台風による順延でまだ今週の競馬は終わらないので、
先にローズSの回顧いっとこう。
結局また馬券はスルー。

>9月15日
◇阪神11R ローズS
■レース結果(netkeiba)

あれだけ極端なレースしかできないデニムアンドルビーを、
秋華賞で信用してもいいのだろうかという疑問は誰しもが持つことだろう。
あのままだとアホみたいに先行争いが激化でもしない限り、
大外ぶん回しで届かずという場面が容易に想像できる。

角居厩舎に奥の手はあるのか、そしてウチパクさんに秘策はあるのか..

たぶん何も無いでしょうw 本番でも同じ競馬になるんじゃないかな。
1角までの距離が短い京都2000m、
行き脚がつかないままコーナーへ突入してさあどうするという展開。
ここでゴールドシップばりに向こう正面で差を詰めにかかるか、
それとも腹を括って4角から直線勝負に出るか。
前者は常識ハズレな選択肢であることは間違いなく、
3歳の牝馬が取るべき手段でないはず。
実際、早めに動いたオークスでは上がりの脚で前2頭に負けたし、
そこまで脚の持続力に長けたタイプではない。
かといって、ぐるっと大外を回って他馬より上がりで大幅に上回れるまでの決め手も、
今までのレース内容からうかがうことはできていない。

ここから凄まじく上積みでもあるのなら話は別だが、
普通に考えれば苦戦を余儀なくされると見るべきだろう。



その他の有力馬はほとんどが馬場に苦しむ気の毒な内容。
特に、勝ち馬と人気を分け合ったエバーブロッサムは後方のまま見せ場もなく大敗。
良馬場なら本番の巻き返しにも期待がかかるが..
レッドオーヴァルも直線で早々ギブアップ。
ちょっと気が勝った走りにも見え、脚が貯まらなかったような。

これらに比べると、4着にまとめたオークス馬メイショウマンボは頑張った方。
とはいえそこまで抜けた存在というわけでもなく、
場合によっては春の勢力図はガラリと塗り替えられる可能性も。
どこかに秘密兵器が息を潜めているかもしれない..

あれか、スマートレイアーとかか。