>4月13日
◇阪神11R 桜花賞
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【予想:桜花賞】◎ハープスターの独り舞台
【投資:2,000円 回収:2,540円=3連単◎☆☆2,540円×100

■馬券
140413_HSN11

最後方からの17頭ゴボウ抜きをこう表現するのもおかしい気がするが、
まったく危なげのない勝利だった。◎ハープスター完勝。
阪神ジュベナイルフィリーズの屈辱も、今となってはいい教訓になったのだろう。
チューリップ賞で改めて確信した、この馬にとって最善のスタイル。
単勝1.2倍の圧倒的支持を背負いながらも、大外一気を貫いた。

リーディングジョッキー川田将雅にとっては、2年前のオークス以来のG1制覇。
単勝1番人気での勝利は初めてで、
デビューからコンビを組み続けてのG1勝ちも初めてのこと。
トップジョッキーへの道半ばにして出会ったスーパーホースは、
彼をどこまで連れて行ってくれるのだろうか。

出会い、といえば僕自身もPOGでこの馬を持つことができて感謝。
ドラフト前はもちろん桜花賞・オークス候補を探すわけだが、1年後にそれが実現するとは..。
今までちゃんとしたルールで参加したPOGでG1馬を持てた記憶がないので、
個人的にも「初の快挙」をプレゼントしてくれる一頭となった。
正直「コレ」といった確信はなく、
ディープインパクト産駒を取るなら桜花賞無双の牝馬がいいだろうし、
兄姉に活躍馬がいない「隠れ良血」が好きで、
松田博資厩舎のベガの孫、ええやんくらいに思っていた。
実際、1位指名したレーヴデトワールを抽選で取り逃した「ハズレ1位」だったわけで。
まあそれも縁ということにしておこう。

次は日本ダービー....ではなくオークスへ。
当然ながら再び圧倒的人気に支持されることになるだろう。
距離は全く問題ない..はずだが、
このところ陣営のコメントで「ちょっとうるさくなってきた」と聞かれるのは気になる。
レースではあれだけのっそりと後方待機できるわけだから、心配ないとは思うが..

2着以下は例によってさらりと。

■2着 ☆レッドリヴェール
ハープスターの決め手には屈したが、最後まで堂々と渡り合った。
休み明けながらこれだけ走られたのは誤算というか、計算外だった。
パドックだけ見てると小さいし細いし、
とても世代トップクラスの能力の主には見えないのだが..w
こちらはオークスではなく日本ダービーを目指すという話もある。
さすがに牡馬相手だと厳しいと思うが..そんな常識もこの馬には通用しないのかもしれない。

■3着 ☆ヌーヴォレコルト
馬群を割って3着確保。よくがんばりました。
直前輸送でも問題なく力を発揮できたように、精神力が強そうだ。
いかにも距離が延びて良さそうなタイプで、オークスでも崩れず走れるのでは。

■4着 ホウライアキコ
さすがに人気急落も、世代を引っ張ってきた意地は見せた。
最後はキレ負けの印象。中団で折り合っていいレースができたと思います。

■5着 レーヴデトワール
ラチ沿いを突いて「あわや」の場面を作った。
抽選組ながらも存在感は示したが、オークスの権利獲得には一歩届かず。

■7着 ☆マーブルカテドラル
今回も出遅れ後方から。
本来もう少し自在性がある馬のはずだが、スタートが悪いせいで選択肢を狭められている。
賞金的にオークスまで行けるわけだが、血統的には2400mは厳しいか..

■8着 ☆フォーエバーモア
序盤から引っ掛かり気味だったこともあって、最後は伸びを欠いた。
阪神JFと同じ舞台でも、より決め手勝負の様相が強まる桜花賞では適性が違ったか。
前で立ち回れるスキルを活かせなかった。

■9着 ☆リラヴァティ
もう一頭のPOG持ち馬。着順こそ完敗も、最後まで上位に食い下がった。
オークスを目指して続戦か、
それとも強行軍で桜花賞まで駒を進めたので放牧か。
どうせなら期間内に走るところ見たいけどねw

■10着 ベルカント
外枠だとガツンと引っ掛かって終了だと思っていたら、まさかの17番手追走w
ちょっとユタカマジックですかとヒヤヒヤしたものだが、
追われてからピリッとした脚は使えず。安心したw



今季の牝馬はレベルが高いと言われ続け、実際その通りに感じていたのだが、
いざ桜花賞となるとハープスターの対抗勢力はやや小粒だった気も。
フラワーC組がこぞって回避するなどの事情もあったと思うので、
オークスでは包囲網が強固なものとなっていることを期待したい。