きょうは馬券の話からさせてもらってよろしいか!
▲◎◯で3連複と馬連をきっちり的中させられました。ありがとうございました。

● 恥ずかしながら今季最高の払戻額ですw
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【回収:8,740円/投資:4,500円】

残り300mの時点で、「できた」と確信する心地よさ。
しかし着順がどうなればベストなのかは頭の中で把握できておらずw
結果的にレイデオロがキタサンブラックを交わしてくれたのが地味に大きかった。

それにしても、ここ数年の戦略どおり馬券は本当に絞って絞って買っているとはいえ、
この時期にこの配当が1年のベスト記録ってどうかと思う。
今年は本当にもうダメダメ。
どうにか一つ見せ場を作れてホッとしてる。
あとは例のコメダ式の導入デビュー戦で白星を飾れたことにも手応えを感じている。
今回の予想だってベタベタの人気サイドで「誰でも買える馬券」だけれど、
こうして200%近い回収率でクロージングできたわけだから。

次は年間スケジュールどおりならチャンピオンズCに挑戦する流れだけど、
もう有馬記念まで待機でもいいかもしれん。
あるいは阪神ジュベナイルFを挟むか。
ロックディスタウンいるもんね。


● 2017年11月26日/東京11R:ジャパンC
□ レース結果 (netkeiba.com)
予想エントリ:【予想■ジャパンC】黄金世代の王者に絶好の条件

土曜の時点ではラチ沿いが「勝ちルート」と思われたが、
当日になって逃げ馬が内から数頭分を空けて進路を取るようになり、
微妙に馬場もシフトチェンジしていた様子。
また、キタサンブラックの逃げも昨年より1秒以上速いラップ(1000m:60.2秒)を刻み、
割と全馬がフェアに実力を出し切れる条件になった。

直線入り口ではキタサンブラックが後続を突き離し、
その直後からシュヴァルグランが迫り、
外を回ったレイデオロが差を詰めてくるという直線の攻防。
4番手以下を大きく引き離しての接戦は見応え十分だった。

● 遅咲きの大器シュヴァルグランがついにG1ウィナーの仲間入り
遅咲きの大器▲シュヴァルグランがついにG1ウィナーの仲間入り。
もしかしたら来春の天皇賞まで待たされるのかとも思っていたけど、
目下の充実ぶりでこの国内最高峰のタイトルを手にすることができた。

レースは「キタサンブラックを見ながら内を上手に立ち回る」という理想的な策。
それをテン乗りでソツなく実践するボウマン騎手の手腕と、
最内枠を引き当てる陣営の運が大きな勝因。
ミルコなんか最初からいらんかったんや!の声が聞こえてきそうであるw

ヴィルシーナの弟として早くから期待されてはいたが、
父がハーツクライに替わったことで本格化が遅れるのもある程度は予測がついた。
2歳秋に初勝利を挙げたものの、
その後は重賞に果敢に挑むも賞金を重ねられずクラシックロードからは撤退。
それでも条件戦からコツコツと再出発してきた過程が、
いかにも遅れてきた大物風で味がある。
個人的にはPOGで持っていたこともあって、モタモタしていた頃の印象が非常に強いw

次は当然ながら有馬記念が視野に入ってくる。
しかし昨年もそうだったように、
トリッキーなコースで流れに乗るのは上手ではない。
もともと伏兵キャラでジャパンCを勝つと「もう一丁」は難しいというジンクスもあるので、
一気に評価が上昇するようなら考えなければならない。
来春の天皇賞なら自信を持って推せそうだけどw

● 価値ある2着レイデオロ、この展開でも末脚は鈍らず
◎レイデオロも本当は勝ち馬と同じようなポジションを狙っていたと思うが、
出脚がそこまで速くなく中団に控え4角は外を回る形。
一瞬どうかなと心配したが、ゴーサインが出されてからはいつも通りの脚を使えた。
本質的に2000mくらいがベストのように思うが、
この平均ペースでも脚を削られなかったのは収穫。
キタサンブラックに先着した点も含めて、価値のある2着だった。

潔いことに有馬記念は使わず休養に入るという。さすが藤沢和雄厩舎。
結局、今季は無駄なく4戦したのみ。
しかしそれで日本ダービーのタイトルを射止めただけでなく、
古馬相手にも五角以上に渡り合う成果を残したのだからほぼ満点でしょう。
来年も楽しみ。

● キタサンブラック3着も悲観の色なし、視線はすでに有馬記念へ
連覇を目指した◯キタサンブラックはゴール前で捕まり3着。
心配されたゲートはすっかり以前のスタート巧者ぶりが戻っており、
すんなりと逃げの手を打つことができた。
前述の通り、昨年よりも速いペースでの先行策となったのは、
少し人馬に気負いでもあっただろうか。馬場状態の違いもあるとはいえ。

この馬の長所は、少々ハイペースになっても崩れない安定感にある。
もともと全戦全勝のスーパーヒーローなわけではない。
買ったり負けたりしながら徐々に名声を高めてきたわけで。
視線はすでにラストランへ。
清水久詞調教師もレース後に「メイチで有馬記念へ」と語っていたように、
この秋の最大目標はまだ手にしていないグランプリ。
たぶん今回は「及第点」くらいの仕上げだったことを察すれば、
自ずと有馬記念でも最有力視することになるだろう。



● その他ひとことメモ
・ 4着 △マカヒキ
離されての入線とはいえ今回も脚は使っている。
心身ともに衰えてはいないようだが、
だからこそ余計に「これが限界」ぽさが漂う。
天皇賞が良馬場だったらなあ。

・ 7着 ☆ソウルスターリング
多少、引っ掛かったとはいえ力負け。
このペースになると牝馬はややしんどい。
結局、毎日王冠からの対牡馬3連戦は完敗。
仕方ない面もあるとはいえ..
藤沢和雄先生も「来年はエリ女とか」とさすがにトーンダウンされているご様子。

・ 10着 △サトノクラウン
今回はこの馬の取捨が一番のポイントだっただけに、この結果にはホッとしている。
東京の良馬場でスピード勝負はしんどいよねえ。
それに元々コンスタントに好走するタイプでもなく。
マカヒキやアイダホと同じ位置にいながら全く伸びなかったのは、
適性面もあるだろうしコンディションにも問題があったのではなかろうか。

・ 11着 △シャケトラ
マジメに先行したらペースがそこそこ流れてしまった気の毒さw
マンハッタンカフェ産駒にこれを乗り越えろというのは無茶な話である。
逆に言えば有馬記念がスローになれば立ち回り次第で一角崩しが狙える..
秋2戦の凡走でノーマークになるようなら楽しみ。



レース単体として言えば見応えも十分にあったし、馬券も当たって大満足。
さらには有馬記念へ向けてもいい伏線が貼られたような気がしている。

たぶん本命はキタサンブラックにする予定。