三連休最終日のまったりムードを吹き飛ばすフラワーCでした。

弾むような大きなストライド。
懸命に手綱を押す他馬をあざ笑うように、馬なりで先頭に立つ優雅な姿。
ファインモーションにそっくりである。
15年前の名牝を思い出させる、ファンディーナの強さ。
前走まではまだ懐疑的な部分もあったけれど、
これは限りなく本物に近いと見ていいでしょう。

時計も、前日のスプリングSと0.3秒差という優秀さ。
しかもこちらの方が前半のペースは1秒近く遅く、
かつ直線ではほとんど追われていないという条件で。
単純な時計の比較だけで語るのは早計でも、
「今年の牝馬は牡馬をしのぐ」という説があながちウソとも思えなくなってきた。


それだけに陣営としては次以降のローテに神経を尖らせざるを得ない。
中2週で未経験のマイル戦となる桜花賞か、
万全を期してオークスに照準を合わせるか。
日本ダービーどうこうという話もあるらしいけど、まあそれは置いといて。

仮に桜花賞に出てきたとしたら、ちょっと危なっかしい気もしている。
内枠でごちゃごちゃした展開に巻き込まれたりした場合、
問題なく対処できるかどうか。

先ほど引き合いに出したファインモーションも、
キャリア中盤以降は常に気性の難しさとの戦いを強いられていた。
労せず勝ち続けてきた先に待つ挫折が、
後に大きな傷となって残ってしまうケースもあるだけに。



そうは言っても桜花賞でソウルスターリングとの無敗対決が見たいのが率直な思いです。