「人生、無事是名馬」

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

カテゴリ: 野球

ひっそりと阪神タイガースの2016年シーズンが終了しました。
「消化試合で7連勝フィニッシュ」という高度な笑いのネタのおかげもあって、
64勝76敗3分の4位と、印象ほどは悪くない数字が残ったように思います。
とはいえ優勝争いからは早々に脱落。
もっともっと強くならないとファンは満足しません。

高山・北條・原口、岩貞・青柳など楽しみな若手も出てきました。
彼らが押しも押されぬレギュラーになって、優勝の原動力となったその時、
「超変革」が成し遂げられたと言えるでしょう。
その第一歩を踏み出した金本監督は、ひとまずは評価されるべき。
めんどくさくて誰も着手しなかった問題に取り掛かったわけですから。

ただ監督として注文をつけるとすれば、
試合中のベンチワークが前のめり過ぎるのと、
試合後のコメントが割と感情的になる点をどうにかしてほしいですね。
打てる手を中盤からどんどん打ってしまうもんだから、
終盤の選択肢が乏しくなってしまう試合を何度も見た。
コメントに関しては、工夫とか執念とか抽象概念に触れることが多かったのと、
あと平気で相手の選手をdisったりするのが好きじゃなかった。
「今の内海を打てないのは..」みたいなね。
来季はもうちょっと大人になって、策士っぽい一面を見せてもらえれば。

しかしこれだけコテンパンにやられたシーズンでも最下位にならないなんて。
もう15年も回避し続けてるとか、
暗黒時代のことを思えば奇跡としか思えない。

来年は再び上位を目指せるか。
楽しみもある一方、鳥谷どうするのとかアタマを悩ませる問題も多い。
もうちょっと、若手の負担を減らせる陣容が作れればいいんだけど..
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「坪井」の名が時を超えてメディアを賑わせているのがうれしい。

阪神の盪海24日のDeNA戦で3安打を放ち、
これでプロ入り通算12度目の猛打賞。
新人での球団記録であった、
98年の坪井智哉の記録を18年ぶりに更新することになった。

左打ちの巧打者。
長打をドカンドカンと放つわけではないが、
巧みなバットコントロールで安打を積み重ねていく。
守備がそこまで得意ではなく、
内野安打を稼げる程度の足はあるけど盗塁はそこまで..
打ち出したら止まらない、
固め打ちタイプである点も含めて、
この「二人」は共通点が多い。

坪井のキャリア晩年は米国独立リーグへの挑戦もあって、
「苦労人」のイメージを強く残して引退したが、
もともとは暗黒期の阪神に舞い降りた救世主的な存在。
当時の記憶と輝かしい成績を蘇らせてくれるのも、
盪海これだけのペースで安打を積み重ねてきているからこそ。

次のターゲットは、1年目での安打数「135」を超えること。
残り25試合で25本。決して不可能な数字ではない。
シーズン最終盤になるとは思うが、
再び「坪井」の名がメディアを通じて目にすることができるよう楽しみにしておく。
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劇的でもあり、そして色々と考えさせられる試合でしたね。
8月14日の第三試合、東邦×八戸学院光星は、
東邦が9回裏に4点差をひっくり返すサヨナラ勝ち。
これぞ甲子園の醍醐味とも言える、ドラマチックな幕切れでした。
それはそれでいいんですけど..
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感動の押し付ける信者と、重箱の隅をつつくアンチが激突する夏の甲子園が始まりましたね!
今年はさっそく番外編として、
女子マネジャーがグラウンドに入って練習を手伝った件が騒がしくなってます。
ちょっとした出来事が火種となって物議を醸すこのパターン。
絶対に武井壮さんが出てくる様式美。もういいから。

ここ数年で高校野球人気がインフレを起こし始めてから、
歩調を合わせるように苦言を呈する勢も活発になってきているのは偶然ではあるまい。
きっと世の中そんなもんだろう。
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やっと呪縛から解き放たれた感覚。
誰の得にもならない鳥谷のフルイニング出場記録が止まった。

これでいい。

守備範囲がくっそ狭くなり、
打球の処理もおぼつかないどころか、
打撃でも貢献できない遊撃手をフルで使う意味がどこにあるというのか。
ただでさえ主力の不振が響いている今季のチーム状況で、
真っ先にメスを入れなければならない点を放置し続けたら今の成績も残当である。

久々の最下位どっぷりで気分も晴れない中、
ようやく少しスッキリした気持ちになった。
だが、くれぐれも勘違いしてもらいたくないのは、
「鳥谷いらんわ引っ込め」と言いたいのではなく、
状態が悪いのならコンディションを立て直して、
全盛期とまではいかなくても再び戦力として輝きを取り戻してほしいと思っていること。
それがたとえ遊撃手として叶わなくても結構。
このまま終わってしまってはあまりにも悲劇すぎる。



もちろんフルイニング縛りがなくなったからチームが簡単に上向くわけでもなければ、
鳥谷の状態が元に戻るというわけでもない。
大事なのはむしろこの先。
このくだらなくも大きな決断が実を結びますように。
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9回オモテのマウンドに藤川球児が立ったと聞いて、
慌ててテレビつけましたよ。
先週からの流れで中継ぎ陣はボロボロ。
この試合でも8回に榎田→安藤のリレーで1点を失っており、
誰もが悪夢再びを覚悟させられる中での登板である。



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つい最近までウキウキさせてくれていた「超変革」阪神が死亡寸前です。
2試合続けて勝ち試合を落とし、
勝率5割でずっと耐えていたところがとうとう借金「1」に。

若い選手が変わらず試合に出てはいるのですが、
開幕直後の目を見張るような活躍は見られず、
いわば「ただ出てるだけ」状態。
まだまだ非力であることを痛感させられます。

まあそれは仕方ないんですが、
プロとしてあり得ないミスが2日続くとさすがに育成どころじゃない。
内野フライが取れないってどういうことでしょう。

「育てながら勝つ」と目標を掲げてスタートしたシーズン。
このままでは育たない勝てないで終わってしまいそうな悪い予感も。
誰を使え、誰を引っ込めろとは言いませんので、
もう一回シャキッとした試合ができるよう立て直してもらいたいですね。

このままだとちょっと心が折れそうです..w
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客観的に見れば仕方がない判断なのかもしれないが、
すっかり情が移ってしまっているだけに寂しい。
アイライクマートンサン。

■マートン日本で他球団への移籍示唆 (デイリー)
阪神のマット・マートン外野手(34)が13日、出国前の関西国際空港で、複雑な心境を吐露した。来日6年目の今季は140試合の出場で、打率・276、9本塁打、59打点。来季の去就は流動的で初めて日本の他球団で、プレーする可能性を示唆した。

「(今後は)自分もどうなるか分かりません。もし阪神からお話をいただけたら耳を傾けて考えたい。神戸は第二のふるさと。違うチームでプレーすることになれば、それはすごく大きな動きになる。6年間、タイガースでやるべきことはある程度、やったという気持ちはあります」

助っ人は退団を覚悟したように「タイガースで6年間、プレーできたことに感謝しています」と繰り返した。ただ、チームの動きを敏感に察知。「この1年、タイガースで最後になるかもしれないと思って、プレーしていました。球団としても監督が代わるし、引退する選手もいる。チームとして、変わっていく時期なのかなと思います」と受け止めた。

日本通算では832試合に出場し、打率・310、77本塁打、417打点。首位打者1度、最多安打を2度獲得し、今季は1000安打を達成。猛虎で輝かしい足跡を残した。

取材を終えると、自ら歩み寄り関係者、報道陣全員とがっちり握手。マートンはおだやかな笑みを浮かべて、日本を後にした。

コスパうんぬんは置いといて、
あの左翼手として最低レベルの守備に目をつむるには、
.350 20 100 くらいはクリアしてもらわなければならない。
昨年なんかはその域に近づいていたが、
調子を崩してしまうと元々が打率の割に出塁率が低く、単打が多いタイプだけに、
そろそろ見切りをつけるタイミングがやって来たと言うべきだろう。

しかし思い入れの強い選手である。
助っ人ながら6年間も阪神に在籍してくれた。
初年度からいきなりシーズン最多安打記録を更新し、
「自前」の外国人野手ではオマリー以来の神認定を与えられると、
その後もコンスタントに数字を残し、長く主軸を務めた。
メンタル面で不安定さがトラブルを呼ぶこともあったが、
今となってはそれも良き思い出。

このままタテジマのユニフォームに別れを告げる可能性が高そうだが、
もしそうなった場合、
これだけの功労者に対してお別れができる場が設けられれば..と願っているところ。
タイミング的に難しいのはわかっているが..
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得失点差大幅マイナスながら首位という謎の集団と化した阪神タイガース。
8月下旬からやや怪しい素振りを見せつつ、
それでも9月まで首位の座を守り続け、
いよいよ突入した勝負の12連戦。
例年通りココで失速してしまうのか、
それとも今年こそは違いが見せられるのか。果たして..!

