矢作厩舎がJRA通算500勝を達成した日の出来事というのは偶然だろうか。

土曜札幌の新馬戦でデビューしたファストライフが2着に頑張った。
直線半ばでは勝ち馬に並びかけるところまで迫り、
「これはもしや!!」と期待させてくれたが、最後は突き放される形に。
それでも十分に内容のある競馬だった。

今は亡きシゲルノコギリザメに続く、
スーパーホーネット産駒の期待馬誕生と見てよろしいか。


創成期の厩舎を支えた功労馬の数少ない産駒が、
門下生である青木厩舎と弟子の坂井騎手のコンビで勝てば、
これほどドラマチックなことはない。
の時代を経て受け継がれていく、人と馬のストーリーは、
華々しいG1の舞台にだけ用意されているわけではないことを物語っている。

とはいえ、いくら新馬戦で2着したとはいえ一つ勝つことは簡単ではない。
もしかしたら今回の相手関係がスカスカだった可能性もある。

そんな時は調教師の手腕が問われる。
師匠譲りの番組選定力を駆使して、
少しでも相手の楽なところを探し出して送り出そう。

そこに坂井くんがくっついて行ければ最高だ。