先週の2歳戦ダイジェスト。

まずはレッドジェネシス。2戦目も残念ながら3着に終わった。序盤ゆったりと入るのは新馬戦と同様。そして後方から脚を伸ばすかと思いきや、そこまで差を詰めて来られないというのも同じ。1000m通過が59.3秒、レースの上がり3Fが36.4秒かかる消耗戦は合わないタイプのようにも思うが、それにしても物足りない内容。広いコースで33秒台の上がりを使う瞬発力勝負でこそ本領を発揮できるのかもしれないが、現時点では大きな期待を寄せるのも難しいように感じる。

それにしても、このレースを勝ったサウンドウォリアーは強かった。前述の速いペースを刻んだのがこの馬自身で、にもかかわらず最後まで脚色は鈍らず3馬身半差の逃げ切り勝ち。2秒以上もつけられての大敗だった新馬戦からの見事な変わり身。この非凡なスピードは今後の対戦が予想されるクラシック候補生にとって厄介な存在になりそうだ。

幸さんも楽しみな馬との出会いになった。同じ馬主さんではサウンドブレイズがダートで新馬勝ちを収めたが、芝でも上を目指せる駒が出てきたのはありがたい。



小倉ではシラユキヒメ一族の活躍が目立った。まずは土曜5Rでミッキーアイル産駒メイケイエールがほぼ馬なりで圧勝。レース後すぐに小倉2歳Sを視野に入れたコメントが飛び出し、モントライゼらとの争いはレベルの高いものとなりそう。母はシロインジャー。そのふざけたネーミング(誉めてる)に衝撃を受けたのもつい最近のような気がしているが、もう仔がデビューするとは。

続く6Rではダノンハーロックがゴールドジャーニーやベリエドールら良血馬を退けての勝利。こちらもメイケイエールと同じく5馬身の差をつけた。シラユキヒメ一族といえば本領発揮はやはりダート。その血筋に相応しい初陣となった。

今季の2歳馬ではすでにソダシが新馬勝ちを収めていたが、これで勝ち上がりは3頭目。ちなみにダノンハーロックは白毛を引き継いでいるが、メイケイエールの方は鹿毛。「みにくいあひるの子」みたいだが、大物というのは案外こういうところから生まれてくるのかもしれないですね。



先週はPOG戦線で話題になっていた馬のデビューはなく、比較的おとなしめだったような。札幌のエフフォーリアの勝ちっぷりが高く評価されているのは見かけたけれど、個人的にはうーん、そこまでといった印象。

あと小倉のディープモンスターは残念でしたね。放馬による競走除外でデビューはお預け。ある意味ではモンスターの名に相応しい。本当なら走る予定だったレースを制したのはグラティトゥー。5馬身差の圧勝で見た目はインパクトがあったけど、ちょっと評価は保留とさせてもらう。