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毎年恒例のやつが来ましたね。
長期ロード中に4カード連続で勝ち越し、
もしかしたらひょっとするとこの調子で勝ち進めるんじゃね..?
と淡い期待を抱いたところでズドン。
本当に読売さんの無慈悲な粛清には参ります。
今年は打線が停滞していると聞いているのですが、
3戦通じて見事にボコボコにされてしまいました。

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朝からテレビで智辯和歌山の試合をぼんやりと見ていたのですが、
本当に恐ろしいもんですね甲子園という場所は。
赤子の手をひねるかのように2点を先制した時には、
ワンサイドもありそうな雰囲気だったのに、
終わってみれば真逆の展開。
中盤以降、ありえない守りのミスを連発する姿からは、
まるで初出場校の選手のような初々しさが感じられました。
もちろん悪い意味で。

夏は3年ぶりのカムバックだったそうですね。
気のせいかもしれませんが、
各打者が打ち終わった後の仕草に、ムダな喜怒哀楽が出ていたように思うのです。
かつての智辯和歌山の選手たちなら、
1回戦の序盤で安打を放ったくらいで表情を崩したかどうか。
「戻って来られた喜び」が出ていたのは悪いことではありませんが、
ドッシリと構える風格みたいなものはそこには無かったですね。

守備は終盤には完全に崩壊してしまい、
バントシフトもままならぬ惨状でしたが、
そこに至るまでにポロポロと綻びが出ていました。
特に前進守備の中堅手が本塁突入を許した3点目が象徴的だったように思います。

しかし10年前の「当たり前」がどんどん通じなくなっていますね。
いわゆる「地方」の学校が力をつけてきた中で、
コテコテの名門校が無名勢に足元をすくわれるケースも増えてきたように思います。

そのへんは競馬の世界にも通じる気が。
今までと同じ観点で見ていると「そんなんありえる?」みたいなことが平気で起こる。

時代の変化は色々なところで訪れているのです。
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2014年は雨に祟られた「ウル虎の夏」リベンジに行ってきました。 ※画像なし
藤浪晋太郎が152球の熱投で完封。ありがとうございました。
その帰り道にふと思い出したのが、このエントリ。

■【野球】藤浪晋太郎の投球にイライラする毎週日曜日 (4月22日更新)

あれからわずか3ヶ月。
着実に成長の過程を歩んでいることを実感させてくれました。
相変わらず球数はかさむし、
グダグダなフィールディングで招かなくてもよいピンチを招いたりもしたけれど、
最後までマウンドを守り切ってくれたので百点満点。
「ウルトラ気持ちいいです」のコメント力も含めて素晴らしかった。

こないだの東京ドームみたいに、
いつ爆発するか余談は許さない部分もあるけれど、
今日に関しては「どうだ、オレたちの藤浪はすごいだろう」とドヤ顔させてくれました。
どんどんこの調子で行きましょう。

それから、2試合連続となる決勝弾を放った江越大賀。
まだまだ粗くても、あれだけ振れるのは魅力的。大きく育て。
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藤浪晋太郎の連続無失点記録延長のために、
8-0の7回無死三塁で前進守備を敷いた結果、同点に追いつかれるという茶番。
絶対にやったらアカンわこんな愚策。
試合中に心がけるのは「勝つために最善を尽くすこと」。
個人の記録のためにセオリーに反する手を打つなんてスキを見せたら、
必ず相手につけ込まれる。
まして前日にあんな負け方をしているにもかかわらず舐めプに走るなんて、
ちょっとアタマおかしいとしか思えない。だから弱いねん。

結果的に追いつかれたから言うてるんじゃないですよ。

あのイニングはたまたまテレビで見てたんだけど、
ABCの中継も変な空気が流れてたよなあ。
金本知憲さんも桧山進次郎さんも、
「ここは大量リードですし、藤浪のためにも前進守備でいいんじゃないですかね」って。
たぶん岡田彰布氏だったら絶対そんなこと言わんかったやろなあと。
勝ちに徹するべきってモゴモゴ指摘したはず。

阪神の、必要以上に個人の記録を重んじる悪しき伝統ホンマ嫌い。
金本氏の連続出場記録が2010年の優勝争いの足かせになった反省が何ら生きてない。
鳥谷敬も試合終盤に少しずつでも休めれば、
ボロが出始めてる遊撃の守備も改善されるかもしれないのに、そこはノータッチ。

誰を使えとか、あそこであの継投はないわとか、
やってみないとわからないことに関してはツッコミを入れることはないけれど、
勝つための策ではないことを平気でやられるとバカバカしくなってくる。

こんなダメなことやってる試合、いっそのこと殺してくれればよかったのに、
延長戦の末サヨナラ勝ちを決めたもんだから問題がうやむやにされそうなのがまたアレ。
明日のスポ紙もどうせ「鳥谷 乱戦にケリ!!」みたいなノリで終わるんやろね。
ウェブには上がらんコラム枠とかでは一刀両断してくれそうな気もするけど。
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久々に声が出るほどビックリした。
レンジャーズ退団が決まってからは、てっきり阪神に復帰するものと思っていただけに。
「ほほう、そう来たか..」と感心させられると同時に、
素直に頑張れという気持ちが湧いてきた。

正直ね、阪神に戻ってくるのはちょっと..と思っていた。
手術明けで全盛期のコンディションには程遠い状態で投げる姿を見るよりは、
あの頃の思い出はキレイなまま残しておきたいという思いが強くて。
うん、きっとこれでよかったはず。

それにしても気になるのは待遇面である。

実は今回の入団は藤川サイドが打診したもの。「高知でプレーして地域貢献したい」と自ら申し出たという。過去、メジャーからブランクを置かずに直接、日本の独立リーグに移籍した選手はいない。今後は正式契約へ向けて条件面などを詰めるが、藤川は今季レ軍と年俸100万ドル(約1億2400万円)プラス出来高で契約していた。しかし、「うちの選手は平均で月10万円。今までの彼の額に比べたら無報酬のようなもの」(球団関係者)と金銭面では雲泥の差がある。それでも藤川は「お金じゃない。仮に(自身の加入による観客増などで)収益が増えたら何%かは野球の普及に使ってほしい」との要望も伝えているという。

■球児 自ら高知入団打診…1億超え年俸から月給10万円 - スポニチ

もはや選手というよりも、親善大使的な役割というか。
実質ほぼ無給にもかかわらず、「逆オファー」で入団。
高知の球団の人もビックリしたことでしょうねえ。

たまたま「高知、行ってみたいなあ」とぼんやり考えていた矢先のビッグニュースである。
夏休みを絡めながら、タイミングが合えば観戦してみるのもいいかな..なんて。

あとおいしいカツオが食べたいですね。
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プロ野球の試合がじっくり見られるのは週末くらいなもので、
土日くらいはその分もいいゲームが見たいものですが、
なかなか藤浪晋太郎がピリッとしてくれませんね。

数字だけを見れば、
ここまで4試合の先発で1勝1敗、防御率は3.33の3試合連続QS中。
先週の読売戦も7回2失点と及第点。

なんだけれども。

見ていて非常にイライラするというか。もどかしいというか。
まず狙ったところにボールが行かない。カウントが悪くなる。
そのまま歩かせることもあれば、
ストライクを取りに行ったところを痛打されるパターンな。
特に左打者の場合はそれが顕著。
相手のレベル不問で捉えられる。

あとだいたい先制されるよね。
長いイニングを投げて試合を作ったとしても、
追う展開に持ち込まれるとしんどい。
特に打線がまだ冷えてるこの時期は。

フィールディングも悪いし、こないだも投ゴロからの二塁転送が悪送球になってた。
辛うじて後続を断ったから事なきを得たものの、
突きつけられている課題のレベルが低いことに頭を抱えてしまう。

これくらいのハードルはさっさと飛び越えてくれよ。

言うまでもなく藤浪は阪神の至宝。
ゆくゆくは開幕投手を務め、
エースとしての役割を果たす宿命にある投手。
高卒から2年連続2ケタ勝利を残し、
今年もきっちりローテの一環を務める21歳に対して、
何を贅沢なことを言っているのかと思われるかもしれないが、
現状のぐう凡な投球から卒業して、
手も足も出ないような、名前を聞いただけで相手が「やめてくれよ..」と思うような、
圧倒的な投手になってほしいわけですよ。

かつてダルビッシュ有らが大きく飛躍した3年目のシーズンも、
どうやら昨季までと大差のないレベルに終着してしまいそうな予感。
もちろん成長の過程など人それぞれではあるんだけれど、
できることなら少しでも早く「どうだ、オレたちの藤浪すごいやろ」と見せびらかしたい。

次の日曜も、その足跡を楽しみに。きっとイライラさせられるんだろうけどw
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夏の高校野球が終わり、阪神が甲子園に帰ってくる....
プレーボールは18時。
「死のロード」が始まるまでは明るかった時間なのに、
気がつけば闇が迫ってくる早さを実感させられる。
バックスクリーンを見渡せば、
右から左へはためいているはずの球団旗の方向も変わり、
そして何より、グラウンドに立ち込める空気もどこか清涼感を漂わせている....

秋の甲子園は物悲しい。
シーズンの終わりを予兆させるものが、そこにはたくさんあるからだ。

前夜のサヨナラの勢いもどこへやら、
阪神はDeNAに敗れ首位の読売とのゲーム差が「3.5」に広がった。
勝負の甲子園6連戦を前に「終わり」を迎えてしまうのだろうか。
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今年も夏の高校野球全国大会は観戦できないまま終わろうとしている。
かれこれ4年ほど現地から離れることになってしまったが、
その原因のひとつがチケットの「プラチナ化」であることは間違いない。

夜が明けることには長蛇の列ができる甲子園球場。
おかしい、昔はこんなじゃなかった。
昔は準々決勝の日でも、7時〜8時くらいに着けば中央特別内野席に入れたはず。
しかし今はどうだ。
聞くところによるとお盆シーズンは速攻で満員札止めが出たという。

松坂大輔や斎藤佑樹のような大正義スターがいるわけではない。
むしろ今年はプロ注目の逸材が地方大会で姿を消し、
どちらかと言えば地味な大会と位置づけられるはずなのに。

激化する一方のチケット争奪戦。
その原因のひとつがSNSの存在ではないかという見方をしている。
かつては単独で動いていた熱心な高校野球ファンが、
全くつながりのなかった同志とSNS経由でつながりタッグを組むことで、
非常に強固な「チケット獲得ユニット」が結成される。
「きょうは僕が並んでみんなの分を確保するから、●日は頼む」といった具合に。
負担を分散できる間柄というのは非常に心強い。

個人的な経験ベースで恐縮だが、
最後に準々決勝を銀傘の下で観戦できたのは07年。
優勝した佐賀北、野村祐輔の広陵らのゲームを見守った。
当時はそこまでがっつり早起きした記憶もないし、
彼女連れだったからそこまで無茶もしなかったはずだ。
それでも問題なく入れた。
※調べてみたらこの日は準々決勝4試合のうち2試合だったのもあるかな

まだこの頃はツイッターやらも普及していなかったし、
以後の年くらいから徐々に敷居が高くなっていった印象がある。



高校野球は夏の風物詩。
試合を見る以上に「そこにいること」に価値を感じては足を運んできたが、
今は正直そこまで熱心なわけでもなく、
にもかかわらずハードルばかりが上がっていってしまうようでは、
この先もますます縁遠い場所になってしまいそうな気配である。
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■40歳坪井ついに引退 阪神、ハムで活躍 (ニッカン)

きっとこのニュースが報じられたとき、
野球ファンでさえ多くの人が「えっ、逆にまだ現役だったの」と驚いたに違いない。
何せ2011年にオリックスを退団した後は、
現役続行の道を求めて米国独立リーグに移っていたくらいだから。

自分が納得するまでバットを振り続けた上での決断である。本当にお疲れ様でした。

暗黒時代の阪神を照らした一筋の光だった。
ルーキーイヤー中盤から一番打者に定着し、
叩き出した打率.327はセ・リーグの堂々3位。
2年目も3割をマークし、そのまま主力として定着するかに思われたが、
野村克也監督時代の後期は精彩を欠き、
大型トレードで日本ハムへと移籍することになった。

今から思えばOPSが0.8にも満たない外野手に対しては過大評価だった気もする。
だが、新人ながら次々に安打を放つその姿は、
貧打にあえいだ当時の阪神にとっては希望の星だった。
それゆえ次第に成績が下がり、
そして退団という流れは寂しく映ったものだが、
あのトレードで下柳剛を獲得できたのは大成功だったと言っていいのだろう..



