「追憶」シリーズはキングヘイローでいこうと思ってるんですが、
ちょっとまだ手をつける気になれないので今日はこんなネタを。

2年前のチューリップ賞で玉砕したプリムローズヒルという馬を覚えてらっしゃるだろうか?
サンデーサイレンスの最終世代で、松元省一厩舎の所属。
そんなテンションの上がるプロフィールの持ち主ながら、
1戦1勝で挑んだ桜花賞で13着と大敗。
希望は儚くも砕け散った。

それだけならまだよかった。
4月に500万下特別を快勝し、
ゆくゆくはオープンで・・という望みはつながったはずだった。
しかし、長期休養を挟んだ後のレースぶりはもうボロボロ。
一度勝っている500万下に降級しても精彩を欠き続けた。

ところが!
ダートに活路を見出して3戦目。
勝ち馬に7馬身突き放されたとはいえ2着と、丸2年ぶりの連対を果たすと、
先週土曜の中京5Rで復活の3勝目を挙げた。

ちょっとホッとしました。
仮にも「この馬はスティルインラブの再来」という無茶な期待を寄せた身だけに、
どこかで息を吹き返してほしいとは思っていたが、
さすがにこの成績では目も当てられなくて・・
とにかくよかったです。
・・・・・・
『週刊競馬ブック』の鞍上のコメントを読んでみた。

「跨って、いい馬だなあと思いました」

「砂を被らない位置に出したらピュッと伸びてくれました」

そうかそうか、よく調子を取り戻したもんだ。

「引退レースを飾れてよかったです」


・・ほう。そう来たか。
まあ、この先も多くを望むのは酷だろうし、時期的にもちょうどいいのかもね。
お疲れ様でした。
一瞬見せてくれた夢心地は忘れへんよ。

・・・・・・
と時を同じくして?リュウヨウが地方競馬登録を抹消されたとのこと。

□金沢のリュウヨウが登録抹消

この時期の引退だから、ちゃんと繁殖入りできたんだと思うけど今後についての詳報はナシ。
ぜひ丈夫な産駒を産んでほしいと願っております。


■いざ桜へ◎プリムローズヒル!≪チューリップ賞ほか予想≫

■現実はかくも厳しく・・桜散る。≪チューリップ賞回顧≫