ディープインパクトとハーツクライの二枚看板が不在。
そういう意味では、この秋の天皇賞は99年に似ているかもしれない。
GI馬も6頭がエントリーしているし、メンバーは豪華といえば豪華。
だが、胸を高鳴らせる何かが足りない。
未知の魅力あふれる新興勢力がいてくれれば・・
===
正直、伏兵にもチャンスはあると思う。
人気を分け合うであろう2頭の牝馬は確かに強い。
しかし、その一方でツケ入る隙も十分。
スイープトウショウは内馬場からの本馬場入場に苦手意識が残る。
昨年も散々ゴネた上、池添謙一を下ろして待機場まで歩いていく羽目に。
レースでもスローペースに泣く結果となった。
もっとも前走の京都大賞典では気性的な問題は一切見せなかったあたり、
さらにワンランク上の領域へ脚を踏み込んでいるのかもしれないが・・
ここ2年2、3着と相性の良さを見せるダンスインザムード。
内ラチ沿いをスルスルと抜け出す形で十分な見せ場を作った。
その一方で、牡馬相手となるとどうしても勝ち切れないのも事実。
===
メンバー構成を見る限り、ここ数年と同じくスローペースは免れそうにない。
札幌記念を33.5秒で差し切った3歳馬アドマイヤムーンに、
緩い流れを切り裂く力があるか。
こと単純な瞬発力比べになれば、古馬が相手でも通用しそうだけど。
毎日王冠で東京初勝利を決めたダイワメジャーも、
最後の1Fがかかる展開が向いたのは確か。
よりレベルの高い決め手勝負だと、どうしても劣勢は否めない。
それはオールカマー2着で出走権を獲得したコスモバルクとて同じ。
===
では、チャンスのある伏兵とは?
ひとつ、上がりの勝負に自信のある馬。
正直な大外一気ではなく、馬群を捌くスペックのある馬。
折り合いに不安のない馬。
そこで浮上してくるのがスウィフトカレントだったりする。
正直、実績は足りていない。
だが、休み明けの小倉記念でイン強襲を決めた一瞬の脚は破壊力十分。
スタートがあまり巧くないだけに、
後方で流れに乗り切れないまま終わってしまう恐れも覚悟しておくべきだが、
鞍上の不気味さも手伝って一発の魅力にあふれている。
決して勢いのある伏兵ではない。
だからこそ、あまり評判にもなることはない。
昨年のヘヴンリーロマンスもそうだが、
本当に大仕事をやってのける馬は戦前、牙を隠しているものなのだろう。
≪天皇賞 主な出走予定馬&騎乗予定騎手≫
△アサクサデンエン―――58藤田伸二
▲アドマイヤムーン―――56武豊
△インティライミ――――58佐藤哲三
・・カンパニー――――――58福永祐一
・・コスモバルク―――――58五十嵐冬樹
☆スイープトウショウ――56池添謙一
◎スウィフトカレント――58横山典弘
・・ダイワメジャー――――58安藤勝己
○ダンスインザムード――56北村宏司
・・ハットトリック――――58岩田康誠
そういう意味では、この秋の天皇賞は99年に似ているかもしれない。
GI馬も6頭がエントリーしているし、メンバーは豪華といえば豪華。
だが、胸を高鳴らせる何かが足りない。
未知の魅力あふれる新興勢力がいてくれれば・・
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正直、伏兵にもチャンスはあると思う。
人気を分け合うであろう2頭の牝馬は確かに強い。
しかし、その一方でツケ入る隙も十分。
スイープトウショウは内馬場からの本馬場入場に苦手意識が残る。
昨年も散々ゴネた上、池添謙一を下ろして待機場まで歩いていく羽目に。
レースでもスローペースに泣く結果となった。
もっとも前走の京都大賞典では気性的な問題は一切見せなかったあたり、
さらにワンランク上の領域へ脚を踏み込んでいるのかもしれないが・・
ここ2年2、3着と相性の良さを見せるダンスインザムード。
内ラチ沿いをスルスルと抜け出す形で十分な見せ場を作った。
その一方で、牡馬相手となるとどうしても勝ち切れないのも事実。
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メンバー構成を見る限り、ここ数年と同じくスローペースは免れそうにない。
札幌記念を33.5秒で差し切った3歳馬アドマイヤムーンに、
緩い流れを切り裂く力があるか。
こと単純な瞬発力比べになれば、古馬が相手でも通用しそうだけど。
毎日王冠で東京初勝利を決めたダイワメジャーも、
最後の1Fがかかる展開が向いたのは確か。
よりレベルの高い決め手勝負だと、どうしても劣勢は否めない。
それはオールカマー2着で出走権を獲得したコスモバルクとて同じ。
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では、チャンスのある伏兵とは?
ひとつ、上がりの勝負に自信のある馬。
正直な大外一気ではなく、馬群を捌くスペックのある馬。
折り合いに不安のない馬。
そこで浮上してくるのがスウィフトカレントだったりする。
正直、実績は足りていない。
だが、休み明けの小倉記念でイン強襲を決めた一瞬の脚は破壊力十分。
スタートがあまり巧くないだけに、
後方で流れに乗り切れないまま終わってしまう恐れも覚悟しておくべきだが、
鞍上の不気味さも手伝って一発の魅力にあふれている。
決して勢いのある伏兵ではない。
だからこそ、あまり評判にもなることはない。
昨年のヘヴンリーロマンスもそうだが、
本当に大仕事をやってのける馬は戦前、牙を隠しているものなのだろう。
≪天皇賞 主な出走予定馬&騎乗予定騎手≫
△アサクサデンエン―――58藤田伸二
▲アドマイヤムーン―――56武豊
△インティライミ――――58佐藤哲三
・・カンパニー――――――58福永祐一
・・コスモバルク―――――58五十嵐冬樹
☆スイープトウショウ――56池添謙一
◎スウィフトカレント――58横山典弘
・・ダイワメジャー――――58安藤勝己
○ダンスインザムード――56北村宏司
・・ハットトリック――――58岩田康誠
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