エリザベス女王杯を見に行ってきました。

まず初めに言っておかねばならないのが、この日は朝から参戦する予定でした。
久々の競馬場、そしてG1。
せっかくだから1レースからその空気を味わいたいなと。

しかし我が家の最高司令官より、
「おふろをガッツリ掃除するから午前中は家にいるように」と自宅待機を要請され。
こういうのは最優先事項なのです。

■それでもゴール前の良席を確保してもらう
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創造性に駆られ斜めアングル。
余計な事はすべきでない。
このところ活気を増しつつある非公式団体あおくろ競馬部は偉大。
のこのこと昼からやってきたにもかかわらず、
いつも通り快適な観戦環境をありがとうございます。

■マリアライト「ちょっと..」
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いい天気でした。
近年のエリザベス女王杯といえば当日前日に雨が降るイメージが強いのですが、
見事な秋晴れ。
この時点でまあまあの満足感を得られました。


エリ女の他にも印象に残るレースがいくつかあったので、
楽しい午後のひとときを振り返り。

● またシーザリオの仔を育ててしまったか..
何としても間に合わせたかった5R。
シーザリオの仔グローブシアターのデビュー戦。
兄エピファネイア、リオンディーズの新馬戦をこの京都競馬場で見届けた僕は、
また新たにG1ホースへと育て上げなければならないという使命感に燃えていた。
パドックを見ると、ふむ聞いていた通りコンパクトな馬体。
しかし438kgという数字を聞くとビックリしましたね。
そしてレースは中団待機からサクッと抜け出して快勝。
レースのラスト3F目が12.2秒と遅いため上がり34.4秒は平凡に映りますが、
11.4-11.3秒を楽々捕らえてしまうあたり、やはり只者ではなさそう。
あとは使い込まれて引っかからないかどうか。それが一族共通の課題。

● 期待に応えられなかったコロナシオンと、観客を魅了するユタカマジック
この日のお楽しみ第二章は黄菊賞。
コロナシオンが果たして本物なのかに注目が集まったが、
まさかの4着。シゲルボブキャットを負かしただけの、つまりはブービー。
出遅れは仕方ないにせよ、
3角を過ぎても最後方から差を詰める素振りすら見られず、
結局勝ち馬から1.2秒も離されての完敗。
初戦の内容を懐疑的に見ていた僕としても、
ここまで凡走するとはちょっと想像していなかった。
これが限界だとは思わないけれど、ちょっとトーンダウンの感。
たぶん成長を促すために放牧に出るんじゃないかな。
その期間にどれだけ上積みがあるか。

それにしてもタガノアシュラの逃げは鮮やかでしたね。
大観衆を魅了するユタカマジック炸裂。
あの大逃げでも前半61.2秒、そして後半を60.7秒でまとめる精密機械っぷり。
札幌2歳Sでは揉まれて大敗を喫しただけに、当面は先行策で活路を見出すことになりそう。

● 世界のムーアよ、これが坂井瑠星だ
良血馬の話題から打って変わってぐう地味なダート1000万下の話。
なんとなーくレースを見ていたら、
人気のケルティックソードにサンライズアルブルが並びかけようとしている。
ちょっと! これ胸アツな展開!!
そう、前走まで乗っていて勝鞍も挙げたことのあるケルティックソードを、
今回ライアン・ムーアに取られた坂井くんが、
単勝70倍の超伏兵で負かそうとしている。
ゴール前はクビの上げ下げ超接戦。
急に「差せ!差せ!!」と熱のこもった応援の甲斐もあって、
サンライズアルブルがハナ差の勝利。
うれしくてウイナまで行ってしまいましたよw

G1開催日にこれだけの波乱を起こすインパクトは絶大。
ローカルに逃亡してしまっては絶対にできないこと。
通算24勝目は、きっと今までのどの勝利よりも大きな意味を持ったはず。
すばらしいレースでした。

● エリザベス女王杯、波乱の予感を結実させられず
ほぼ予想エントリにも書いたとおりに馬券は買いました。

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・ マリアライトもミッキークイーンも付け入るスキあり → 正解!
・ 波乱を起こすのはラチ沿いを突く伏兵 → 正解!!
・ なのでヒルノマテーラとマキシマムドパリに期待 → 大ハズレ

