突然ですが本日の主役は戸崎圭太騎手です。
昨年の全国リーディングジョッキー様。
そして今季もここまで109勝で関東ではブッチギリの勝数1位。
負傷で戦線を離れてしまった福永騎手に替わって、
再び全国首位の座に返り咲く時も近いと思われます。
当然ながら重賞でも多くの有力馬とコンビを組むことが多く、
馬券を検討する上でも大きなウェイトを占める存在なのですが、
皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか。

個人的にも彼の騎乗馬を買う機会は多く、
圏内に持ってきてくれれば神と崇める一方、
ちょうど先週もダノンリバティで期待を裏切ってくれたように、
どうも人気馬で腰の引けた騎乗で敗れてしまうケースも多い気がしており..

そこで今回は戸崎騎手がJRAに移籍した2013年3月以降で、
重賞を勝ったレースと、単勝1番人気で敗れたレースをピックアップしてみた。
特にこれが馬券の検討に活かせるわけではないだろうけど、話のネタ程度にでも。

それでは早速Goである。
例によってnetkeibaを使っての手集計だから多少の見落とし等はご勘弁を。


■2013年
ニュージーランドT/1番人気9着(ゴットフリート)
ユニコーンS/3番人気1着(ベストウォーリア)
プロキオンS/1番人気3着(ダノンカモン)
新潟記念/1番人気5着(ニューダイナスティ)
京成杯AH/3番人気1着(エクセラントカーヴ)
アルゼンチン共和国杯/7番人気1着(アスカクリチャン)
東京スポーツ杯2歳S/1番人気5着(サトノアラジン)
阪神ジュベナイルF/5番人気1着(レッドリヴェール)
ラジオNIKKEI杯2歳S/1番人気3着(サトノアラジン)

ああ、ハープスターを阪神JFで負かしたのも彼だったか..3連単万馬券..
単勝1番人気のレースは5クラあったが全敗。2着もなし。
サトノアラジンも今から思えば完成前だったが、
それでも後手に回るレースぶりは未だに印象に残っている。

■2014年
フェアリーS/1番人気1着(オメガハートロック)
根岸S/1番人気4着(ブライトライン)
スプリングS/1番人気2着(アジアエクスプレス)
鳴尾記念/1番人気1着(エアソミュール)
ユニコーンS/1番人気12着(アジアエクスプレス)
プロキオンS/1番人気1着(ベストウォーリア)
レパードS/1番人気1着(アジアエクスプレス)
セントウルS/1番人気2着(ハクサンムーン)
オールカマー/2番人気1着(マイネルラクリマ)
スプリンターズS/1番人気13着(ハクサンムーン)
いちょうS/1番人気10着(サトノフラム)
富士S/2番人気1着(ステファノス)
京王杯2歳S/11番人気1着(セカンドテーブル)
有馬記念/4番人気1着(ジェンティルドンナ)

フェアリーSでめでたく単勝1番人気初勝利。
だが直後に根岸Sのブライトラインで4着。
そう、この時3連複1頭ながしで買ってたら出遅れやがって..3着に残ってれば取れてたのに。
あとはユニコーンSのアジアエクスプレスが強烈でしたな。
馬のメンタル的な部分もあるけど、
「こうなったら最悪」のパターンにハマっていくことがあるよね。
後で出てくるルージュバックの桜花賞とか。
一方でジェンティルドンナの有馬記念は素晴らしかった。
距離や競馬場を問わず、スローペースでちょい差しが上手い気がする。

■2015年
きさらぎ賞/1番人気1着(ルージュバック)
京都記念/3番人気1着(ラブリーデイ)
オーシャンS/7番人気1着(サクラゴスペル)
中山牝馬S/1番人気5着(シャトーブランシュ)
ダービー卿チャレンジT/1番人気1着(モーリス)
ニュージーランドT/1番人気2着(グランシルク)
桜花賞/1番人気9着(ルージュバック)
アンタレスS/1番人気2着(アジアエクスプレス)
マイラーズC/1番人気3着(フィエロ)
NHKマイルC/1番人気5着(グランシルク)
京王杯スプリングC/5番人気1着(サクラゴスペル)
ヴィクトリアマイル/5番人気1着(ストレイトガール)
平安S/1番人気5着(アジアエクスプレス)
オークス/1番人気2着(ルージュバック)
目黒記念/1番人気3着(ファタモルガーナ)
ユニコーンS/1番人気4着(ゴールデンバローズ)
プロキオンS/1番人気6着(レッドアルヴィス)
シリウスS/1番人気2着(ダノンリバティ)
スプリンターズS/1番人気1着(ストレイトガール)
サウジアラビアロイヤルC/1番人気2着(イモータル)
みやこS/1番人気6着(ダノンリバティ)

騎乗馬の質もレベルアップし1番人気での参戦も増えたが、よう負けとるなw
桜花賞からユニコーンSくらいまでの怒涛の流れすごい。
そういえばプロキオンSではレッドアルヴィスから買いましたね。
ルージュバックの桜花賞なんかは、
初距離のマイル戦で外からどんどんカットインされるうちに位置取りが後ろになり、
超スローペースのまま何もできず終了という最悪のレースでした。
先ほども書いた通り、罠にハマった時のリカバリーが無策すぎるのかもしれぬ。

ラブリーデイでキズナとハープスターを封じた京都記念なんかはカンペキな騎乗でしたし、
ストレイトガールでのG1も、ヨーイドンの勝負でギリギリまで仕掛けをガマンした勝利。
「待つ勇気」は間違いなく備えているんだと思います。



結論というほどでもないが、
改めて感じたのは1番人気はあまり得意じゃないなということw
マークが厳しくなるのは当然で、
思い通りのレースができなくなることもあるだろうが、
リカバリーの策がないため為す術なく敗れ去るパターンな。
先週のダノンリバティなんかもそうだった。
もう少し、局面に応じて柔軟に動けるようになれば。

積極的に買いたいのはむしろ伏兵とコンビを組んだときで、
それもスローペースで一瞬の脚で抜け出す形がハマりやすい。
ストレイトガールもそうだし、サクラゴスペルもそう。
天皇賞でステファノスを持ってきてくれたのも、
スローペースながら極限の脚を引き出したから。

こう書くと今週のルージュバックなんてイメージにピタリ当てはまるが..w

まだ35歳でジョッキーとしてはこれから脂が乗ってくる時期。
古くは武蔵野Sのグロリアスノアでがっつり儲けさせてくれたのが縁の始まりで、
今年も何度かお世話になっていることもあって頼りにしている。

また本命を打ちます、どこかで。もちろん1番人気以外でなw