・?
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通し企画2日目。きょうからはちゃんとネタあります。
それでは順に見て行きましょうか。

◆2月
1月は心当たりがなかったのでいきなり2月(笑

アーリントンC
1着△ステキシンスケクン
2着◎ロジック
3着▲アマノトレンディー
3連複△◎▲8180円×200
阪神マイル戦、まして開幕週なら内枠&先行馬が断然有利。
大外枠キンシャサノキセキ、追込みイースターの評価を下げ、
シンザン記念完敗でやや人気を落としていた堅実派ロジックを3連複の軸に。
ラチ沿いに拘った武豊のファインプレーも光った。続きを読む
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年末になるとこういう企画をやってみたくなるもので。
今年1年の会心馬券をいくつか振り返ってみたいと思います。
それでは早速、GI編から。

・・会心馬券、なし。

もともと苦手なGIの馬券だが、
今年はとうとうひとつも当てることができなかった。
それどころか、◎を打って勝ったのはディープインパクトくらいしか記憶にない。

あと、こういうのも酷い。
高松宮記念:◎シンボリグラン
NHKマイルC:◎マイネルスケルツィ
ヴィクトリアマイル:◎ラインクラフト
日本ダービー:◎フサイチジャンク
秋華賞:◎アドマイヤキッス
マイルCS:◎コートマスターピース

いかにもセンスのない印。
人気で着外に消えた、いわゆる「ジョーカー」をどれだけ選んだことか。
とりあえずこれが言いたくて、ひとつめの更新終了。
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日本ハム、坪井と再契約へ 大幅減俸で合意
http://www.sanspo.com/sokuho/1226sokuho081.html

とりあえずよかった。
これで再び坪井智哉の野球人生がスタートする。
もちろん、今年ほとんど活躍できなかった事実は重くのしかかり、
手を差し伸べてもらったファイターズでの定位置争いが待っている。

これも以前書いたことだが、
ファイターズにとっても実績豊富な好打者の再生に成功すれば、
この上ない戦力アップにつながる。
新庄剛志が引退し、小笠原道大がジャイアンツに移籍。
戦力ダウンが否めない現状で、坪井がチームを救うことができるか。
幸い、外野のポジションはひとつ空いている。
「ポスト新庄」を合言葉に若手も頭角を現しつつあるが、
これまでのキャリアを考えれば間違いなく坪井の力は抜けているはずだ。
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どうやら有馬記念について書けるのは年末になってからになりそう・・
なかなかゆっくり時間を作ることができません。
とりあえず忘年会帰りで混み合う電車で帰るのはやや悲しい。続きを読む
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有馬記念はディープインパクト圧勝で幕を閉じホッとひと息。
それなりに書きたいこともある気がするのだが、
後日改めてゆっくりと機会を設けたいと思う。
むしろ回顧すべきレースが溜まってきてるので順番に。

12/24(日)
◇阪神11R サンタクロースS
1着△サイキョウワールド――57長谷川浩大
2着◎エイシンデピュティ――57小牧太
3着▲マッハジュウクン―――57本田優
・・・・・・
4着・・ベルジュール―――――56北村宏司
5着☆アポロノサトリ――――56吉田隼人
10着○フィレンツェ―――――57C.ルメール

新装阪神最初の開催は、最終週まで内有利だった。
ラチ沿いを突いた△サイキョウワールドが差し切って2連勝。
超堅実派が波に乗ってきた。
もともとは強烈な追い込みを武器としてきたが、
ここ2戦はまずまず前の位置を取るようになったのが勝利につながっているのでは。

2着◎エイシンデピュティも文句のないレース内容。
やはり1F短縮されての1400mが現状ベストと言えそうだ。
単騎で行った▲マッハジュウクンも見せ場たっぷり。
今後も前が残る条件になれば面白い存在になりそう。
・・そういえば本田優の年内引退報道はどうなったのだろうか。

ベルジュールは前走大敗からの巻き返し。
一瞬は突き抜けようかというくらいの脚色だった。
☆アポロノサトリは大きくは負けていないが見せ場もなく。
今は中山でだけ買っておけばいいのかもしれない。
1400mだと位置取りが後ろになる○フィレンツェは流れに乗れず。

===
前日の段階ではフィレンツェに◎を打ったが、
エイシンデピュティが意外と抜けた人気にならなかった分シフトチェンジが可能に。
方向転換のおかげで今年最後の的中に成功しました。
【投資:2500円 回収:7200円馬連△◎1440円×500続きを読む
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◆中山9R 有馬記念
◎ディープインパクト
○スウィフトカレント
▲コスモバルク

