まだ記憶に新しいあの激走。6月の新馬戦開幕週、いきなり「目玉」の登場となったモーリス産駒ブエナベントゥーラに注目が集まった一戦で、ゴール前まさかの強襲を決めたのがウインアグライアだった。単勝109.3倍と超人気薄の立場ながら、来季のクラシック候補に土をつけたインパクトは絶大なものがあった。

そんな看板を引っさげて参戦するのがコスモス賞である。今度はちゃんとマークされる立場に変わるが、再びの大仕事があるかもしれない。そうなれば立派なクラシック候補である。



今回のメンバーで注目すべきは、未勝利の身ながらOP特別に挑戦してきたカランドゥーラである。藤沢和雄厩舎が手がける、祖母エアグルーヴの良血馬。新馬戦でブルーシンフォニーの2着に敗れた後、思い切った決断が下された。ちょうど週ナカにはウインラディウスの名を見かけることもあったが、「未勝利でOP特別勝ち」といえばやはりこの馬のことを思い出す。もう20年も前の話になるが、この手の話題は記憶は鮮明。

ウインアグライアにとってはデビュー戦と同じく評判のモーリス産駒と対決することに。これを制すれば「モーリスキラー」襲名である。注目したい。