どうしても、あの歴史的敗戦を思い出さずにはいられなかった。
01年の大阪杯で、
前年8戦8勝で古馬王道路線を制覇したテイエムオペラオーが敗れたあのレースを。

勝てば勝つほど消耗は大きくなるし、他馬からのマークも厳しくなる。
キタサンブラックも明け5歳、
その初戦はどこまで耐えられるかの試金石になると同時に、
多少なりとも思い通りの競馬にはならないのではないかと心配していたが..

強い。盤石の勝利。
派手さはなくとも取り口にスキがない、まさに横綱の風格。
パドックの気配からして抜群。
この馬の仕上りや体調を危惧する必要などあるのだろうかと思うほど。

ちゃんと本気でした。

レースでも、五分のスタートを切ると外から主張する逃げ馬を行かせて、
4角手前からやや早めのスパートで後続を完封。
よほどのアクシデントでも起こらない限り、
何度やっても結果は同じだっただろうと確信できる強さだった。


キタサンブラックの強さは「タフさ」にあるという結論に達しつつある。
前述のとおり、
一線級相手に1年フル稼働した後にひと息入ったら、
普通どこかに緩みが出てもおかしくないところ。
しかしこの馬はとにかく心身ともに頑丈。
普通に調教も予定通りにこなして、
ブランク明けでもコンディションに狂いなく出てこられる。
もちろんメンタル面も安定しており、
逃げてもいいし控えてもいい。折り合いの心配もない。

こうなると、どうしても我々は秋の悲願を期待してしまうが、
彼らにはまだやり残した宿題がある。
サトノダイヤモンドへの雪辱。
有馬記念でやられた借りを返すために、
天皇賞での再戦が待っている。

気が早いけれど、今から1ヶ月後が楽しみで仕方がない。



ところでG1大阪杯、盛り上がってよかったですね。
もしこのレースがなければ、
マカヒキやステファノス、サトノクラウンらはドバイや香港に流出していたかも。
それを阻止する受け皿ができたのは正解だった気がする。
みんな出てきてくれたから言えることだけどw

天皇賞と両方狙う、どちらかに絞る、宝塚記念はパスするなど、
国内で色々と選択肢に幅があるのも悪くないのかもしれない。
「凱旋門賞か英チャンピオンSか」みたいな天秤のかけ方は欧州でもあるわけだし。

来年以降も今回のキタサンブラックみたいにぶっつけで使う馬も当然いるだろうが、
それはそれで予想がおもしろくなる要素と受け止めたい。

・馬券が当たったからご機嫌なわけじゃないでw
osakahai

先週に引き続き軽くポチったのが当たる。
雑談エントリで「マカヒキの出番」とは言うたものの、
配当的な妙味を考えるとステファノスかヤマカツエースのどちらかは圏内に突入してほしい。
ならば..でたどり着いた策。
金額こそ微々たるものだが、この買い目の美しさは自分でも気に入っている。

ステファノスは川田くんが最高の騎乗。
出して行ってキタサンブラックの直後につけたのを見て「これは」と思いました。
この馬が好配当をくれるのは15年秋の天皇賞以来。
前哨戦でとぼけて人気を落としてくれるいいヤツです。なかよし。



来週は桜花賞。こっちは公式戦、今から気合が入っております。雨はやめて!