このご時世、人気馬でソツなくG1を勝てるJRA生え抜きジョッキーの存在は貴重だ。
浜中俊と川田将雅、彼らはJRAの宝。
実績とともに人脈も確かなものを築きつつある。
この調子でどんどん大きなレースを取って行ってほしい。

■関西騎手リーディング/11月1日終了
11節


しかし先週は何と言っても福永騎手の落馬負傷に尽きる。
惜しくも菊花賞は2着に終わったが、
リーディング首位を快走する最中のアクシデント。
右肩の脱臼、骨折ということで年内は休養に充てられることになりそうだ。

確かあれはマルカコマチに踏まれたんだっけ、
若かりし頃に腎臓の片方を失うアクシデントに見舞われた出来事の記憶が色濃いが、
その後はそこまで長く戦線を離れるほどのケガとは縁がなかったはず。

一日も早い復帰を待ちつつも、
40歳を目前にしたこの年齢で、自身でも経験の少ない大ケガを負ったことで、
パフォーマンスにどこまで影響を及ぼすかは心配なところである。



福永騎手の数字が今季はこのままだとして、
恐らく猛追をかけてくるのが外国人の2名だと思われるが、
M.デムーロ騎手が痛恨の騎乗停止で2週間のお休み。何やってだ。
この2週間で大きく情勢が動くかもしれない。

武豊騎手も09年以来となる100勝到達がすぐそこに迫ってきましたね。
すでに昨年の86勝はクリアし、順調なら今開催中にでも突破。
その瞬間は感慨深いものになりそうです。