ここ3年は単勝1倍台の大本命が期待に応えている菊花賞。
オルフェーヴルの独壇場、ゴールドシップの超ロングスパート、
そしてエピファネイアの悲願成就。それぞれが名場面。

今年は日本ダービー馬ワンアンドオンリーが二冠を狙っての出陣。
最大のライバルであり皐月賞馬のイスラボニータは天皇賞に回り、
実績的にも負けられない組み合わせとなった。

神戸新聞杯の回顧エントリでも書いたが、
「日本ダービー+菊花賞」のセットで二冠を達成したのは、1973年のタケホープが最後。
41年の歴史に挑戦することになる。
それでも前哨戦をしっかりとクリアしたし、
春から大きく勢力図が変わったとも感じられない状況から、
普通ならしっかり勝ち切れるのではないかと見ている。

波乱の目があるとすれば、この速い馬場を味方につけた先行押し切りか。
北海道で力をつけてきたゴールドアクター、
同じく京都の高速馬場で京都新聞杯を勝ったハギノハイブリッド、
神戸新聞杯であわやの場面を作ったサウンズオブアースなどなど....

エア予想すらやる気のしない難解なレース。皆さまご武運を。