「坪井」の名が時を超えてメディアを賑わせているのがうれしい。

阪神の盪海24日のDeNA戦で3安打を放ち、
これでプロ入り通算12度目の猛打賞。
新人での球団記録であった、
98年の坪井智哉の記録を18年ぶりに更新することになった。

左打ちの巧打者。
長打をドカンドカンと放つわけではないが、
巧みなバットコントロールで安打を積み重ねていく。
守備がそこまで得意ではなく、
内野安打を稼げる程度の足はあるけど盗塁はそこまで..
打ち出したら止まらない、
固め打ちタイプである点も含めて、
この「二人」は共通点が多い。

坪井のキャリア晩年は米国独立リーグへの挑戦もあって、
「苦労人」のイメージを強く残して引退したが、
もともとは暗黒期の阪神に舞い降りた救世主的な存在。
当時の記憶と輝かしい成績を蘇らせてくれるのも、
盪海これだけのペースで安打を積み重ねてきているからこそ。

次のターゲットは、1年目での安打数「135」を超えること。
残り25試合で25本。決して不可能な数字ではない。
シーズン最終盤になるとは思うが、
再び「坪井」の名がメディアを通じて目にすることができるよう楽しみにしておく。