◆東京11R 東京新聞杯
◎トライアンフマーチ

過去3年の東京新聞杯の傾向と、
ペースを作るであろうヤマニンウイスカーのここ2走のラップから分析すると、
だいたい前半4Fを46秒台後半で入り、
ラスト3Fは34秒をわずかに切るイメージになりそう。
逃げ馬の直後にガルボ、レッドスパーダ、リアルインパクト、
その後ろからはダイワマッジョーレ、ドナウブルー、マウントシャスタ..
中団から差すならば33秒台半ばくらいの脚が必要。
引き締まったラップを追って、なお最後まで余力を残せる馬はそういない。

初騎乗の横山典がどう出るか不明瞭な部分もあるが、
逆に言えばどこからでも競馬ができるトライアンフマーチを中心に据える。
とにかくポイントは折り合い。
前走の京都金杯は58kgを背負いながら2着と踏ん張ったが、
それでも道中はガッツリ引っかかってしまってのものでロスは少なくなかった。
斤量2キロ減で折り合い重視でレースを進められれば、
前走以上の結果が望めるのは間違いない。
休養明け3戦目ならまだ体調面の上積みも見込める。

○クラレント
▲ガルボ
☆ドナウブルー

対抗勢力は3頭。
まずはクラレント。
富士Sを勝ったあとのキャピタルSで負けたのは位置取りが悪かった。
岩田続投でイン突きに警戒したい。
大外枠と58kgでやはり人気を落とし気味のガルボも引き続き要マーク。
そう簡単にはバテないしぶとさは周知の通りだろう。
1番人気になりそうなドナウブルーはスローペース向きだが、
マイル戦なら最後まで脚を鈍らせずに使える。
休み明けなので思わぬポカもあるかもしれないが..

△ダイワマッジョーレ
△ブライトライン
△スマイルジャック
△マウントシャスタ
△リアルインパクト

あとはパラパラと。
ダイワマッジョーレは最内枠が生きれば。ただし閉められるリスクも。
マウントシャスタはG3だと崩れずやれそうな気もするが、
そもそもハナズゴールに一蹴されたあたり能力そのものが..?
リアルインパクトもあとひと伸び足りない感じで。多分ない。