◆阪神10R 宝塚記念
◎エアシェイディ
○メイショウサムソン
▲ロックドゥカンブ
☆アルナスライン
△アドマイヤオーラ
△エイシンデピュティ
△アサクサキングス
△カンパニー

展望記事の段階で、
今年も豪華メンバーで・・と申し上げました。
しかしよく見るとGI馬は2頭しかいないんですよね。
将来が楽しみな4歳馬も多く出てますけど、
今のところ実績ではちょっと見劣るかなというのが正直な印象。
「振り返ってみれば昨年は凄いメンバーだった」と、
そんな風に言われてればいいですね。

だからといって人気各馬を甘く見たわけではないんだけど、
エアシェイディで勝負になると判断。
単勝10番人気の低評価も含めて、狙う価値は十分にある。

7歳ながら輸送が苦手。
昨年のマイラーズCでもガクッと体重を落とし11着と大敗した。
今回も当日のコンディションに影を落とすリスクは承知の上。
それを克服できる要素も残念ながら何もない。
強いて言えば「慣れ」くらいなものか。

それでも、持っている力が非凡であることは前走で示した。
ひと息入れられての出走だった安田記念。
ウオッカには完敗だったものの、
後ろからでは厳しい状況で追い込み、
際どい2着争いに加わる4着。
切れ者スズカフェニックスを後ろから差した末脚は強烈だった。

待機策が得意な馬とはいえ、ペースが引き締まると厳しそう。
一瞬の切れ味ならば見劣りしないだけに、
むしろ瞬発力が勝敗を分けるような展開になれば期待は高まる。
エイシンデピュティの単騎先行なら、一貫して速いラップにはなるまい。
直線に入った時点で有力各馬と同じようなポジションにいられれば・・
・・・・・・
夏のメイショウサムソンは外せない。
メディアで言われるほど道悪は巧いとも思わないが、
ここを目標に調子を上げており確実に上位へ入ってくるだろう。
ヨーイドンに弱いイメージもあるかもしれないが、
昨秋の天皇賞がどちらかというと瞬発力勝負に属する内容だったし、
そこで完勝していることは心強い。

叩き2走目、距離短縮で道悪巧者と好材料の揃ったロックドゥカンブ
メイショウサムソンに強い岩田康誠も面白い存在ではあるが、
もしかしたら「まだそんなに強くない」という可能性がある。
今回頑張らないといつ頑張るのか、というくらい条件は揃ってるのだが・・

・・・・・・
あとは好走が期待できそうなところをそれぞれピックアップ。
展開が緩めばアドマイヤオーラとかも面白そうだし、
カンパニーもまあまあ重馬場は上手。
人気どころの一角を崩す資格はありそうだ。