「あの馬が初めて勝った時、私は競馬場で見ていた」。
これってなかなかの自慢話になると思うんですよ。
ちょっとした運命的なものを感じるというか・・
その新馬戦、もしくは未勝利戦を目当てに競馬場に行ったわけでもないのに、
偉大な軌跡の第一歩を見届けられたのは、
GIの歴史的名勝負を現場で体験した以上に貴重だと言える。

私も、記憶を辿れば何頭か出てきます。
地元・京都であればハーツクライ、ノーリーズン、アドマイヤグルーヴ・・
覚えているところではこんなもんですかね。
ハーツクライとノーリーズンは金杯の日にデビューしてます。
そしてアドマイヤグルーヴはファインモーションが勝ったエリザベス女王杯の日。
こういうビッグイベントの日は、
現場で遭遇する確率も高くなりますね。

きっとこれくらいは、
そこそこ競馬歴を重ねている方なら経験されていると思うんですよ。
覚えていらっしゃるかは別にして(笑

私が今回アツく語りたいのは、
遠征した競馬場でビッグネームの初勝利を見てきたということ。

たとえば札幌でマツリダゴッホの新馬勝ちを見ました。
小倉でメイショウサムソンの初勝利を見ました。
そして中京ではオウケンブルースリの初勝利を見ました。
私がローカルの競馬場に行ったのはこの3回だけ。
つまり、遠征先で必ず後のGI馬の初勝利を見届けたということです。

すごいやろ(笑

行く先々で事件に出会う金田一少年みたいなもんですわ。
この冬、密かに小倉遠征でもしようかなと考えたりしています。
冬の小倉でデビューといえばダンスパートナー。
それくらいしか思いつかないぞGI馬。