度重なるケガもあって、NPBでの通算安打数は千本にも満たない「976」。
どちらかと言えば記録より記憶に残るタイプの選手だったかもしれない。
だが、不遇の時代を経験しながら刻んだ通算打率.292は誇れる数字だろう。

本当に好きな選手でした。ありがとうございました。
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■ご覧のような天候のため....



入場してから約40分の水浴びを経て中止が決定。
限定ジャージだけもらって帰ってきた。(完)
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うんまあ、知ってたというか..
2位での出場であれ3位での出場であれ、
これまで一度たりとも勝ち上がったことのないCS。
相手はシーズン終盤に調子を上げてきた広島で、
しかも絶対的エース前田健太を擁する布陣。
9月以降ヘロヘロでシーズンを終えた阪神としては、
負けフラグ立ちまくりではあったのですが、それにしてもあっさりと。

これでCSは通算1勝8敗。弱いwwwwww

原因はいくつかあるんでしょうけど、
とりあえずどのシーズンもだいたい調子を下げてゴールを迎えている。
10連勝で奪首しながらその後に差し返された07年しかり、
「Vやねん!」でおなじみの08年しかり。
今年はそれにしてもひどい失速ぶりでしたけど。
秋にブーストをかけられるよう、1年を見越した戦いができていない。

それともうひとつは、
井川以降のいわゆる絶対的エースが擁立できていないこと。
安藤や能見、下柳が擬似的に主軸を務めているとはいえ、
「この投手と心中」という先発投手がいないことが、
短期決戦でどっしりと戦えない一因になっているのは間違いない。
ノウミサンもいい投手なんだけど、
1戦目でマエケンに投げ勝つまでの信用を得られなかったもんだから、
まさかの出番なしに終わってしまった。

もっともこの問題は、
今回「奇策」として1戦目の先発マウンドに上がった藤浪が解決する問題かもしれない。

絶望的に打てなくなる打線もそうですが、
05年の優勝以降しっかりした柱を据えきれずにいることが、
ペナントを制するどころかCSのファイナルまでも進めない弱さにつながっている。



なので当然ながら来季は巻き返しに期待したいところなのですが、
主力外国人選手の去就が不透明だったりで先行きは不安ばかりですね..
ただでさえ今年はベテラン勢が計算以上の頑張りを見せたおかげが、
2位確保という結果を生んだわけですから、
来年も同じ働きを期待するというのは酷というもの。
ドラフトや新外国人で大当たりを引かないと厳しい....

などと最後は(´・ω・`)ショボーン極まりない幕切れとなった13年シーズンですが、
途中までは読売さんと優勝争いできましたし、
直接対決でも互角以上にやれましたし、
マートンや新井さんが復活の兆しを見せてくれましたし、
色々と楽しめるシーズンだったことは確かです。
言っちゃあアレですがCSとかオマケですし。

なので一定の満足感を味わいつつ、長いオフシーズンへ。
次の楽しみはドラフトですわ。
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木曜の読売×阪神は長野久義のサヨナラ本塁打で決着したわけですが、
勝敗の分水嶺となったのが、その前の回の攻防だったのは間違いありません。
つまり9回ウラ。1点を追う読売の攻撃。
先頭の村田修一がフェンス直撃の二塁打で出塁すると、
続く高橋由伸も三遊間を破る安打で一、三塁と同点どころか逆転機を作り出します。
ここで打席には坂本勇人。
そして物議を醸した「あの一球」が生まれます。

能見の変化球を叩いた打球は左翼線への飛球に。
落下地点はフェアかファウルか際どい場所でしたが、M.マートンはこれを捕球。
打球の深さから、三走の村田は難なく生還を果たしました。

リードを守りきれなかった能見はここで降板。
ダッグアウトへ引き上げた際には、
ベンチを蹴りつけ、グラブを叩きつけ悔しさと怒りを隠し切れませんでした。

というのが一連の流れ。

それから一日が経ち、
「マートン邪飛をうっかり飛球→それにノウミサンがブチギレ」みたいな話になっていたので、
おいおいそれはさすがに違うやろと思っているところです。

■マートン不可解走塁死…九回の捕球も?(デイリー)

まず、マートンの判断について。
確かに邪飛を捕球してはいけない状況だったのは間違いない。
ベンチからの指示もそうだったらしいし、マートン自身もそれは把握していた。
ただ、如何せん飛んだ場所が場所である。
走りながら落下点へ入りつつ、そこがラインの内か外かを瞬時に見極めることなど可能なのか。
ちょうどこのプレイはツイッターを見ながらだったので、
タイムラインにも「何で取った?」という声もチラホラ見かけられたのだが、
それこそ見送って万が一フェアだったら「マートンwwwwwww」状態だったはず。
仮に、もっと守備に長けた選手であればいち早く落下点に入り、
ひと呼吸置いてからの判断が可能であれば見送ることもできたかもしれないが、
マートンにはあれが限界だったように思う。

それからノウミサンについて。
あれだけ怒るのも、リードを守り切れなかった自責の念に駆られてのものだろうし、
きっとそうであろうと信じている。
間違いなくバックの「拙守」に対してのものではないと願いたい。
ましてノウミサンとマートン....

ただ、悲しいかな帰宅部の僕にはグラウンドからの視点も持ちあわせていなければ、
投手の心情というのもわからない。
そこで会社の野球経験者(しかも投手)に聞いてみた。すると。
「あの飛球は見極められる。投手とすれば、あれ捕られたら怒りたくもなる」とのことだった。

ナンダッテーwww



この最悪の幕切れを防ぐ方法はなかったのか。
唯一、できたとすれば「9回にマートンを下げて守備を固める」ことだったと思う。
なぜ、やらなかったのか。いや、できなかったのか。

それはベンチの顔ぶれを見れば納得せざるを得なかった。
この回から今成亮太を下げ浅井良を右翼手に起用したことで、
残りの外野手は腰に不安を抱える狩野恵輔、
ふくらはぎ痛で先発を外れている福留孝介、そして代打専の桧山進次郎....
出せる駒がなかったのだ....
強いて言えば坂克彦が控えていたため、
中堅手として起用し藤川俊介を左翼手へ回すことも可能だが、
本職ではない選手を配置していたのでは本末転倒である。
守備固めが2枚必要なスタメンの布陣を敷いておきながら、
守りを計算できる駒を1枚しか置いていない、まさしくベンチワークのミス。
確かこのカードの途中か直前まで田上健一を残していたはずだが、
この試合ではすでに一軍登録を抹消されていた。

標準クラスの外野手であれば、
もしかしたら坂本の飛球も正しく判断できたかもしれないし、
さらに悔やまれるのは村田のあの打球で二塁を許さなかったであろうこと。
村田の件に関しては確実にそれが言えるのがもどかしい。



「タラレバ」は勝負事において禁物だが、
ひとつだけ言えるのは「あの局面であんなとこに打球が飛ぶとか野球おもしろすぎるやろ」ということ。
エースの熱投、ポカもありながら打線の軸を務める左翼手の判断、そして終戦....

また一つ、死ぬまで忘れないであろう試合が増えました。

<参考>
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有名校やスター選手が次々に姿を消す、
異色の大会となったこの夏もいよいよ明日が決勝戦。
きょう行われた準決勝では、
岩手の花巻東が延岡学園に敗れました。

話題を呼んだのは、小兵の千葉中堅手の「カット打法」。
ストライクゾーンに来る球をほぼ意図的にファウルにし、
相手投手の球数を増やすとともに四球での出塁を狙うことで、チームに貢献してきました。

ところが、審判から「あれバントと変わらんよ」と指摘を受けたことで、
準決勝ではいつものスタイルを封印せざるを得なくなり、
その影響もあってか無安打に終わってしまいました。

野球を見るようになって25年ほど経ちます(!)が、
あのスイングだとバント扱いになるというのは知らんかったですね。
あそこまで引きつけて、しっかりバットに当てる技術はたいしたものだと、
純粋に感心していたのですが.....
つーかそういう解釈があるなら初戦が終わった段階で言うてやりなよ。
例のサイン盗み?の影響もあったんですかね?

投手の球数に関する話から酷暑での開催に疑問を投げかける声、
そしてルールの解釈と色々な話題を振りまきながら過ぎ去っていった夏。
そんな印象を強く植え付けられたように思います。
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やってしまいましたなあ....

