なぜこのタイミングで?と思われるかもしれないけれど、
今年のドバイミーティングは残念な結果に終わりましたね。
デューティフリーのウオッカはかなり夢見させてくれたけど。
それにしてもウオッカは負けても美しい。
常に気高い挑戦があるから。
だからヴィクトリアマイルなんて出なくていいって。
安田記念のほうが折り合えるって。

ヴァーミリアンの40馬身差大敗はショックではありますが、
ワールドカップってこういうレースだと思う。
ちょっとでも歯車の狂ってしまえば、
もうすべてがバラバラになってしまうような・・

ただ、一連の結果を受けて「世界の壁は厚い」と締めくくるのは安易ですよね。
実際に勝ち鬨を上げた馬もこれまでたくさんいるんですから、
「世界もまだまだ手強い」くらいにしておけばどうでしょう。

それに、特にワールドカップに関しては悲観すべきではないと思う。
なぜなら、あのナドアルシバの特異なダート2000mという条件が、
日本競馬の掲げる頂点とは明らかにブレがありますから。
「いや、そこは目指してるところと違うので」と胸を張って言えばいい。
その代わり、デューティフリーやシーマクラシックではコンスタントに結果を出したいけど。

という話を書こうとしてるうちに、武豊騎手のスポニチコラムでスクープが(笑
2010年のワールドカップが芝に替わるらしい?
って書いたらサッカーみたいになったが。
他にも開催競馬場が今の3倍・・!?とかになるらしく、
2009年の有馬記念勝ち馬は翌年の初戦をドバイワールドカップに設定するかもしれん、と。
まあローテ的にはシーマクラシックと一緒になりますけど、
これでますます春の天皇賞がないがしろにされてしまうかも。

・・・・・・
日本馬の海外遠征は続く。
次は今月末の香港。そう、マツリダゴッホのQE2世Cです。
香港といえば漢字。果たしてどんな変換がなされるのか!?