白帽が猛威を振るう近年の日本ダービー。
それは要するに強い馬が外をブン回して勝つという、
単純なレースではなくなってきたということ。
馬場のいいところを狙える伏兵の台頭にも気を配らなければならないのが、
予想をする上で難しいところ。
特に3連系の馬券を買う場合は。

● 過去5年「勝ちルート」
11年: 外追込 - 外追込 [62.4-36.5]
12年: 内先行 - 中差し [59.1-36.1]
13年: 外追込 - 中差し [60.3-35.2]
14年: 内先行 - 内先行 [59.6-34.4]
15年: 外差し - 内差し [58.8-34.6]

ペースが速いと外差し、スローだとイン突きと一概に言えない傾向。

外を回して勝ったのがオルフェーヴル、キズナ、ドゥラメンテ。
そして内を突いて勝ったのがディープブリランテとワンアンドオンリー。
傑出して強い馬なら正攻法の外差しでも十分なのかなという。

今年くらい拮抗したメンバーだと、
やはり経済コースを回れる強みが効いてきそうな気がするが..

それともうひとつのポイントが、
皐月賞の結果がそのまま反映されないということ。
これが日本ダービーを占う上で楽しいところ。
未だにタヤスツヨシ−ジェニュイン以降、
皐月賞のワンツーそのまま決着が起こらない。もう20年以上。
まだ前売段階(土曜AM)とはいえ、
現在の馬連1番人気はディーマジェスティとマカヒキの組合せ。

果たしてそう簡単にいくかな..


● 結論
◎ サトノダイヤモンド
○ リオンディーズ
▲ ディーマジェスティ
△ マカヒキ
△ エアスピネル
△ スマートオーディン
△ ヴァンキッシュラン

皐月賞で初めて厳しい競馬を経験し、
敗れたものの素質の高さを再確認したサトノダイヤモンドが世代の頂点へ。
早くから日本ダービーに照準を合わせ、
恐らく皐月賞はメイチの仕上げではなかったと思われる。
ハイペースを自ら動く展開で、後ろから差されたのは仕方ない。
リオンディーズの斜行による不利もあった。
ぜんぜん力負けではない。
スラリとした馬体のシルエットもいかにも東京2400mが似合う。
きさらぎ賞のパドックで感じたオーラを信じたい。

皐月賞ではハイペースに乗っかり自滅した形のリオンディーズ
距離が延びるとしんどそうな負け方をしておいて、
あっさり巻き返すパターンはディープブリランテやリーチザクラウンを思い出す。
ミルコいわく「引っかかったわけじゃない」とのこと。
リズムを崩さず走れば強いことはわかっているし、
それに多少、強引なレースになっても勝てる血統なのは兄エピファネイアが証明済み。

幸運の1番枠を引いた皐月賞馬ディーマジェスティ
前走の勝ちっぷりは見事で、この中に入っても決して引けを取らない。
逆に言うと、タイトルホースだからといって抜きん出た存在だとも思えないということ。
エンジン点火に時間を要するタイプ、
今度は内でジッとタメて末脚を伸ばす算段だろうが、
ちょっと今までとは違う形になるかも..

一応この3頭を上位に。

マカヒキは間違いなく大外ブン回し。
いい脚は使えるんだろうけど、それで間に合うのかw
どちらかと言えば「間に合ったらゴメンナサイ」くらいの位置づけで。
スマートオーディンも同様。
追い切りはとんでもない迫力だったが、
燃えやすい気性で当日まで大丈夫なんだろうか。

むしろ立ち回り次第で一角崩しに期待したいのがエアスピネル
もしかしたら武豊騎手のことだからシンガリから勝負に出るかもしれないが、
この馬の良さを活かすならやはり好位差し。
ペースが落ち着いたりするのならチャンスも。
ヴァンキッシュランも無欲の乗り方で。



馬券の売れ方もこの7頭まで、といった感じで、
8番人気以降が絡むようだと一気に好配当。
でも、正直そこまで不気味に映る馬もおらず..

それでは、よい日本ダービーを。