ダート路線で3歳の春から主役を張り続け、
古馬をも撃破し王者の座に就くのは至難の業。
過去にそれだけの強さを見せた馬で、
真っ先に思い浮かべたのはカネヒキリ。
他にはサクセスブロッケンくらいか。
ノンコノユメやグレープブランデー、テスタマッタあたりも後にG1を勝ってはいるが、
ひと頓挫あったりで王道を歩み続けた感には欠ける。

ルヴァンスレーヴに目指してほしいのは、やはりカネヒキリの道。
3歳秋にJCダートを制し、
翌年のフェブラリーSでも防衛に成功しドバイへ。
歴戦の古豪が強力な壁として立ちはだかるダートの世界で、
これだけ一気に世代交代を果たせた例は極めて希少である。
近年のダート王者は下積みが長い雑草系のキャラが多く、
超エリート肌の王者誕生が見たいという思いも強い。

いざ王道を歩め。


それにしても見応えのあるレースでした。
大外から差し切った勝ち馬の能力はズバ抜けて映ったものの、
直線半ばまでは各馬横一線の争い。
中でも番手追走から食い下がった地方馬リコーワルサーの頑張りが目を引いた。
的場文男さんのクリスタルシルバーが4着に入ったように、
地方馬にも十分に見せ場があった。

オメガパフュームやグレートタイムもまだまだ強くなれるだろうし、
世代全体の押し上げに期待である。
ここからレパードSに転戦の予定なら普通に上位争いは必至。

とにかくみんな怖いのは故障をはじめとするアクシデント。
夏以降も無事に過ごせることをどうか願うばかり。
特にルヴァンスレーヴは色々と心配も尽きない。