ハープスターがキングカメハメハとの交配を済ませたらしい。早いよ。
しかし仕方がないとはいえ、
ディープインパクトの牝馬は判を押したようにキングカメハメハですな。
ジェンティルドンナもそうですし、ヴィルシーナも。
まあ、そりゃそうですわ。それ以上の選択肢がない。

サイアーランキングを見ていても思うんですけど、
ディープインパクト以後の世代で上位に台頭できそうな気配がありませんね..
キングカメハメハ、ハーツクライ、ダイワメジャー..
この世代がバリバリ健在なもんだから、
新しい世代にいい繁殖が巡っていかない状況。
■サイアーランキング/2015年5月10日時点
2005ディープインパクト
2004キングカメハメハ
2004ハーツクライ
2004ダイワメジャー
1998ステイゴールド
2001クロフネ
2001マンハッタンカフェ
2003ゼンノロブロイ
2002ゴールドアリュール
2003ネオユニヴァース

2002シンボリクリスエス
2006アドマイヤムーン
2001ジャングルポケット
0000ハービンジャー
2004ブラックタイド
1999サウスヴィグラス
1992サクラバクシンオー
2006メイショウサムソン
1995フジキセキ
0000ブライアンズタイム

2002タニノギムレット
1998キングヘイロー
0000チチカステナンゴ
2001アグネスタキオン
0000フレンチデピュティ
1998スペシャルウィーク
2002デュランダル
2007スクリーンヒーロー
1997タイキシャトル
2000アグネスデジタル

0000スウェプトオーヴァーボード
0000ストーミングホーム
2008ディープスカイ
0000バゴ
0000プリサイスエンド
0000パイロ
0000エンパイアメーカー
0000ケイムホーム
1996ダンスインザダーク
2004スズカマンボ

馬名の左は生年ではなく、クラシック戦線を走った..すなわち3歳時の西暦年。
この方が頭の中で整理がしやすいのだ。
※西暦年を書いたのは日本調教馬のみ

2004年世代の強さな。
活躍時期やカテゴリの違いでタイトルこそ分け合ったが、
一頭の独走を許さない層の厚さがあった。
ちなみにカンパニーもこの世代です。はい。
2001〜2003年世代も、
サンデーサイレンスの直仔たちを筆頭にまだまだ奮闘中。

2005年はディープインパクトが抜けた存在すぎたせいで他の生存を許さず。
ただ、41位にヴァーミリアンが控えており、
今後も種付け数を増やしていることを考えるとトップ20くらいは視野に入ってくるかも。

アドマイヤムーンとメイショウサムソンが2006クラシック世代。
血統的背景からも苦戦が予想されたメイショウサムソンはともかく、
アドマイヤムーンが短距離や仕上り勝負のスキマ産業に勤しむことになるとは。
社台SSじゃないと出世は難しいのだろうか..

そしてそれ以後の世代となると、また見通しが良くない。

●2007年世代
ドリームジャーニー
アサクサキングス
ヴィクトリー
ローレルゲレイロ
スクリーンヒーロー
フリオーソ

●2008年世代
ディープスカイ
キャプテントゥーレ
オウケンブルースリ
エスポワールシチー
スマートファルコン
アーネストリー

●2009年世代
ロジユニヴァース
アンライバルド
スリーロールス
ナカヤマフェスタ
トランセンド

●2010年世代
ヴィクトワールピサ
エイシンフラッシュ
ビッグウィーク
ルーラーシップ
ローズキングダム
ダノンシャンティ

●2011年世代
オルフェーヴル
ロードカナロア
グランプリボス

●2012年世代
ジャスタウェイ
ディープブリランテ
トーセンホマレボシ
ゴールドシップ※
フェノーメノ※

●2013年世代
キズナ※
エピファネイア※
ロゴタイプ※

※は現役


正直この中で風穴を開けられそうなのは、
オルフェーヴル、ロードカナロアの2011二大勢力と、
ヴィクトワールピサ、ルーラーシップそれからジャスタウェイくらいじゃないかな..
他は現役時代のパフォーマンスに抜けたものがなく、
いい繁殖牝馬を集めるのにも苦労し続けそう。

本当に、オルフェーヴルとロードカナロアの引退時は、
久々にビッグネームがスタッドインしたなあという印象だった。
ちょうど強い牝馬が次々に出てきた時期とも重なる。

ディープインパクトの後継牡馬も、
当初はキズナが安泰かと思いきや今季の3連敗でイメージを大きく悪くしている。
先鋒はディープブリランテとトーセンホマレボシが務めるとして、
「エース級」の存在を出せるかはまだ不透明。
リアルスティールが日本ダービーを勝てれば....

ハービンジャーやワークフォース、ノヴェリストなど、
ここに来て種牡馬の輸入に力が注がれてきているのも、
内国産のラインナップがやや弱く映るという理由もあるだろう。

現在のトップ10サイアーも、やがて勢力を失う時がやってくる。
ここ10年ほどで飛躍的にレベルアップを遂げた日本生産馬の血統が、
一度整理されるタイミングなのかもしれない。

強い外国の血が入れば、過剰な偏りも少しは解消されるのだが..