■阪神×読売13回戦(甲子園)
読:000 000 800=8
神:300 000 000=3

菅野智之の立ち上がりを攻め3点を挙げるも、
追加点を奪えないまま迎えた7回表だった。
先発のJ.スタンリッジが3連打を許し1点を失うと、
2番手の加藤康介、3番手の安藤優也さらに筒井和也も勢いを止められず大量8失点。
失点を喫するたびに、
心ない阪神ファンが放つジェット風船の音がむなしく響く地獄のような時間だった。

これはダメージの残る負け方。
間違いなく今季の好調を支える屋台骨であったブルペンが燃やされた。
しかも完膚なきまでに。
下手をすれば今後の起用法にまで影を落としかねないレベル。
どうにか切り替えてほしいところである。

にしてもこの回の原辰徳監督の攻め手は見事だった。
加藤に矢野謙次をぶつけるために石井義人を囮に使ったのがまず一つ。
そして1点リードして2死一、三塁で阿部慎之助を迎えたところで、
一走の坂本勇人にすかさず二塁を陥れさせた点。ここが秀逸だった。
あえて一塁を空けることで阿部を歩かせるという選択肢を相手に与え、
結果的に阪神ベンチはまんまとその手に乗ってしまった。
満塁で、現在最も当たっている村田修一との勝負となると、
どちらに分があるかは明らかであった。

あぁ、文章にすることで徐々に落ち着きを取り戻しはしたものの、
久々に野球で機嫌を損ねてしまう程度には落胆した。悔しいなあ....
せめてもの現実逃避に引っ張り出してきた動画があるので貼っておく。

■阪神vs巨人 2003.5.31 11得点


これに近いだけのものはあったよ、今日の7回は....
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今週から重賞のエア予想はやめることにしましたー。
ゆったり競馬とお付き合い。
馬券を買う予定のレースだけ予想アップします。

なので阪神の話。
決してチーム状態はいいとは思えませんけど現在3連勝中。
ノウミサンが凄すぎてたまりません。

その一方で榎田が2軍戦の調整登板で左肘に違和感を訴えたとかで、
ローテの再編を余儀なくされました。
もともと交流戦が明けると1枚足りなくなることはわかっていたのですが、
その「6人目枠」にあたる本日の先発を務めるのは僕の秋山拓巳です。

今季2度めの先発。
前回も同じ広島戦で、6回途中4失点で降板。
それ以後はウエスタンでは安定した成績を残しており、状態はよさそうです。
何と言ってもマエケン投手との投げ合いになりますので、
当然ながら失点を最小限に食い留めなければならないのですが、
かといってあまり窮屈な思いで投げても結果はついてこないでしょう。
ここは自然体というか、相手を意識せずに頑張ってもらいたいです。
まあ2つ勝ってるんですし、気楽に。

ちなみに当初は7月3日の読売戦が予定されていたようですが、
その日には藤浪晋太郎が回ることになるようです。
僕、その日のチケット持ってるんですよねえ....(・∀・)ニヤニヤ
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無事に交流戦を5割以上で乗り切った阪神さん。
勝ち越し「10」を作って読売さんを追う現状は、
限りなく百点満点に近いと言っていいのではないでしょうか。

■チーム成績
62試合35勝2分25敗/勝率:.583 首位読売と2.5差
読売−6勝1分2敗
広島−2勝3敗
中日−2勝4敗
横浜−4勝2敗
東京−9勝3敗

<交流戦>
福岡−2勝2敗
楽天−0勝4敗
ハム−3勝1敗
千葉−3勝0敗1分
大阪−1勝3敗
西武−3勝1敗

■個人成績/野手
西岡:.279 1 16
大和:.255 0 16
鳥谷:.277 4 26
マートン:.340 7 37
新井:.302 8 30
良太:.236 5 28
藤井:.270 1 17

日高:.289 2 5
坂:.211 0 1
今成:.231 0 3
柴田:.297 1 4
隼太:.219 1 3
俊介:.267 0 0
浅井:.231 0 2
高山:.273 2 2
桧山:.200 0 3
----------
福留:.170 4 20
コンラッド:.175 0 0

■個人成績/投手
能見:11試合6勝3敗2.46
メッセン:12試合6勝3敗3.39
藤浪:10試合4勝2敗2.72
スタンリ:11試合4勝5敗2.23
榎田:10試合2勝5敗2.42

安藤:25試合2勝0敗1S0.74
福原:22試合2勝0敗0S0.96
加藤:27試合0勝0敗0S0.74
筒井:21試合3勝0敗1S1.14
渡辺:04試合0勝0敗0S2.08
----------
岩田:05試合1勝3敗0S5.55
秋山:01試合0勝0敗0S3.18
小嶋:03試合1勝1敗0S7.50
鶴 :17試合2勝0敗0S4.57
久保:19試合2勝3敗6S4.64

こうして見るとピッチングスタッフの成績がすばらCですね。
クローザー久保の失敗は大きな誤算ですが、
それを盤石のリリーフ陣で補えている現状。
本当、ブルペンだけは放っといても強化できるチームだなw

先発はメッセンジャーが球数お化けとなり、
藤浪が対応され始め、榎田は防御率でごまかす四球量産機状態と、
やや不安定になりつつあるところでノウミサンが状態を上げてきた。
相変わらずの飛翔癖ではありますが、
少ない球数でイニングを食える試合が増えてきており、
先に待ち受けるビッグゲームを任せるに値するだけの投球を見せてくれている。

それだけに、やはり今後の課題は打撃、というか野手陣。
ここに来て層の薄さというか、
レギュラー組と控え組の力量差の大きさを痛感させられる試合が続いている。
クリーンナップこそ高水準の成績を残しているものの、
交流戦最終版の3試合は見事に打線が急速冷凍されてしまった。
よりによって違反統一球の件が明るみになり、
今年のボールは昨年より飛ぶとわかった途端に打てなくなったのは何の皮肉かw

激しい下降線を描いている西岡や疲れの見える大和、
相手投手の左右でコロコロ顔ぶれが変わる弱小下位打線では、
しばらく我慢の試合が続きそうな気もしている。
少ない打数で早くも2発かっ飛ばしている高山や、
鋭い打球が増えてきた柴田が右翼手に定着できればだいぶ形にもなるのだが。
あと上本はよ。
※このタイミングで負傷する柴田ェ..

この先おそらく読売さんはそう簡単に取りこぼすことなく突っ走ることでしょう。
追い抜くまでは簡単でなくとも、
どうにか秋まで離されることなくついて行ければ、楽しいことになるはず。
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■知らない、辞めない!加藤コミッショナー“ウソ統一球”謝罪だけ(スポニチ)

すっかり茶番と化した「加 藤 良 三」問題。
ボールが昨年までとはちょと違っていることは、
皆さんほんのり感じていらっしゃった通りでしょうが、それにしてもねえ....

けさのワイドショーでも取り上げられるほどの話題になっていますが、
何かちょっと報道のされ方が「あれ?」と思わせるものだったので。

ボールが飛ぶようになったのが問題じゃないよね!

昨年まで使っていたのが「飛ばなさすぎる不良品だったこと」、
それを「隠していたこと」、
そして極めつけが今季から「こっそりボールを修正したこと」。

選手生命や球団経営を左右する問題を、
しれっと「不祥事ではない」とか言ってのけるアタマどうなってんの。
あと昨年まで違反球だったとかいう事実にも軽く引いた。

ゲームバランスやらを考えると、
本来の反発係数であるはずの今季のボールはなかなかいい塩梅であり、
2011、12シーズンもこれで試合ができていれば、
ここまで低反発統一球も叩かれることはなかっただろうに。



何か最近、スポーツ観戦を趣味にしていると、
いろいろな思惑のもとに行われるルール改善に振り回されてばかりで、
「人気回復」のために取り行われているであろう施策にうんざりさせられますね。
サッカーの2ステージ制復活議論とかも。

まあ、享受される系のエンターテイメントはどうしてもそうなりがちなので、
自分から動ける趣味もあった方がいいでよねということ。
くっそ暑いけど自転車とか楽しいですよ(ステマ)。
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一瞬だけ首位に立つなど楽しい日々を提供してくれている阪神さん。
交流戦でもどうにか5割ラインをウロウロして、
崩壊することなく踏みとどまっていらっしゃいます。
それでも、苦戦を余儀なくされているのは事実。
交流戦全体を見渡してもパリーグが圧倒的に強く、
しかもそれは創設当時からの風向きがほぼ変わらずに続いているという..

「なんで?」を掘り下げるのが好きな僕は、
その決定的な理由を知りたくて、なおかつ知れないまま現在に至っている。

一般的に言われているのは、以下のような理由だろうか。

  • 先発投手の質と変則日程
  • DH制への適応
  • 球場の広さ
  • 本質的なレベルの違い


数年前まで最も説得力のある理由としては、
「スカスカ日程で先発投手の質に差があるパリーグ各球団が有利」というものだった。
なるほど確かに。
しかしダルビッシュや岩隈、杉内や和田がごっそり抜けたにもかかわらず、
全く情勢は変わらない。こんなはずではなかったのに。
つーかあまり有名でないスターターでもあまり打てないんですけど....

他には「パのスタは広く、それに対応したスイングをしてる。それに比べセは..」という説。
確かにパの打者のスイングは豪快である。
昔からよく言われる「わかりやすい野球」の風土の影響もあるのだろうか、
それでも交流戦創設初期ならそういう戸惑いがあるのもわかるけれども、
もう10年近くやってるんだからそろそろセの配球や守り方も慣れろよという思いも。

打撃でいうとDHを想定した編成をしていないセが不利という、
さもごもっともな意見もあるのだが、
DHのないセリーグ主催試合でもパリーグはお構いなしにバスバス打って来やがる。
それどころか普段は打席に入らないパの投手も、
ソツなく犠打を決めたり場合によっては適時打も放ってくる。勘弁してくれ。

となると残念ながら、「本質的なレベルの違い」というところに帰着してしまいそう。
交流戦順位の1位から6位を独占されるようでは言い返すこともできない、
いわばセリーグは「J2」みたいな扱いなのだろうか....

ただ、それだったら日本シリーズもパリーグパリーグアンドパリーグになるはず。
だが読売さん中日さんの奮闘のおかげもあって、
<05パ→06パ→07セ→08パ→09セ→10パ→11パ→12セ>と、
交流戦が始まった05年以降はパの5勝3敗と大差ない成績になっている。

ということは....

