ホッコータルマエが帝王賞を勝ちました。
今回はドバイ遠征帰りで正直どうかな..と思ってたんですけどね。
きっちりクリソライトを競り落としてくれました。

これでG1タイトルは9つとなり、
いよいよ国内G1最多勝記録も目の前に迫ってまいりました。
大変誇らしいことであり、
まだまだ衰えを知らない走りっぷりを見ても記録更新は時間の問題に感じられますが、
とはいえ歴代最強ダート馬じゃないよねという見方もあるようで。
すっごくよくわかります。
ヴァーミリアンとかカネヒキリとか、
近年であればスマートファルコンやエスポワールシチーと比べても、
そこまで圧倒的に強いとは思えない。わかるわかる。

なので調べてみた。
同じG1・9勝の偉大な先輩ヴァーミリアンとエスポワールシチー、
そしてホッコータルマエがG1勝利時に負かした馬たち一覧。
さすがに全頭を挙げるのは面倒なので5着まで。
まずはホッコータルマエからいきましょうか。

●1勝目/2013かしわ記念
1着:ホッコータルマエ
2着:エスポワールシチー
3着:ローマンレジェンド
4着:テスタマッタ
5着:セイクリムズン

●2勝目/2013帝王賞
1着:ホッコータルマエ
2着:ニホンピロアワーズ
3着:ワンダーアキュート
4着:ハタノヴァンクール
5着:テスタマッタ

●3勝目/2013JBCクラシック
1着:ホッコータルマエ
2着:ワンダーアキュート
3着:ソリタリーキング
4着:ジャングルスマイル
5着:クリソライト

●4勝目/2013東京大賞典
1着:ホッコータルマエ
2着:ワンダーアキュート
3着:ニホンピロアワーズ
4着:サトノプリンシパル
5着:カキツバタロイヤル

●5勝目/2014川崎記念
1着:ホッコータルマエ
2着:ムスカテール
3着:トウショウフリーク
4着:ランフォルセ
5着:サイオン

●6勝目/2014チャンピオンズC
1着:ホッコータルマエ
2着:ナムラビクター
3着:ローマンレジェンド
4着:サンビスタ
5着:ワンダーアキュート

●7勝目/2014東京大賞典
1着:ホッコータルマエ
2着:コパノリッキー
3着:サミットストーン
4着:ハッピースプリント
5着:ローマンレジェンド

●8勝目/2015川崎記念
1着:ホッコータルマエ
2着:カゼノコ
3着:サミットストーン
4着:ハッピースプリント
5着:イッシンドウタイ

●9勝目/2015帝王賞
1着:ホッコータルマエ
2着:クリソライト
3着:ハッピースプリント
4着:ユーロビート
5着:ニホンピロアワーズ


うーんこの....
先代の王者を倒して世代交代感ゼロ。
これはアレですね、テイエムオペラオーを思い出しますね。

それでは先代のエスポワールシチーさん行ってみましょう。

●1勝目/2009かしわ記念
1着:エスポワールシチー
2着:カネヒキリ
3着:フェラーリピサ
4着:ボンネビルレコード
5着:フリオーソ

●2勝目/2009南部杯
1着:エスポワールシチー
2着:サクセスブロッケン
3着:メイショウバトラー
4着:トーセンブライト
5着:ブルーコンコルド

●3勝目/2009JCダート
1着:エスポワールシチー
2着:シルクメビウス
3着:ゴールデンチケット
4着:サクセスブロッケン
5着:アドマイヤスバル

●4勝目/2010フェブラリーS
1着:エスポワールシチー
2着:テスタマッタ
3着:サクセスブロッケン
4着:ケイアイテンジン
5着:グロリアスノア

●5勝目/2010かしわ記念
1着:エスポワールシチー
2着:フリオーソ
3着:アドマイヤスバル
4着:サクセスブロッケン
5着:マコトスパルビエロ

●6勝目/2012かしわ記念
1着:エスポワールシチー
2着:フリオーソ
3着:テスタマッタ
4着:ランフォルセ
5着:ピイラニハイウェイ

●7勝目/2012南部杯
1着:エスポワールシチー
2着:ダイショウジェット
3着:アドマイヤロイヤル
4着:メイショウタメトモ
5着:スーニ

●8勝目/2013南部杯
1着:エスポワールシチー
2着:ホッコータルマエ
3着:セイクリムズン
4着:グレープブランデー
5着:アドマイヤロイヤル

●9勝目/2013JBCスプリント
1着:エスポワールシチー
2着:ドリームバレンチノ
3着:セイクリムズン
4着:テスタマッタ
5着:セイントメモリー

うーむ、どっこいどっこいやなw
エスポワールシチーの場合、2010までがエネルギー満ちあふれていた時代で、
2012以降は弱メン相手と機動力駆使して勝った印象が強い。
それでも不振を乗り越えてタイトルを重ねたのは立派ですが。

それでは真打ちヴァーミリアンさんの場合はどうでしょうか。

●1勝目/2007川崎記念
1着:ヴァーミリアン
2着:アジュディミツオー
3着:ドンクール
4着:シャーベットトーン
5着:ビービートルネード

●2勝目/2007JBCクラシック
1着:ヴァーミリアン
2着:フリオーソ
3着:サンライズバッカス
4着:ブルーコンコルド
5着:ルースリンド

●3勝目/2007JCダート
1着:ヴァーミリアン
2着:フィールドルージュ
3着:サンライズバッカス
4着:メイショウトウコン
5着:ワイルドワンダー

●4勝目/2007東京大賞典
1着:ヴァーミリアン
2着:フリオーソ
3着:メイショウトウコン
4着:ルースリンド
5着:ブルーコンコルド

●5勝目/2008フェブラリーS
1着:ヴァーミリアン
2着:ブルーコンコルド
3着:ワイルドワンダー
4着:ロングプライド
5着:リミットレスビッド

●6勝目/2008JBCクラシック
1着:ヴァーミリアン
2着:サクセスブロッケン
3着:メイショウトウコン
4着:フリオーソ
5着:フィールドルージュ

●7勝目/2009帝王賞
1着:ヴァーミリアン
2着:フリオーソ
3着:ボンネビルレコード
4着:アロンダイト
5着:スターシップ

●8勝目/2009JBCクラシック
1着:ヴァーミリアン
2着:マコトスパルビエロ
3着:ワンダースピード
4着:メイショウトウコン
5着:マルヨフェニックス

●9勝目/2010川崎記念
1着:ヴァーミリアン
2着:フリオーソ
3着:テスタマッタ
4着:ゴールデンチケット
5着:マイネルアワグラス

熱いフリオーソ攻め。
正直、思ったほど強いメンバーを負かしてきたわけではなかった。
この馬の場合、ちょうどピーク時がカネヒキリとすれ違う形になったのが悔やまれる。



結論。やはりG1を8つも9つも勝つような記録は、
それなりに相手にも恵まれないと達成できない。
あとG1の勝ち数だけがその馬の強さの尺度ではないということも改めて実感。
どちらかといえば長持ち、丈夫であることを称える記録なのかもしれない。

そんなわけでホッコータルマエが新記録に挑む秋。
できることなら3歳世代から強い新興勢力が出てきてくれればと思うが、
こないだゴールデンバローズが盛大にコケてしまったからなあ..