今年でその歴史に終止符が打たれることとなったジャパンCダート。
「国際招待レース」としては機能不全に終わってしまったが、
充実著しい日本のダート戦線の頂点を争う一戦としては、
それに相応しいだけの激闘をこれまで見ることができた。
東京2100mでもそうだったし、阪神に舞台が移ってからもそう。
今度は中京で行われるわけだが、その系譜はしっかり受け継がれてほしい。

◆阪神11R ジャパンCダート
☆ ローマンレジェンド
☆ クリソライト
☆ ホッコータルマエ
☆ ワンダーアキュート
☆ ベルシャザール
☆ ニホンピロアワーズ

来年から導入を検討している「3連複6頭ボックス」でいく。
まあ、それは知らんがなでしょうからピックアップした6頭に対する見解を書いておく。

まずはホッコータルマエ。
すっかりダート界の強豪の仲間入りを果たし、今年は交流G1を3勝。
JRAのレースに出るのはアンタレスS以来だが、
当時はニホンピロアワーズを(2キロもらったとはいえ)全く相手にせず圧倒した。
普通に走ればまず圏内は間違いないと言えるだろう。
ただ、実質5頭立て少々の交流重賞とはレースの進め方も違ってくる。
伏兵の立場だった昨年とは打って変わって、今年はマークされる立場。
フタをされて勝負どころでスムーズに動けないとなると..ここは鞍上のお手並み拝見。
幸い、機動力には長けたタイプだし枠もちょうどいいところを引けた。
行く馬を行かせて4番手くらいを取れれば、ってところでしょう。

続いて期待したいのはクリソライト。
JBCはジャングルスマイルにも先着を許す大敗ぶりだったが、
その前のジャパンダートダービーは歴代でも屈指の強さだった。
あれだけの勝ち方ができる馬を、一度だけの大敗で見限るのは愚策。
叩かれた上積みと斤量差で上位争いに食い下がる。

そして昨年の勝ち馬ニホンピロアワーズ。
復帰の予定が延び、とうとうぶっつけで間に合った形だが、底力でどうにかならないか。
この人気なら押さえておくべき。

ベルシャザールもダートでの走りがすっかり板についてきた。
左回りのほうがよさそうではあるが..
芝出身だけに高速決着には強いだろう。揉まれない枠を取れたのもいい。

あと2年連続2着のワンダーアキュート。
ハイペースで差しが届く展開になっても対応できる引き出しの豊富さはベテランの味。
忙しい展開になるとドッシリ構える武豊より、多少強引にでも動く和田の方が合ってる気もするが。

ここまでの5頭は割とすんなり。あと1頭で迷った。
みやこSを暴走気味ながら押し切ったブライトラインにするか、
未知の外国馬パンツオンファイアにするか..
それでも結局は昨年1番人気だったローマンレジェンドに落ち着いた。
今年は順調に使えず、みやこSも最後はバテる形で3着だったが、
叩いた上積みには期待できそうだ。

エスポワールシチーはさすがにこのメンバーになると、
南部杯やJBCみたいに楽なレースはさせてもらえまい。
ラストランとのことなので無事に回って来られれば。



レースのイメージとしては、
ブライトラインとエスポワールシチーがレースを引っ張り、
3角過ぎあたりからホッコータルマエ、ニホンピロアワーズらが進出。
前で残り切るには相当な持久力が必要になるはず。
クリソライトがそこを耐え切るか、
ワンテンポ仕掛けを遅らせて差すワンダーアキュートやベルシャザールが台頭するか。

土曜メインの準OPが1:51.7の決着で、これは過去の同番組と比較しても速い。
ちなみに昨年の堺Sは1:52.4(→JCダートは1:48.8)、
その前年のゴールデンブライドルTが1:52.8(→JCダートは1:50.6)。
これを踏まえると今年は相当に速い決着になりそう。
厳しいレースになること必至。

ちなみに前売りオッズでは20通り中、万馬券が10通り。
トリガミも2枚ほどあるがローマンレジェンド絡みなので仕方ない。
できれば薄めに抜けてほしいなーw 幸さんに勝ってもらいたいのはヤマヤマだけど。