今週は「夏競馬で好きな重賞ナンバーワン」の地位を不動のものとしている関屋記念。
(※個人の感想であり、効果を表すものではありません)
広々とした新潟の直線で、
自慢の切れ味を思う存分に発揮できる舞台は、
日ごろ苦戦を余儀なくされる追込み馬たちにとって願ってもない条件です。

と、言いながら今年はメンバーがあんまり強くない。
普通に考えたら、タニノギムレット産駒2頭の取捨選択を間違えなければ獲れる(複勝はね)。
逆に、どちらかは不発に終わりそうな予感がするんですよね。

スピリタスセイクリッドバレーの二択クイズ。

どちらも平坦コースの瞬発力勝負なら譲れないよというキャラで、
狙いを定めての参戦であることは確実。

スピリタスは長く準OPで惜敗を繰り返してきたが、
前走の湘南Sで1:31.7と破格のタイムを叩き出し快勝。
この夏、勢いに乗る柴田善臣相談役とのコンビも継続で、
一気に重賞タイトルも持っていきそうな気配。

一方のセイクリッドバレーは春から重賞戦線で奮闘。
中山記念から4戦で4→5→2→4着とアベレージは悪いが、
馬場や展開が不向きだったレースがあったことを思えば合格点だろう。
唯一、馬券圏内まで突入したのは新潟大賞典。
やはり広いコースでのヨーイドンがベスト条件であるのは間違いない。

----------
はい。どちらかを選べと言われると、あなたはどないしますか?

とりあえずスピリタスから揺るぎない怪しさを感じるのは私だけだろうか・・
この「好時計」とやらで一気に評価がハネ上がる危なっかしさは、
日本競馬100年の歴史が証明している(気がする)。
壮大にコケても、何ら不思議はない。

結論。セイクリッドバレーでたぶん大丈夫。