日本時間の今夜にグッドウッド競馬場で行われるのは、ディアドラが出走するナッソーS。昨年、このレースで海外競馬初勝利をG1で飾った歓喜から1年が経った。その間にも色々あったが、今もこうして欧州の地で戦い続ける姿は本当に立派だと思う。

その努力が報われるためにもぜひ連覇を成し遂げてほしいところだが、若き素質馬がそこに立ちはだかることになる。仏オークスを制したファンシーブルー。父はDeep Impact、そう我らがディープインパクトの産駒である。すでにサクソンウォリアーやスタディオブマンらが欧州でも活躍しているが、改めてその血の優秀さを証明してくれる存在である。

ディアドラにとって強敵となるのは間違いないだろうが、欧州生まれのディープインパクト産駒と戦えるのは見る側からすればいい記念だ。



もちろん強敵はファンシーブルーばかりではない。毎度おなじみのマジックワンドが、前走エクリプスSに続いて同じレースに参戦してくる。とにかく強行ローテでどんどんレースを使ってくるのは有名だが、さすがに今年の春は新型コロナウイルスの影響をモロに受けてしばらく休養していた。だからこそ秋シーズンはバンバン走るつもりだろう。主戦ライアン・ムーアが今回はファンシーブルーに騎乗するため、マジックワンドにはデットーリが起用される。

クールモア軍vsディアドラの構図、と言ってもよいのだろうか。非常に見応えがありそうだ。