日付の巡りが悪い年だと2週間近く開催が空くこともある年末年始だが、
今年は幸いな事にほぼ通常どおりの間隔で競馬が楽しめる。
しかし、いざ金杯の出走馬が確定すると、
「もう金杯かいな、もうちょっと空いてくれんとありがたみが....」
などと勝手極まりないボヤキをこぼしてしまったり。
ないものねだりは人類共通の悪癖である。

さて、開幕戦は京都金杯。
近年は内枠/先行馬+ディープインパクト産駒を買っておけばOKと傾向がハッキリ。
それだけに枠順が決まるまではあれこれ考えないようにしていたのだが、
いざフタを開けてみれば人気馬が殆ど内枠をゲット。
ココから勝ち馬候補を絞り込んでいく作業の始まりである。

●展開
年によってペースはまちまちだが、
ホウライアキコが先制する流れならスローにはならないか。
昨年と同様、46秒台半ばくらいを想定。
外を回らないことが条件になるが、昨年と同様、差し馬でも間に合うのでは。

●隊列
前述のとおりホウライアキコがハナ。
内からマイネルメリエンダ、ウインフルブルームがその後ろを狙い、
グランデッツァはそれらを見る形で外からフタされない場所が望ましい。
シェルビーやフルーキーもそこそこの位置は欲しいところ。
外から押し込まれて手綱を引くような場面があるともうアウト。
エキストラエンドは出たなりのポジションになるだろうが、あまり後ろになるようだと..
昨年は先行馬が早々に脚を失くしたのでそこを突けたが、
今年はそこそこ残りそうな顔ぶれだけに....

●馬場
1日、2日と雪が降った京都南部。うちの前の道路も真っ白になりましたわ。
さすがに3日の午後から溶け始めはしたものの、
多少は水分を含んだ馬場になるのは間違いなさそう。
ちなみに前日の馬場情報では、芝は稍重でした。

●結論
◎ グランデッツァ
○ エキストラエンド
△ ウインフルブルーム

マイルCS3着で健在ぶりを示したグランデッツァから。
スタートさえ失敗しなければ、スムーズに回って来られる枠。
前を射程圏に入れながら好位を追走、
そこそこのペースで引っ張ってもらえれば心地よくレースを進められるだろう。
トップハンデは仕方ない。
近年は58kgのトライアンフマーチやガルボも善戦しており、
57.5kgなら克服してもらいたい範囲。

連覇を狙うエキストラエンド。
ディープインパクト産駒は12年に初めて出走して以降、のべ6頭が出走し【2.2.0.2】。
着外2つはともにトーセンレーヴで、それ以外はパーフェクト連対という好相性ぶり。
不発のシナリオは後方待機から前が詰まるか大外ブン回し。
前走を見ても、恐らく馬群を割る選択肢を取ると思うが..鞍上の腕の見せどころですね。

この2頭はまるでタイプが違うので、実はワンツーの可能性はそんなに高くないと思っている。
とりあえず単勝2枚のうちどちらかは回収、
その延長線上に連複/連単をという発想で印を打った。

あと一頭はウインフルブルーム。
タイプ的には◎と同じく好位からの押し切り狙い。
何かの間違いで後ろが何も来ないような展開になればワンツーも。
チャレンジCでは失速も、
エイシンヒカリが引っ張るレースで前が止まるレースになってしまってのもの。
大敗からの巻き返しは過去に同じスペシャルウィーク産駒のトライアンフマーチが成功している。

ただし前走が大きく馬体を増やしての大敗だっただけに、少しは絞れていてもらいたい。
調教後の体重はさらに増えているので、
重めが残るようだと取捨選択も考え直す必要が出てくるかも。

いつも通り◎○の単勝と馬連◎○△BOX、それから馬単◎→○△で。



フルーキーも素材は重賞級で、マイル戦はむしろ向く。
追い切りの予定が狂った点がどうかというのと、 ※エキストラエンドもそうだが
岩田康誠×金子真人コンビは重賞勝ちがないというオカルトなデータが気になる程度。
福寿草特別のグリュイエールとセットで勝ちに来ているのかもしれんけど....

キャピタルSを鮮やかに差し切ったシェルビーも、印が足りるなら回したい。
ポイントは序盤のポジション取り。どうしても武豊が強引に出るとは思えず..
そこで後手に回るとつらい。

マイネルメリエンダは相手なりに走れる馬。
ここでも差はないが、ニューイヤーSならかなり信頼度が増す。狙いは次か。



中山金杯も混戦ムード。
最内枠から快速マイネルミラノが先制、息の入らぬ攻防は見応えある勝負になりそう。
まだ損傷の少ない馬場、しかもCコースに替わるとなるとロスなく回らないと苦しそうだが..

複コロも早速、始めてみようかと思ってたんだけど初日はいい駒が見つからずスルー。
10機しかないから簡単には出動させられないよねえw

それでは今年もよい競馬を。決めゼリフも復活。