歴代顕彰馬のラインナップを見ると、
血眼になって集めたサラブレッドカードのメモリアルを思い出しますね。
97年くらいのやつ。
あれにつぎ込んだ数万円、今も後悔はしてませんよ。

さて、新たに顕彰馬に選出されたオルフェーヴル。
その偉大な功績を振り返れば、極めて妥当な結果と言えるでしょう。
ステイゴールド×メジロマックイーンという純国産血統。
「あわや」の場面まで迫った凱旋門賞2着、それも2年連続の2着、
ラストランの有馬記念8馬身差圧勝と、
後世に語り継がれるべき要素は枚挙にいとまがないです。

現役時代は、その危なっかしい気性もあって、
彼自身の「立ち位置」を掴みきれなかった気がしますが、
現役を退いてからしばらく経って、改めてその足跡を思い出してみると、
間違いなく歴代最強級のパフォーマンスを見せてくれたと断言できます。

前述のとおり、世界を極めるところまで迫ったことや、
国内での圧倒的な勝利の数々もさることながら、
これだけ適性が細分化され、
馬場や展開の違いにより様々な条件下でのスペシャリストが誕生する中で、
あらゆる条件のもとで問答無用の強さを見せたことは、
近年の日本競馬においては最も価値のある要素といえるのではないでしょうか。

これだけの名馬が現れるには、10年くらい待つことになるかもしれません。
そして短距離界のロードカナロアと合わせて、
スーパーホースが並び立った時代のありがたさを、
過ぎ去った今こうして遅ればせながら感じているところです。