中山だったら飛べない可能性もある。
「絶対説」に反旗を翻すべく、
ディープインパクトの有終Vに異論を唱える声も聞こえる。
確かに「滑走路」が急カーブになるコース形態は、
フル・パフォーマンスを発揮するには易しくない。
付け入るスキがあるとすればここ。

だが、国内唯一の敗戦を喫した昨年の有馬記念だって、
3着のリンカーン以下は完全に置き去りにしている。
とにかく、力が違うのだ。
この2年、日本の競馬界を明るく照らし続けてくれたディープインパクト。
叶うのならば、何度でも言わせてもらおう。
「英雄物語はハッピーエンドで綴られていますように」・・続きを読む
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◆阪神12R ファイナルS
◎フィールドルージュ
○ツムジカゼ
▲オーガストバイオ
☆オースミヘネシー

JCダート3着のフィールドルージュだが、
もとより高い地力を秘めていた馬。「健闘」と表現するのは間違い。
やや不器用な脚質だけに差し損ねの可能性も残るが、
京都に比べればはるかにレースがしやすい阪神なら問題なかろう。

相手は今季のレースぶりが上々のツムジカゼ
1400mで2着に突っ込んだ後の1800mだけに折り合いがやや心配だが、
シリウスSの内容を見る限り期待のほうが大きい。
ムラ駆けオーガストバイオがそろそろ走り頃か。
本当は前走あたりで一発がありそうだったけど。
オースミヘネシーは強行軍のあとなのが不安材料。

終わってみればC.ルメール−吉田稔、って決着なんじゃないのかな。続きを読む
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レッドソックス松坂大輔と星野仙一SDの対談をさっき見た。
前にもどこかで書いた気がするけど、
「『夢』という言葉が嫌い」だという松坂にはすごく共感が持てる。
一方、色紙に必ず「夢」という言葉を入れる星野との対比という構図が、
見ていてなかなか面白かった。

■その存在こそが「夢」。
・・まだディープインパクトが日本ダービーを勝つ前の頃の話か。続きを読む
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さっきシャワーを浴びながら、ボーっと考えてたこと。
「今の5歳世代って、なかなか強いよなあ」。
評判倒れ?に終わっているブラックタイドや、
大物だ大物だと言われながら大成しなかったハイアーゲームなんかもいたが、
全体を見渡すとなかなか粒揃い。
3歳で頂点に君臨したキングカメハメハはターフを去って久しいが、
ディープインパクトを沈めたハーツクライ、
この秋一気に復興を遂げた皐月賞馬ダイワメジャー、
メルボルンCで日の丸を掲げた菊花賞馬デルタブルースが元気一杯。
シンガポールで悲願のGIを勝ったコスモバルク、
香港で弾丸シュートを決めたハットトリックを含め、
海外GI馬を4頭輩出という数字は他と比べて抜きん出ているのでは。
・・ちゃんと調べてないかわからないけど(笑続きを読む
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先週の土曜は中山競馬場に行ってたわけですが、
ディセンバーSに出たブラックタイドの馬体は相変わらず究極に美しい。
デビュー当時、亡き父サンデーサイレンスの生き写しとまで表現された、
そっくりな形の流星が走る顔立ち。
漆黒に深い青色が混じって見え、
まるで紫色に発色しているかのように見えた毛色。
それに金子真人HDの勝負服とピンクのヘルメットが映え渡り、
素晴らしいコントラストを描いていた。
ちょうど1800mのスタート地点近くに座っていたため、
その美しい姿は見ていて惚れ惚れした。続きを読む
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先週の『ドリーム競馬』を見ていて知ったのだが、
どうやら宮川一朗太とおけいはん(水野麗奈)が番組を卒業するとか。
これは大きな損失である。
一朗太とアシスタント、そして杉本清さんのピタリと息の合ったOAは、
素晴らしい完成度を誇っていたのに・・
ほどよく電波を私物化し、
かつ出演者たちが必要以上に出しゃばらない絶妙なサジ加減を、
果たして後任が再現できるのだろうか?

とりあえず山田雅人が後釜になるんじゃなかろうな、
と思いながら来年以降の司会者を調べてみたら・・柳沼淳子がやるらしい。

・・誰ですか?

