晩節を汚しまくったダートの強豪ニホンピロアワーズが、
ようやくラストランを迎える。
23日の名古屋グランプリ。
もはや全盛期の走りは見る影もなく、
中央でも交流重賞でも、一線級が相手だと歯が立たない。
昨年もヘロヘロになりながら2着に敗れたこの舞台。
ややメンバーの落ちる一戦で、最後にもうひと花咲かせられるか..

12年のジャパンCダートは本当に素晴らしいレースだった。
引っ張りきれないほどの手応えで直線に向くと、
鞍上が持ったままで先頭に立って後続を突き放す圧勝。
条件戦からコツコツ実績を積み重ねてきた足跡が報われた瞬間だった。

このレースはちょうど前日にガンバ大阪がJ2降格の憂き目に遭い、
どよーんとした心情で見つめていたことを思い出す。
まあまあこの世の終わりに近いほど落ち込んでいだ心に、
ほんのりと希望を灯してくれるような勝利だった。

馬券は取れなかったけどw

その後もしばらくはダート戦線の中心として活躍してくれた。
14年の東海Sでは3連単も取らせてくれたし、
いいお付き合いをさせてもらった。
しかし徐々に忍び寄る衰えの波には勝てず、
ここ1年は勝ち馬から1秒以上離されての大敗も珍しいことではなくなってしまった。

G1馬としてはもう完全に引き際を誤ってしまう格好になったが、
ダートの世界で戦う以上、好条件でのスタッドインを望むのも難しく、
ボロボロになるまで走り続けるのが宿命だとも思っている。
きっと最後も、お世辞にも見栄えのするレースはできないと思うが、
それでも一度は頂点を極めた者の意地とプライドみたいなものが感じられれば。

<参考エントリ>
■【回顧:東海S】ニホンピロアワーズ貫禄勝ち3連単15,380円的中(・∀・) - 2014年1月27日更新
■【ジャパンCダート回顧】ずっと見てきた、頂点までの道 - 2012年12月4日更新