>5月4日
◇京都11R 天皇賞
■レース結果(netkeiba)
【投資:2,000円 回収:0円】

■馬券
140504_KYT11

天皇賞を見に行ってきたぜよ。
2年連続6回目、まだまだトウカイトリックには及ばない。

5:30起床、6:00出発。
半袖+ジャージで自転車を漕いでいたらくっそ寒かった。
そして6:15に待機列到着。
指定席の列は賑わっていたが、一般の方はそこまで。
たぶん僕の前には100人もいないくらいだったんじゃなかろうか。
しかし7:30の開門時に後ろからとんでもない圧力で押され、
リュックサックの中に入れておいたあんぱんがペシャンコになったことで、
今日という一日がいつものG1とは違うことを悟った。

■いつもの場所から


■レープロ裏面はまさかのマヤノトップガン


開門から30分も経たない内に、スタンド上段の席はほぼ埋まる。
さすがにディープインパクトの「あの時」には遠く及ばなくとも、
盛り上がりを予感させるには十分だった。

そして時系列はいきなりレース後へと移る。

●「関東の刺客」フェノーメノが連覇を達成
故障を乗り越えてフェノーメノが連覇を達成。
淀の長丁場で大仕事を成し遂げる「関東の刺客」キャラが板についてきた。
昨年と同様、後ろからレースを進めるライバルに対し中団に位置し、
ロスなく4角を回って直線へ。
最後はウインバリアシオンらと接戦になりながらも、後続を振り切った。
レースの組み立てが難しい3200m、
人気馬はどうしても慎重な乗り方を選ばざるをえない。
そこで活きてくるのが、抜群の機動力。
折り合いに心配がないのでいい位置が取れる、高速馬場を味方に付けられる。
まさに近年の天皇賞の申し子と言ってもいい存在。

●武豊でも退けられなかった魔物−キズナ4着敗退
かつては鉄板G1の代名詞的存在だったのが、
すっかり魔物の巣窟と化した天皇賞。
それでも、主役キズナの鞍上を務めるのが武豊であればそれを退けてしまうのか。
復権の兆し著しい天才の手綱に注目が集まったが..
悠然たる後方待機策から追い込みにかけたが、届かず4着。
展開に泣いたというよりも、最後はキレが鈍っており、
追い込みだけで勝ってきた本命馬の難しさを痛感させられた。
結果論だが3000mを超える距離の経験、
母系に流れるStorm Catの血、
そして大阪杯で2番人気に甘んじておきながら、
条件が変わったにも関わらず人気急騰とやや危なっかしい部分はあった。
だからこそ、「ゴールドシップもチャンスあり」という算段だったのだが..

●これまで以上の大出遅れでゴールドシップ終了
肝心の◎ゴールドシップが大出遅れ。
阪神大賞典で見せた行きっぷりのよさ、
スムーズなギアチェンジに望みをかけた身としては、
昨年同様の最後方待機はあまりにも計算外だった。
道中はキズナをマークする形で、
坂の下りで馬群を捌きながら進出を試みたのだが、
あっけなく進路がなくなり再び外へ。
直線一気の脚があるのなら今までいくつも勝てるレースがあったわけで、
ジリジリと伸びてはいるが前との差は詰まらず7着。
リベンジを目指した戦場は改めて「鬼門」であることを再認識させられることとなった。

●初めて「春天2400mもアリかな」と思った
この日の京都競馬場には81,849人が足を運び、天皇賞の売上も前年比110%を記録。
それもうなづける人の入りだった。
この盛況ぶりを持続、発展させていくためには、
スターホースの参戦と馬券的妙味の両方を兼ね備えること、
さらに「ハッピーエンドな結末」が必要だと感じた。
そこで、「春天2400m短縮説」に初めて同意したくなった。
2400mならスターホースやその他の脇役たちも集まりやすいし、
そこまで紛れも生じることがなさそうなので順当決着の可能性が高くなる。
ならば馬券も売れやすいし、エンタメとしての価値もアップ。動員も期待できる。

これまでは「何でも時代に合わせてどうする、淀の長丁場は独特の文化、残せ」と考えていたが、
今回キズナがあっけなく不覚を取ったことで、
この条件でまともな決着を望むのはもう不可能に近いと確信した。
強い馬が力を発揮しづらいレースがG1として君臨するいびつさ加減を放置することは、
興行的な面で魅力を失うことを意味する。
競馬の文化的なことも考慮しつつ、
「強い馬が集まり、結果を残しやすいレース」が頂として存在することを願いたい。