馬券が当たって早くClub A-PATで最新の投票成績を確認したい時に限って、
順延やらメンテナンスやらで更新が遅れるのやめてほしいw
しかも今週は15日までアクセスできない。かなしみ。

● 2017年2月12日/東京11R:共同通信杯
□ レース結果 (netkeiba.com)
予想エントリ: 【予想■共同通信杯】「3強」の一角を崩せエトルディーニュ

今季2戦目の馬券も狙い通りに的中。
もうちょっとスマートに取れればいいんだけど、まあ贅沢は言わない。


● 戦前の評価
完全なる「3強」の構図。
東スポ杯2歳S3着のムーヴザワールドが単勝1番人気で2.8倍、
同レース2着のスワーヴリチャードが3.1倍で2番人気、
そしてエアスピネルの弟エアウィンザーが4.0倍で3番人気。
この3頭の組み合わせの3連複が3.9倍と支持が集中した。

シンザン記念2着のタイセイスターリーが4番人気で、
ここから大きく離れて5番人気がチャロネグロ、
以下エトルディーニュ、アサギリジョーと続いた。

● ラップタイムと展開
前半800mが48.3秒。まあだいたい例年通りくらいのペースかな。

・ ラップタイム
12.6 - 11.6 - 11.8 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.7 = 107.5 (av. 11.9)

その割にはバックストレッチで隊列がちぎれタテ長の展開に。
まずゲートでチャロネグロとアサギリジョーが出遅れ。
好発を決めたディアシューターは控えてタイセイスターリーが馬群を引っ張る。
直後にこちらも行きっぷりよくエトルディーニュが追走。
もう少しじっくり構えるかと思ったスワーヴリチャードとムーヴザワールドもこの一団に。
対象的に促されながらの追走がエアウィンザー。

● 直線の攻防
果敢に馬群に取り付いていた地方馬のサイバーエレキングは早々に失速。
ヨレながらの後退で少し後続にも影響が出る中、
ラチ沿いで粘り込みを図るのはタイセイスターリー。
そこにエトルディーニュが並びかけようとするが、
間を割って一頭だけ違う手応えで迫るのがスワーヴリチャード。
外からはムーヴザワールドも追い比べに持ち込もうとするが、
ほとんど持ったままで先頭に躍り出るとそのまま後続を一気に突き離す。
際どい2着争いを尻目に2馬身半差の完勝。
アタマ差だけ前に出たエトルディーニュが2着、そしてムーヴザワールドが3着。
進路を切り替えながら追い上げを図ったエアウィンザーは、
最後までピリッとした脚を使えず掲示板にも載れずじまいで6着に終わった。

● 収穫大スワーヴリチャード、自信を持って皐月賞へ
☆スワーヴリチャードにとっては結果も内容も満点の勝利となった。
器用さに欠けるタイプと思っていたが、
先を意識してか今回は四位騎手が意図的にスタートから出して行って中団インを確保。
直線でも馬群を割る形で進路を取れたのは大きな収穫と言える。
さすが名門スワーヴ履正社高校。冬の間に機動力をアップさせてきた。

次走は皐月賞へ直行予定だとか。
もはや「直行って言いたいだけちゃうのw」と思うほど近年のトレンドとして定着した。
ゴールドシップにしてもディーマジェスティにしても、
ちょっとステイヤー風味な血統の主がここを勝って、
どちらかと言えば日本ダービー向けと見せかけておいて皐月賞を勝っちゃう歴史を見てきたが、
もしかしたらまたそのパターンかもしれぬ。

● よくがんばったエトルディーニュ、今回も低評価を覆しての2着確保で晴れ舞台へ
そして◎エトルディーニュのがんばりを無限に褒め称えなければならない。
持ち味を存分に発揮して2着を確保。すばら。

エトルディーニュ

これでデビューから9戦オール掲示板。美しい。
詰め甘で惜敗をくり返すのではなく、
毎レース完全燃焼で強敵相手に食い下がっていく堅実派タイプは、
競馬を始めた頃からずっと好きです変わりません。

しかもなかなかの男前だったりする。



ここで賞金を加算できたことで、皐月賞への出走も見えてきたはず。
さすがに相手は強いけど、胸を張って行って来い。

● エトルディーニュのおかげで馬券も作戦大成功、複勝+馬連的中
共同通信杯は昨年に続く高配当ゲットですっかり相性のいいレースとなりました。

170212_TKY11A
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複勝をメインに据えたのが我ながら今回は冴えていた。
おかげで8番絡み以外の馬連が相互にリスクヘッジする形を取れた。
馬券は予想よりも買い方が大事。
しかしあのレース内容だとチャロネグロとか抑えた分が非常にもったいなく感じるw
【回収:6,510円/投資:4,000円】

● 以下ひとことメモ
・ 3着 ▲ムーヴザワールド
東スポ杯に続く3着で賞金加算に失敗。
ムーヴザ桐蔭のセンバツ出場は絶望的となった。
やはりタッチングスピーチの弟という血は争えないのだろうか、
追い出されてからジワジワとしか伸びず。
スパッと目標を日本ダービーに切り替えることになるのかな。

・ 4着 △タイセイスターリー
ペースは落とせたものの後ろにピッタリ追走される形。
それでもスタミナを温存しながら逃げ粘れたように、1800mまでは守備範囲と思われる。
とはいえこの後はNHKマイルC路線だろうか。

・ 6着 ○エアウィンザー
新馬戦の時から可能性を感じているだけに、まあまあガッカリしている。
どうも兄エアスピネルとは違って気性がおっとり系のようで、
この距離だと追走にも手こずるほど。
そして追われてもジリジリ。
武豊騎手もこの馬で皐月賞へ行けないとなれば痛恨。
しかし現実的には距離延長で活路を見出すしかなさそう。
このまま終わってほしくはない。



次の馬券は阪急杯あたりかな。フェブラリーSも余裕のROMで。