調べてみたら関東の競馬メディアではけっこう活躍されてるようで、
関テレとしてみれば気合いを入れた招聘と言えるのでは?
でもどうせ鈴木淑子さん的キャラなんちゃうのと思って画像を見てみたら、
普通にかわいかった。

お疲れ一朗太さん(笑続きを読む
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競馬ダイジェスト12月17日
■初代ウイナーはGIホース!フサイチリシャールが1年ぶりの勝利
単勝8番人気の勝ち馬でさえ10.1倍というメンバー構成。
好位でうまく流れに乗ったフサイチリシャールが混戦にケリをつけた。
春は日本ダービーまでクラシック路線を戦い抜き、
前走までは父クロフネが暴れたダートを戦場としたが結果は出なかった。
4連勝で2歳王者に輝いた栄光は完全に褪せた。

復活の舞台となったのは、母ゆかりの場所だった。
阪神芝1400mといえばフサイチエアデールが、
4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー)を勝った舞台。
直線で前が壁になりながら、
進路を取り直して3馬身突き抜けての勝利だった。
これまでは父の影を追い、道を歩んできたが、
今後は同じ「フサイチ」の名を持つ母にその姿を重ねようか。

ともすれば今回も関東勢が上位を独占しかねない勢力図だったが、
ホームの阪神で一矢報いた形に。
フサイチリシャールがいれば、来年のマイル路線は関西勢も互角に・・
と言いたいところだが、GIで通用するかはまだハッキリ判断できない。
とりあえず来年の中山記念は決まりかなー、と。


■大波乱のフェアリーS 単勝万馬券アポロティアラが突き抜ける
人気を集めた実績馬3頭が揃って敗退。
勝ったのは内からスルスルと脚を伸ばしたアポロティアラ
前走サフラン賞12着から、鮮やか過ぎるまでの変わり身だった。
率直な感想としては「勝浦らしいなあ」といったところ。
10月の富士Sでも16番人気のキネティクスを勝利に導いたが、
単勝2ケタ人気の馬で年に重賞を2つ勝てるのはこの人くらいでしょ(笑

2着は外から飛んできたサンタフェソレイユ。
人気どころではニシノマオが3着に食い込んだのが最高だった。
抜群の手応えで直線に向いたカノヤザクラだったが、脚が止まり5着。
人気のクーヴェルチュールはどうしたことか10着に終わった。
外枠だけが敗因とはとても思えない。


■オリオンSで珍現象 「トウカイ軍団」のワンツースリー
阪神10RのオリオンSで珍現象が起こった。
1着トウカイエリート、2着トウカイワイルド
3着トウカイラブと内村正則氏の所有馬が上位を独占。
ゴール前で同じ勝負服が脚を伸ばしてきたシーンはなかなか見応えがあった。
しかもラフィアンや社台RHみたいな、
多頭数出しが頻繁に行われるオーナーでないところがポイント高かったですね。


■キルシュワッサーを勝利に導いたのは塚田祥雄!
中京12R恵那特別でのひとネタ。
ここ3走続けてスタートに失敗していたキルシュワッサー
500万下では再三上位を争ってきただけに、あとはゲートだけ・・という状態だった。
ただ、スタートの下手さは重症で、
福永祐一やC.ルメールといった名手ですら出遅れてしまってきた。
しかし、この日の鞍上・塚田祥雄は見事なスタートを切らせると、
3番手追走からきっちり抜け出してようやく2勝目をプレゼント。
このファインプレーにはラジオNIKKEIの実況アナウンサーも、
「塚田騎手お見事です!」と賛辞の言葉を贈った。


■横山典×後藤 残り1週で関東リーディング争いは大激戦!
年末になるとリーディングの行方も気になるところ。
関東騎手ランキングで横山典弘後藤浩輝が接戦を演じている。
先週を終わった時点で横山典が1勝のリード。
今週は後藤が3勝を挙げ追い上げたが、
逆に横山典が4勝の固め勝ちに成功しリードを広げるのに成功した。
後藤は土日ともに、後半のレースで騎乗した有力馬で勝てなかったのが痛い。
2着の数でも横山典が上回っており、後藤の逆転は難しくなってきそうだ。
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◆阪神11R 阪神カップ
◎オレハマッテルゼ
○シンボリグラン
▲プリサイスマシーン
☆マイネルスケルツィ
△ニューベリー
△コートマスターピース
△コスモシンドラー
△フサイチリシャール

ただでさえ難解なメンバー構成。
そこに輪をかけるように、
単騎逃げが予想されたステキシンスケクンが出走取消。
ますます勝負の行方は混沌としてきた。

===
休み明け3走目でオレハマッテルゼが本領を発揮する。
今年も夏の過ごし方には苦労したようで、
ぶっつけで臨んだスプリンターズSは9着と大敗。
続くスワンSでもなし崩しに脚を使わされる形で5着に敗れた。

高松宮記念の勝ち馬ではあるが、
距離は1400mがベストの印象を受ける。
前走と比べて最大の強調点となるのは定量57kgで出られる点。
特に短距離戦では斤量差が勝敗に大きく影響すると言われるだけに、
この恩恵はありがたい。
大外枠はネックだが、テンの速さはメンバー随一。
3角までにラチに近い所までたどり着けるはず。あとは押し切るだけだ。続きを読む
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東京のマンガ喫茶で始発の新幹線を待っています。
せっかくなので何か書こうかと思ってますが、
大混戦の阪神カップは予想が難航。
ゆっくり考えたいと思います。

