アウォーディーの快進撃が止まらない!
これまで以上に強力なメンバーが相手となったアンタレスSも、
余裕しゃくしゃくの手応えで差し切り勝ち。
マッチレースの末に負かした相手はアスカノロマン。
今年に入って東海Sを勝ち、
フェブラリーSでも3着とメキメキ頭角を現してきた強豪。
それを楽に交わしていった。着差こそわずかだったが、完勝。

他にも交流重賞で上位争いを続けるクリソライト、
アスカノロマン同様フェブラリーSで健闘したロワジャルダンらも一蹴。
世代交代の波が押し寄せるダート界において、
最大の新勢力となりつつある。


しかし惜しむらくはむ6歳であるということ。
芝でもそこそこ戦えていたことがダート転向を遅らせることになったのは皮肉。
野球で例えれば、
30歳まで投手でそれなりにやれていたけど思い切って野手に転向し、
35歳でブレイクといったところか。
「すごいけど、もう少し早く決断できんかったのか..!」と、
少し複雑な気分にさせられたり。

そんなわけでアウォーディーに残されている時間は決して多くはない。
一刻も早く大きな舞台に立って、
そのポテンシャルをフルに発揮させなければならない。
交流重賞を含むG3を3勝しただけでは、
まだ帝王賞やJBCの中央代表枠には入り込めない可能性が高い。

「上半期の最大目標は帝王賞、賞金が足りないなら平安Sも」。

急げアウォーディー。
交流G1の大舞台が、サウンドトゥルーやノンコノユメら強豪たちが待っているぞ。