■交流戦通算成績 2012年終了時点
読売:111勝097敗08分+14
中日:110勝099敗07分+11
阪神:105勝102敗09分+03
東京:107勝106敗03分+01
広島:085勝121敗10分−36 ←←←
横浜:082勝128敗06分−46 ←←←


結 論 : 広 島 と 横 浜 が 悪 い 。
24試合中8試合がボーナスステージならそりゃ荒稼ぎですわ。
逆にセの4球団は広島戦横浜戦がないのによくやってるよ。
多少パの方が強いのは認めるとして、
ここまで水を開けられるのはこいつらの責任ということにしておこう。
※まあ、弱いチームがある=弱いリーグという説もあるけどw

■交流戦通算成績 2013年6月3日終了時点
阪神:07勝08敗01分
読売:06勝09敗01分
広島:06勝09敗00分
中日:06勝10敗00分
東京:05勝10敗01分
横浜:05勝11敗00分


しかし今年はこのままでは歴史的大敗を喫することになる。
ひいきチームの属するチームが低レベルと揶揄されるのは心苦しいところ。
別に阪神以外のチームはグズグズしてくれていても構わないのですが、
あまりにも一方的だとアレですからね。
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ペナントレース序盤、GWの9連戦も終わったので阪神の話でもしましょうか。
平日は仕事しながらラジオ、
休日は時間の許す限りテレビ観戦という日々ですが、
割とリアルタイムで試合の行方を追いかけられていると思っています。

■チーム成績
28試合15勝1分12敗/勝率:.556 首位読売と3.5差
読売−3勝1分2敗
東京−4勝2敗
広島−2勝3敗
横浜−4勝2敗
中日−2勝4敗
■個人成績/野手
西岡:.309 0 12
大和:.278 0 7
鳥谷:.262 2 7
マートン:.366 2 18
福留:.167 4 19
新井:.250 1 6
良太:.282 2 10
藤井:.284 0 9
----------
コンラッド:.180 0 0
日高:.292 2 2
■個人成績/投手
メッセンジャー:5試合3勝0敗4.80
藤浪:5試合3勝1敗1.67
能見:4試合1勝2敗3.12
スタンリッジ:5試合2勝2敗2.01
榎田:4試合2勝2敗0.61

安藤:12試合0勝0敗0.00
福原:11試合0勝0敗0.00
久保:11試合2勝1敗0.64
加藤:10試合0勝0敗1.04
----------
岩田:3試合0勝3敗4.80
秋山:1試合0勝0敗3.18
小嶋:2試合1勝1敗6.23


まずは打線の話から。
開幕直後は大変冷え込んでいましたが、
マートンを四番に据え、新井兄弟が下位を務める並びになってから、
どうにか形になってきた印象があります。
グッバイ、コンラッド。

メジャー帰りで獲得に賛否両論あった西岡と福留ですが、
それぞれ期待にそぐわぬ活躍を見せてくれていると思います。
特に福留さん。
打率.167が目立つ分、ともすれば批判の対象にもなりがちですが、
「福留で勝った」試合がすでに3つあるほどで、
勝利への貢献度という意味では一番ではないかと思うほど。
あと、特筆すべきは右翼手としてのディフェンス強化。
さすがに全盛期の動きにはないかもしれませんが、
それでも打球判断や送球の鋭さ、精度は目を引きます。
甲子園のライトをこれだけ安心して任せられるのは一体誰以来でしょうか..

続いて投手の話。
岩田が早々に開幕ローテから脱落、
その穴を小嶋が埋めたと思いきや2度目の先発で大炎上。
ノウミサンも甲子園で読売を完封して以降、
ツメが割れた影響などで連敗と波に乗り切れず。
そんな中、当初は未知数とされた榎田と藤浪が期待以上の活躍。
どうにか先発ローテはうまく形成されているようです。
ブルペンの安定ぶりは嬉しい誤算でしょうねえ。
まさか安藤と福原がセットアップとして定着するとは。
最近やや走者をためる場面が見られますが、
それでも2人ともWHIPは1を切っているし、防御率は0.00。
クローザーの久保も含め、
かつて「右のエース」としての役割を果たした3人が勝利へのタスキをつなぐ構図は、
個人的にまあまあ気に入っています。



そんな感じで、まずまずいいスタートが切れましたね。
ただし、各々が水準級の成績を挙げながら、
勝ったり負けたりの繰り返しで勝ち越しをたくさん作るには至っていないことを、
見逃してはなりません。
他チームと比べても、特に大きなケガ人がいるわけでもなく。
このままでは失速こそすれ上積みは見込みづらく、
どこかでジリジリと負けが増えていくんじゃないかという想像は難しくありません。

前田健太や杉内と投げ合って、ゼロに抑えられる大黒柱がいない。
接戦を勝ち抜くために、
代打の切り札や守備走塁のスペシャリストなど有効に使える駒がない。
そのへんの戦力構成の問題を、どう乗り切っていくか。
ベンチワークも含め楽しみにしたいと思います。

夏くらいまでは食い下がってほしいなーw
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こんな良スレを発見したもんだからつい。

■【1999年の12球団の野手・投手】(なんJ PRIDE)

あー、この年のパワプロやりまくったったわwww
それはそうと、若手からベテラン、外国人とスターが揃ってた時代ですね。
もう15年近く前の話になりますけど。
とりあえず上原浩治と松坂大輔が両リーグの新人王てだけで熱すぎる。

ちな阪神。

右 坪井 智哉  .304(530-161) 5本 43打点
二 和田 豊   .302(334-101) 3本 23打点 
中 新庄 剛志  .255(471-120) 14本 58打点
三 ブロワーズ .251(259-65)  10本 43打点 
一 ジョンソン .253(376-95)  20本 66打点 
遊 今岡 誠   .252(457-115) 6本 39打点 
左 桧山 進次郎 .256(285-73)  8本 37打点 
捕 矢野 輝弘  .304(369-112) 3本 27打点

(二遊  田中 秀太 .241(220-53) 0本 17打点)
(左   平塚 克洋 .272(103-28) 0本 4打点)
(一   大豊 泰昭 .341(164-56) 18本 39打点)
(三   塩谷 和彦 .282(117-33) 3本 7打点)
(二三遊  星野 修 .276(163-45) 2本 19打点)

藪 恵壹  28登板 6勝16敗    防3.95
メイ   18登板 6勝7敗     防4.25
川尻 哲郎 18登板 3勝5敗     防4.52
吉田 豊彦 23登板 2勝8敗     防4.87
中込 伸  15登板 2勝7敗     防3.27
竹内 昌也 37登板 3勝2敗     防3.51
山崎 一玄 37登板 3勝1敗     防2.40
遠山 奬志 63登板 2勝1敗1セーブ 防2.09
伊藤 敦規 59登板 6勝1敗     防3.21
福原 忍  54登板 10勝7敗9セーブ 防4.09
リベラ  29登板 1勝1敗12セーブ 防0.71


おっ、おお..これノムさんの初年度になるんだっけ?
確かこの年はアレや。
星野さんの中日が開幕11連勝だかで開幕ダッシュに成功したけど、
一時はそれをひっくり返す勢いで首位に立ったんだっけ。
そして6月?7月?の読売戦で新庄剛志が敬遠球をサヨナラ安打。
ギリギリの戦力で、互角の戦いを演じたけれども夏を前に力尽きたという..

はしもと高2の夏。

打撃成績がソコソコに見えるのは統一球のせいで、
やっぱり打ち負ける感が当時は強かった。
核となる打者が新外国人ばかりで、
この年のブロワーズ&ジョンソンはまだマシな部類だった。
ジョンソンはゴールデンウィーク頃までは神外国人やったし。

当時は1試合に全力で一喜一憂したなー。楽しかった。
というただの思い出エントリ。
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クライマックスシリーズが始まる前に、あっさりと阪神が終戦しました。
今季の成績は55勝75敗14分の5位。
星野仙一監督が就任し、
暗黒時代からの脱出に成功した2002年以来、最低の成績に終わりました。
確か4連勝が一度もなかったんでしたっけ。
うまくいかない時期というのはどんなに強いチームにも存在するものですが、
それをはね返すだけの勢いを生むことが、
最後まで叶わなかった印象です。

統一球での防御率2点台半ばはせいぜい「合格点」レベルかと思いますが、
先発スタッフはまずまずの仕事をしました。
やはり打線が最後まで奮わなかったことが、低迷の直接の原因と言わざるを得ません。
給料の高い主力メンバーがあれだけガクッと数字を落としてしまっては..

若手への切り替えもそう簡単にいくものではありませんし、
もう数年は覚悟しなければならないのかもしれません。
高給の選手数名の引退なり退団によって、
費用の使い道は色々とあると思いますが..
ウワサによるとまたメジャー帰りの選手に目をつけているとか。



あと、阪神とは直接は関係なくなってしまいましたが、
千葉ロッテの今岡誠が現役を引退することに。
晩年は不本意な成績しか残せなかったし、
本人の言っていた通りレギュラーとしては短命な選手生活でしたけれども、
02〜05年にかけての才能開花ぶりは本当に鮮やかでした。
阪神からもあんな選手が出るんだなと..
そこに至るまでやや時間は要しましたが、うれしかった。

「野球のことも書いとかないとなー」ってことで、平凡極まりない内容のまま終わる。
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5位に低迷する阪神の話題はシーズンが終わった頃に軽く触れる程度かと思っていたが、
驚きのニュースが飛び込んできたもんだからこれはさすがに書かざるを得ない。

金本知憲(44)が現役を引退――

先は長くはないとは思っていたが、
それでもこんなに早くこの日が来るとは思ってもいなかった。

晩年こそ肩の故障と身体の衰えに苦しみ精彩を欠きまくったものの、
まぎれもなく歴史に名を残す偉大な選手だった。
打者としての記録もさることながら、
その代名詞的な記録である連続フルイニング出場に代表されるように、
とにかく野球に対する真摯な姿勢が強く印象に残っている。

FA宣言により広島から阪神に移籍した03年は、
ちょうど星野仙一監督によるチーム改革が始まった頃で、
若い芽が徐々に芽生え始めてきたタイミングで「生きる教材」が加入したことで、
瞬く間にペナントレースを快走できる闘う集団へと変貌を遂げた。
その後はまさに不動の四番打者としてチームを牽引。
どんな大ケガを負っても痛い素振りすら見せず試合に出続ける姿は、
僕にとっても生きる教材と感じたこともあった。
仕事を始めた直後、うまくいかないときは、
「金本が誰よりも一番練習してるんやから自分はもっとやらなあかん」と奮い立たせたりして。
いや、恥ずかしい話ですけど。

守備の衰えが顕著で、
もっと早く引退、いやせめて代打稼業に専念すべきとの声は多かったし、
僕もそうすることでチームはいくらか好転するとは思っていたけれども、
あの弱っちかった阪神を、
リーグでも上位の戦いができる集団へと生まれ変わらせてくれた恩人だけに、
「もう気の済むまでやってくれたらええ」と達観していたり。
それだけに、自分の意志でユニフォームを脱ぐタイミングを決めてくれたことは、
素直によかったと思っています。