予定通り土曜は中山競馬場に行ってきました。
けっこう東京の中心部からは遠いですね。
直線が京都競馬場より約100m短い通り、
ちょっと全体的に狭い印象を受けました。
スタンドの中とかの仕組みがやたらと複雑で、
何回も迷子になってしまいました。
「何でそこに見えてるうどん屋さんに行けへんねん!」みたいな歯がゆさ。

さて、では予想は後ほどアップします。おやすみなさい。
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明日から東京で2泊する予定なのです。
なのでこのBlogもしばらく放置です。
皆さん、見切らずにまた日曜にお越し下さい。

さて今週の競馬ですけど、
せっかく東京に行くんだから初の中山競馬参戦ってのはどうかと思ってます。
・・千葉県にある、ってことくらいは知ってますよ(笑
なかなかない機会なので、けっこう本気です。

3重賞の期待馬たち。
正直、愛知杯はよくわかりません。
まともならアドマイヤキッスなんでしょうけど、
秋4走目で56kgというのはちょっと悩ましい。
同じく56kgのコスモマーベラスも2000mでは信頼度ダウン。
ここは様子を見ておいたほうがいいかな。
フェアリーSは「事実上の4勝馬」クーヴェルチュール
で。
新装・阪神Cは先行有利が力強く叫ばれる芝状態の中、
ステキシンスケクンを思い切りプッシュしたいところだが、
もう少し捻って?オレハマッテルゼの巻き返しに期待。

簡易更新ですいません。それではまた後日お目にかかりましょう!
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ダイワスカーレット×アドマイヤオーラ
来年のクラシックを嘱望される2頭が激突する。
否が応にも注目の集まる一戦となるが、
その舞台が中京2歳Sというのはちょっと違和感がある。
例年なら、この手のホープたちはエリカ賞に行くか、
それとも(旧)ラジオたんぱ杯2歳Sに回るか、
あるいは年明けの福寿草特別あたりを使われるのが「王道」。
あえてローカル競馬に使われることは異例である。

理由はいくつかあるだろう。
まずは、牝馬限定重賞の愛知杯と同じ日に番組が組まれたことによって、
有力騎手をそのまま起用しやすいという事情。
安藤勝己はコスモマーベラス、
武豊はアドマイヤキッスというお手馬を伴っての遠征である。
もうひとつは、確実に賞金を確保しておきたいという陣営の狙いか。
これは今年に限った話ではないだろうが、
キャリア1戦で重賞に挑むリスクと比較しての安全策。
しかも、500万下を勝つよりも賞金の上積みが大きいOP特別は魅力的であろう。

昨年メイショウサムソンが勝ったレースだというのも無視はできまい。
二冠馬を輩出した出世レースの縁起を担ぎたいという想いが、
陣営のどこかにあるんじゃないのかなと思う。
これはあくまで憶測にすぎないのだが・・
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日本ハムが坪井と再契約を検討
http://www.nikkansports.com/baseball/p-bb-tp0-20061213-129711.html

まだ野球がやれる可能性が出てきた。
今、坪井智哉はそんな思いでいっぱいなのではないだろうか。
リンク先の記事では「受け入れ先がなかった場合には」としていることから、
完全にファイターズから坪井への救済措置。
できることなら新天地で古巣を見返してやるだけの活躍が見たかったが、
そうやらそれも叶いそうにない状況である。
正式に再契約となれば、球団に感謝しなければなるまい。

一方で、手を差し伸ばしたファイターズとしても、
日本一になった後は小笠原道大・岡島秀樹の流出など戦力ダウンに悩まされた。
それだけに実績豊富なベテランを格安で「獲得」できるのはメリットとなる。

===
自分としては、
とにかく坪井が来年も野球ができる道が確立されつつあることを喜んでいる。
もちろん正式に契約が交わされるまでは何とも言えないけれど、
一筋の明るい光が差し込んできた。
野球の神様が、もう一度坪井にチャンスを与えてくれることを祈り続ける。
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◇中山11R 朝日杯FS
1着・・ドリームジャーニー――55蛯名正義
2着▲ローレルゲレイロ―――55本田優
3着◎オースミダイドウ―――55O.ペリエ
・・・・・・
4着☆フライングアップル――55北村宏司
5着○マイネルレーニア―――55松岡正海
6着・・マイネルシーガル―――55後藤浩輝
8着・・ゴールドアグリ――――55安藤勝己

