エルフィンSはポルトフィーノが楽勝。
8ヶ月前のデビュー戦と同じく、
ハナを奪ってそのまま速い上がりで押し切るワンサイド勝ちだった。

相手も極端に弱かったわけではないし、
個人的にはだいぶこの馬を見直す契機になった。
たとえ早くからここに照準を合わせていたとはいえ、
新馬戦以来8ヶ月ぶりのレースでオープン特別を楽勝するのだから、
非凡なものを持っているに違いない。
それにこの先行力。これが桜花賞で大きな武器となるはず。

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この勝利で武豊はようやく今年2つ目の特別戦勝利。
雪の土曜京都で朝イチから連勝を決めていたのが象徴的で、
今年はここまでほとんどの勝ち鞍を午前中に挙げる「大先生状態」だったが、
これで初日のレキシントンシチー@初夢Sに続く特別2勝目となった。

とはいえまだ重賞は勝てていない。
次週はきさらぎ賞でブラックシェルに騎乗予定。
福寿草特別で豪快な末脚を見せてくれた期待馬である。
ただ、その後キングスエンブレムもファリダットも詰めの甘さを見せており・・
真価が問われる一戦となる。