しかし、引退するタイミングで阪神が久しく経験していなかった暗黒ぶりを漂わせているのが、
何とも皮肉というか..
まるで「強い阪神」という夢を見せてくれるがためにタテジマに袖を通してくれたかのよう。
やらかし癖はあったものの、いい時間を過ごさせてくれました。

本当にありがとうございました。
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ちょっと今週の競馬に対するモチベが異常に低いので、
注目馬エントリの代わりに野球のこと書いた。

■阪神ファンやけど心が折れそう(日刊やきう速報)
確かに、週末にテレビで試合観ててもあんまりおもしろくないよね。
打線はカッチコチに凍ってるし、外野守備はクソやし先発はすぐ飛翔。
序盤で2点でもビハインドを背負ったらもう負けオーラが漂ってくる。

それ以上に、ずっと固定の(ほぼ全員がオーバー30)メンバーで戦っているのが、
何の新鮮さにも欠ける上、結果も出ていないのだから全く楽しみが見出せないと。

うむ、わかる。よーくわかるぞ。
それこそ堂林翔太(広島)とか筒香嘉智(横浜)とか、
将来性を見込まれた若手をスタメンで使うことで成長を促す方が、
よっぽど生産的で見ていても楽しめる。
彼らを見ていると正直ちょっと羨ましいし、
投打ともに若い力の台頭がうかがえない我が軍の行く末を案じると不安にもなる。



だからといって、あの暗黒90年代を持ち出して、
「まだあの頃の方がマシだった」というのは常軌を逸した意見としか感じられない。
恐ろしく戦力が足りず、
ごまかしが利くのはせいぜい5月いっぱいで、
あとはズルズルと定位置へと戻っていくのを繰り返したあの時代よりも悪い状況だったら、
たぶん横浜よりも下の順位にいるはず。

確かに若手の台頭はそれなりに楽しかった。
今岡誠や坪井智哉が高打率をマークしたり、
リリーフエースとして奮闘する福原忍の快速球に胸を高鳴らせることができた。
あの頃の僕達は、それだけで満足できる感覚の持ち主だった。残念ながら。

勝敗で言っても、5割のラインをフラフラしている状況を「低迷」と判断する基準ができているわけで。
90年代で6月に借金が2つ3つしかなかったら、
まるで優勝争いを演じているかのように毎日が緊張感であふれていたはず。
実際、新庄剛志が敬遠球をサヨナラ打した99年なんかはそんな感じだった。

基準が違うのは、当時とは戦力が違っているからで、
戦力が違う(もちろんポジティブな意味で)のは、あの頃よりも今は優れている証。
当たり前だけども。全然、今の方がマシ。



このままいくと今の主力が抜けた時にどうなるのかという危惧はよくわかるが、
簡単に暗黒時代の再来などとは言いたくない。

そう簡単に受け入れられるもんじゃない、あの暗黒時代は。
訳の分からない外国人コンビに毎年漠然とした期待を寄せ、
マスコミが作り上げた必勝ローテで勝ち星を皮算用し、
いざ蓋を開けてみれば「知ってた」の連続。
夏にはもう借金の数も5位とのゲーム差も数え切れなくなり、
とうとう目先の1勝、たった1打席の安打にやたらと喜んでしまう、
あんな時代はもう二度とゴメンなのですよ。
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朝に雑記みたいなのを書いてみる習慣づくり開始。

最初キッチリした試合をしてたはずの阪神がお笑い属性を遺憾なく発揮し始めた。
何ですかGWに1勝6敗2分て。
4勝5敗くらいで乗り越えられたらとか考えてたけど甘すぎ。
でも2005年だってこの時期に5連敗してたし。いけるいける。

にしてもニック三連発って何。
こないだ甲子園で当たったときなんか自動アウトもええとこやったのに。
ナベさんも被弾していた模様(・ω・`)

しかし、甲子園でチート外国人認定したミコライオから鳥谷ムランが飛び出すのだから、
野球はわからん。おもしろい。

いつの間にか四番は金本さんやし、
マートンはダラダラしてるしブラゼルはイライラしてるし、
新井さんは空回りしてるし、
勝ったり負けたりしながらネタを提供してくれることでしょう。

伊藤隼太再昇格はよはよ。
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今日は休みだったのでプレイボールから全球欠かさず見た。

■阪神×読売 1回戦
読:000 000 000=0
神:000 010 11x=3

勝:能見(1勝) 負:澤村(2敗)

【選評】
阪神が投手戦を制した。
0-0で迎えた5回、平野の適時打で先制すると、7、8回にも効率よく加点。
先発の能見は非安打2、10奪三振の力投で完封。
読売は打線が好投の澤村を援護できず、早くも今季4度目の零敗。



能見は必ずしも良くはなかった。
初回、いきなり先頭の坂本を歩かすなど、付け入るスキはあったはず。
だがそこは「巨人キラー」の相性ゆえか、2回以降は走者すらほど許さなかった。
最大のポイントは5回。
先頭の高橋由が安打で出塁し、続く小笠原の打席。
ランエンドヒットがかかったカウント3-2からの9球目を空振りし、
いわゆる「三振ゲッツー」。

かつての主砲にケースバッティングを求めるのが正解かどうかはわからないが、
絶対に三振してはいけない場面で、
いつも通りのフルスイングをしているようでは相手を助けるだけ。



阪神は藤井に代わって先発マスクをかぶった小宮山が攻守でいい仕事。
最もスポットを浴びるのは7回のスクイズだろうが、
それ以上に大きかったのは5回の無死一、二塁での送りバント成功。
最も難しいシチュエーションで結果を残せたことが、
次の打席やリード面でも精神的にゆとりを与えてくれたことだろう。

先制の口火となったマートンの安打は、カウント1-2からの真ん中直球を弾き返してのもの。
なぜ投手有利のカウントで、
わざわざあの甘いコースで勝負したのか疑問が残った。

月並みだが、5回の攻防が勝敗の行方を大きく左右したなと。



今季初めてフルタイム観戦できたのですが、
ミスなし、少ないチャンスで得点する大人の野球で快勝。
開幕カードで横浜と死闘を演じる様子を見て頭を抱えたものですが、
これだけ偏差値の高い野球ができれば楽しみになってくる。

明日は杉内らしいですやん。
今日も三度の得点機で何の仕事もできなかった空回り主砲の新井さん、
びっくり箱のブラゼルには過度な期待はできないので、
また細かい戦法で立ち向かっていきたいところですね。

とりあえず浅井はスタメンやろ、知ってるw
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阪神の球宴前最終戦は、今季よく見る先発見殺し系の敗戦でした。
勝てば5割で後半戦突入だったんですけどね。
まあ、そんなシナリオ通りに行けるなら、
最初からこんな苦しい思いをしていなかったでしょうよ。

とはいえ、マートンがアウトカウントを勘違いしてスタンドへボールを放り込んだ頃に比べれば、
だいぶマシな状態になってきているのも事実。
先日のエントリで、
関本・藤井彰がスタメンである程度固定されるようになってから、
チームがうまく回り出したわけですけれども、
その間に一人の先発投手が戦線を離れていたことを見逃すわけにはいきません。

「右のエース」こと久保康友。

昨年200イニングを投げたように、安定感は抜群。
右打者の外角に、糸を引いたように投げられる直球は惚れぼれするもの。
一方で、ここ数年は年俸交渉に時間を要すだけでなく、
自身の登板時には金本を守らせないよう契約したと囁かれるなど、
決してクリーンなイメージばかりが定着しているわけではない。

久保の登録抹消期間と、チームの上昇のタイミングが重なるのは、ただの偶然だろうか。

とはいえ、後半戦に勝っていくには彼の力は不可欠。
本日一軍に再登録され、ここから巻き返しに期待したいところ。
ローテの中心として働ければ、あの投手を後ろに回すことも可能になってくるのだから...
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パ・リーグ>>>>超えられない壁>>>>セ・リーグ。

交流戦でもれなくフルボッコにされるセ・リーグのチームを見る限り、
上記の不等式はまぎれもない事実として成立するのだろう。
長年、煮え湯を飲まされ続けてきたパ・リーグのファンからすれば、
これほど痛快なことはないはず。

実際、試合を見ていてもパシフィックのゲームの方が空気が引き締まって感じるし、
選手の質も投手/野手ともに秀でている。

大黒柱と呼ぶに相応しいエース、
試合の流れをガラリと変える一打を放つ主砲、
塁に出るだけで胸躍らせてくれる韋駄天、
そして未来の活躍が今から楽しみでならない若手―—

今週末に行われる球宴の顔ぶれを見ても、華があるのは明らかにパ・リーグ。

セ・リーグに籍を置くチームのファンからすれば、
「弱い方」、「人気のパ・実力のパ」と言われ放題で、
それなりに悔しい思いをさせられているわけですよ。

でもね、これは一時的なものなんじゃないかとも考えているんです。

確かに近年はやられっ放しのセントラルですけど、
ちょうど選手の顔ぶれやらが、今まさにパへ傾倒しているんじゃないかと。
ひと昔前のセ・リーグのチャンピオンは、
それはそれは強いチームでしたよ。

00年、02年のジャイアンツ(鬼のように強かった)、
03年、05年のタイガース(03年に交流戦があったらボコボコにしてやったものを...)あたりは、
どこに出しても恥ずかしくないだけの力を備えていました。

当時のセ・リーグは上原、井川、川上と大黒柱が揃っていたし、
古い話ですけどゴジラ松井とかがいたわけですよ。
そのあたりの、球界を代表するスターたちが軒並み米国へ移った穴が埋められず、
他の実力ある選手たちが高齢化を迎えながらも、
新しい芽がなかなか育ってこない(もしくは有望株が全部パリーグへ行ってしまったw)せいで、
こんな弱っちいリーグになってしまったと。

人の流れさえ変わってしまえば、
またリーグの力関係も変えられるのではと考えられますが、
ここ数年で生まれてしまった格差を埋めるのは容易な作業ではなく...