この馬なら、朝日杯の価値を変えてくれるかもしれない。
そんな想いを抱かせてくれた。ドリームジャーニー鬼脚サク裂。

前走と同じく、スタートでは約1馬身の出遅れ。
本来なら致命傷となるはずのロス。
道中は離れた最後方を追走。レースに参加していない状況でさえあった。
それでも、デビューからコンビを組む蛯名正義は、
愛馬の決め脚を信じての末脚勝負。残り600mにすべてを凝縮させた。
出走15頭中ダントツの上がり3F34秒フラット。
同じく後方にいたアロマンシェスが2番目に速くて34.6秒、
他は全馬35秒以上かかっている点を見ても、異常なまでに切れた。
2着以降、掲示板を占めた組は4角での位置取りがそのまま反映されている。
つまり前が止まっているというわけでもないのに、突き抜けた。
ただ少し時計のかかる馬場で、
実際に勝ち時計も1:34.4とやや遅め。
近年では当たり前になった33秒台の決着だと、
届くまでは至らなかったかもしれないけれど。続きを読む
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武豊が騎乗停止処分になったことは昨日も触れたが、
その期間が25日からというのにはなぜか諸説ある。
各メディアによって解説がバラバラなのだ。
スポニチ:「香港では処分開始日を選べるため」
日刊:「武豊が有馬記念でディープインパクトに騎乗する点を考慮し」
デイリーほか:「基本的に香港の裁定とイコールになるケース」

日刊に関しては「それはないだろう」と思うけど、
その後にターフライター・奥野庸介氏による解説も示しており、
それなりにソースのしっかりした原稿になっている。
ただ、ディープインパクトに騎乗するために、
異国とはいえ主催者が情状酌量の余地を示すとは思えないんだけど。
たぶん正解はデイリーほかの解説ということになるんでしょう。

ただ、スポニチで書いてるシステムが本当だとすれば、
これってなかなか有効じゃないですかね?
例えばGIシーズン真っ只中で、
有力馬の主戦が直前に騎乗停止処分を受け、
やむをえず急遽、代役を探さなければならないなんてことがたまにある。
思い出すのが昨年の日本ダービー1週間前に横山典弘が騎乗停止に。
それでアドマイヤジャパンの鞍上が幸さんになった。
こういうケースで「ダービーの次の週からにします」と決められれば、
必要以上に乗り替わりが発生せずに済むのになあ、と。
開始週を選ばなければ4日間、選んだ場合は6日間の騎乗停止とかにすれば、
まずまずフェアな処分になると思うんですけど。続きを読む
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武豊騎手、6日間の騎乗停止
http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=17565&category=C

心配されたことが現実になってしまった。
今週水曜に行われた、
香港のインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップで進路妨害。
それによって主催者から6日間の騎乗停止処分が下された。
処分は国内でも適用されるため、
24日の有馬記念への騎乗も不可能!?
一瞬はそんな最悪のシナリオも懸念されたが・・
どうやら香港の開催日程に合わせた処分になるため、
今月25日以降が該当するようだ。
ひとまずディープインパクトとのコンビは守られたようだが、
来年初めに武豊がいない競馬というのもちょっと物足りない。
最終的にどんな処分が下されるかは後日、発表される模様。
武豊の騎乗停止は98年11月以来ということになる。
そういえば当時の加害馬はアドマイヤベガだった。

ちなみに今回の進路妨害は外枠スタートの先行馬を、
内に誘導する際に後続の進路をカットしてしまったという、
いわゆる「メジロマックイーン的」なものだったとか。
武豊本人や日本メディアの表現からすると、
まさかあれが妨害になるとは・・といった雰囲気らしいけど。
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◆中山11R 朝日杯FS
◎オースミダイドウ
○マイネルレーニア
▲ローレルゲレイロ
☆フライングアップル

ここでついに2歳戦の馬券を解禁。
堅く収まってくれるおかげでここ2年連勝中の朝日杯が、
最もそのタイミングに相応しいと自分では思います。

正統派2歳チャンピオンへの道を歩むオースミダイドウを素直に信用。
前走のデイリー杯2歳Sでは、
周知の通り武豊が馬群に入れ実戦の中で教育を施した。
テンでは折り合いを欠いてしまったが、
それでも余裕を持って差し切ったところに素質の違いを感じさせた。
あとは輸送で極端にテンションが上がっていなければ大丈夫。

好枠から先行策を取りたいマイネルレーニアが強敵。
前で流れに乗れるのが最大のアドバンテージになりそう。
「内枠が好き」だという松岡正海の手腕如何では逆転だってありえる。
加減なしにバリバリ追われた最終追い切りにも好感。

