｜RACE REPORT
●1月21日
◇京都6R：3歳新馬／カレンブラックヒル好時計で勝ち上がる
木曜くらいから長く雨が降り続いた関西地方。
京都も今年初めての道悪競馬となったが、
重馬場で行われた芝マイルの新馬戦で、
カレンブラックヒル1:35.3の好時計で逃切り。
唯一差を詰めてきたオソレイユですら3馬身差、
3着馬とは2.4秒もの差をつけるワンサイド勝ちだった。
適性の差がモロに出た結果かもしれないが、それにしても力が違った。


◇京都9R：若駒S／ワールドエース差し損ね　連闘ゼロスの逃切り許す
池江泰寿厩舎のクラシック候補がわずか5頭立てのOP特別で負けるわけないやろと、
単勝1.2倍の超圧倒的支持に推されたワールドエース。
しかしあっさりと負けた。
スローペースにハマり、追い上げに入った頃にはすでにゼロスは遥かに前。
道悪にもかかわらず33.9秒で上がられては手の施しようもなかった。
陣営としては、早くも土がついたのもさることながら、
賞金加算に失敗し結果的にムダなレースを一つ使ってしまったことに。
課題としていた折り合いを教える段階とはいえ、
できることならもう少し融通の利いたレース運びをしたかったところ。
これでクラシック戦線に乗り損ねようものなら、鞍上の責任は重い。
まったく先週は誉めたっていうのに...ｗ


◇京都11R：羅生門S／スピード馬場味方にセイカプリコーンが人気に応える
条件ピタリ、危なげないレース運びで快勝。
結果的にやや早く先頭に立った分、最後は詰め寄られましたが。
人気を分けあったメイショウマシュウは直線勝負で追い込んだが及ばず。
この馬場なら仕方ない...武豊続投で次、勝とうぜ。



●1月22日
◇中山11R：AJCC／ルーラーシップ貫禄勝ち　4つ目の重賞を手に今年こそGIを
力が違うというか次元が違うというか。
後方からじっくり構えて馬場のマシな場所を選びつつ、
3〜4角で一気に差を詰め、直線は余裕のワンサイド勝ち。
国内外で、今年はどこかでGIを取れそうな期待を持ちました。

「見送る」と言いつつ、実は馬券ポチッてましてｗ
有馬記念の最速上がり4着ばかりが取り沙汰されていたけれど、
今回最もリンクするのが不良馬場で圧勝した金鯱賞かなと。
あれよりも相手は楽だろうし、斤量も1キロ減ったとなれば、
さすがに何の不安もないなと。
鞍上もしっかり乗ってくれました。


◇京都11R：平安S／エスポワールシチー敗れる　藤岡佑介ヒラボクキングが大仕事
4角で手応えが劣勢になったのを見たときは着外もあるかと思ったが...どうにか2着を死守。
スピードが生きる馬場でますます鉄板ムードだったが、
それにしても伏兵ヒラボクキングに屈するとは。
外枠スタートでラチ沿いを取り切れなかったとはいえ、
満足のいく結果ではなかったはず。当たり前だ。


◇京都6R：3歳500万下／高速馬場克服マシュマロ　ダート重賞候補へ
「水準級のポテンシャルは備えているがズブくて時計勝負がどうか」というのが、
自分の中でのマシュマロ評だったのだが、高速決着にもバッチリ対応。
テンはやはり注文をつけてポジションを取りに行かねばならないのだが、
スピードに乗ってからは実にスマートなレースぶり。
普通に牡馬相手のOPでもやれるんじゃないのと思い始めた。
それにしても樅の木賞組はレベル高かったんだなと。


◇京都7R：4歳上500万下／一瞬ピンチもハリケーン馬群を割って差し切る
手応えには余裕がありながらも、
進路が見つからないまま4角に突入。
残り200ｍまで追い出せなかったのはさすがに少し焦ったが、
先行馬がバテて生まれた隙間を迷わず突いて差し切り。
2番人気のアドマイヤカーリンがコケたおかげで複勝120円つきましたｗ


◇中山4R：3歳新馬／また林正道さんの馬　3歳世代8頭目の勝ち上がりはリントス
手元の集計では現3歳世代では14頭お持ちでいらっしゃるのだが（馬名登録済だけで）、
いよいよ勝ち上がり率50％超えですか。
金杯の日に下ろされたイジゲンあたりもすぐ勝てそうだし。
それにしてもてっきり洋語かと思いきや「凛とす」だなんてオサレ。


◇中山9R：若竹賞／エネアドから降りた福永祐一のバンザイ逃げ切って2連勝
デビューからずっと乗り続けてきたエネアドから、
新馬を勝ったばかりのバンザイに乗り替わった経緯は知らんけど、
福永祐一にとっては負けられない一戦で意地を見せましたね。


｜TOPICS
●1月21日
◇幸さんがJRA通算900勝を達成
展望の段階で記事にしていないオレ負け組(´・ω・`)
それはそうと、先週リーチをかけてから割とあっさり決めてくれましたね。
縁のある武田博厩舎の管理馬で。
トウショウの勝負服というのがレアでしたけどｗ
この件については別途エントリ上げますかね。たぶん。


◇絶好調の蛯名正義がJRA通算2000勝　歴代3位のスピード記録
年始から絶好調の蛯名さんが、歴史に残る記録を打ち立てました。
関東所属でGIでも格負けしないのは、この人と横山典弘くらい。
頼りになるジョッキーです。
最近は出遅れもそんなに気にならないように思うんですけど。


◇伊藤工真って最近どうしてるんだろと考えてたら大穴出しやがった
穴ジョッキーとして一時期注目されていたと思うんですけど、昨年はたった5勝。
今年もここまで未勝利なのはもちろんのこと、
騎乗数すら3鞍しかなかったように存在感を消しつつあった。
そんな彼のことをこないだふと思い出したら、途端に今季初勝利。
しかも単勝4,340円の大穴。



｜MEMO
21日京都5R：レッドブレイゾン（1着）／まさか逃げ切るとはｗ
21日中山11R：ゴールデンチケット（1着）／ブランク克服。おめでとう。
21日小倉6R：クローバーリーフ（1着）／そりゃ勝つよね。買うか迷った。
21日小倉11R：メイショウナルト（9着）／応援してるけど低迷気味(´・ω・`)
22日京都6R：サクセスセレーネ（2着）／やはりスピードは非凡。
22日京都10R：アグネスウイッシュ（2着）／とんでもない追い込み吹いたｗ