なぜか今日になって複数のスポ紙で「甲子園のラッキーゾーン復活あるで」という記事が。
これは何かの観測気球なのだろうか。

個人的には大歓迎である。

ただでさえ広大な外野の形状に加え、1年を通じて吹き付ける強い浜風が、
いくつもの本塁打を外野フライに変えてきた。
できることなら右翼側だけでもフェンスを前に出せないものかと、
以前から考えていただけにこの機運にはぜひとも乗っかりたい。

「球場を狭くしても打たれる数が増えるだけ。それより打者を育成せよ」という、
阪神ファンからの批判の声も聞かれるが、
長距離砲を育てるためにもラッキーゾーンの復活は欠かせない。
スタンドまでの距離が縮まることによって、
単純に本塁打やフェンス直撃の安打が増えるだけでなく、打者の意識も大きく変わる。
「どうせ本塁打は無理やしコツコツ安打を狙うのが生き残る道」と割り切って、
数々の中距離砲が長打を捨てた成れの果てが現在の阪神打線である。
それがもしラッキーゾーンの復活によって本塁打の増加が現実味を帯びてきたら、
遠くへ飛ばすことに軸足を置いた育成が可能になり、
なおかつ結果も出ることでさらに上のレベルを目指せるという好スパイラルに突入できる。

かもしれない。

実際、現在もハマスタや神宮では各選手がのびのびスイングできているように見えるのは、
「ここならスタンドに届く」という自信がそうさせている説。
狭くなった甲子園を本拠地に構え、
コンスタントに長打を結果として残せるようになれば、
やがてどこに出しても恥ずかしくない強打者への道を歩めるのではないだろうか。


現実的には難しいというのが定説のようだが、
ぶっちゃけ高校野球がどうこうなんて知ったこっちゃない。
ちょうどこの際だから触れておくと、
個人的には高校野球は夏だけでもボールの反発係数を変えて飛ばないボールにすべき論者でして。
例の球数制限や暑さ対策を考えても、
多少は投手有利な条件に変えるくらいがちょうどいい。
ましてラッキーゾーンが復活したら、ね。

ただ、デイリーの記事にあった「景観を損ねる」については同意。
確かに美しくはないよねえ、
テラス席を設けるにしても、従来のようにフェンスだけ置くにしても。
そこはどうにかしたい、
何せ前回の撤去からもう30年近く経ってるのだから、
建築デザインの分野も発達していることを願う。

少なくとも、金森栄治が金網をよじ登ってそのままインしてしまうような設計はNGなw