休み明けのデイリー杯で勝ち馬に迫ったローレルゲレイロ
距離や輸送を経験できたのは大きかった。
こちらも非凡な素質を感じる。

東スポ杯組からは2着のフライングアップルを。
能力的にはドリームジャーニーが上位に思うが、
こと今回に関してはまだこちらのほうが買える。
ただ強力関西勢の壁を破るのは容易ではなさそう。続きを読む
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競馬ダイジェスト12月9日
■渋った馬場も関係ナシ!3歳馬サクラメガワンダー叩き合い制し復活
新装阪神芝1800mで行われた鳴尾記念はサクラメガワンダーが勝利。
皐月賞、日本ダービーで馬場を苦にしたことからも、
この日のコンディションは決して歓迎材料ではなかったが、
昨年のラジオたんぱ杯2歳S以来の勝利を1番人気で飾った。

逃げ馬が不在。マルカシェンクがまさかの先行策を打つ中、
好位の内――「ウオッカ・ポジション」とでも言うべきだろうか?を確保。
抜群の手応えで直線に向くと、
粘り込みを図るマルカシェンクをきっちりと捕らえた。

ちょうど昨年の今ごろは「3歳馬の重賞勝ちがない」と、
ディープ世代のレベルを疑問視される声が上がったが、
先週のトーホウアランに続き今年の3歳馬は元気。
と同時に、やはり現4歳世代のクラシックは今ひとつのレベルだったのかなと、
今さらながら考えてしまったりする。続きを読む
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シーザリオがアメリカでレース名に登場するとか。
http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20061208-127382.html

日本時間の10日、ってことは今週ですよね。
急にレース名がつけられたりするんでしょうか、アメリカという国は。
1着賞金600万円というのがどの程度の格になるのかわからないけど、
偉業を称えられてのことであることは間違いない。
こういうニュースはうれしいですよね。

うれしいニュースをもう一丁。
大リーグが坪井に興味
http://www.sanspo.com/sokuho/1208sokuho013.html
合同トライアウト後も具体的な獲得の話がなく、
現役続行が険しくなっている坪井智哉に、
何とメジャーが熱視線を送っていることがわかった。
「大リーガー坪井」誕生の可能性は決して高くはないだろうが、
こうして生き残れる道ができつつあるのは本当に救いだ。
まだユニフォームを脱ぐのは早すぎる。

(※10:33 オークランドRCT予想ほか追記)続きを読む
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ヒシアトラス、血管肉腫により安楽死
http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=17438&category=A

残念、の一語に尽きる。
約1ヶ月前から原因不明の病気にかかっていることは伝えられていたが、
最悪の事態を迎えることとなってしまった。

手の施しようがなく、適切な処置を与えられなかったこと。
あれだけの雄大な馬体が、信じられないくらいやつれてしまっていたとのこと。
そしてレース中の事故でなく、
思いがけない形で一頭の競走馬の未来が失われてしまったこと。
それが悲しくて仕方がない。

現役時代は堅実派として鳴らし、ダートの重賞を3勝。
思い出深いレースは、意外にも昨年のベテルギウスSだったりする。
この日は大雪のため関東馬の阪神競馬場への輸送がスムーズにいかず、
出走取消が続出。
しかし、そんな中で元気にレースに出走し、
しかも58kgのハンデを背負いながらも快勝した姿に、
ダート界の強豪の底力を感じさせてくれた。

===
半妹ルミナスハーバーは先週の阪神JF3着。
最初のGIは兄同様、善戦止まりだった。
しかし、幸いなことに未来がある。これからがある。
桜花賞候補の2歳牝馬に、ひとつ大きな使命が与えられた。
無念の死を遂げた兄に捧げる、GIのタイトルを――
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どうやらオースミダイドウで鉄板か?
人気馬、特にキャリアに傷がなければ信頼性が高まる朝日杯である。
前走のデイリー杯2歳Sでは馬群の中での競馬を教え込まれ、
道中はやや掛かり気味になりながらも半馬身抜け出した。
3戦3勝のG2勝ち馬を疑ってかかること自体が間違っているかもしれない。
ただ、言われている通り気性面に課題が残るのは確か。
中山への長距離輸送が堪えないかという心配は残る。
それさえ乗り越えられれば、というところ。

ただ、紛れの起こりやすい中山のマイル戦である。
03年、テン乗りのO.ペリエ騎乗の無敗馬メイショウボーラーは、
大外枠が当たり序盤で脚を使ってしまったことが、
コスモサンビームの追撃を許す形となった。
酷似する状況。枠順ひとつで結果は大きく変わる・・続きを読む
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言うまでもなく、今年の有馬記念はディープインパクトの引退レース。
世の注目はその一点に向けられるだろう。
宿敵ハーツクライも不本意な形で引退を余儀なくされ、
また「勝ち方」が焦点にさえなってきそうな情勢。
当面の相手と思われる3歳勢も、
ジャパンCで決定的に負かしており勝負付けは済んでしまったか。続きを読む
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◇中京11R 中日新聞杯
1着◎トーホウアラン――――55C.ルメール
2着▲インティライミ――――57.5佐藤哲三
3着△マヤノライジン――――56池添謙一
・・・・・・
5着☆トウショウシロッコ――53吉田豊
13着○マヤノグレイシー―――55安藤勝己

