競馬ダイジェスト 7月15日
今日はのんびり競馬を見てたので、3場メインの感想やらをさくっと。

■今年も直千重賞は外枠の牝馬!13番人気サンアディユの大駆け
夏は牝馬、直千競馬は外枠有利。それはわかってるけど・・
サンアディユて。
格言に則れば押さえることはできる存在ではあったが、
仮にここまで手を伸ばすなら、
モンローブロンドやショウナンパントルあたりまでピックアップせんといかんし・・

思えばガーネットSでジョイフルハートに猛烈なハナ争いを仕掛けたスピードの持ち主。
それが初めての直線競馬で、しかも初めての芝で開花したということか。
ポン駆けも【3.0.0.1】と大の得意。
ついでに、湿った芝で暴れるフレンチデピュティ産駒でもあった。

「アイビスサマーダッシュは外枠の牝馬」。
守られた神話を噛みしめながら、また1年後の直千重賞を待つことにしよう。

■マリーンSでフィールドルージュ連勝!もう「詰め甘」は返上か?
大沼Sを快勝したフィールドルージュvs別路線組。
特にキクノアローの巻き返しには期待も集まったが、
結果はフィールドルージュの2連勝。
2角まではジックリと脚をため、
バックストレッチで前との差を詰める戦法あすっかり板についた。
新コンビ横山典弘も完全に手の内に入れた様子。
2着のタガノゲルニカが追いすがってきたものの、
最後は脚色が一緒になり、リードを保ったままゴール。
順調に賞金加算に成功し、秋の重賞戦線へ弾みをつけた。


■タマモサポート伸び切れず3着・・勝ったのは降級で復活デンシャミチ−博多S
週明けの段階では未定だったタマモサポートの鞍上が藤岡康太に決まった時点で、
このレースの焦点は「アンちゃんがこの乗り難しい重賞馬を乗りこなせるのか」に絞り込まれた。
結果は3着。
スローペースで序盤から折り合いを欠き、
もう我慢できないといった具合に直線で前に取り付いたが、
前を行く馬にも突き放される形での完敗だった。
やっぱり難しいね。

勝ったのはデンシャミチ。もう一頭の重賞勝ち馬だった。
あの京王杯2歳S以来の勝ち星。思い切った先行策が好結果に結び付いた。