結果論だけど、ミスエルテはちょっと持て囃されすぎたかなあ..
牡馬との初対戦ながら単勝2.4倍の1番人気。
確かにファンタジーSは強かった。
先週のソウルスターリングの勝利も、
父フランケルの偉大さを知らしめる形で人気を後押ししたことだろう。
しかし取り沙汰された気性面での不安が的中。
やや行きたがる形での先行策が裏目に出て、直線では伸びを欠いた。

「未知数のもの」に対する期待の渦巻き方が、
何となく02年有馬記念のファインモーションを思い出させた。
後から振り返れば「何であんな人気してたの」と疑問に思うパターン。

しかしミスエルテが決してダメダメだったかというとそうでもない。
早めに脚を使う形になりながらも、4着と大きく崩れはしなかった。
ファンタジーSの回顧でなぞらえたスイープトウショウも、
阪神JFでは5着に敗れており、この一戦だけで見限る必要はない。
気性面の課題は膨らむことになったが、それを乗り越えられれば。


牡馬の意地を見せつけたサトノアレスは単勝6番人気の伏兵。
しかしディープインパクト産駒らしい末脚があり、
それに何と言っても優良ステップレースのベゴニア賞を強い内容で勝っていたことで、
戦前からふわっと気にはなっていた。
まあ馬券を買わなければこんなもんですわ。

正直、来年の皐月賞や日本ダービーでどこまで通用するかを想像すると、
限りなく100%に近く苦戦を余儀なくされる未来が見える。
しかし、将来性と勝ち取ったタイトルの重みは分けて考えるべき。
春につながらないからと言って2歳王者の名誉を貶めるようなことはあってはならない。
今後、ホープフルSの動向次第ではますます立場が危ぶまれる朝日杯だが、
そこはハッキリさせておかなければ。

来年の話をするならば、トラストだけは諦めたくないですね。
どうしてもまだ一本調子な面は抜けないけれど、
このレースでも早めに勝ち馬に前に出られながらもしぶとく食い下がっている。
どうにか緩急を身につけていければ..