ゴールドアリュールが亡くなってしまった。
よりによってこのフェブラリーSの週に..
今季もバリバリ種牡馬としての仕事をこなしている中での悲劇となってしまった。

その足跡は今さら説明不要かとも思うが、
何がすばらしいって種牡馬として優秀なダート馬を次々に輩出したこと。
エスポワールシチー、スマートファルコン、コパノリッキー、クリソライト。
自身がダート王として実績を残し、
そして次世代にもその能力を伝えるという、
競馬の世界では当たり前の「血のつながり」を、
恐らく日本のダート界で最初に実現させた馬ではないだろうか。

少なくともライブリマウントやウイングアローには成し得なかった偉業である。

しかも、アドマイヤドンやカネヒキリ、ヴァーミリアンら、
その後の王者たちですらまだその域には到達できておらず、
今後の見通しも決して明るいとは言えない状況。
それが余計にゴールドアリュールの偉大さを物語っているとも言える。

「ダート馬でも血は残せる」というメッセージを残し、この世を去ったゴールドアリュール。
彼に捧ぐ一戦として、フェブラリーSとヒヤシンスSを見守りたい。


フェブラリーSは前売時点でカフジテイクが単勝1番人気。
しかし単勝1ケタ台が5頭おり、
さらにそれをコパノリッキーやサウンドトゥルーが追うという拮抗した構図。

近年の勝ち馬は先行タイプが多く、
前崩れで追い込みが決まったのは12年のテスタマッタが最後だろうか。
基本的には自分でレースを作れる馬が強い。
ゲート次第でゴールドドリーム、堅実なベストウォーリアあたりがイメージには合う。

カフジテイクはどうなんだろう。
距離は十分にこなせる範囲だと思うが、やはりベストは1400mか。
先行馬にロスなく競馬をされると、たとえいい脚を使っても間に合わないかもしれぬ。
他力本願サウンドトゥルーが来る流れならセットでと考えておけばいいのかも。

コパノリッキーはちょうど1年前にも3連敗を喫し、
「終わったな」と思わせたところで再び交流G1を3つ勝つなど盛り返した。
さらに1年が経ち、さすがに今度こそ終了と思わせておいての巻き返しが怖い。

どさくさ紛れにホワイトフーガが「第二のサンビスタ」をやってのける可能性だってある。

もうどこからでも狙えそうなので、皆さんのご武運を祈っております。



そしてヒヤシンスS。
ラニ先輩がとんでもない道を切り開いたことで、
ここからケンタッキーダービーにつながるルートが開通してしまったw

エピカリスは怪物かもしれないし、もしかしたら食わせ物かもしれない。
できれば怪物であってほしいが。
内枠多頭数ですんなりレースができればいいけど、
形を崩されるようなら危うさも。
最内枠を引いてしまったフォギーナイトも同様に。
この馬はキャリアに傷をつけることなく進んでほしいのだが..

2年目の木幡巧騎手で渡米を狙うモンサンレガーメ、
幸さんの新お手馬ハイパーノヴァ、
スピードは上位クラスのアディラートと、
勝って不思議のない馬がズラリ。

せっかくなので世界へ可能性を感じさせる馬の登場を願いたい。



明日の京都競馬。
注目は9Rつばき賞。
新馬戦圧勝のファンディーナは本物か。ちょっと疑わしいが。
坂井くんがエスピリトゥオーゾに乗せてもらえるのはありがたい。

そして小倉大賞典。
田辺騎手がわざわざクラリティスカイのために遠征するとは。
有馬記念でも見せ場を作ったマルターズアポジー、充実4歳マイネルハニーら、
速い先行馬も揃ってローカルのハンデ重賞らしいスリリングな攻防になりそう。