スーパーホーネットのマイルCS必勝を祈願して、
これまでの道のりをBlogのエントリで振り返ってみることにした。
付き合いはけっこう長いよ。
05年の朝日杯ではすでにもう目をつけてたからね。


■スーパーホーネットの「刺し脚」!≪日曜レース予想≫
◆中山11R 朝日杯フューチュリティS
◎スーパーホーネット
○ショウナンタキオン
▲フサイチリシャール
☆ジャリスコライト
△ダイアモンドヘッド、アポロノサトリ

内枠を引いたスーパーホーネットの末脚が混戦を絶つ。
レソナルが引っ張れば今年も速い流れになりそう。
前走を見る限り、決め脚はこのメンバーでも屈指のものがある。
距離のロスなく立ち回り、直線で馬群を割る形になれば面白い。
何より、早くからこの朝日杯に全力を注いできた陣営の姿勢を買いたい。


ふーん、今から見ればなかなか先見の明があるじゃないですか(笑
この頃にはすでに矢作厩舎のことが気になっていて、
くるみ賞を勝った後に「ここを勝って絶対に朝日杯に行きたかった」とコメントしていたのが、
すごく好感を持てたのを覚えている。

・・つーか旧Blogのテンプレなつかしいなあ。

・・・・・・
そしてクラシック戦線ではほとんどスルーしている。
距離的に、さすがに出番はないと思っていたんでしょう。
日本ダービーにも出走はしたものの、
単勝人気は18番目で15着。
せいぜい川田将雅の日本ダービー初騎乗が話題になった程度だった。
馬体重も大きく減ってしまい、430kg台へ。
コンディション不良も明らかだった。
NHKマイルCを狙うという選択肢はなかったものかと、
当時は陣営の判断に疑問を持ったこともあった。
だって勝ったのがロジックなんだもん。

しかし。一時期「オープン特別ハンター」の異名を欲しいままにするにあたって、
きっかけとなったのがカシオペアSだった。


■久々にスーパーホーネット爆発!≪カシオペアSほか予想≫
◆京都11R カシオペアS
◎スーパーホーネット
○アサカディフィート
▲イースター
☆ホッコーソレソレー
△ナイトフライヤー
△スターイレブン
△ロジック
△アルビレオ

王道を歩んだ春は馬体減でボロボロだったスーパーホーネット。
それだけに休養明け富士Sでのプラス28キロは朗報だった。
チグハグな競馬だっただけに14着大敗も仕方ない。
叩き2走目、京都1800mで末脚が久々に決まりそうだ。


休養でしっかりと立て直されて、本来の瞬発力が戻った。
それでも、この頃は再びGIで勝負になるほどの器だとは思わず。
実際、中1週で挑んだマイルCSではダイワメジャーの9着と完敗を喫している。

その後、休み明けの阪急杯(エイシンドーバーとプリサイスマシーンが同着だったやつ)を叩かれ、
ターゲットに狙ったのはオープン特別の大阪城S。

■叩き2走目スーパーホーネット、カシオペアSの再現を。[大阪城S予想]
◆阪神11R 大阪城S
◎スーパーホーネット
○ジャリスコライト
▲ホッコーソレソレー
☆アグネスアーク
△ブライトトゥモロー

阪神外回り名物となりつつあるスローの瞬発力勝負。
こと切れ味という面で言えばスーパーホーネットが最も秀でている。
同じような条件だった昨年のカシオペアSでも、
好位から上がり3F33秒フラットの脚を繰り出し快勝。
当時と同じ叩き2走目で再現を狙う。


この頃には完全にもう手の内に入れてる感触がありますね。
それでもまだ単勝4番人気で、「バレてない、えっへっへ」と思ってたはず。
そしてこのレースで主戦・藤岡佑介との絆は生まれる。

マイラーズCは豪快にシンガリ負け。地方馬にも先着を許す体たらく。
続く都大路Sではきっちり巻き返しに成功するのだが、
実は道悪適性がまだはっきりしておらず、
切れ味が身上だけに渋るとからっきしアウトの恐れがあったため予想はしなかったみたい。

さて、今でこそGIの上位争いを演じるまでに出世したスーパーホーネット。
この1年間でG2を3勝した実績も胸を張れるもので、
現役屈指の名マイラーとしての地位を確立しつつある。

それを予感させるレースはどれだっただろうか?
ダイワメジャーに迫ったマイルCS?
直線一気の追い込みでフサイチリシャールを捕まえたスワンS?
いやいや。
その前の時点で、この馬は思った以上に凄いということを感じさせてくれた。

つづきは、また明日。の予定。