「勝って同条件」が廃止されるシステムになってから、
準オープンのレースがかなり出走困難な状況になっているのは周知の通り。
特にダート短距離戦は毎回、50頭ほどの登録があり、
ゲートインに漕ぎつけるのは超難関となっている。
ついに主催者側も、
当初予定していた番組表を変更し、準オープンのレースを追加。
http://www.jra.go.jp/news/200701/011401.html
あくまで応急処置ではあるが、
番組を増やすというのが現状では最も手っ取り早く、また最善策でもあるだろう。
今後もこういった需要は増えてくるのではないだろうか。

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さて、そんなわけで準オープンのレースはいつもフルゲート状態。
これくらいのクラスになればレースも十分に見応えがあるし、
出走馬それぞれのキャラも立っていて面白い。
今週土曜の京都はメインに石清水Sが組まれている。登録馬は全36頭。
12月の阪神で行われた、
ゴールデンホイップTとサンタクロースS組が主勢力となりそう。

両レースで人気を集めたエイシンデピュティが今回も中心か。
ソツなく好位を取れる脚質で、この条件ならまず大崩れはなさそう。
その一方で準オープンではもう一押しが足りない現状。
マイルも守備範囲内だがベストは恐らく1400mで、今回も善戦までか?

ゴールデンホイップT4着のニホンピロキースだったが、終いの脚は際立っていた。
それでも、やはり上がりの速い展開になると対応に限界がある。
ある程度ガマン比べの戦況になってくれば強さを発揮するのだが。

逆に、着実に瞬発力を磨いているのがラッセルバローズ
好位から速い上がりでまとめる「近代的な強さ」を持っており、
京都芝5戦で【3.1.0.1】と抜群の相性を誇るのもうなずける。
前走は果敢に鳴尾記念に挑戦。適鞍のここなら上位を狙える。

ディアチャンスはゴールデンホイップTで3着と、現級にメドを立てた。
あくまで良馬場が条件にはなってくるが、得意の京都なら再度激走に注意。
逃げれば渋太いマッハジュウクン
久々のマイル戦で変わり身を狙うマルカジークなども、展開次第でチャンスがありそうだ。
あとは、出られさえすれば・・

ここはブルーメンブラットにとっての07年初戦でもある。
ゴールデンホイップTは2着。
ゴール前でエイシンドーバーに差されたが、
相手は重賞で強豪相手に接戦を繰り返してきた歴戦の牡馬。
準オープンでは力が一枚上の存在だった。
今回も相手は楽ではないが、
前走でひと通り負かしたメンバーである。
あとは、再び手綱を取る川島信二が積極的に乗ってくれさえすれば・・

石清水S 主な出走予定馬&騎乗予定騎手
アンティークコイン――56長谷川浩大
インマイアイズ――――56幸英明
エイシンデピュティ――57安藤勝己
ゴッドスマイルユー――55武豊
ディアチャンス――――54池添謙一
ニホンピロキース―――57小牧太
ピカレスクコート―――57岡部誠
フィレンツェ―――――56C.ルメール
ブルーメンブラット――54川島信二
マッハジュウクン―――56熊沢重文
マルカジーク―――――57福永祐一
ラッセルバローズ―――56岩田康誠

「主な」と書いたのにほぼフルゲート16頭に近いくらい名前が挙がった。
このメンバーが全部弾かれずに済んだら、相当に楽しみなレースになる。
それにしてもトップハンデが6頭(性齢で差し引きした場合)とはね。
ほぼ別定戦みたいなもんだ。