開幕週のパンパン馬場とはいえ、
決して得意ではない小回りコースを克服。
◎トーホウアランがゴール前の接戦を制した。
詳細は例によってダイジェストをご覧いただくとして、
勝因として大きかったのはC.ルメールの好騎乗。
直線で空くであろう進路を4角で瞬時に見抜き、
迷わずそこを突く――
いま最も乗れている単騎免許ジョッキーだと感じさせるファインプレーだった。

勝ってカブトの緒を締める、ではないが、
結果的にここでこの馬に◎を打つのは得策ではなかった。
「大トビで広いコース向き」という特性を見抜いているのにもかかわらず、
京都新聞杯と同じ勝ち方を望むのは間違っていた。
本当に、馬とジョッキーの力に助けられた・・そんな感じ。続きを読む
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◇阪神11R 阪神ジュベナイルF
1着・・ウオッカ―――――――54四位洋文
2着◎アストンマーチャン――54武豊
3着▲ルミナスハーバー―――54小牧太
・・・・・・
4着・・ローブデコルテ――――54福永祐一
5着○イクスキューズ――――54藤田伸二
6着☆ハロースピード――――54岩田康誠

勝ち馬については割とたっぷりダイジェストで書いたので。
2着◎アストンマーチャンはほぼ文句ないレース。
こないだ武豊が言ってた、
「普通GIでは空かない」ラチ沿いを突き、
長い直線の半ばで完全に先頭に。
しかし、外から襲い掛かってきたウオッカの末脚に屈した。
もちろん直線の長さは言い訳にならない。
実際ファンタジーS組からの逆転を許すこともなかったし、
結局は未対戦組にすごく強い馬がいたということだろう。

懸念された通り馬体が減っていた▲ルミナスハーバー
ハナに立つ慣れない形ながら、よく崩れずに踏ん張った。
ただ、ギリギリの馬体でがんばった反動が恐い。
この後は間違いなくひと息入れられるだろうが、
桜花賞トライアル一本に絞っていいのでは。

北海道で牡馬に揉まれたローブデコルテ
出遅れながら追い上げたファンタジーS2着馬○イクスキューズと、
実績馬・強い馬が上位を占めた。
これこそが新しい阪神マイル戦の持ち味だろうし、
このメンバーだからこそ上位を独占できたのだろう。
6着☆ハロースピードも含めて、
来年の桜花賞戦線の主力を担うのではないだろうか。
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競馬ダイジェスト12月3日
■この末脚はまさに父親譲り!ウオッカ差し切って2歳女王に 阪神JF
ギムレットを何度か飲んだことがあるが、
02年のダービー馬タニノギムレットの末脚はまさにあの辛さそのもの。
それを「ベース」にした初年度産駒に、
父親の魅力をたっぷり受け継いだ孝行娘が現れた。
その名はウオッカ
とにかく、追い出されてからのフットワークが父そっくり。
2戦目の黄菊賞を見たとき、思わず「うわっ!」と声が出たほどだった。

その前走で四位洋文が懸命に差す競馬を覚えさせたのが勝利につながった。
好スタートを切った後、スッと控えてアストンマーチャンの直後へ。
抜群の手応えで4角を回ると、直線は外へ持ち出しスパート。
ラチ沿いをロスなく回り先頭に立ったアストンマーチャンを、
一歩一歩追い詰めクビ差捕らえ切ったところがゴールだった。

丸3年ぶりにGI勝利の美酒に寄った四位は愛馬を、
「オレの理想のタイプ」と表現する。
鞍上の指示に敏感で瞬発力に秀でている面がそう言わしめるのだとか。
まさにそのセールスポイントをフルに発揮した勝利だった。続きを読む
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◇中山11R ステイヤーズS
1着▲アイポッパー―――――57O.ペリエ
2着◎トウカイトリック―――57C.ルメール
3着・・チェストウイング―――57北村宏司
・・・・・・
5着☆チャクラ―――――――57後藤浩輝
8着○ファストタテヤマ―――57武幸四郎

1着 ▲アイポッパー ≪いざグランプリへ≫
単勝170円はさすがに過剰人気かとも思ったが、
終わってみれば3馬身差の圧勝。初めての重賞タイトルを手にした。
O.ペリエも自信を持って早め早めの競馬で同レース連覇を達成。
「冬の中山」も全く問題なく克服し、次は有馬記念に向かう。
鞍上はペリエがポップロックに騎乗するため、
本来ならハーツクライに乗る予定だったC.ルメールが起用される見通し。


