ガンバ大阪0−1浦和レッズ

夏に強いガンバ。
ホームで圧倒的に強いガンバ。
今年はレッズにも強いガンバ。

実際、負ける気はしなかった。
だが、これだけ好材料が揃うと却って気持ち悪かった・・

案の定、である。

前半のチャンスを決められずスコアレスで折り返し、相手の一撃に屈した。
まるで元日の天皇杯決勝を思い出させる敗戦。
あのとき決勝点を叩き込まれたのも永井雄一郎だった。
スタメンにこの男の名を見つけた瞬間、何となく嫌な予感はしていたが・・

コンパクトなフォームから繰り出された絶妙のシュート。
あれは本当に見事だった。

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そもそも、ホーム無敗記録が必要以上に取り沙汰され、
ついには記念Tシャツまで作ろうかという話まで持ち上がる始末。
勝つ前からこういうことをすると、えてして良くない結果が待っている。

競馬でも同じ。
目の前のレースを勝つ前に「勝てば海外へ」とか吹いてしまうと、
コロッと負けてしまうことがしばしば。
勝負事において「口は災いの元」は金言なのである。

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さて、4月のアルビレックス戦以来、約4ヶ月ぶりに黒星を喫したガンバ。
これで勝ち点差は「1」にまで迫られたわけだし、
レッズが勢いづいてくることを考えれば安穏とはしていられない。
試練の幕開け、といったところか。

できればレッズにも勝って、
昨年のリベンジを完璧に果たすというシナリオを描いてほしかった。
そんな最高のシナリオを。

ガンバの美しいサッカーには、つい完璧なモノを求めてしまう。
それは女の人も同じかも。
美しい人であればあるほど、少しの欠陥部分も気になってしまう。

今年のガンバの34試合を振り返ると、
8月15日の「●」が気に障って仕方がないかもしれない。

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大事なのは次。
もはやJ1残留が苦しくなってきた横浜FC戦。
まさか取りこぼすなんてことは考えられないが、
ここで「?」がつく敗戦を喫したりするのがガンバクオリティ。
「レッズに負けたことなんて気にしてませんよ〜」
とでも言いたげな勝利を収めなければならない。