レースの性質そのものはだいたい想定していたとおりだったけど、
肝心であり最も難しいコマの選択の部分で失敗。
アタマではわかっているけど形にできない、いつものヤツですわ。

△クイーンズリングはG1だとちょっと足りないキャラだったけれど、
ペースが落ち着いて消耗戦にならなかったことと、
ミルコの絶妙の立ち回りが最後のひと伸びにつながった。
出遅れてグダるかと思いきや、やっぱり大舞台で運を引き寄せる何かを持ってる。
そもそもジュエラーに乗る予定がこうなったのもラッキー極まりない。

×シングウィズジョイもこのペースならこれだけ残れる力はある。
ルメールの先行策もソツがない。
淡々とした流れを、何もせず内でジーッとしていただけ。それがいい。

09絡みのワイドを持っていたので、
入線直後は「あれ、取ったんじゃね?」と勘違いしてしまったのですが、
3着に▲パールコードが残ってくれていないとダメでしたね。
この組合せでも60倍以上ついてたので、
まあまあガッツポまでしてしまったのですが///

結果的にはケンカを売った☆ミッキークイーンに割られる形に。
極端に後ろからの競馬にならず、
なおかつ4角でも大外に回すことはなく浜中騎手は上手に乗ったと思います。
だからこそ「ひと叩きできていれば」の思いも強いはず。

問題は☆マリアライトよ。
連覇を狙って単勝1番人気に支持されるも6着。
オールカマーからどれだけ状態が上向いているかが心配されましたが、
パドックを見た限りでは外めを気分良さそうに周回していて、
条件馬も交じる牝馬限定G1の中では馬体の雰囲気も抜けて良く映りました。

案の定、蛯名騎手は2角での不利に激おこ。
あれは危なかった。
加害馬シャルールの動きこそ微細なものでしたが、
そこから派生して生じたアクシデントは大きかった。

しかし、あれがなかったとしても、
このヨーイドンの展開でインを立ち回る伏兵たちを一掃できたかどうか。
よいしょよいしょと外を回ってスパートするタイプにとっては、
一番めんどくさい展開にハマってしまったというのが個人的な見立て。
ドゥラメンテやキタサンブラックをねじ伏せるあの牝馬離れしたポテンシャルが、
全く活かせないレースになってしまったことが敗因。
それだけに有馬記念では全然見限れないよと言いたい一方で、
最近は有馬記念も位置取りゲー化が著しく、
これまたもどかしいレースをさせられる可能性が高い。
4着だった昨年以上の結果を出せるかどうか。



あとはテレテレと。

・ 5着 プリメラアスール
パドックを見ていかにも格下な馬体。
そして気負った目を見てこれはわざわざ印を入れるまでもないなと、
直前でアスカビレンに浮気してしまったらよもやの大善戦w
どさくさ紛れで愛知杯とか勝てませんかね。

・ 8着 △タッチングスピーチ
機動力ゼロのこの馬にとってはどうしようもない展開。
休み明けだろうが順調に使われていようが関係ない。お手上げでした。

・ 9着 ○マキシマムドパリ
有力馬と同じ位置取りからスパートに入ったものの、反応が鈍くジリジリとしか伸びず。
あそこからスパッと切れるのなら、未だに準OPでウダウダやってないわな。
結果的にこの展開で圏内に来るにはもっと前が必要だった。

・ 13着 ◎ヒルノマテーラ
結局、四位騎手は迷わず外へ。知ってた。
そして全く弾けることなく終了。
上がりだけでも速ければ展開に泣いたで済ませられるけど、
これだけ何もできずというのはG1の壁ということしか言えぬ。



スローペースで人気馬が不完全燃焼に終わると、
だいたい翌日には「低レベル」のレッテルを貼られるところまでが様式美。
プリメラアスールが引き合いに出されるのも容易に想像できるw
しかし自分が思い描いた展開にならなかったことに対する腹いせ記事はスルーでOK。

たまにはこういうトリッキーなレースもないとね。毎回これじゃちょっと困るけどw

そして京都最終の3連単100万馬券を見届けて帰路へ。
天皇賞に引き続き、
あれやこれやと買いながら1円たりとも戻ってこない悲しさはどこへやら。
とても楽しい午後のひとときを過ごすことができました。