2着 ◎トウカイトリック ≪勝ち馬には完敗≫
今回もそれほど積極的には行かず。
残り600m地点で待機勢が外からマクって出てくる中、
ひと呼吸置く形で内ラチ沿いでグッと我慢。
そこで脚をためた分、2着争いは難なく制したのだが、
勝つためには最低でもアイポッパーより前にいなければならなかったのでは。
とはいえ、あの勝ちっぷりを見せられると今回のところは完敗か。


3着 チェストウイング ≪別定戦でも互角に≫
絶好の条件だったアルゼンチン共和国杯で4着。
別定に替わる今回は苦戦も予想されたが、崩れずに頑張った。
案の定アイポッパーとは着差が広がったが、十分に及第点。


5着 ☆チャクラ ≪3年前に勝った舞台で≫
久々に見せ場のあるレースができたチャクラ。
3年前に勝ったレースで、鞍上にも久々に後藤浩輝を迎えての一戦。
復調へ向けそれなりのキッカケとなったのでは。
ここから万葉S→ダイヤモンドSと続く道のどこかで一発を。


8着 ファストタテヤマ ≪やはり合わないのか?≫
3年前にシンガリ負けを喫したファストタテヤマは、
やはりこの舞台が合わないのか8着に大敗。
最近は小回りの北海道でもいい競馬ができていたので、
コースに拘ることはないだろうと思っていたのだが・・

【投資:2400円 回収:1500円馬連▲◎300円×500続きを読む
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◆中京11R 中日新聞杯
◎トーホウアラン
○インティライミ
▲マヤノグレイシー
☆トウショウシロッコ
△マヤノライジン

開幕週の馬場でトーホウアランが弾む。
休み明けの菊花賞でも大きくは負けず、
改めて力のあるところを見せてくれた。
来年の飛躍に向けて、ここはしっかり結果を出したいところ。
京都新聞杯を勝った時のように、うまく立ち回れれば最内枠も生きてくる。

インティライミは本来ならG3に出てくる馬ではない。
トップハンデ57.5kgでも巻き返しをかけての参戦。
二度使われた今回はもう言い訳のできない状況。
ダービー2着の底力を見せる。
ついに重賞の舞台にたどり着いたマヤノグレイシー
2000mでもこのメンバーなら折り合いに苦労することはなさそうだし、
小回りコースの経験も豊富。互角に渡り合う。

トウショウシロッコは平坦コースに良績あり。53kgも恵まれた印象。
夏の2戦を見ればマヤノライジンはむしろ格上かも。
休み明けでも力を出せるのであれば。続きを読む
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◆中山11R ステイヤーズS
◎トウカイトリック
○ファストタテヤマ
▲アイポッパー
☆チャクラ

現役屈指のスタミナ自慢トウカイトリックにとって、
JRA最強距離重賞はまさに打ってつけの舞台。
ダイヤモンドSでは致命的不利を受けながら3着、
阪神大賞典ではデルタブルース以下を振り切っての2着と、
3000m超のレースでこそ輝きを放ってきた。
出脚が鈍いタイプだけに、序盤で流れに乗れないのが不安だったが、
この外枠なら自分の動きたい時に動ける。鞍上も二度目の騎乗で。
いま最も勢いのあるエルコンドルパサーの血に寄せる期待も大きい。

衰え知らずのファストタテヤマはまだまだやれる。
3年前は1番人気でシンガリ負けを喫してしまったが、
あまりに走らなさすぎた印象。度外視していいのでは。
人気のアイポッパーは「サッカーボーイ@冬の中山」が気になって・・
自身も一度、1月の中山で4着に敗れたことがある。
(04年迎春S・単勝1.4倍の圧倒的人気。条件戦で崩れたのはこの一戦だけ)
気になる要素ではある。
穴なら実績馬チャクラしかない。
休み明けだが障害練習にも着手しており、変わるならここ。続きを読む
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きのうブルーメンブラットについて書いたが、
どうやらその時点で鞍上は決まってたみたいですね。
WSJSの騎乗馬は早めに発表されるのを忘れてた。
で、今回は岩田康誠サマが乗ってくださるわけです。
広くなった阪神コースを恐れることなく、
ガンガン積極的なレースを見せてもらおうではないか。
ただ、相手は強い。
重賞で勝ち負けしてきたエイシンドーバー、
叩き3走目のニホンピロキース、
降級初戦の1000万下特別を楽勝してきたエイシンデピュティ・・
これらの牡馬を相手にいい競馬ができれば今後の視界も開けてくる。続きを読む
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