小倉で新馬勝ちを収めたヴァナヘイムがどれだけ強いかに注目が集まった萩S。
しかし、まさか主役の座を奪い取る新勢力が現れるとは。
その名はプラチナヴォイス
名前を聞いただけでは誰かわからなかったのだが、
京都の開幕週に1:45.9のレコードを叩き出したあの馬ではないか。


好発から2番手を確保し、さくっと抜け出し。折り合いもグッド。
ヴァナヘイムとしては、
軽く出し抜けを食らった感もあるかもしれないが、
上がりの脚も0.1秒差なので実力の勝利と言えるだろう。
エンパイアメーカー産駒の渋キャラが17年クラシック戦線を賑わすかもしれない。

ただし渋キャラとはいえ、母母がスターズインハーアイズということで名門の出身である。
この名前の響きを聞けばピンと来るであろう、
ディープインパクトと同じ牝系。
スターズインハーアイズの仔には、
若駒Sを勝ったアインラクスや、
未完のまま終わったアグネスタキオン産駒のダノンパッションなどがいる。

ライアン・ムーア起用の影響もあってか、
2番人気に支持されたカンパニー産駒のジェードグリーンは3着。
直線の追い比べで、前とはあっという間に離されたように、
強いメンバー相手だと瞬発力勝負では分が悪いかも。
坂の下りでも早くから鞍上の手が動いていた。
それでも狭いところをへこたれずに伸びてきたように、
精神面では見どころがありそう。
ちょっと上がりのかかる条件なら上でも通用してほしい。

もちろんヴァナヘイムもこのままでは終わらないだろう。
昨年も萩Sは出走5頭がその後も活躍したように、
それぞれが出世していく可能性を感じました。