今から挽回しないと、いつまで経っても弱い方のリーグのままになってしまいそう。
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そういえば阪神ファンでしたっけ、このブログの管理人は。
いやいや、一応ちゃんと試合は見ていますよ。
交流戦でフルボッコにされながら、
後半からじんわりと盛り返し傾向にありますね。

この戦いぶりの軌跡を見ていると、
同じく序盤で遅れながら反発力を見せた07年を思い出させますね。

07年は確かシーツとか今岡とか、
レギュラーを期待された面々がことごとく不振に陥り、
深刻な打線の不調が続いた記憶があります。
先発ローテは確かジャンとかボーグルソンがいたような。
安藤とか福原は秋まで戻ってこなかったんじゃなかったでしたっけ。

そこで投打の穴を埋めたのが、
新人の上園(後半戦で8勝)であったり、
スタメンに定着した林威助(.292 15本塁打)や桜井(.281 9本塁打)でした。

後半戦に10連勝@藤川の10連投などもあったりで、
とんでもなく盛り上がった後半戦だったことを覚えています。

それに比べると今季は、
巻き返しの要因が主力の復調で、
高年俸の選手がようやく額面通りに近い仕事をするようになってきたことというのが、
ちょっとつまらなかったりします。

城島の戦線離脱に伴う藤井彰の活躍と、
二塁手に関本を固定して使うようになったのがわかりやすい分岐点で、
あとは監督さえしくじらなければ普通に貯金は増えていくでしょう。
それだけの戦力が整っています。

まあ、どうせ終盤にスワローズとの直接対決で金縛りに遭ったように負けるんやろうけどなーw
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久々に顔から血の気が引くほどのショックを受けた。
だから眠くても久々に野球のことを書く。

■現役引退選手について(阪神タイガース公式)
阪神タイガース 赤星憲広選手(33)が今季限りで引退することとなりましたので、お知らせいたします。

■赤星選手が引退記者会見(阪神タイガース公式)


一時代を築いた選手の引退というものはどの球団であっても寂しいものだが、
それが予期せぬ形で、しかも阪神の選手だと衝撃の度合いも大きい。

ましてやそれが赤星憲広なのだからなおさらだ。

戦力的にも非常に頼りになる選手だったし、
「日本一、足が速い」と胸を張って誇れる選手だった。
170cmに満たない小さな身体、やせこけた頬で見せるガッツあふれるプレーは、
同じく華奢な私にとって勇気づけられたものだった。

思い出に残っている試合がある。
03年の・・いつかは忘れたけど横浜戦。
まだライトスタンドでメガホンを叩きながら応援していた時期だった。

誰が打ったかも忘れたが三塁線を破る長打コースの打球で、
一塁走者だった赤星は瞬く間に二塁を蹴ると、
迷わず三塁も蹴ってホームへ突入。
カットマンの遊撃手・石井琢朗が、
本塁ではなく三塁を振り返るほどのタイミングだったのだが、
トップスピードに乗った赤星は止められない。

石井からすれば「いない!?」って感じだっただろう。
結局、バックホームすらできずに生還。
いっしょに見ていた友人とは、
アホみたいに「速えぇぇぇーー!!」としばし絶叫。
まさに、走塁だけでお金を払う価値のある選手だった。

・・・・・・
それだけに、体に不安を抱えながらプレーする近年の姿は痛々しいものがあった。
引退を決めた理由も、
再発することで生命に危険を及ぼす可能性があるとあっては仕方ない。

名残惜しいが、これ以上は無理を望んではいけない。
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

体は小さくても、大きな大きな赤い星でした。
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私がプロ野球に興味を持ち始めたのは5歳のとき。
当時の肩書きは幼稚園の年長さんでした。

子どもというのはどうしても強いものに憧れを抱きます。
1988年、当初ペナントレースを制した中日ドラゴンズのファンクラブが、
私の所属していた「ゆり組」にも発足し、
その一員として私も活動していました。

活動内容は主に、
玉入れ用の布のボールとペットボトルを用いた野球(3〜4人用)。
もちろん、みんなで当時の主砲だった落合博満になりきり、
神主打法でペットボトルを高々と掲げていました。

この年の中日のV戦士は、
落合・ゲーリー・彦野・仁村兄弟・中村・郭源治・小野・山本昌などなど。
今でもスラスラと名前を挙げられるほどです。
その中に、ルーキーながら「2番・遊撃」のレギュラーを勝ち取り、
優勝戦線で奮闘する小さな選手がいた。

のちのミスタードラゴンズ・立浪和義である。

私がプロ野球好きの道を歩み始めた年に、
時を同じくしてプロの門をくぐった立浪は、
何かと気になる存在だった。
右投げ左打ちの中距離型内野手というキャラ設定が好きだったのもあるが、
私がやんわりと阪神党にシフトした後もお気に入りの選手であり続けた。

彼がついに、22年のプロ生活に別れを告げる。
きょうのナゴヤドームの読売戦に、「6番・一塁」で先発出場。
巧みなバットコントロールで3安打し、
最後の打席では彼の象徴ともいえる二塁打を放った。

オビスポにも空気を読む力はあったということか・・(*´∇`*)

太く、長く、最後まで輝きを保ちながらも、
どこかに陰りや衰えを感じさせる、
非常に味わい深い引き際だったと思います。
最後の年に代打で打率3割とか神でしょう。

左中間、右中間に二塁打を量産するスタイルも、
スイングした後にバットが戻る独特のフォロースルーも、
忘れることはありません。

まだお疲れ様というには少し早い気もします。
残されたあと少しの試合と時間を、
じっくりと楽しんでもらえればと思います。
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本当は日曜に書けばよかったんだけど忘れてた。
阪神・岡田彰布前監督の解説がかなりキュンキュンという話。
特定の局に属することなく、ふらりと実況席に現れては、
決して聞こえやすいとは言えないしゃべりとやや高慢な語り口で、
ズバズバと鋭い意見を連発している。

その内容のほとんどが、「後任」に対する苦言だったりするのだが(笑

ちょうど日曜の阪神−読売戦でも、印象的なワンシーンがあった。
2点を追う8回裏。
2死二塁から適時打を放った関本賢太郎を一塁に置き、
三番の新井貴浩が中前に安打を放ち、
同点の走者が得点圏に進んで打席に四番・金本知憲という場面が訪れた。

つまり2死一、二塁という状況。

ここで読売の原辰徳監督がマウンドに向かってひと息入れる間に、
真弓明信監督は関本の代走・藤本敦士を送り込んだ。
勝負のかかる同点の走者。
一見すれば、当然の策だったようにも思えた。

しかし、岡田さんの指摘はさらに的を射たものだった。

「外野、深いでしょ?これなら関本でも十分に還れましたよ」
「ちょっと(代走起用を)待ってもよかったですね」

確かにその通りである。
読売側が二走の脚力に応じてシフトを変えたとは考えにくく、
結果的に「追いつきたい」というはやる気持ちが、
みすみす貴重なレギュラーの二番打者をオーダーから消す選択をさせてしまった。

代走を巡る起用については、以前にも氏は言及したことがあった。
こちらは全くシチュエーションは覚えていないのだが、
ある試合の終盤。
追う展開で代打の桧山進次郎が内野ゴロに倒れ、
打者走者として一塁に残り、2死で一、三塁で打席に赤星憲広を迎えた場面だった。
ここで桧山に代走を送らなかったベンチに対し、

「桧山に代走を、大和を送らないとダメですよ!」
「赤星の三遊間のゴロで、二塁がセーフになる走者を置かないと・・」
「そこに飛ぶ可能性は高いんですから!」

とこの通りです。これも至極真っ当なご指摘ですよね。
例に挙げた2つのシチュエーション。
安打が出ていいムードの時に積極的に選手を変え、
代打が凡退してやや沈黙したムードの時には動けなかったあたり、
まだまだ「その場の雰囲気」でタクトを振るっているのかもしれません。

話は先週の日曜に戻りますが、
ちなみに代走を送った後の金本は二ゴロに倒れ好機を逃しました。
そのまま試合は1-2で敗れ、
代走を送った、送らなかったは勝敗に直結したわけではありませんでした。
ただ、あの大事な場面で的確な判断ができるか、
あるいは相手を助けるような失政をせずに済むか、
そんな些細な要素の積み重ねが、
ペナントの行方を左右しているのは間違いありません。

阪神が低迷している原因のひとつを見た気がしました。

しかし岡田さんも、
監督やってる時は不安そうな表情で座ってて、
お世辞にも頼りない風情を漂わせてましたけど、
こうして「当たり前のことを当たり前にやること」の大切さを説くあたり、
「名将」の素地があったのだと改めて感じました。
ただの「どんでん」ではない。

もっとも岡田監督の1年目も、
けっこうワケわからんことやってたのは覚えてるけどなー(笑
代走葛城→飛球で飛び出し併殺とかね。
忘れへんよ。
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■阪神が初の平均年俸トップ プロ野球選手会(サンスポ)
阪神は推定金額で12球団トップの金本や、藤川、赤星、新井、矢野、今岡と
推定2億円を超える高額選手が多いことが要因。
このため、開幕時の出場選手登録25人の平均も1億円を唯一超え、1億176万円だった。
(抜粋)

ふーむ、かつて阪神ファンがあれだけ「金満球団」と揶揄していた読売を上回るとは。
まあ、上記の顔ぶれを見ればそれも納得ですが。
もっとも、この調査結果にはラミレスやらグライシンガーやら、
外国人選手の金額は含まれていないようですが。

年俸の高騰と主力選手の高齢化は相関していると断言していいでしょうし、
阪神としても決して歓迎できる現象ではないはず。
逆に読売は新陳代謝に成功したからこその数字。

聞いたことのない選手が次々に湧き出てくるチームは、非常に魅力的に映ります。
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■花巻東が南陽工に逆転勝ち/センバツ(ニッカン)

日曜日に観てきた菊池雄星くん擁する花巻東がベスト4入り。
正直言うて、ここまで勝ち進んでくるとは思わなかった。
絶対どこかで0-1とかで負けるんじゃないかと・・
エラー絡みでさ、被安打2とかでさ。ありがちな。

きょうの試合で先発を回避したと知って、
ああこれは負けフラグ立ったなと思ったら劇的な逆転勝利。
しかも決勝打は菊池くんの適時打ときたもんだ。

いっちょ優勝すっべ?

