春のグランプリでありながら、
焦点が見えないなんて話をしていたけど、とんでもなかった。
2018年の春は「人のドラマの完結」という、
筋の通ったテーマの元で話が進んでいたではないか!

ということをゴール直後に思い出させてくれる、和田騎手の涙だった。
なるほどそういう総決算ね。
今まで競馬を見てきて、
あんな早くから泣きを確信させる仕草を見せた乗り役さんは初めてだw

かつてテイエムオペラオーとのコンビで王道を極めた若武者が、
17年の時を経て再びつかんだタイトル。
しかし最強の相棒はそれを見届けることなく、先月に急逝。
舞台は、彼らの牙城が崩されるキッカケとなった宝塚記念..
ドラマアンドドラマである。


それにしてもこの春シーズン開幕前に、
「今の競馬の華は人のドラマにある」と書き記したのが、
こうも早く実を結びまくるとはちょっと意外というか怖いというか。
藤岡佑騎手、福永騎手そして和田騎手と立て続けに。
次の予備軍である三浦騎手あたりは、
この勢いが失速しないうちに秋あたりに取ってしまいたい流れである。
そして来年の日本ダービーはあなただ蛯名ァ!

外国人騎手がデンと構えるこの時代、悲願を叶えるのは難しい。
それでもこうして次々に実現するのだから、競馬はわからないものだ。
まだまだポジれる。
しかしその一方で、
悲願とは実績を積み重ねながらも届かないものに対して形容されるものであり、
今の若手騎手には悲願を抱くことすら難しいということも再認識させられた。

ドラマを演じられる乗り役すらいない、やがてそんな時代が訪れようとしている危機感。

軽く脱線の気配も漂ってきたところで今日はここまで。
もうすぐセネガル戦が始まるよ。もう寝るけど。