日曜阪神5Rの新馬戦は期待通り、いやそれ以上の内容でしたね。
断然の1番人気に支持されたエアウィンザーが抜け出しにかかるところ、
内で脚をタメていたムーヴザワールドがゴール前強襲。
2頭が並んでのゴールは、
わずかにムーヴザワールドの方が先着しておりましたとさ。


ムーヴザワールドは全姉タッチングスピーチが徐々に力を蓄えていったタイプで、
また競馬の内容も牝馬ながら重厚感タップリゆえ、
その弟もいきなり動けるとは思っていなかったのですが、
そんな予想を鮮やかに裏切ってくれました。
早い時期にポンポンと連勝するというよりは、
しばらく爪を隠す時期を経て台頭してきそうな予感。
エンジンが温まってきたらどれだけやれるのでしょうか。

一方、エアウィンザーの方は外を回って勝ちに行く競馬をしての2着。
3着馬以下は離して入線しているだけに、
今回は相手が悪かったというか、うまく乗られたという印象が強いですね。
機動力抜群の全兄エアスピネルに比べると、
やや鞍上が促しながらの追走だったことを考えると、
まだ仕上がりが甘々だったのか、それとも距離延長がいいタイプなのかもしれません。
いずれにせよ、次はよほどのことがない限り勝ち上がれるはず。



1000m61.3秒と新馬戦にしてはかなり軽快なラップを刻んだおかげで、
初戦から総合的な能力が試される一戦になったのも価値がありますね。
逃げた3着に残ったオーサムバローズも合格点。
荒削りな競馬で見せ場を作ったナイトバナレットも含め、
クラシックまでに何度も名前を見かけそうな「伝説の新馬戦2016」でした。

ところで土曜のミスエルテは皆さんの目にどう映りましたか。フランケルの娘。
馬なりで楽勝。確かに強かったですけど、
いきなり桜花賞がどうのこうのという話はちょっと..
そこまで響くものはありませんでした。
次がファンタジーSというのも、
ノーザンファーム軍にしては珍しい采配のような。
もし圧倒的に人気を背負うのなら、ケンカを仕掛けるのもアリかと思うくらいです。