しかしこの子、いいキャラしてるわ。
だいたい甲子園の超エースって、
孤高な雰囲気で、仲間からも少し距離を置かれがちなイメージがあるやないですか。
ダルビッシュとか、西村健太朗とか、
松坂がどうだったかはあんまり覚えてないけど。
抑えても「ふっ、当然じゃオラ!!」みたいに堂々としているもの。

ところが菊池くんは違う。
クリーンアップだろうが下位打線だろうが、
三振だろうが一ゴロだろうが関係なしに喜ぶ。
ガッツポーズと雄たけびの連発。
特に、打たせて取った時のアクションが激しいもんで、
自分の投球はチームプレーの一部と考えている風に感じられるのがよい。

聞けば、チームメイトには小学校時代からの球友がいるという。
時間をかけて作ってきた絆だから、
彼も人一倍大事にしているのではなかろうか。

・・・・・・
とにかく、あと2つ。
明日は同じ東北の利府との対戦です。
相手はブログ事件で変な形で目立ってしまったものの、
早実をねじ伏せての勝ち上がりは力があるからこそ。

それでも私は菊池くんを応援します。
花巻東を応援します。
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8月にめでたく転職しました管理人ですが、
先月いっぱいをもって再転職する運びとなりました。
当時あれだけホルホルしてただけにお恥ずかしい話ですが、
考えた上での決断だったので後悔はしておりません。
ちょっと世の中が不景気すぎるのが気になる程度で(笑

前の転職の時はそれなりにポジティブな気持ちで臨めたけど、
今回はそうもいかないですし苦戦も予想されます。
焦らず、かといって気を緩めず頑張っていかんとダメですね。

もちろん、コピーライターになる志は持ち続けるつもりです。

・・・・・・
そして、プロ野球界も出会いと別れの季節です。

■惜別球人 横浜編(スポニチ)
◇染田 賢作投手(そめだ・けんさく)
26歳、4年目。奈良郡山―同大。04年自由獲得枠。
最高年俸1500万円(05年)。

▼通算成績 2試合0勝0敗、防御率13.50。

▼思い出 妻・佳世さんが見守ったファーム最後の登板・
今年9月17日の西武戦(横須賀)で5回11奪三振の好投ができたこと。

▼再出発 横浜打撃投手。


最高の待遇でプロの門をくぐってわずか4年で、
染田のプロ野球選手としての人生は終わりを告げた。
同志社時代、1年の頃から親しくさせてもらってはいたが、
入学当時は無名で公式戦初登板を果たしたのは3年になってから。
そこから、あれよあれよという間に実績を築きあげ、
瞬く間に「ドラフト上位候補」に名乗りを挙げていた。
プロで頭角を現わせなかったのが信じられないくらい、
当時のピッチングは凄みを感じさせるものだった。
しかも、人当たりがよく飾らない性格で、
ドラフト指名後から1ヶ月も経たないうちに食事に誘ったら、
快くOKしてくれる「いいヤツ」だった。

1軍での登板はわずか2試合。
いずれも中継ぎで投球回数は1・1/3回。
それでも、将来を期待された「横浜ベイスターズ 染田賢作」という投手がいたことを、
一人でも多くの方に知っていただければ幸いです。
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■阪神・渡辺、2度目でサイン「来年が勝負」(デイリー)
阪神の渡辺が4日、2度目の契約更改交渉に臨み、1600万円増の年俸4100万円でサインした。
前回から100万円の上積みを得た渡辺は
「3年やったら一人前。来年が勝負だと思ってやりたい」と意気込んだ。
中継ぎで55試合に登板した江草は500万円増の4150万円を保留。
「何年も1軍でやっているので、もう少し評価してもらえれば」と話した。(金額は推定)


倍増には届かなかったものの、前年比150%以上の年俸を勝ち取ったナベ氏。
本人もおっしゃる通り、3年やったらプロ野球ファンのほとんどに認知してもらえるはず。

一方の江草。
阪神のフロントは江草を「いて当たり前の嫁」みたいに思ってませんか?
1年間フルにブルペン待機し「おい!」と呼ばれたら出ていくという激務を、
黙々とこなし続けた成果がプラス500万円ですか。
中継ぎ投手の査定は数字に表れづらいだけに評価が難しいですが、
それでもこの値は過小評価にしか見えません。
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『三浦大輔、横浜残留』ですか、そうですか。
ちょっと「阪神ざまあみろ」と思ったのが正直なところです。
一般的にも横浜に残ってよかったという意見が多かったみたいですが。

■渡辺 保留1号・・中継ぎ査定不満(デイリー)
阪神・渡辺亮投手が28日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い1500万増の4000万円の提示を保留した。
チーム第2位の66試合に登板し5勝2敗、28ホールドポイント、防御率2.67の好成績を残したが
「自分の思っていた金額とは違った」とサインせず。
次回以降は中継ぎ投手の地位向上を目指し、粘り強く交渉を続けていく。

昨年の7から4倍増のホールドポイントを挙げるなど、今季は優勝争いに貢献。
中継ぎ投手陣全体として、チームを支えてきた自負もあるだけに簡単に譲るつもりはない。
「先発とは評価のされ方が違うと思う。毎年、あまり評価されないと言っているんでね」。
過去には守護神の藤川も訴えた、中継ぎ投手の地位向上を求め渡辺は戦う。


ナベさん保留。
確かに・・倍増くらいでちょうどいいかなーと思いますが。
岡田監督がフル回転させたブルペン陣は毎年、
査定の方法やらでモメますね。
去年だったかな?
江草か誰かが「野手はポンポン上がるのに」と暗に○谷とか桜○をチクっとやってた気がしますが・・

1000万円の開きを埋めるのは難しいと思いますが、
落ち着くべきところで落ち着いてほしいものです。
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毎週、木曜になると「ヒガシマル ラジオCM」のキーワードで当Blogを訪れる方がおり、
改めてマスメディアの力はすげえなと感心させられています。
と同時に、やっぱりあのCMはきっと評価が高いんでしょうね。

それはさておき、きょうはドラフトでしたね。
毎年この日だけは、どの選手も金の卵に見えます。

阪神はいきなり1巡目も「外れ1巡目」もクジで負けたみたいですが、
それでも上本博紀が来てくれるのが正直かなりうれしい。
もちろん活躍できる確証があって言ってるわけではないけど、
とりあえず彼が甲子園で大暴れした時代を思い出させてくれるだけでも価値がある。

対戦したい投手は、やはりベタに「西村健太朗」だったりするんだろうか。

でも、早大ではさほど打てていないみたいで。
・・結局、高校時代の輝きを取り戻せずに去っていくパターンの悪寒が激しく。。
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■“代役”田中と坪井が大活躍の7安打(スポニチ)
日本ハム・稲葉の代役、田中と坪井が2人で7安打の大活躍。
初戦の1番から稲葉の抜けた3番に昇格した田中は5打数3安打。
「出場できない稲葉さんが一番悔しいはず。戻ってくるまで(今季の)野球を続けたいので」とキッパリ。
11日まで控えの坪井も左翼で先発出場し、4打数4安打。
試合前にはPL学園の先輩、オリックス・清原と対面し
「“おまえの応援歌が好きやねん。口ずさんでいる”と言われ、うれしかった」と表情を緩めた。


CSの常連・日本ハムが第1ステージを突破。
それにしても坪井智哉がそこに絡めたのがうれしい限りです。
来年も契約してもらえるみたいなので、少し安心しています。

・・しかしこのリンク先の記事、体言止めばっかりで読みづらいってば。

■坪井の4打数4安打
1.右2(小松)
2.二安(小松)
3.二安(小松)
4.左2(岸田)※打点1つき
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昨日をもって、阪神タイガースは08年レギュラーシーズンの全日程を終了しました。
結果はご存じのとおり、
読売に大逆転優勝を許す形になりましたけれども、
144試合で82勝59敗3分け、勝率.582と立派な成績を残しました。

同じく中日とのマッチレースに敗れた06年は、
9月の脅威的な追い上げもあって「最強の敗者」と称されましたが、
今年もそれに負けず劣らずの、インパクトの強い敗戦の軍だったと思います。

北京五輪を境に「失速」したことがV逸の原因だと、
人々の記憶には残ることでしょうが、
数字をひも解けば貯金がドンと減っているわけではないんです。
むしろ「頭打ち」になったと認識すべきではないでしょうか。
通常なら優勝に手が届いても何ら不思議のないフィニッシュなのですが、
こと今年に関しては戦った相手が悪かったとしか言えませんね。

岡田監督がやめるみたいです。
5年間にわたってチームを指揮してきましたが、
もう体が限界を迎えているとのこと。
先日、神宮でファンと口論になった頃には、
すでに精神的に一線を越えていたのかもしれません。
思えばこの5年は毎年が優勝候補として挙げられたわけで、
そんな阪神を率いた監督は今までいなかったのではないでしょうか?
大変だったでしょうね。

「JFK」を確立させた名将として、
岡田監督の功績は語り継がれていくことでしょう。
いや、語り継いでいかないといけないと思います。
在任5年間で優勝は1回だったものの、
80勝オーバーを3度も実現させてくれたわけですから。

早くひと息つきたい・・
何かもう、日本シリーズは出なくてもいい気がしてきた。
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けさ、FM802でBackstreet Boysの「 Get Down 」がオンエアされたのが何かの予兆だったか・・

甲子園が「今岡劇場」と化した。

34回目の誕生日に1軍登録され「三番・3塁」でスタメン出場し、

1回に同点2ラン、そして9回にサヨナラの押し出し四球。

びっくりしたぜ。

だが、これで安心したら今岡の思うツボ。

たぶん明日は4タコで1エラーは覚悟しておくべきだ(笑

・・・・・・
今は登場のテーマソングも変わり、

あの前奏に乗りながら悠然と打席に向かっていた頃の今岡はもう戻ってこない。

断言してもいい。

だからこそ、この1日を忘れてはいけないと思う。



明日もヒロティさんオンエアしてくれへんかなあ。

■Backstreet Boys 「 Get Down 」(youtube)


■【阪神】今岡110日ぶり1軍で復活弾(ニッカン)
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誰も「やってくれ」なんて言うてないのに、
突然「やらん」と言い出した人

客観的にやめるべきでありながら、「やってくれ」と言われ、
それを渋々受諾した人

どっちもよーわからんわ。
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