大変のんびりとしたペースでお送りしております。

● メンバー構成
充実一途の新興勢力から古豪まで、
ダート中距離界の名優たちが1着賞金3,500万円のG3に集まった。

構図としてはアンタレスSの上位組と別路線の力比べとなるか。
揉まれるのを嫌い逃げを打ったアジアエクスプレス、
マンマークでそれを競り落としたクリノスターオー、
ゴール前で猛追を見せたナムラビクターの3頭は、
コース替わりと距離延長で着順が入れ替わるのか。
それから、不利があって不完全燃焼に終わったローマンレジェンドはどこまで迫れるか。
重賞初挑戦で崩れず踏ん張ったダノンバトゥーラも手応えを掴んでいる。

別路線組の筆頭は、フェブラリーS2着のインカンテーション。
京都ではみやこSを勝つなど実績十分。
佐賀記念→マーチSを連勝中のマイネルクロップも京都とは好相性。
エノラブエナも条件戦とはいえ連勝の勢いがあるし、
堅実なドコフクカゼやアスカノロマン、
実績だけなら最上位のニホンピロアワーズ、
ブリリアントSで好走のソリタリーキングなどなど..

これで16頭中11頭の名前を挙げたことになる。大混戦。すばら。


● 展開
前走でアジアエクスプレスがハナを切ったのは内枠だったから。
13番からなら、前の様子を見ながら4〜5番手あたりで1角に突入か。
その前を取りそうなのは、
クリノスターオー、ダノンバトゥーラ、
出足がつけばニホンピロアワーズ、アスカノロマンあたりか。
インカンテーションも鞍上が出して行きそうだが、
思惑通りにエンジンがかかるかは不明。

となると、出たなりの位置でと考えている馬は、自然と7、8番手くらいになる。
前走で少し出負けしたナムラビクターもそのへんか。
ローマンレジェンドも押して行くとは思えないし、
外枠のドコフクカゼ、マイネルクロップあたりも向こう正面までは大人しくしているか。

この時期の京都1900m戦になってから過去2回はいずれも良馬場で、1分56秒台の決着。
だいたい1Fあたり12.3秒程度の計算となり、1000mは61〜62秒くらいの通過が見込まれる。
アンタレスSより1秒は遅い計算。


● 結論
◎ クリノスターオー
○ ナムラビクター
△ アジアエクスプレス

連覇を目指すクリノスターオーから。
前走は休み明けということもあってか6番人気に甘んじたが、内容的には強いの一言。
アジアエクスプレスとのマッチレースを外からねじ伏せた。

どんなレースでも出脚よく先行することができ、距離も2000mまで克服済。
よほど外から変な被され方でもして気分を害されるようなことになるとイヤだが、
スムーズにさえ走れれば結果は自ずとついて来るはず。

ナムラビクターの前走も同じくアンタレスS。
あと一歩のところまで追い上げたが、
結果的に序盤やや後ろのポジションになったのが響いた。
過去の実績面では京都に変わるとアベレージは下がるが、
斤量が1キロ軽くなる分だけ前進に期待。
ミルコも2度目のコンビということで..

アジアエクスプレスは距離だけ。
たった100mで直線平坦に変われば全然こなせると思うが..
思い切った逃げで粘った前走の内容は強かった。

結局アンタレスSの上位3頭に落ち着いてしまったわけだが、
あのレースはレベルが高かったと思うし、
3頭ともに前進できる材料を持っての今回。
再び上位独占の可能性は高いと見た。